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兄の舞台と、出版のお知らせ。
今年の『日本の夏じたく』で、三渓園内の古建築で能楽イベントをしました兄、
鈴木啓吾がシテを勤めます。
今年は国立能楽堂で、『道成寺』です。
チケットのお申し込みは明日の、平成26年9月23日(祝・火)午前10時より
一乃会にてお受け賜りいたします。

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「第15回 一乃会」 

<日時>平成26年12月20日(土)午後2時開始
<場所>千駄ヶ谷・国立能楽堂
<番組>
 お話    林 望(作家・国文学者)
 仕舞「野宮」観世喜正・「砧」観世喜之
 狂言「塗師平六」 野村萬斎・野村万作・高野和憲

 能 「道成寺」 シテ:鈴木啓吾、ワキ:森 常好、ワキツレ:森常太郎・舘田善博
          アイ:深田博治・竹山悠樹
          笛:竹市 学、小鼓:観世新九郎、
          大鼓:亀井広忠、太鼓:観世元伯
          地頭:長山禮三郎、主後見:永島忠侈
          鐘主後見:観世喜之、狂言鐘後見:野村萬斎他
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それと・・・もうひとつ。
鈴木啓吾は、私(エツコ)の実兄なのですが。
彼は大学時代にお能の世界に魅了されて・・・まったく外から能楽師になった人でして。
兄がすっかり心奪われたお能なのですが、当時中学生だった私(エツコ)には全くワカラズ。
哀しいコトにそれ以降・・・30年後の今も尚・・・でして(涙)。
そんなチンプンカンプンな私のような人も、舞台が少しでも楽しめるように・・・。
毎回演目のあらすじや、兄目線による(!?)解説・・・『幕のむかう三軒兩隣り』という
(当初はたしか・・・兄の手書きコピーだったような・・・)作文を、平成6年の公演より・・・
足掛け20年!観客の皆さまにお配りしていまして。
それがこのたび一冊の本になりました。
兄はいつでも『一所懸命』。その日、その舞台を全力で生きている人。
20年前はもちろん、『幕のむかう三軒兩隣り』が本になるなんて思ってもいなかったわけで。
ここに載っている演目全て、兄がシテを勤めさせていただいたものなのだと思うと・・・
兄が歩んできた、30年の道のりを・・・なんでか自分に重ね合わせてしまって(笑)ウルウルです。
とかなんとか言って・・・何度か読んでるハズなのに、相変わらずチンプンカンプンでゴメンね、兄ちゃん!

能のうたー能楽師が読み解く遊楽の物語ー
   観世流シテ方能楽師・鈴木啓吾 著
        発売:平成26年10月上旬
        B6並製カバー 400頁(カラー口絵付) 本体価格3,200円
        ISBN:978-4-7879-6817-3
        発行:株式会社 新典社

お近くの書店でご注文いただけましたら嬉しいです。あっ!図書館にリクエスト・・・なんてのも大歓迎です!
by senshoku-iwasaki | 2014-09-22 23:01 | いわさきのつながり
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