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septemberみたいな女性。
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から譲り受けた本。
9月になって、嵐が過ぎ去って、何事も無かったみたいな爽やかな青空を見ると、
なんでか思い出しちゃう・・・魅力的な女性、Mちゃん。
25年前、郡上で一緒に染織を学んだ仲間のひとり。あのときのメンバーでいまだに織物に関わって
いるのは・・・たぶん、ほんの数人。
染織学科のほとんど女子だもの。結婚をして、出産、子育て、親の介護だったり・・・と皆、それぞれ
忙しい日々を、それぞれ一生懸命送っているので・・・今は、機織りどころじゃない人も。
Mちゃんもそんな一人かなぁ・・・。あるとき突然、「学生時代の染織関係の本とか・・・まわたとか
テキトーに送るから、使えるモノがあったら使って!」と。その後「子供を連れて引越ししました。」って
差出人住所が無いんだけど、とびっきり笑顔のハガキが届いて。Mちゃんらしいなぁ・・・と。
そろそろひょっこり出会えそうな気もする、ネコ娘のようなMちゃん。

郡上のあとに、ウールや染めの勉強もしていたらしい内容の荷物の中にあったこの本。
これだけが異色な感じで入っていて。Mちゃんらしいような、らしくないような・・・?って、そのときは
思ったんだけど。・・・そうだった、Mちゃんは一番最初に織った格子が黄色ベースで。
「『レレレのおじさん』みたいでカワイイ!」って言ったら、嬉しそうに「私、こーゆーの好きなの。」って
言ってたっけ。ずっと好きだったんだなぁ・・・。黄八丈みたいな織物が。

こちらは1978年出版の技法書で、平織りや『まるまなこ』と呼ばれる山形斜文などが載っており・・・
白黒写真で当時(か、もう少し前の)、作業中の様子があるのだけれど。それがビックリするくらい
古い!感じがする昔のニッポンの写真なのです。なのに見本で添付されている、山下めゆ氏の
本場黄八丈の生地は、今も昔も変わらぬ美しい織物で。
時代がどんなに変わっても、変わらないように進化しつづける努力って、やっぱり大切なんだと
勝手に解釈してしまった私ですが(笑)。
iwasakiでも黄八丈の技法を取り入れた帯なども今までにも作ってきました。
この秋の新作の着尺、地紋シリーズもそうなのです。
これから・・・黄八がテーマ、みたいなiwasaki新シリーズを作りたいなぁ・・・と思っております。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-18 21:20 | iwasakiの持ち物
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