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iwasakiにおける他力本願は・・・。
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仏教用語の意味とは違うかもしれません。
他力は、仏さまだけのチカラに限らず・・・iwasaki織物を支えてくださる他者のチカラ。
でも八百万の神さま、仏さまを信じていますからね、八百万のチカラでもあります(笑)。
そこにiwasakiが精一杯の仕事をすれば、織物力溢れるiwasaki以上のチカラになると
信じているし、実際に25年近くやってきて実感もしているところのものです。

この銀河シルクの山形斜文の八寸帯地・『白金(しろがね)と青磁』は、イトノサキさんのオリジナル。
イトノサキの畔蒜さんからのリクエストで、控えめなこの色目のツートンは、ベースのシルバーグレー
から前柄とお太鼓で青磁色に変化します。
どちらかというと、iwasaki夫婦ともに・・・お太鼓柄よりも全通のほうが好みだったこともあって・・・。
こういうツートンは、初めてでしたが。ほほぅ~。なるほどぉ~イイじゃん。知らなかったなぁ・・・。
カラーだけで変化させるって、もっと単調になるかと勝手に思い込んでいたというコトに気づかされた
のです。一方行の思い込みだけは、なるべくしたくないっていつも思っていたのだけれど。
単調になるどころか、織物力が増して見えます。。。
ここからまた、新しい細い(!?)道が見えてきた気もします。
畔蒜さん、ありがとうございました。

シルバーグレーと青磁色といえば・・・。
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クニヒサが今日整経(せいけい)していたのは、Eさまご注文の・・・緯吉野と平織りの着尺。
Eさまの青磁色は、ターコイズブルーでもグリーンよりのブルー。
うんうん。っぽいっぽい。Eさまの雰囲気が漂い始めました(・・・と思っているのは私だけかも・笑)。
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この着尺の大元は、以前Aさまのご注文で格子の紬なんだけれど、カジュアル過ぎず控えめに・・・
垂れもののような光もあるような・・・。から出来た着尺がありまして。
それをご覧になったSさまが、これのブルー系で・・・。とご注文くださり。
緯吉野の入った、九寸帯地『入り江の波』を見ながら、こんな感じで着尺が欲しいです・・・とおしゃって
くださったEさまが、着尺のサンプルのなかから「コレのお色違いがイイかも!」と手にしたものが
Sさまにお作りした格子の着尺でして。
ぐるぐると。
わらしべ長者のように(!?)他者のチカラを授かりながら・・・もっともっと!iwasakiの仕事を高めて
いきたいと思っております。
by senshoku-iwasaki | 2016-06-16 22:53 | 着尺・帯
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