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2014 『shawl,shawl,soul』。
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「エツコさん、『sunrise』とは違うんですよね?」クニヒサ。
「うーん。たぶんきっとかなり違う(笑)。」私。
「え~っ!?ぱっと見、かなり似てますが。・・・って、
私が経てたタテ糸も『sunrise』とは変えてますけど。」クニヒサ。
「平たく言いますとですね、アタシの魂の思うがままが『shawl,shawl,soul』なのに対して、
織物的に・・・アタシのちょびっとしかない思考を駆使してつくるのが『sunrise』なワケよ!」私。
「要はエツコさんの筆が走る・・じゃなかった、杼(シャトル)が走るのが
『shawl,shawl,soul』なワケですね。」クニヒサ。
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『織物的』。これってホントに難解なモノでして。
20年以上織物に関わって・・・やっぱりワカルようでワカラナイ、大袈裟に聞こえるかもだけど。
『愛』のようであり『平和』のようでもあるのが、私にとっての『織物』なのです。
だからどこまでいってもたどり着けない『夢』でもあります。

昨年、そして今年と。
20年ぶりに行った小鹿田焼の里で、以前では考えられないほどの大勢の買い物客で溢れていて。
最近になって・・・世の中が空前の『民藝』ブームだったのかと気づかされまして。
私たちはブームというのがキライなので、流行には逆行したい派なのですが(笑)。
そういえばそのブームの中に、織物が入ってないなぁ・・・と。
特に手織りがその中に入れない理由が、『見た目』と『手間と時間』と『価格』にあるのだと。
例えば焼き物なら・・・。
九谷焼のような工芸的なモノと小鹿田のような民陶雑器との違いは、ぱっと見でもわかるけど。
織物となると・・・。
緻密な組成で、金銀糸を散したような贅沢なモノと、木綿のぼこぼことした素朴な着尺が
価格的に同じか木綿のほうがお高い!というコトが多々あります。
もちろん、それには理由があって。綿から育てて、種を取ってキレイにして・・・
そこから糸を紡いで織物に・・・となると、それはそれは膨大な時間のかかるもの。

iwasakiは、結成当初から『民藝』的な庶民の織物をお手本に、なるべく今現在『生産』されている
糸を使って、手織りでしか伝えられないモノづくりを目標としています。
手織りでしか伝えられないんじゃないかなぁ・・・と、私(エツコ)が勝手に思っているコトはたぶん、
考えてはいるんだけど、あんまり考え過ぎず、自分の魂の声を聞きながら魂を吹き込むコト。
私はバカなので(哀)、売れそうなモノとか世間のジョーシキとか・・・なるべく無理してオトナな選択
はせず、本能のままを意識するように心がけていたりします(笑)。
そうするコトで、iwasakiらしいモノになっているような気がするのです。
あんまり代わり映えしないiwasakiの織物。
だけどこう見えて、愛と平和と夢がイッパイ詰まったソウルフルな織物なのなのです。
by senshoku-iwasaki | 2014-11-08 23:06 | 纏う布・暮らしの布
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