<< 緑の中のキノコ 雨の中、染色。 >>
Iさんのブルゾンになる生地。
f0177373_20545635.jpg
ジャコブウールと、南部茶で染めた絹糸。
緯糸にはそれに古式ゆかしい(!?)久米島式まわたつむぎ台にて私が手つむぎした、車輪梅グレーのマーブル糸とタッサーシルク。
久米島式まわたつむぎ台、私たちの大師匠である 故 宗広力三氏が晩年愛用していた道具です。
結城のように、節のないキレイなつむぎ糸をつむぐには不向きでして。
そのかわり(今は帽子まわたを買って使っていますが)
たまたま繭が少しばかり手に入った折など・・・私がつくった、ヘタクソな角まわたでも糸にする事のできる、
実に自家織物にピッタンコの泥臭さが大変気に入っています。
真っ白なまわたを、糸にしてから染めるというのが主流ですが、イワサキではまわたを先に染めてから、何色か合わせてわざとマーブルにつむいでいます。
糸つむぎは私、(エツコ)の趣味みたいなものでして・・・。
ただただ・・・手指だけでつむぎだすマーブル糸。着尺向きの3~6匁くらいの細いものから
極太手編み糸以上の太いものまで・・・こんなふうにこのつむぎ台を使いこなしているのは、
日本広しといえども、たぶん私だけよ~ん。と、ちょっとだけ自負しています。(笑)
この生地の場合、中太くらい。太くなればなるほど、腱鞘炎になりそうになるくらい(!?)手首が疲れます・・・。
おばあちゃんになったら、着尺用ばっかりつむぐようになるでしょうね・・。
わりと近い将来かもしれません・・・。
by senshoku-iwasaki | 2009-06-24 22:15 | ekka
<< 緑の中のキノコ 雨の中、染色。 >>