吉野格子の中に、ぼわーんと丸ひとつ。今回マルは、前とお太鼓にひとつずつのリクエストがありまして。ひとつずつだから、絣括りの量は少なくて済みますが。。。自称ククラー(括らー)の私(エツコ)にとっては、なんか物足りなくもありますが(笑)。少ないからこそ、お互いそれぞれ掛かっている・・・帯地を織りながら、合間に小カセに分けて。合間に括って、合間に染めて、こうして合間に括りを解きまして。解き終わったらすぐ、クニヒサにバトンじゃなかった、絣をタッチ。ぼわーんとした、春の月のようなマルは絣足をばわーんとぼかした絣と、ぼかさない絣を1越しずつ入れるコトで生まれます。大師匠が生み出した丸紋の技法。故・宗廣力三先生へのオマージュとして、iwasakiのカラーで制作しております。3月29日~4月4日まで開催される、伊勢丹新宿店でのグループ展でのお知らせも込めて(!?)3月1日から伊勢丹新宿店呉服での伝統催事でもあります『帯楽展』に、出品いたします。一昨日どうにか織り上げまして・・・。超特急で検品をして。iwasaki、いつもお願いしている郡上の湯のし屋さんに送りまして。。。間に合うとイイんですが(汗)。
by senshoku-iwasaki
| 2017-02-23 21:42
| 着尺・帯
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岩崎 訓久・悦子
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