カテゴリ:最中( 54 )
旅の真っ最中。大三島・村上井盛堂の『鶴姫鎧もなか』と『義経鎧最中』。
大山祇神社の表参道を、歩いたお陰で出会えた最中。
駐車場が反対側だったから・・・参道の神社側から歩き初めまして。
入口近く・・・神社寄りにありましたのが、村上井盛堂さん。しかも開店していますっ!
ガラスケースの中に、ありました!!最中ですっ!しかも2種!ひとつは意匠系、鎧ですっ!(喜)

「ごめんくださーい」「こんにちは~!」「すみませーんっ!」あれれ、何度呼んでもどなたも出てこず・・・。
ちょっと出かけてるのかな?参道の始めまで行って、戻ってきたらもう一度寄ろうか・・・。
と散策をしまして。参道には閉店のお店ばかりでしたが。こて絵で『寿司亀』と作られた看板をつけた古い建物
のお店の跡もあったり。おそらく建物自体は、明治期のものかと。当初はどんなお寿司だったのかなぁ。

戻ってきてもう一度、村上井盛堂さんに伺うとカーテンがかけられ、なんと閉まっております!(涙)
「えぇぇ~っ!!うっそー。なんでぇ~!!(涙)さっき開いてたのにぃ。10分と経ってないのにぃ・・・。」私。
「ありゃりゃ・・・本日定休日だって。」娘。
しばらくずるずると・・・クニヒサと子供たちに引っ張られるみたく歩き始めたものの。
あー。諦めきれないっ!!その時車のドアを閉める音が。ん!?きっと村上さんだ!
「エツコさん、まさか・・・」クニヒサ。
「だって、次いつ来れるかわかんないでしょ?明日の保証なんて誰にも無いんだからっ!!」私。
「あ出た。一瞬深イイみたいな、かぁちゃん語録。でも今のかぁちゃん突き動かしてるのはあの最中。」息子。
そーです。そのとーり。なんとでも言ってくれ・・・。「あのぅすみませーん!村上さんですか?」私。
後からお家から出てきた奥様が、出かけ際にも関わらずお店を開けてくれまして。
優しい村上井盛堂さん、ありがとうございます(涙)。
そんなんで、ほぼ強引に(!?)ゲットいたしました。

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こちらが『鶴姫鎧もなか』。伝説の、でも実在の勇ましくも美しい鶴姫さまが刻印されています。
この最中、抹茶とくろまめと白豆の3種類。くろまめは、小豆餡に密焚きの黒豆がゴロゴロと入っており・・・。
食感も面白く、3種ともとても美味しかったです。
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そして!大山祇神社の宝物館の代表選手(!?)義経の鎧ですっ!
鶴姫も義経も、皮(種)は餡と一体化して馴染みがよいです。
義経のほうの餡は、つぶあんでしっかりと練り上げた餡でして、有り難く頂きました!!
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後姿は、義経。

「いつもすぐ諦めるのに・・・今回のかぁつんは、ビックリするくらい食い下がったねぇ・・・。」娘。
「うん、最中が背中を押したね~。」私。
・・・いや、食い気?旅の恥はかき捨て!?って、家族はみんな思ってるなぁ・・・。あわわ。。。
それくらい村上井盛堂さんの『義経鎧最中』に、ココロを鷲掴みされてしまいました!!
by senshoku-iwasaki | 2016-08-13 22:51 | 最中
旅の真っ最中。内子・大本製菓舗の『内子座もなか』と坂見輝月堂の『もなか』。
内子の町で見つけた最中2種。
ひとつは、内子座という大正時代に建てられた歌舞伎劇場(西日本はこういった古い劇場が結構残っていて、
現在も使われていたりするから、スゴイなぁ・・・っていつも思います。)
その瓦葺き、入母屋づくりの劇場のすぐ横にある和菓子屋さんに、『内子座もなか』の看板を発見。
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大本製菓舗さんは、昔ながらの木枠のガラスのショーケースに饅頭、おだんごなどが並び・・・。
センターは、こちら!内子座の看板を模した最中です。
80代くらいのかわいらしい(といっては失礼ですが、ほんとうに)おかみさんと大将さんが対応してくれました。
皮(種)はソフトで、ふんわりといった感じ。餡はつぶがしっかりとした、きんつばのような濃厚な餡でして。
手で割らないで、パクリと頬張るほうがイイみたい。観劇をしながら・・・も想定内なのかなぁ。
ガラスケースの上には、『内の子ボーロ』と名付けられたボーロも並んでいまして。
パッケージもレトロでかわいくて。ボーロはいかにも手作りな大小さまざまなサイズが入っておりまして・・・。
素朴で美味しいボーロでした。


そしてもう一軒。
八日市・護国の古い町並みを降りてきたところに、立派な商家の坂見輝月堂さん。
こちらのお店は、栗饅頭が看板でセンターを飾っておりますが、脇にありましたよ。『もなか』。
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枝にうぐいすでしょうか。。。上品な佇まいです。
ただ、私(エツコ)が持ち歩いている間に・・・少しつぶれてしまいました(涙)。
なんせ、作りたての無添加のもので、この陽気ですから・・・箱入りで10個とかは食べきれないので・・・。
栗饅頭二つに最中二つ・・・みたいな買い方をしてしまうので、歩いているうちに当たってしまいました(笑)。
が!このもなか、非常に美味しいです。
皮(種)が絶妙なのです。厚みといいますか、硬さといいますか・・・。香ばしさもあり、もちを感じる柔らかさ
もあり、更に餡が絶品!大納言の粒感を感じつつもなめらかで。皮とのバランスがどストライク!

