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440シリーズ4作目は。
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伊勢丹での展覧会に、間に合わせたく・・・。
デザインは年明けには出来ていたのだけれど。
実際に、機に糸がかからないことには進められない・・・チームiwasaki。
440シリーズは、偉大なる師匠へのリスペクト。
5年前に、大師匠の吉野格子の中に丸紋のずらし絣から始まって・・・
今回は、大師匠の『練り上げ文様』に挑戦したく。
まずは『藍花』という、水性インクで絣を括る場所の印をつけて。
んー。やっぱり。
結構括る箇所が多く・・・これもまた、難問です。
大師匠は、帯地でも総柄でしたし、平織の着尺でも制作されていた『練り上げ文様』。
チームiwasaki二人掛かりですが、お太鼓と前柄のみでのチャレンジです。
それでも絣の量は、かなりありまして。
ヨコ糸の越し数を数えて、絣糸にする小さなカセを作りまして。
たくさん回転させれば、絣を括る量は減りますが・・・染めるときに色を染めたい場所
にキチッと色が入りません。
効果的に、だけど決して技術の盛り過ぎを感じさせない大師匠の仕事。
作品集でそういった過去の作品を見るたびに、・・・大師匠は、どうしていたんだろう?
その謎と、その奥深さが少しずつ紐解かれてゆく感じを、体感させてくれるのが・・・。
iwasakiにとっての440シリーズなのです。
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絣の種類は3種類。
あー。間に合うかなぁ・・・。
毎回・・・織ってみてはじめて気づかされるコトがいっぱいありまして。
括っている間も・・・ひょっとして、こうしたらもっとこうなる・・・?が出てきます。
織りながら、走りながらでないと生まれてこなかったとしか思えない、
大師匠の『織り脳』を、ほんのチョットずつ垣間見るコトが出来る・・・難問シリーズ。
まだまだ・・・ガンバリます!
by senshoku-iwasaki | 2016-03-17 22:10 | 工程
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