iwasakiの八寸帯をしてお出でくださった方々。
制作年代はイロイロなのですが。 こうしてお召しくださっているお姿を拝見させていただく度・・・感激しつつ、 芸風の変わらないiwasakiも感じつつ(笑)、感謝の気持ちでいっぱいです! Nさまは、日本刺繍の飯島桃子さんとのコラボ帯を。 ナチュラル系のカラーがお好み、とおっしゃるNさまに飯島さんが刺した葉っぱは ややパステルっぽいお色味で。当日Nさまが着ていらした、桜色の少しシャリ感のある 織りのお着物にピッタリのコーディネイトでした。 「最近キモノから少し離れていたんです。久しぶりに着てみました。」とおっしゃるKさま の帯は、クニヒサが青木間道をモチーフに八寸帯地を作り始めた初期の頃のもので。 8年ほど前になりますが、乳灰色から墨色系の色味にハマって(笑)しつこく作っていました。 久しぶりとは思えないほど・・・Kさまにピッタリ寄り添っているように、私には見えました。 Sさまのヘリングボーンの帯も、Kさまの帯と同じ頃・・・。 ちょうどこの頃からモノトーンで、かなーりさっぱりしたシリーズをクニヒサ、作っていたくせに。 「こ、これは私が織ったんですよね?新鮮で。もう一度、こんな感じのものを作ってみようか と思います。」とクニヒサ。 作った傍から忘れちゃうのは、私(エツコ)だけではありませんで、クニヒサもでした(トホホ・・・)。 ダブルボケのiwasakiですが、また新たな気持ちで同じようなんだけど・・・チョット違う 新作を作り続けたいと思っておりますっ!! 皆様のお召しのお姿や、ご感想がiwasakiの何よりの励みになります。 こうしてお召しいただいたiwasakiの織物に再会するたびに・・・いつも思うのですが。 工房で機にかかっていたときよりも、織り上がったときよりも、お召しの状態が格段にイイ! のです。これはゼッタイなのです。それを毎回・・・再確認させていただく度に iwasakiの織物が、『使う』コトを目的としたiwasaki的に理想の、『なんてことない』織物に 近づいているんじゃないかなぁ・・・と思えるチカラを頂いているのです。 まだまだ・・・しつこく(!?)がんばれそうです。 Nさま、Kさま、Sさま、ありがとうございました!!
by senshoku-iwasaki
| 2015-04-21 21:27
| 着尺・帯
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