<< 仕上がったばかりの、今年のブラ... とうとう10月に入って・・・。 >>
最新の八寸帯地には・・・。
極太のガッチガッチのコレ、国産のキビソ糸です。
iwasaki定番の山形斜文の八寸帯地のヨコ糸にしているキビソ糸の約3倍くらいあります。
現在iwasakiでは中国のキビソを使っているのですが、国産のものもお願いはしてあるのですが・・・。
他からの注文も多くあるそうで、ナカナカ使いやすい太さのものが手に入りませんで。
ならば。
この極太でしか出来ない、手織りでないと扱いきれない規格の、新作にして次なる定番を目指したく。
f0177373_20334356.jpg
ガッチガッチは、絹のたんぱく質であるセリシンによるもので。
これをどれくらい落とすかが、大きな大きなポイントになります。
キビソは、練りすぎるとホワホワになり過ぎて・・・帯には使えなくなりますので。
また、染めるときにも気を付けないと柔らかくなってしまうから。
そのあたりも考えて・・・灰汁で練りまして。
f0177373_20332162.jpg
染めあがった、紺と白茶。
この規格を思ったのは、Aさまからもう・・・10年近く前からリクエストされている三つ崩しの八寸。
フツーに作ってしまうと、三つ崩しは糸の細さからよーく見ないと・・・三つ崩しに気づかない
無地のようになってしまうから、Aさまがイメージしている三つ崩しのサイズ感と合わず。。。
ずっと考えあぐねていたもので。

iwasakiにリクエストくださるときには、定番として制作しているものならばご注文としてお受けさせ
ていただくのですが・・・。まだ制作したことの無いものですと、考えさせていただいて。
それがこうして長引くことも多々(笑)。でも決して、忘れて長引いているわけではないのですっ。
新たな糸を目にする度に、これはあれに向くかな?と大体二人して同じコトを考えていまして。
このキビソを手にしたときに、イケルかも!と同時に・・・でもチョット難しいかなぁ・・・?とも。
でも。いまだに、やってみないとワカラナイことだらけなので。

かなーり味わい深い、でも好き嫌いが分かれそうな(笑)、魅力的な新作がちょうど今・・・。
生まれ始めております。染織こうげい・神戸店さんでの展覧会で初お目見えとなりそうです。




by senshoku-iwasaki | 2017-10-03 22:05 | 素材
<< 仕上がったばかりの、今年のブラ... とうとう10月に入って・・・。 >>