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ルーツを辿る珍道中。その3
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小鹿田の里を後にして、日田に泊まった翌日は豆田町を散策してから、福岡・朝倉市菱野の三連水車を見て・・・
熊本・山鹿へ。
山鹿といったら、山鹿灯篭祭りが有名ですが。とにかく混雑を避けて・・・何もない時期に。
明治に建てられた芝居小屋、八千代座近くで車を止めて。母に車椅子に乗ってもらって外観をみんなして『おおぉ~』と
口を開けて見ていると・・・。「シャッター押しましょうか?」と美しいお姉さんが。まるで稲荷神社から神様のお使い!?
「ハイ、みなさん笑ってくださいね。イヨッ!日本一!」娘は嬉しそうにクックック・・・。
「八千代座、見学されますか?」お姉さん。実は、母が一番見学したそうな顔・・・。
「母は足が悪いんですけど、大丈夫でしょうか?」「館内用の車椅子ありますので大丈夫ですよ。ご案内しますね。」
たまたま他に見学者もほとんど無く・・・ほとんど貸切のようにじっくり丁寧にご案内してもらって、母も大満足。
それにしても明治43年に山鹿実業界が組合を作って建設・・・というけれど。なんとモダンな!
桝席・座敷席の畳敷きで傾斜があって、舞台がよーく見える仕組み。スッポンと呼ばれる、花道の仕掛けや廻り舞台。
当時はガス灯だったというシャンデリアも、同じカタチで当初からあって戦中に金属提供で取り外され修理工事で復活と
のことで。天井広告も建設当時のものを、忠実に再現したそうだけど今も健在のお店が何軒か存在するというのもスゴ
イことだなぁ・・・と。はて・・30年前に母と祖母とで山鹿を訪れた際には、気付かなかったなぁ・・・と思ったら。
昭和40年代に経営不振で閉鎖、その後昭和60年代に復興期成会が発足して現在に至るそうで。
全国から支援金が届いて・・・重要文化財となったのだそう。一体、明治からどれだけの人の心を動かしてきたのかし
ら・・・。歴史を刻みながら、生き続けるコトの難しさや素晴らしさを教えてくれた八千代座でした。

・・・にしても。
九州はどこに行っても美味しいなぁ。
移動中も、豆田町の『水饅頭』やら、熊本の『いきなりだんご』、『山鹿羊羹』は羊羹といってもお餅みたい!大分の『鳥からあげ』は、砂ずりもなんこつもみんな・・・美味しかった~^^
夕ご飯はどこに行っても、旅館でたっぷりごちそうなものだから、お昼はできるだけ『地元っぽい』スポットでテイクアウトしたものの。鳥からあげのときには、どう注文したらよいのかドキドキ(笑)。
ニッポンは広し・・・と痛感しました。                  

このあと・・・戦中母たち一家が疎開していた、植木方面に向かい・・・植木温泉で泊まりました。    つづく・・・。
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by senshoku-iwasaki | 2013-08-01 22:50 | 岩崎のある日
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