カテゴリ:岩崎のある日( 276 )
山の水源。
2週連続でやって来た台風の後に・・・。
糸染めにコーヒーに、はたまたカメのお水と。大変お世話になっている、工房の山の水が!
ピタリと止まってしまいまして。
日曜日に水源地まで様子を見に・・・連れて行ってもらった(!?)クニヒサ。
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「いやぁ・・。兄さん方が健脚で。ピョイピョイずんずん大股で、登っていくのよ。
それもしゃべりながら、笑いながら。もうこっちは、ついていくのがやっとだからね~。」クニヒサ。

まだ町水道がこの集落に来ていなかった頃、山の岩清水からパイプを通して各家庭に引いて。
「そりゃぁもう!その時に、劇的に便利になったんだよ。」頼りにしているご近所のお母さん。
ここは高台の集落なので、蛇口をひねれば水が出るというのは本当に有難いことかと・・・。
亡くなられたご主人が結婚をしたときに、新妻の為に引いた水でもあります。ご主人は山師で。
お父さん世代がみな、町の工場勤めをはじめても林業に生き、炭を作り、田畑を耕して。

この岩と岩の間から、ポコポコと水が湧いているそうで。
私(エツコ)は、行ったことはありません。。。なんせ山は今かなり荒れていて。倒木で道なき道に。
先達が引いてくれたパイプも老朽化している上に、シカなどの獣が乗って割れてしまったり。

今回は幸い、大したコトではなかったみたいで。
兄さん方に直してもらっている間・・クニヒサは少し足場の良いところで落ち葉や枝のお掃除を。

冬になると。
私はムショーに山が欲しくなります(笑)。
手の入っていない杉を払って、薪になる堅めの雑木を植えたいなぁ。
山ヒルが怖いので、春から秋まではちっともそんな気にならないのだけど。。。

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今年は何だかずっと慌ただしくて。
夏のうちに薪の準備が何一つ出来なかったから。キリギリスになってしまった気分。
薪ストーブは諦めて。
せめてほのかな温かさを求めて・・・。川合さんの囲炉裏テーブルに炭が入りました。

さっそく我が家に届き始めた山の水を、吉田美保子さんから頂いた大きな鉄瓶に。
しゅんしゅんと言い始めたらお茶の時間です(笑)。

クニヒサは健康診断の結果と、今回の山登りでも運動不足を痛感してしまったらしく・・・。
機から織りて綾棒を動かす動作にも、スクワットを加えながら(笑)。
チラッと見たお皿の羊羹に、「今日はお茶だけにしておこうかなぁ・・・?」


by senshoku-iwasaki | 2017-11-07 22:34 | 岩崎のある日
『只此の一つ』。
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雑誌『民藝』を知ったのは10代の終り、郡上での学生時代の頃。
当時は定期購読をして、バックナンバーも気になる辺りから求めて。
帰省のときは、神田の古本屋街でクニヒサと古い号を探したり。
南部町に暮らしてからも、時々・・・持ってない古い号がネットに出ていたりすると買ってしまいます。
八百万の神様を信じている私(エツコ)ですが、最も影響を受けていて。
たぶん死んで肉体は滅びても(笑)、この思想は私の中に残っちゃうんじゃないかなぁ?と。
毎日ではありませんが。時々手に取ってパラパラと読むと、その都度新鮮で。

その日たまたま手にしたのは、柳悦孝さんの吉野格子の八寸帯地(・・なのかなぁ?)ざっくりとした、
まるでヨーロッパの、素朴なクロスの刺繍のような吉野格子が表紙の、昭和36年の12月号。
この年の5月に、柳宗悦さんがお亡くなりになった年でして。私はまだ、この世に影も形も無い年です。
そこに遺稿として『只此の一つ』というお話が。
 ー 今朝、ふと隣室のラヂオから私の病室に、英国の民謡「ホーム・スヰートホーム」が聞こえて
来ました。- 
で始まる、宗悦らしい分かりやすい言葉で宗悦も大好きなこの歌は、当時からざっと半世紀ほど前に
イギリスのアデリナ・バッティーという歌手の十八番で、バッティーといえばスヰートホーム、
スヰートホームといえばバッティーと言われるほど、聴衆は聴きたがり、またバッティーもそれに応えた
という話から『只此の一つ』に活きると、何を作っても悉く美しくなる・・・それはつまり作り手の
『只此の一つ』の心が美しさの源をなしているといえましょう。という内容でして。


