『絞り絣』第3弾は、絣自体は大胆なんだけれど・・・。 実は一番括る部分が多かった、私(エツコ)の利き腕泣かせの一品。 絣で言うなら、逆括りですね。(でも大好きな燃える行為です・笑) 一度、木綿糸で約11メートル(帯2本分)を織るのも今回が3回目の私。 カラカラカラ~(シャトルを走らせて)トントンと、普段は筬づかは二度打ち をしますが、仮織りはサクッと一度打ち。チョット勝手が違います。 それでも1回目よりも2回目、2回目よりも3回目・・・と仮織りも上手くなりまして(笑)。 3回目は仮織りは一日で済み、タテに6回屏風たたみをして紺色のギザギザ部分を 残して全部括りました。そこからクニヒサが紺を染め、今度は括った部分をひとつ 飛ばして解き、ブルーを染めて。 元々タテは、グレーとオレンジっぽい金茶を経てているので・・・ブルーを かけた部分がグリーンに見えて、不思議な感じになりました。 そして仮織りの木綿糸を抜きながら・・・最終的に織り上げるのはクニヒサ。 この第3弾は、綾織りにしてみました。 染めと織りの中間のような・・・がテーマの『絞り絣・corona』3部作。 1作目はちょうど染めと織りが5:5な感じ。 2作目はタテの縞を強調して・・・染めが4、織りが6くらいになりまして。 この3作目は、私たちにとってミョーに安心感がありまして。 きっと織りが7くらいに感じるからでしょうか・・・。こんな感じのタテ絣もあるのですが、 絣では出来ない際のモワモワ・・・としたコロナ。 かなり気に入ってしまいまして。ただ・・・今は、ふきんを絞るのも痛い私の右手首(涙)。 染織こうげいさんで、お客様の反応があったらイイなぁ・・・。 しばらく手首はお休みさせて、またまた変化させたいと・・・。 性懲りも無く(!?)・・・次のイメージは出来ております!(笑)。
by senshoku-iwasaki
| 2015-10-12 21:32
| 着尺・帯
|
ファン申請 |
||