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グルグラーと、おりこー。
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「それではエツコさん、後はよろしくお願いします。」
教会の布を織り上げた夫は、さっさと機から降りて・・・。
今日は、次にかかる帯の糸のりづけにかかってしまった。
染織iwasakiではよくあることで、一枚の織物のなかで織り手を替えることは絶対しないけど、
ショールなどは、長く経糸をたてておいて、何枚か夫が織って、残り何枚かを私が織ったり、
逆だったり・・・。10年以上こんな感じで仕事をしているので、織りあがったショールをどっちが織ったものかも お互いわかんない・・なんてこともしばしば。
教会の布の経糸は、赤城の節糸。以前、「赤城のマーガレット」を制作したときとほぼ同じ規格。
未精練の赤城の節糸の、ハリを活かして2008年バージョンの「赤城のマーガレット」。
新作が2枚くらい織れるかな・・・?
そうそう・・私。経糸を準備する整経(せいけい)という作業もとんとせず、夫の担当。
糸にのりづけするのも(これも乾きすぎないうちに、しょっちゅうパンパンとカセをさばかないと、ムラにのりがつき後々までひびくので・・・結構大変。冬は冷たいし。・・・なので)ほとんど夫の仕事。
のりが乾いたら、今度は木枠にグルグル数えながら巻き上げるんだけど、これまた単調なくせに間違えると厄介な作業でして(笑)。「グーグル」の精鋭社員さんは、「グーグラー」と呼ばれていると聞き・・・「お父さん、グルグラーだねっ!」と、木枠に上げる作業も夫におまかせ。
その後も機に糸がかかるまで、面倒だけど間違えられない作業は続き・・。
綜絖(そうこう)という、穴に糸を1本ずつ通す作業、筬(おさ)という櫛のようなところに糸を通す作業・・こんなことも夫の仕事。・・・・あれ!?私って・・。めんどいことはなにげに逃げる、
織り子(おりこー)さんです!

エツコ
by senshoku-iwasaki | 2008-08-01 20:28 | 工程
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