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絹と苧麻と楮糸の緯吉野八寸帯地。
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神戸のTさまからご注文いただいたこの帯地。
もともとは半巾帯で制作したものでした。
自然布と呼ばれるような、木綿以前の天然繊維の織物は
土地土地の風土に根ざした『産地』のものですが。
iwasakiは、いつかどこかのだれかが・・・ありあわせの素材を工夫して
生きるために作られた、たくましくて美しい織物をお手本にしているので。
『産地』では作らないような、交織も面白いと思って以前から・・・そういった
素材が手に入ったときに作っています。
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この半巾帯、私(エツコ)が先月の『日本の夏じたく』で締めておりました。
いつもは、新しい規格の帯地のサンプル的に私用の半巾として・・・(強度や
締め心地を試すために)使っているので。販売用は4メートルで制作して
いるのに対して、3メートルくらいだったり・・と寸足らずのコトも多いので専ら
貝の口ばっかりの私ですが(笑)。
お婆ちゃんのような、職人スタイルとしての着物が大好きなのもあります。
しかし、なんとコレは正規品!今度は長くてぇ~と困っておりましたら・・・
着付けをしていただきました。
確かに。
こういう結び方をすると、生地がたっぷり見えますので。
素材の質感がより、見えてきます・・・。Tさまが半巾ではなく、八寸で欲しい
とおっしゃってくださったのもこういうことだったのですね。
八寸なので半巾のときよりも、緯吉野の巾を大きくして。
絹だけのバージョンで今度は・・・秋らしい新シリーズに取り掛かっております!
by senshoku-iwasaki | 2015-06-15 21:31 | 着尺・帯
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