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sunrise 2013 spring
f0177373_20192263.jpg昨年登場した『sunrise』のシリーズは、たくさんの色の絹糸
を挿しながら全体をぼかしたように織る、織りでないと出来な
い『ボワーンと感』を、日の出の頃の一刻一刻の光や影を
イメージしながら出したものです。

秋から冬にかけては、何色かのつむぎ糸を合わせてほっこり
させた風情のものを織っていましたが。年明けからサラッと
させるために、糸使いを変えてみました。
ヨコ糸には、細めの生糸、セリシンを少し残した生糸、そして
つむぎ糸・・。こう見えて、7丁もの杼を使って無地の部分を
形成していたりするのです。

本来えらく時間がかかるのだけど、娘が入院していたときの
私(エツコ)の集中力は自分でもビックリ(笑)。
なんせ、時間が経つとグラデーションの流れが止まってしま
う気がするのです。一日クニヒサと替わってもらった日には
トイレにも食事にも(この私が!笑)機からほとんど立つコト無
く・・・ひたすら一筆書きのように織りまして。
エスキースもない、設計図なんてもちろん作らない、思いの
ままの『sunrise』。新しく出来たサラッとした5本と、ほっこり
した数本を、来週からの新宿伊勢丹での『春のクラフト展』に
出品いたします。


f0177373_20202647.jpg色柄は当然全部違うのだけど、それだけじゃない・・・
同じ絹でも風合い、質感の違い。ぜひ触って、纏って感じ
ていただきたいです。

今回の伊勢丹には、この『sunrise』のほかに、新作の
『parade』のシリーズ、楊柳のストールも新作が加わり
ます。

集中集中!・・・と、全部違うショールやストールを織って
いた私(エツコ)でしたが。一昨日から取り掛かっているの
は一転、かなりストイックな白い帯地。
なんだか・・・
手と目が慣れるまでにもう少しかかりそう(笑)。
iwasakiのショールやストールは、イロイロな色が入ること
でアクセサリーのように使ってもらいたい・・・との思いが
ありますが・・着尺や帯は逆でして。帯などは特に色味を
抑えて(息を潜めることで)本体のキモノを引き立てながら
存在感を織りで出したい・・・と思い制作しております。
どちらもiwasaki。
帯、着尺は関東では5月の『日本の夏じたく』展で。

2月27日~3月12日までiwasakiは出展しております。
伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。
『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』
by senshoku-iwasaki | 2013-02-22 22:08 | 纏う布・暮らしの布
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