その晩、夕食のときにクニヒサにその話をして。
「たぶんさ~。前にも読んだのかもしれないけど、へぇ~って思ってさぁ~。『ホーム・スヰートホーム』
ってどんな曲?って思ってググってみたら、『埴生の宿』なのね。つくづく本当に首尾一貫な生き方だと
思って・・・。」私。
「はにゅうのやど?って何?」クニヒサ。
「えっ!?うっそ?『埴生の宿』だよ。♪ルルルールルルル~」鼻歌で私。
「益々ワカラナイ(笑)。」クニヒサ。
「かぁちゃん、オレもワカラナイ。」中3息子。
「かぁつんの鼻歌で育ったから、しょーこ音痴になったんだわ!」中1娘。
「何をおっしゃる、おサルさんよっ!あーたは生まれたときは、おっぱいも忘れて死んでるんじゃないかと
思うくらい寝続けて。動き出すようになったら、今度はあまりにも運動量が多くて(笑)、突然バタンと
これまた死んだんじゃないかと思うような電池切れで。どこでも爆睡して・・・。
あーたには子守歌も、お休み絵本の読み聞かせも。あたしゃ、何もしてないわよ。あれ!?もしかして。
あーたのジャイアンばりの音痴がバレたん?」私。
「そーなの。しょーこのことモンチッチって呼ぶ男子がいてね。ま、スルーしてたんだけど。
今日音楽でさ、合唱練習でそいつの近くで。歌い終わってボソッとしょーこに、『オンチッチ』って。
敵ながら上手いコト言うなぁと思って、不覚にもブッって笑っちゃったんだよねぇ~。
したら、すんげぇドヤ顔してて。
でもみんなモンチッチ知らないから、ディスられた上に、しょーこがスベったみたいな空気になって!
最悪でしょ~。」娘。

結局。
『埴生の宿』メロディーを聴いても、我が家では誰も知らず。。。
「誰でも知ってゐる曲」と宗悦が記述してからざっと半世紀。
モンチッチは、私が小学生だったからざっと40年・・・。
「みんなが知ってる」は、いつかモヤモヤと・・・みんなの記憶から消えてしまうかも!?だけど。
この『民藝』のスピリッツは、きっとずっと時を超えて引き継がれて。
『只此の一つ』は、宗悦の魂なのかもしれないと改めて読み返したりして。
この号、興味深くて。
この年の民芸館展入賞者に、大師匠の名前を見つけて。
織物の部の、柳悦孝さんの講評の中に、~この郡上の宗広さんの仕事は一番織物の玄人の仕事となって
きている~とあり、若かりし日の大師匠が、ここから駆け上がっていった様子が浮かびまして。
きっと。毎日苦しくて、楽しかったに違いありません。
それは今のiwasakiも。





by senshoku-iwasaki | 2017-10-31 21:59 | 岩崎のある日
夏の終わりの来客。
ちょっぴり過ごしやすくなって、カメちゃんは外で日光浴(!?)中。
私(エツコ)は、緯吉野の九寸帯地を・・・2本目は、ムーミン谷の12月って感じだなぁ~なんて。
いつもの如く、勝手な妄想をしながら織っておりますと。。。
あれあれ、我が家の土間をピョコピョコ歩くのは・・・ひょっとしてクワガタ?
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いつの間に?どこから入ってきたの?結構立派なサイズでございますが・・・。

我が家の土間は、カメちゃんも寛ぐ場所だけど。今までにもヘビやトカゲ、雨が降れば沢蟹も。
床下の板を突き破って(!?)アナグマがやって来たことも!

外と内との境があんまり無い、この土間は小さな虫や、それを追ってトカゲやヘビも。
今はクモが多くて・・・朝になると、いろんなところに糸が張り巡らされて。
お彼岸の頃まで続く、生命力溢れる我が家の土間です。

