ほんとうに。 夢じゃなかった。夢が叶いました。ほんの一時だったけど。 日置先生は、若いときに京都の超老舗の呉服店に就職されて。ご結婚を機に郡上に帰られたころ・・・ 故・宗廣力三先生に手伝って欲しいと声をかけてもらったのが昭和39年の出来事。とお聞きして。 郡上紬を、産地の織物としての初期設定に大きく大きく貢献された御仁。 私たちが染織を学んだ学校の先生ではなかったのだけど。 私にとって日置先生は、大きな大きな師匠なのです。 日置先生に会っていなかったら、今の暮らしはきっと出来なかった。日置先生ご夫妻が憧れだったから。 機にかかった織物たちを見て、工房を見て。 「えっちゃん、えっちゃん達はほんとにええ仕事しとるよ。今日は本当に来てよかったよ。」日置先生。 いつかきっと。 こうやって夢は、突然叶うのですね。 せっかくの魔法だったのに、ビックリのほうが大きくて。今年の仕事を見てもらうことも忘れて・・・。 もっとキチンとお掃除をして、私もこんなゆるゆるの仕事着じゃなくてお迎えしたかった・・・(涙)。 全ては後から気がつきました(笑)。 人生を変えてしまうほどのご縁は、細い細い絹糸で。 大師匠と日置先生を結んだように、iwasakiと日置先生も結んでくれています。きっと。 日置先生をグッと近くにまた・・・感じながら、これから気を引き締めて仕事に専念いたしますっ!
by senshoku-iwasaki
| 2016-12-04 00:11
| 岩崎のある日
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