先週から私(エツコ)は、チョット
だけウェイティング状態でして。 何を待っていたかというと、これ から取り掛かる・・綾織り着尺の 最終的な色だったり、段取りだっ たり。ご注文いただいている、綾 着尺は、サンプルしかなかった にもかかわらず3反も。コレは、 ゼッタイはずせないし、ドキドキ ものです(汗)。こんなときは心 鎮めて・・糸繋ぎ。過去に織った 着尺の切り糸をひたすら繋ぎ。 「あれ?かぁちゃん、コレやって るってコトはひょっとして忙しい ?」息子。「察しがイイねぇ。」私 「挑む山の頂が高いほど・・・ 遠回りしたくなるダメなタイプなのだわよ。」私。 「三浦(雄一郎)さんとは違うんだねぇ。かぁちゃんも。」息子。 「まぁ世の中、三浦さんみたいな人ばっかりだったら・・・それはそれで大変だわねー。でも見習いたいものだわね」私。 「オレさぁ、学校で『朝読書』って時間があるんだけどさ、1時間目がめんどくさい科目ほど楽しいのよ。読書が!」息子。 「でも時間たっぷりあるからって、読書が楽しいかっていうと・・・そうじゃないってワケだ。」私。 「そーゆーワケってコトは、オレも『かぁちゃんな人生かぁ・・・』息子。 ムムム・・・なんじゃ、『かぁちゃんな人生』って?いやいや・・・こうやってね、いろんなコト考えながら糸を繋げていると フツーの糸より面白い糸になる、面白い織物が出来るんじゃないかって予感があって。その楽しい予感が面白くって。 いろんなコトを面白がれる人って、もしかしたら三浦さん級の面白い人生かもしれませんですぞ。少年よ。
by senshoku-iwasaki
| 2013-06-02 20:46
| 岩崎のある日
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