中3息子は、この写真を見て「あぁ、やっぱりミヤマクワガタだな。ここはミヤマが多いんだ。」
「へ!?そーかな?これはノコギリクワガタじゃない?」クニヒサ。
「いや、父ちゃん違うのよ。このバッファローのような角は、ミヤマでしょう。」息子。
ん~。どっちでもいいんだけど、なーんか、どこかテキトーっぽくて嘘くさいのが気になる(笑)。
息子は小さい時から興味を示したのは、ウルトラマンくらいなもので。。。
昆虫も鉄道もロボットもスルーだったから。
何かひとつでも彼にあったらのならなぁ。。。工業系とか向いていたらよかったのに。
「あ、母ちゃん、夏休み明けの模試が返ってきたんだけど。。。」
「げっ!!前回よりも下がってるし。あーた、どーすんのよ!」塾代返せと角が出る私。
高校受験が近づいて。
優でも秀でもない、普通の普通。
あぁぁ・・。並なのは、タネも畑もですけれど(涙)。
持って生まれた生命力の強さで、もうこうなったらそれだけで(笑)!!どーにかこーにか
進路を切り拓いて欲しいと・・・切に願う私。









by senshoku-iwasaki | 2017-09-14 22:45 | 岩崎のある日
今日から新学期も始まって。
我が家の、中学生の子ども等の夏休みも終わりまして。
慌ただしく・・・iwasaki家の夏が終わりました。
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23年間一緒に暮らしてきた2匹のカメちゃんたち。
夏場の暑い時間は、こうして少しひんやりとした土間で・・・活動的に動き回るのですが。
蔵前から戻った翌々日、キバラガメのキイロちゃんが眠るように天国に逝ってしまいまして。
昨年からおじいちゃんみたくなっていたのと、このところ食欲が全然無いのが気にはなっていたのですが。
写真は、残されたミドリガメのミドリちゃん。

カメはあんまり懐くコトがありませんので・・・。
それでも大事に家族として過ごしているつもりなのですが。
「ミドリちゃーん!」といっても無反応。
キイロちゃんのほうは、亀の子だわしでゴシゴシ洗ってあげると気持ちよさそうにしてくれていましたが。
ミドリちゃんは、それはあんまり好きじゃないようで・・・(笑)。
カミツキガメのような形相で(笑)、未だに私に威嚇することがあります。。。

そんな、どこまでいっても距離感が近まらないカメちゃんでも。
私(エツコ)の喪失感は、どうも日増しに高まって。
やっぱり私には・・・イヌやネコは、ハードルが高すぎる動物だと再認識してしまう日々。

嗚呼、息子に娘。
もうすっかり子供たちも手を離れてしまって。チビッコだったときが、ただ懐かしく・・・。
こうなったら。
カミツキガメの形相で威嚇されても、無反応でも。
ミドリちゃんを溺愛しまくってやろう・・と、一人甲羅をなでなでする私。




by senshoku-iwasaki | 2017-08-25 22:44 | 岩崎のある日
夏の、10日間集中大掃除。
iwasaki史上初の10日間という、超(!?)大型連休を、無理矢理(笑)作りまして。
蔵前の増孝商店の上階に、来年からiwasaki一家が暮らすスペースを確保するための大片付けに。
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そこは、増孝商店が玩具問屋だった頃のオフィス部分であり、社員さんたちの更衣室でもあり、
応接室でもあった階でして。
本と人形が大好きなクニヒサの姉が、20年ほど前に結婚するまで過ごした部屋もあり・・。
玩具問屋を閉めてから35年ほど。私(エツコ)がヨメに来てから25年、恐ろしいコトに(笑)ほぼ
手つかずの物置と化しておりまして。

増孝商店時代のモノは、母に捨てる・捨てないを精査してもらって。
となると、ほぼ全部捨てる!を選択してしまうせっかちな母なので・・・。
ビンボー症の嫁は、「ババちゃん、それはダメです!使います!」
「エツコさん、ここは心を鬼にしないと片付きませんっ!」クニヒサ。
姉の本とお人形は、なんと40箱の段ボールとなって。せっせと上の階に運び込みながら。
ヘロヘロになりながらも、増孝時代のお宝たちを1階に避難(!?)させて。
エレベーター無しの、コンパクトな昭和の階段を・・・1階から5階まで。何往復したかしら(涙)。
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今回の一番のお宝は、亡き父が若かりし頃・・・それまでのMKマークの増孝商店のロゴに対して。
新しくデザイナーさんに作ってもらったという看板。「なんだけど、みんなにウケなくてねー。」母。
書類棚の裏から埃だらけで出てきまして。
ひょっとして、一番反応が悪かったのは母だったりして。

