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iwasaki+飯島桃子コラボ九寸帯地『snow flower』
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今年のコラボは、iwasakiの緯吉野九寸帯地に・・・。
昨年の、八寸帯地に刺繍・・・というのも滅多に無い、いや、あんなのはゼッタイ無いっ!
という自信はあったのだけれど(笑)。
「今回は九寸なら、それは有りがちなんじゃないの?」なーんて思う、iwasaki夫婦のような
ひねくれやさんも唸る(ハズ)の、凹凸感ハンパ無い(笑)贅沢な帯になりました。
あえて平織りじゃない、ボコボコした緯吉野の帯地でお願いして。
飯島さん、たぶん・・・もの凄く刺しにくい生地だったのでは?と。
「ん~・・。刺しにくいといえば・・・そうですかねぇ・・・。
ただ、凹凸があるから・・チャコはのらないので、印つけに型を彫りましたョ。」飯島さん。
やっぱり、かなり・・・手間の掛かった一品であるコトに間違いはないようです。
伸びやかで、フワーンとポワーンと弾ける、飯島さんの雪の花。
冷たいけれど澄み切った、白い冬を待つ季節にも。
まだまだ寒いけど、日差しのなかに近づく春を感じる季節にも。
いやいや、過ぎ行く冬を名残惜しむ季節にも。
(あれあれ、『夏じたく』でのコラボだったのに、夏以外の季節だったじゃんっ!・・・って・笑)

写真はお太鼓部分ですが。
飯島さんのこの雪の花、前柄には3つ咲いておりまして、ひとつ真ん中に大きな花が。
締めると、その大きなひとつが半分だけ見える・・・心憎い配置。
見えていない部分が、見えているそれをより、強い印象でひき付ける気がします。
中学のときにだったかなぁ・・・。
国語の先生が「心打つラブレターとは、いかに『好き』という言葉を使わずに相手に
自分の、底知れない愛情の深さを伝えるもの。国語力です。」って言っていたのを思い出しました。
飯島さんの『刺繍力』によってiwasakiの『織物力』も見えてくる(・・・といいんだけどなぁ・笑)。
サイコーのコラボになったと喜んでおります。
by senshoku-iwasaki | 2014-05-27 21:20 | 着尺・帯
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