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湯のしから帰ってきた、新作九寸帯地は『杉綾の間道』。
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九寸で杉綾・・・は、久しぶりでして。
確か12年ほど前に、墨色のかなりストイックな無地の杉綾九寸をクニヒサが作りまして。
そのあとに綾織りのチョット・・・複雑なゆらぎのある九寸を織って・・・以来、10年振りくらいかも。
今回のイメージは、『記憶のどこか・・・片隅で見たコトあった!?いや、なかった!?』です(笑)。
外国の絵本の中とか、クッキー缶とか、デットストックの服地とか・・・。
初代の杉綾のときもそうでしたが、あんまり『和モノ』っぽくないというのがテーマだったりします。
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平織りのときよりもタテ糸密度があるけれど、ヨコの段もハッキリ見えるのが綾織りの特徴のひとつ。
縞の中で杉綾の山が、大きくなったり小さくなったり。
光のチカラも借りて・・・よーく見ると、見えてきます見えてきます・・・。地色の中にも縞が。
縞に添えた、茜色の一本線。細いローズのライン。
ミントグリーンがベースのものと、アイボリーが入ったものの2種類の『杉綾の間道』。
こちらの帯地、タテヨコともに長野の宮坂製糸所さんの糸でして。それもかなりマニアック(笑)。
タテ糸には諏訪式座繰り生糸。ヨコ糸には上州式座繰り玉糸の組み合わせ。
もちろん、どちらも熟練の手作業で生まれる糸です。
じーっと見で、その僅かな糸感の違いまでわかったら・・・そんなあなたは、iwasaki以上に
それはそれはスゴ級のマニアです!
9月4日からの、染織こうげい・神戸店での展覧会に初お目見えいたします。
by senshoku-iwasaki | 2014-08-24 21:48 | 着尺・帯
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