母が使っていた事務用机は、TOYOの1969年製。
「父つんたちが生まれた年でしょ?カッコイイじゃん、しょーこコレ使う!このロッカーも!」中1娘。
「でしょ!だよね~!書類庫たちも新居で使いたいと思って・・・。」せっせと磨きながら・・私。
「えぇ~っ!何もそんなきったいないモノ使わなくてもいいのにぃ・・・。」母。

3日かけて・・・どうにか床が見えてきて。粗大ごみも専門の業者さんに運び出してもらって。
10日間でどうにか空っぽに。
これでどうにか9月から・・・解体工事と改修工事をお願いできます。。。

昨夜遅く、南部町の家に戻りまして。
この雨続きに締め切った家は、なんだかカビ臭く・・・。そのまま掃除になりまして(涙)。
さっそく今日から巻き返し(出来るとイイんだけどなぁ・・・)の仕事を始めました。
築48年の昭和のビルと、築140年の明治の家と。
チャキチャキの母と、のんびりなヨメと子供たちと。
どっちの良さも手に入れる、贅沢なこれからになりますように・・・。と年季の要った神棚を磨きながら。
さてさて。
まずは今からの仕事が・・・。(汗)。




by senshoku-iwasaki | 2017-08-20 23:40 | 岩崎のある日
その手は千葉の(笑)、やき蛤。
大坂屋さんは、私(エツコ)が生まれ育った千葉市にある、老舗のやき蛤屋さんです。
実家ではお盆と暮れの季節になると・・・贈り物に、そして自宅用に。
呑兵衛の父はやき蛤があると、嬉しそうにいつもより更に(!?)呑んでいたのを・・・思い出します。

先日思いもかけず・・・千葉に暮らす上の兄から届いたのは・・・。
なんと!大坂屋さんのやき蛤の缶詰!
何度か登戸の本店に伺ったコトもあったけど、初めて見ましたっ!なんともステキなパッケージ♡
あぁぁ。にっちゃん(兄)もこのパッケージにやられて(笑)、私に送ってくれたのか・・・と。
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「おっかさんに頼まれて、大坂屋の入ってるペリエに連れて行ったのよ。そしたらひっそりと。
置いてあったのよ、この缶詰のギフトセット。オレも初めて見たんだけど(笑)。
手づくり感半端ないこの感じを見た瞬間、えつが浮かんで。おっ!あいつ誕生日じゃんっ!と思って。」兄。
「えぇ~っ!ウレシイよぅ。祝う歳でもない、アタシも48よ。人生50年よ・・・」私。
「おぉぉ。48か。オレも還暦間際なわけだ(笑)。」兄。
・・・なんて淋しい会話を、久し振りにしまして。

息子がまだ小さかった頃、「かぁたんとにっちゃんは似てる」と。「そお?どこが?」って聞くと、
「ポンコツ好きなとこ!」と言われたコトがありましたが(笑)。確かに面白いと思うツボは同じかも。
この缶詰めは、勿論ポンコツではありませんが。
手焼きの高級なやき蛤を、さも高級でゴザイマスなパッケージにせず・・・なんともアジアンテイストな
レトロなデザインの巻紙を張り付けているあたり・・・かなーり惹かれます。

『カモメ印』というのも。本店のある千葉市登戸のあたり、国道14号は兄の生まれた
昭和30年代は海で。大阪屋さんはちょっと高い所にあり、海辺のお店だったそうなのです。。。
私が生まれた頃には・・・もっと海の中だったところまで!団地だらけのニュータウンとなっていましたが。
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缶を開けてビックリ!ぎっしりと。なんと串焼きのあのやき蛤がキレイに詰められています。
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一缶に20本以上の、やき蛤。大坂屋さんのあのお味。
暑いこの季節、冷たいお茶漬けにもピッタリです。
旨味と郷愁がいっぱい詰まった、大坂屋さんのやき蛤。味だけでなく缶好きの私のハートまで串刺しに。


by senshoku-iwasaki | 2017-07-21 22:13 | 岩崎のある日
師匠の手紙。
日置先生は最近、墨絵のほかに版画を描いたりもされているので。
三渓園での『日本の夏じたく』展に、徳島で和紙を漉く中村功さんが出展されるようになった4年前から
味わいのある紙を、少し分けて頂いては日置先生にお送りしておりまして。

