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次にかかる生紬『スターフルーツシャワー』
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今年元旦、初日の出を拝みながらの・・集落の新年互例会に出かけたクニヒサを待つ間に
降ってきた(!?)今年のiwasakiのテーマ。もちろん希望のイメージだけれど(笑)。
いつものことながら・・・その辺にあったチラシの裏か何かに思いついたイメージの断片を。
●江戸小紋のような縞、格子。
●グラマラスな格子と、柳腰な縞。
う~ん、格子のほうはトロピカルな三姉妹がイイかなぁ・・・。
スターフルーツグリーンに、マンゴーオレンジ、スウィートライチっていう感じかな。
となると、細い縞のほうはキリッと小股の切れ上がった・・・小粋な雪女的三姉妹ね・・・
なーんて、どこまでも落書きな企画書がありまして。
企画段階では、夏向けの生紬の着尺のつもりで書いたものだけど。
元日の、初めての仕事の話で
クニヒサの好きなギンガムチェックも組み込んだ今回の企画に、クニヒサも乗る気。
なんだけれど・・・・。
こればっかりは、キモチと現実がナカナカうまく噛み合わないものでして(笑)。
着尺3反は、チョット時間的に厳しいかなぁ・・・とか。
九寸帯地規格でなら着尺より短いし、作りやすいのかなぁ・・・とか。
寄せては返す波のように・・・二人でそれぞれ進めている仕事をやりながらずっと考え中。
14日のあの大雪の日に、スキー教室から戻ってこれなくなった息子の学校からの
連絡を待ちながら・・・九寸の帯地規格でいこう!というコトになり当初の格子よりも大きく
デザインを書き換えていたのだけれど。
それから3日間・・・二人して雪掻きに追われながらもアタマの中がグルグル・・・。
まずはスターフルーツで。
クニヒサ4日目に糸を多めに染色をしたあと、またふたりで雪掻き。
なんせ、屋根が大きいものだから雪がどんどん落ちてきて、家が埋まるしガス管が心配
だったりと。以前防災用に町から配られた、ヘルメットを被ってサングラスしてシャベル。
「エツコさん、やっぱり着尺にしましょうっ!」ホイっと雪を放ってクニヒサ。
「売れないかもよ(笑)。」私。
「それは帯でも同じでしょう。
ステキな在庫もないと、いざという時に勝負できないって聞きましたよ。」クニヒサ。

昨日はまた雪かも!?の予報が変わったので、雪掻きはもうやめて。
実際のサイズで糸の本数を考えながら・・・デザインをまた書き換えて。
何度も「エツコさーん、ココ大事ですよー。寝ちゃダメですよー」のクニヒサの声が(笑)。
眼を閉じると、真っ白で眩し過ぎる雪の壁が襲い掛かってきて・・・疲れが・・・。
そうなの。そうなの。
一番大事なところだった・・・。フリーズしている場合じゃないわね、と生き返り。

本日クニヒサ、無事整経終了です。
by senshoku-iwasaki | 2014-02-20 21:14 | 工程
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