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Aさまの格子着尺。
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昨年ご注文いただいてから・・・何度も考えて。
Aさまとも何度も打ち合わせさせてもらって・・・やっと出来ました!
格子は、タテとヨコの交差のバランス。
縞と段を・・・クッキリさせたりボンヤリさせるコトでより、深みが出ます。
シンプルなものだからこそ、一本線にするか二本線にするかとか・・・
似ていても明度の違う金茶にしようか・・・とか。
イロイロ・・・考え甲斐のあるのが格子でしょうか。
だからといって、『考えられてるなぁ~、この格子。』なんて見た目でスグわかっちゃうなんて
ゼッタイに無いのが、哀しいかなでも、それこそが織物の醍醐味なのでして。
(もしそんなコトがあったら、たぶんその格子はキモノとしては着にくい格子だったりと・・・)
Aさまは、それをよ~く解ってらっしゃる方なので。
クニヒサ、今回はこの格子のなかに緯吉野を散して、光の凹凸感も取り入れました。
控えめではあるものの。
なんとも上品な格子になりました。
紬など先染めの織物は、カジュアルなものですが。
吉野格子に代表されるような『間道』となると、また別格のものになりまして。
織物のなかでも、格子となればよりカジュアルなイメージを持つ方も多いと思いますが。
今回のAさまの格子は、別格の『間道』と、カジュアル格子のちょうど中間にあるもの
になったのではないかと思います。
iwasaki、『レレレのおじさん』のようなカジュアル格子も大好きですが、
今回のAさまのような、控えめに・・品格のある格子ももっと作りたい!
と、二人してつくづく思いました。
なのですが。
織り上がるまでに大変時間がかってしまって・・・。
Aさま・・・申し訳ありませんっ!!(汗)。
by senshoku-iwasaki | 2014-04-13 21:25 | 着尺・帯
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