<< 書家の、小熊廣美さんの。 明日から河口湖町にあるギャラリ... >>
AP-28の張替え。
f0177373_2065773.jpgiwasakiの応接間!?に鎮座する3つの椅子は、デンマーク
のミッドセンチュリーデザイン。クマ一家なのです。
20代の終わりのころ、たまたま出会った『ベアチェア』という
椅子が、本当にクマの上に乗っかったみたいに(どんな?)
座り心地が良くって。ウェグナーなんて名前も知らなかったの
だけど・・どうしても欲しくなって・・。こういうビョーキは、大抵
クニヒサも同時進行。中古とはいえ、ビンボー染織作家夫婦
に手が出せるような価格ではなかったものの。
2週間ほど二人で大いに盛り上がり・・10年後にアレが似合
う暮らしを目指す為の買い物にしよう!とワケのわからぬ
言い訳を自分にして(笑)意を決してお店に尋ねると、なんと
売却済み。そのときに、「あれはベアチェアといって、お父さ
んなんだけど、ミニベアという子供と、ママベアと呼ばれる
お母さんがいるから見ます?」と・・・。
たしかにお父さんの面影のあるミニと、どこか色っぽいママ。
おんなじ張り地のグリーンが、なんとも発売当初(1954年
頃らしい)の明るめの色で愛おしく・・・。その日はとりあえず
ミニだけ連れ帰ったものの・・・。置いてきてしまったママが
気になって結局、ママとママと同色のオットマンまでウチに。
それから4年後には、1950年当時と同じ仕様でリペアされ
たお父さんも我が家にやってきて。フカフカのパパに比べて
やはりママの座り心地がいまひとつ。さすがに半世紀を経て
ウレタンが磨り減ったみたいで・・。リペアといってもなぁ・・
かかるだろうなぁ・・。
f0177373_2073580.jpgチョット聞いてみるだけ・・・?ベアチェアの張替えをするとき
に、ファブリックが日本製のものではウール100%に近い
ものが無くてデンマーク製にしたものの。これがイイのは
よーくわかっているのだけど(笑)。もしかして日本製で
安くて理に適っている新素材なんてのがあったら・・それ
もアリ!?とか思ったりもしたのだけれど。・・・結局。
デンマーク製の生地サンプルが届きました。
この生地も。そして今回の修理の見積もりも。高くは無い
のだというコトはたぶん、誰よりもワカッてはいるのです。
ただ・・イワサキ家にとってはヒジョーに大きい(涙)。
でも、これからの何十年と・・ママは働いてくれるのかと
思うと、そろそろお召し替えもイイのかな・・と。
半世紀働いたわりにはキレイなファブリック。ママの
抜け殻はあとでいただくコトにしました。洗って、裂き織り
のマットでも・・アタシの半幅帯にでもしようかしら!?
来年の春の工房展には、若返ったママベアが皆様をお迎え
できそうです・・・。
by senshoku-iwasaki | 2011-11-17 20:22 | iwasakiの持ち物
<< 書家の、小熊廣美さんの。 明日から河口湖町にあるギャラリ... >>