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三渓園での『夏じたく展』で。
f0177373_2071323.jpg全身iwasakiをお召しくださって、ご来場のKさま。

お着物は、昨年の『夏じたく』に出品した生紬、
『サヤサヤルルル NO.3』は清流のイメージ。
「わたしは熱がりだから、夏はキモノは着ないのよ。」
って、ずっとおっしゃっていたのだけれど・・。
『夏じたく』で私が着ている、生紬を繁々とご覧になり
5月から9月まで・・・その日の気候に合わせて長い間
着ることができるコトなどにも興味を持ってくださり・・
「イワサキさんの、渋いお色のものは以前作っていた
だいたから、今度は明るいお色のものに・・・」と。

Kさまと私(エツコ)は、たぶん好きなモノが似ていて。
自分で作っていても、技法や素材が面白いと思って
作ったりしていたりもするので・・色柄など全てが自分
の好みかというと、そうじゃなかったりするのだけれ
ど。Kさまが「コレ!わたし好き!」って選んでくださっ
たモノは、どれも個人的に私が大好きなモノばかり。
それらを、こうしてステキに着こなしてくださる姿を
拝見させていただく度に・・・

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あぁ、iwasaki夫婦の二人よがりだけじゃなかった・・・
と、つくづくホッとするのです(笑)。

帯は、宮坂製糸さんではじめて『銀河シルク』を見せていただ
いたときに、このツヤを活かした「白なんだけど白じゃない」
八寸をつくろう・・という思いで出来た、山形斜文の帯地。
白いダイヤが、左から右にどんどん小さくなっていきます。
このシリーズも、ヨコ糸の素材や色を変えたり、ダイヤを作らず
杉綾で織ったり・・・と、Kさまのこの帯のあとに少しずつ変化
しているシリーズです。

「せっかくだからね、今度は透け感のある夏向けの八寸を・・
と思って。」と、新作の模紗の八寸を手にしたKさま。
視線の先に久保紀波さんの、絞りの墨染めの薄麻のキモノ。
「とうとう今年は、盛夏も着てみようかしら!?」
にこやかに微笑むKさまに・・・思わず「イイですね~!!」

『夏じたく展』で、半襟や帯留め・・・などなど。
今年ではなく来年、再来年・・といったスパンで、いろいろな方
とのコーディネートを見せていただけたけるのも、他では得られ
ない喜びなのです。
by senshoku-iwasaki | 2012-05-25 22:10 | 着尺・帯
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