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銀河絹の山形斜文八寸帯地・『ターコイズブルー』と『インカローズ』。
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この夏の、私(エツコ)の妄想の旅のキッカケとなった・・・銀河シルクの八寸帯地二種。
昨年はヨコ糸に、光沢のある・・・柞蚕(さくさん・主に中国の野生の繭)糸を使って
『真珠』、『白金』、『黄金』に、『ルビー』と『エメラルド』という宝石シリーズを作りましたが。
今回はマットな、iwasakiではおなじみのキビソ糸。
キビソ糸とは、緒糸とも呼ばれ・・・生糸をとる際に、繭の糸口を捜すときに出る繊維
から作った副産物的な絹糸で。昔は柞蚕糸とともに、B級とされていた糸ですが・・・
今はどちらも高騰しており、決してB級ではありませんが。
iwasakiは、ギラっとさせたいときは柞蚕糸を、マットに銀河シルクの艶を引き出したい
ときにはキビソ糸を・・・と、使い分けております。
今回は美しくカットされた宝石というより、荒削りのパワーストーンといった風情。
キビソ糸は、太い細いがはげしく不安定。
だから、山形斜文のダイヤも尖がってみたり、丸っこくなってみたり。
眼の錯覚も加わって・・・いろんな風に見えたら嬉しいなぁ・・・と。
アタマの中では・・・鳥になってエーゲ海の上を、羽ばたきながら(!?)織ったこの帯も。
染織こうげい・神戸店さんの展覧会に出品いたします。
by senshoku-iwasaki | 2014-08-25 20:39 | 着尺・帯
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