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新作440シリーズの九寸帯地は、『王様の宝石箱』。
f0177373_1948246.jpg吉野格子にぼかしの絣。
これも故・宗廣力三氏のオマージュとして作ってみました。
前回は丸紋でしたが、今回はブロック状でボワーンと動きが
でるタイプ。絣がかっちりハマってしまうと、動きが無くてつま
らないのだけど。絣足を長めにぼかすことで視覚的に立体感
が出てくるのだと気づかされました。
離れてみると、赤だけグリーンだけ・・を勝手に眼が追って・・
赤やグリーンが大きなダイヤのようにも見えてくるのです。
440シリーズ、偉大な師匠のリスペクトなので時間がかから
ないワケがないっ!(涙)。二人掛かりでデザインからつくり
方から手順から・・・あれやこれやスッタモンダの日々(笑)。
大師匠のこういった仕事をほどいてみると・・・。
デザインがどうこうとか・・そういうコト以前に、大師匠は眼の
錯覚を楽しんでいたのだなぁという気がしてならないのです。
次にかかる440シリーズは、前回の丸と今回のブロックを
併せ持つ、チームiwasakiの新境地を目指したいなぁ・・と。
やってみないとワカラナイ、やってみても益々ワカラナクナル
工藝って、こういうコトなのかなぁ?
『イヤイヤまだまだじゃ・・・』これは天の声?

最終的に織るのはクニヒサですが。
キッチリとした吉野格子に、前とお太鼓にこの絣が入って。
キラキラと煌く、王様の宝石箱になっているとイイのですが。
by senshoku-iwasaki | 2013-05-06 20:54 | 着尺・帯
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