一昨日やっと織り上げて、昨日は房をヨリヨリと。そして湯通し・・・。 今回のショール『sunrise』、真夏でもベタッとしないように・・・ 生紬で使った、セリシンを残した細い生糸と、練った生糸、 そしてまわたのつむぎ糸・・・と、絹糸なんだけど風合いの違う絹を タテ糸にも、ヨコ糸はほぼ一越ずつでグラデーションをつくっているものです。 ふわっと、さらっと、ちょっとシャリっとひんやり・・・。艶やかだったり、艶消ししたり。 絹って、いろんな顔があります。 もちろん、iwasakiの織物も。同じようでもみんな違います。 それは今日という、はじまりの朝のように。 昨日の続きのようであり、続きじゃない、曇ったり、ときには土砂降りのキモチだって あるけれど・・・。必ず明るい朝日が昇ってくるように。 おととしから、もう30枚は織ってるけれど。その都度糸も、色も、風合いも。 1枚だって同じものはありません。 今回は3枚のsunrise。どんな朝日に見えるかは、見る人のキモチで違うかも。 今週末(になってしまった!・汗)の三渓園での『日本の夏じたく』で。 最新のiwasakiのsunrise、ぜひ纏ってご覧になってくださーい!!
by senshoku-iwasaki
| 2014-05-19 20:48
| 纏う布・暮らしの布
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