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紬着尺・『視覚詩・Ⅲ』
f0177373_20213673.jpg以前に、二家本さんからわけていただいた大島紬の絣糸
大島紬は、紬といってもつむぎ糸ではなくヨコ糸も生糸。
産地の織物の材料を、どうやって活かそうか?と思ったとき
に『iwasakiらしい自家織物』というコトだけは外せません
で。大島の絣糸は細めの生糸、ならば一緒に合わせる
タテ糸は玉糸でもより、節感の強い赤城の節糸を使って
ヨコ糸にはまわたのつむぎ糸で、フシとカスリとマワタの
トリプル仕立て!?
タテとヨコに散らした絣糸が、小さな文字のようにも風の
ようにも葉っぱのようにも・・・。そうそう、言葉のようだと。
新国誠一の『視覚詩』という、詩のスタイルに惹かれて。
今まで作ったこのシリーズは、グレーバージョンと小豆っぽい
茶系バージョン。ともに泥大島の茶系の絣糸でしたが。
今回使ったのは、白大島の絣糸。タテとヨコの地色は、白茶
にグレー。よーく見れば、ちっちゃい格子。遠目に見ると
無地。ぱっと見どうってコトないけれど、じっと見で『仕事』
が見えてくる・・・といいなぁ・・と。
この反物から、絣糸を締めた職人さんや、赤城で感覚的に
(これはとても難しいワザだと私は思います!)太い原糸を
ひくお母さん方・・・そしてそれらの糸を染めて糊づけして
グルグル・・木枠に巻いて整経してたて巻きして・・はたに
かけて手織りした、iwasaki夫婦が・・。『じっと見』でチラ
リとでも見えたら『iwasaki的自家織物』の成功でしょうか。
by senshoku-iwasaki | 2012-04-20 22:20 | 着尺・帯
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