アフリカの『クパクロス』は、椰子系の素材で織った生地
に刺繍をして・・さらにパッチワークをしたものだけど。 その『クパクロス』のような、素材感のある織物にしたくて。 クニヒサが今回手がけたのは、赤城の節糸の質感を最大限 に引き出すため・・ギマシルクとの交織で、『昼夜織り』という ちょっとクラフト的な技法(!?)で織ってみました。 表と裏で色の出方が逆転します。 同じギマシルクを使って、ケースメント『white rice』を クニヒサがはじめて作ったのは11年前。 『white rice』は表裏はないけれど、今回は・・・ クニヒサ祭り(!?)表があって、なんと天地もあり(笑)。 織り上がった生地を、バーが通るようにかがって仕立ててと 頼まれたものの。まるで息子の絵を見せられたような・・・。 「エツコさん、逆です!そっちは下です、一応。」クニヒサ。 天にはバーが通るように、地には錘として板を入れて完成。 でも、お好みで逆でも大丈夫なように仕立てました!(笑) 3月28日から3週間、新宿伊勢丹5階の『特選和食器』の コーナーに展示されます。
by senshoku-iwasaki
| 2012-03-26 00:17
| 纏う布・暮らしの布
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