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2013・秋冬バージョン、『sunrise』。
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私(エツコ)は取り掛かっていた、模紗のマフラーがひと段落して。
秋冬バージョンのシルクショール、『sunrise』に掛かっております。

春夏バージョンのときには、さらっと薄手にしたかったので・・・セリシンを少し残した
細めの生糸を用いておりましたが。
秋冬タイプはふわっとボリーム感も出したいので、まわたのつむぎ糸と生糸を2,3本
合わせて使っています。

『sunnrise』は、昨年から作っている大きなぼかしのショールですが、初めはもう少し
作り方が違いまして。どちらかというとデザインが先行のものでした。
このショールにちょうど良いと思われる、ちょっと太めのつむぎ糸をデザインイメージ
のカラーに染めて・・・それをデザイン通りの寸法でぼかしながら織ったのです。
それはそれで悪くはなかったのだけれど、作っていて何か物足りなく思えて・・・。
もともとは日の出の頃の、刻一刻と変わる日差しや木々の色の移ろいから発想した
シリーズだったので、グレーだって、赤だってグリーンだって一色じゃないなぁ・・・と。
つむぎ糸には太い細いがあるけれど、それだけじゃなくて一越しごとに糸質の違う
ものを入れると、凸凹感のあるテクスチャーが生まれるし。

結局・・・。
当初考えていたよりもずっと時間のかかるモノになってしまいましたが(笑)。
iwasakiならではの、『無二の日の出』になったと思っています。

着尺も帯もショールもの、よろず織物iwasaki。しかもクニヒサは、規格を変えた着尺や帯
やショールを考えるのが好きな人なので・・・。つむぎ糸だって、7匁6匁5匁・・・と太さ
もイロイロ半端に残ったものもありますし、生糸も玉糸も太さはイロイロ。
二人で仕事をしているので、着尺を織りながら次にかかる帯のタテ巻きをして・・・
といった順序立てをしているので、着尺を午前中に織り上げて午後から隣の機に移って
帯にかかる・・・といったコトもしばしばでして。
どーゆーわけかクニヒサ、小管(こくだ)にヨコ糸を巻いたまま・・・というケースが多々。
そういう少しの糸たちもこの『sunrise』には重要な戦士たちです。
まずは大まかに色と糸の目星をつけて。決めるのはそれだけ。
木枠にチョット残った、タテ用の生糸も。
最高の箇所に使い切るコトを念頭に、一期一会の『sunrise』。日々刻々と変化しております。
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こちらは紬を織ったときの、ヨコ糸のまわたつむぎ糸。
紬はヨコ糸が足りないとアウトなので(笑)多めに用意するため半端が出ます。大管に巻いてスタンバイ。
by senshoku-iwasaki | 2013-10-22 21:14 | 纏う布・暮らしの布
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