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有刺鉄線のような繋ぎ糸。
f0177373_20232454.jpgクニヒサ、空とにらめっこしながら・・晴れ間が出れ
ば次にかかる吉野格子の着尺のヨコ糸に糊付けを。
雨なら木枠に上がった余り糸を、カセ上げ作業。

そうだ!ついでにコレも。

綾織りの紬に取り掛かる前に、10日ほどひたすらに
繋ぎまくった糸。着尺を織るときに出る、織りつけの際
の10センチ、織り上げの際の25センチの切り糸。
Mさまに以前から・・・私(エツコ)が、暇をみつけては
ちまちま繋げている糸で着尺が欲しいと言ってもらっ
ているので。今まで繋げた糸と合わせてどれくらいに
なったのか、カセに上げるコトに。
今回は、お正月にMさまと打ち合わせさせていただい
て、この繋ぎ糸をタテ糸として散らそうという計画。
これだけ繋げてあると、どうしても繋ぎ目からぬけ易い
ので・・・古い自家織物でもタテ糸に使われているモノ
は、あんまり見た聞いたりしたコトがないので。
カセに上げてから、糊付けをしてトライする予定。
このカセ、枠周1.27メートルで1000回転。
それで・・・。出来上がったカセは、合計5カセ。一反
分で使うタテ糸の、だいたい3分の1ほど。


f0177373_20235732.jpgなんかチョッピリにしか見えないんだけど。
これだけでざっと計算すると、21,000回は繋げている
コトになり・・・。18反分くらいの切り糸を、はた結びし
てこれだけ、ってコトかぁ・・・。
グレー系の多いiwasakiらしい繋ぎ糸。生糸だったり
玉糸だったり、太さや撚り具合も微妙に違います。

この間、息子には『三浦雄一郎さんとは違うんだねぇ』
ってつくづく言われたけれど(笑)。
この繋ぎ糸の全長を考えると、エベレストだって近づ
いちゃうかも!?
いやいや・・・まだまだ、ちゃんと織物になるまでは!
なんせ、体力が無いですからね、大きく迂回しまがら
ゆっくりゆっくり・・・山頂を目指します!
命の危険は、全く心配要らない機織り登山ですが。
by senshoku-iwasaki | 2013-06-27 22:16 | 素材
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