今年は紙漉きの一日の最後にしか出来ない、『サデ紙』と中村さんは呼ぶ紙を。
サデる、というのは方言で「落とす」という言葉らしいのですが。
もう漉くことが出来なくなった最後の液を、そのまま枠に落として一晩水を切って。
昔の紙漉きは、自家用としていたものらしいという・・・楮の皮の量も紙の厚みも違う、まるで太織りの
ような紙を送りましたところ、大変喜んでくださいまして。
先日・・郡上から好物の郡上ハムとともにこのお手紙が。
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先生のお手紙・・・。私(エツコ)、学生の頃より何度か頂いているものの。
まず一読では解読出来ませんで(オヨヨ・・・)。
3回読み返して、一晩寝まして。翌日また読んで・・・。
なので届きましたのお電話は、必ず翌日になってしまいます(笑)。
今回は、以前お送りした杉の紙に、梵字が書かれたものも同封されていて。
お手紙によるとその文字は、江戸初期の真言宗の澄禅(ちょうぜん)律師が書かれたものを写したとの
ことで。先生は、真言宗という厳しい戒律の中にあっても、梵字を美しいアートにまで独自に高めた・・
澄禅律師の規格外の美意識と、遊び心にとても惹かれているとありまして・・・。
中村さんのゴツゴツとした杉の和紙に、日置先生が手探りで作った杉の木のヘラのような筆で。

あぁ。
やっぱりどこまでも日置先生なのだなぁ・・・と。写しをしても日置先生なのです。
『超える』という言葉を大切にしていた、大師匠の宗廣力三氏もまた同じで。お二人とも既存の概念には
囚われない、柔軟さを持ち合わせた方々。先生のお便りで初めて知ったけど、きっと澄禅律師も。

日置先生のお便りは、常に進化していて。いつまでたっても追いつけません。

by senshoku-iwasaki | 2017-07-08 23:37 | 岩崎のある日
久々の南部町・本郷の千年桜。
先週の、娘の入学式から・・・ほぼ毎日雨降りで。
中3になった息子と、初めての制服で5年ぶりくらいにスカートをはいた娘と、一日だけ朝歩けたものの。
子供らにしてみれば、雨で車出してもらったほうが楽ちんだし、ゆっくり出来るのだろうけど。
それじゃ、私(エツコ)の運動にならないっ!(笑)
バス停までの1キロちょっと。途中の桜カーブで「あっ!せっかく桜咲いてるのに、カメラ忘れたっ!」私。
「なんで?」息子。
「だって来年はもう、この道みんなで歩けないじゃん。」私。
「それはこっちのセリフだよぅ。たった1年しかこっちの中学校に通えないのに、
部活決めなきゃならないなんて、ないよー。」いつもアニキのタイミングにテンション低い娘。
「あっ!来年といえば。本郷の千年桜、もう咲いたかも!」私。
「だから~。ババちゃんちの最寄りの中学には、女子ソフトテニス部が無いんだってば~。」娘。
「バス停までの1・3キロ歩くこと思ったら、他にも中学は2校くらいあるよ(笑)。」私。
「そーだよ。それにしょーこなら、ココの女テニなら1年でもそこそこ活躍出来るって。保障する!」
男子ソフトテニス部副部長のくせして、全然活躍したことないトホホな息子。
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久し振りに一日中晴れてた昨日。
アニキの学年は、3泊4日の修学旅行中。2年生は1泊の研修会。新入生だけ早下校。
クニヒサと20日からのこうげいさんでの展覧会を前に、実は大わらわなんだけど・・・。
バス停まで車で迎えるクニヒサに同乗しまして。
娘と3人で久し振りに、本郷の千年桜を見に行った夕方。
「美術部にして、チョットいい絵具とデッサン用の鉛筆セット買ってもらうのもイイなとも思ってたん
だけど・・・。(隣りの小学校からきた)Iちゃんにテニス部誘われてて。1年間でもIちゃんと一緒
もイイかなぁ~と思って。」娘。
「女の子って、環境が変わるたびに友達も替わるっていうけれど。できればそんな友達じゃなくて。
一緒に過ごすのはたった一年でも、ひょっとしたら一生の友達になれるかもしれないね。」私。
「まぁ、そうなったらもちろんいいけど。
そうなれなくてもイイね、兄ちゃんみたいに中学ライフを楽しめれば。」アニキと違ってクールな娘。
ここは人も少なくて。観光で来るような感じじゃないところが大好きでして。
県外からの車も、身延の桜見物の帰りに立ち寄る程度。
人知れずとも、千年花を咲かせるような人生にしたいもんだねーと娘と見上げて。
「かぁつん、今日は峠(のラーメン)のもやしって気分だわ。」娘。
アニキ抜きで立ち寄った峠のラーメンは、いつも裏切らない美味しさでした。





by senshoku-iwasaki | 2017-04-14 22:36 | 岩崎のある日
6年間が・・・
あまりにもあっという間に過ぎ去ってしまったと。
先日・・・娘の小学校の卒業式で、ほぼ後悔のキモチで娘を眺めていた私(エツコ)。
ふたつ上の、ダメダメアニキの時には、オヨヨ・・・と涙涙だったのだけど。
娘のほうは、生まれたときから手が掛からなかったものだから・・・。

気がつけば。
いつの間にか考え方や、趣味までも大人みたいになっていて。
5年間通った保育園を卒園のときには、ウサハナやキティのキャラものから一切卒業してしまって。
(娘のお下がりの、キティちゃんのメモ用紙やかきかたえんぴつは、私たちが現在も使用中・笑)
2年生からずっと彼女が自分で買って愛用している鉛筆は、トンボの8900。緑色の昔からあるやつ。
「なんで?」って聞いたら
「ダース箱のデザインがカッコイイから。」
5年生のときには3色ボールペンの、ジェットストリームの木軸タイプに目覚め・・・。
「なんで?」って聞くと、驚きの(笑)・・・
「経年変化を楽しめるから。」
経年変化って!?あーた生まれてまだ10年そこそこでしょーが・・・。
6年生になると、筆箱がステッドラーの革製ペンケースに。
「なんで?」って聞くと
「筆箱の中で、鉛筆やペンがガチャガチャ当たるのがイヤなの。」
中2のアニキのほうは、今でも新幹線のかきかたえんぴつも、娘が景品でもらったけど使いにくい
から要らないといった蛍光ペンも、定規も、プーマの筆箱も!平気で使用中なんだけど。

勉強はキライ。でもカッコイイ文具は、気分だけでも盛り上げてくれる重要なアイティムらしく。
机の上も下も引き出しも、鞄の中もぐっちゃぐちゃのアニキとは対照的に。
いつでも整理整頓、ファイリングもバッチリ。グッズも国内外のド定番セレクトで間違いないけど。
「それと勉強がデキルというのは、全然別問題なんだよねー。」他人事のように娘。

6年前の春の日が、なんだか急に懐かしくなってしまった私。
アニキとはまた違う、楽しい中学生活を送ってほしいものだわと願うだけの私。
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写真は2011年4月11日ブログにあげた、入学直後のころの娘と息子。
バス停まで1キロ。毎日歩いて、このころ軽度肥満だった息子もすっかりヤセに。(デブは私だけ・笑)
最近は二人ともこの1キロが速いっ!デブの母、ついていくのがやっとでゼーゼー(笑)。
まだまだもう一年、ここに暮らすうちは今年も朝は、歩き(遅刻気味でほぼ走っているのが現実)ますっ!




by senshoku-iwasaki | 2017-03-26 22:24 | 岩崎のある日
今年も御神楽。
昨日は、恒例の御神楽。
いつの間にか・・・御神楽保存会会員(笑)のクニヒサも。
ピーヒャラピーヒャラ、先週は毎晩公民館で練習の甲斐ありまして。
今年は笛の音も、グッとそれっぽくなっておりました。。。
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♪どっこいきまった!ケヤキの根っこ♪

今年はiwasaki家のある集落からの始まりだったので、おつまみを作る私(エツコ)も早朝から。
どんと焼き用のお団子は、前夜に作ってカッチカチ(笑)。
それでも自分のお習字や、お飾りの火に・・・じっくり炙ってどうにか食べた子供たち。
「風邪ひかないとかよりも、歯が丈夫になるおまじないのようだけど・・・。」息子。

ご近所の(何かと相談役の)おかあさんに
「去年も岩崎さんにお団子の作り方教えてあげようと思ってただよ。」
と、ふっくらむっちり、つやっつやのまん丸だんごのコツを教えていただきまして。
ふむふむ。
ちょっとだけ、腕を上げたような(気になった・笑)小正月。




by senshoku-iwasaki | 2017-01-16 21:50 | 岩崎のある日