こちらのお店は、若いキレイなお姉さんが対応してくれまして。
和菓子屋さんなのですが、ロールケーキも人気のようで・・・本日完売の文字が。あら、気になる(笑)。
気になるその2は、「和菓子屋がつくるアイスキャンディー」の文字。ん!?美味しそう。
すかさず息子が「オレはイチゴで。」「えっ!?じゃぁ私は愛媛オレンジ!」娘。さすが私の視線の動きを
捉えるとは・・・。これがまた、そのまんまフルーツのような美味しさで。
若い人の新しい美味しさもいっぱい詰まった老舗の和菓子店のようでした。
そしてやはり、ショーケースの上には『ボーロ』が。こちらの『ボーロ』は、大きめで甘食が小さくなった感じ。
こちらはガリッと固め・・・なんだけど牛乳によく合いまして。どうやら息子のツボにハマったらしく。
我が家に帰った翌日には無くなっておりました。あーっ!!もっと食べたかったのに(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-11 22:52 | 最中
旅の真っ最中。寳月堂の『丸亀お城もなか』。
今回も旅の途中で、いくつかの愛おしい最中たちに出会いまして。
こちらは、栗林公園内にあります香川物産館・栗林庵で見つけました。
意匠系最中のなかでもインパクトある、お城の天守閣。丸亀城ですっ!
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石積みがよく出来ていますね~。カワイイですね~。あぁぁ。お城。たまらないですね~(笑)。
意匠系でお城。といったら、明治の久留米絣の布団表でも花形の存在。
絞りでも甘木などでは、お城柄がありました。
お城はその土地の誇りであり、憧れであり、平和の象徴。
きっとこれを作っている、丸亀市の寶月堂さんも国の重要文化財でもある、おらが町の丸亀城
にいろんな思いや、願いを込めているに違いありません。。。

皮と餡が別々にパッケージされている、いわゆる「手作り最中」。
日持ちがするので、真夏の旅行中でも安心して持ち歩けました。
餡はつぶあんで、やや甘め。皮(種)はしっかりとした餅を感じます。
私(エツコ)、旅先では歩きながら・・・キョロキョロといろんなところを眺めたり、クンクンと鼻孔を
膨らませたり。香りによっては、ひとりで暴走してみたり(笑)。
なので、いつも以上に体力を使いまして・・・。こちらの最中の餡の甘さが沁みました。

西日本。木綿絣なら意匠系が充実しているエリアですからね。
きっと最中の世界でも・・・ユニークな意匠系最中たちに出会える予感を感じた旅の二日目。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-08 21:44 | 最中
奈良磯城郡・たばやの『算額最中』。
あわわ。。。実は今回も頂いてしまった・・・美味しい最中のお話。
「ただいま~。おっ!ぴーなっつ最中!かぁちゃん、食っていい?」って言いつつもう手に取ってる中2息子。
「このパッケージは、『なごみの米屋』のほうだね・・。白あんベースだったよね。」って言いつつもう口に・・・。
「あーたも。それくらいの記憶力が、学業で活かせたらイイのにねぇ・・・。」私。
「いやぁ、期末テスト近いからね~。アタマ使っちゃって糖分要るのよ。うまかった~。」息子。
「さよか。。。だから学業で・・・(涙)。」私。
先日工房にいらしてくださったKさまから頂いた、なごみの米屋の『ぴーなっつ最中』に沸いていたiwasaki家。

そんな先週。
Sさまから届いた、箱を開けると・・・。なんと!
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『算額最中(さんがくもなか)』は、こちら「たばや」さんのご先祖さまが江戸後期に、算術を子弟にご指南する
一方、算術家として日々研鑽にはげまれていたそうで。
当時は、優れた問題を考案したり、その解答を得たときに、感謝の意を込めて数学の絵馬、算額を寺社に納
める風習があったそうで。こちらのご先祖さま、森内弥三郎氏が修行の精進達成の感謝に奉納した算額が、
この『算額最中』の図柄なのだそうです・・・。
なんとも・・・素晴らしいご先祖さまをお持ちのたばやさん。
そしてこの『算額最中』の、美味しいこと!
皮はしっかりと厚めのタイプ。餡は、その皮にバッチリ馴染むしっかりとした粒あん。
添加物は一切使用していないとのことで、日持ちはしない、生の味。
「エツコさんはどちらかというと、粒あん派でしょう?こちらの最中は粒あんなのでお好みかと思って・・・。
私は、こしあんが好みなんですけど・・・。」Sさま。
ハイ!どっちも大好きですけど(笑)、粒あんは大大好きかもしれません(笑)。
こちらの『算額最中』、どストライクにハマりました!!

それにしても。
たばやさんは、いわゆる町の和菓子屋さんで、ネットショップとかあるようなお店ではなさそう。
Sさまは、埼玉にお住まい。たばやさんは、奈良県。どうしてご存知だったのか知りたいところですが・・・。
そういえば。Sさまには、ウチの息子と対極にあるような・・・聡明でイケメンの息子さんがいらして・・・。
「おっ!かぁちゃん、こんなところにまた・・・最中隠してたでしょ?」と言いつつ手に取る息子にぱちん(笑)。
「何するんだよ~。」息子。
「チョット・・・ここにちゃーんと座って、まずは手を洗いましたか?数学はどうなのですか。」私。
「へ!?かぁちゃん、今日は寅さん?どうってどうもないかと・・・。ありのままのあなたの息子ですが」息子。
「浄願成就、吉兆の印の『算額最中』、心して味わってお食べなさーい。」私。
「かぁちゃんこれ食ったら、かぁちゃんもオレも毛が3本ばかし増えて・・・賢くなったらイイね。」息子。
研鑽に励まないと・・・。だから・・・(涙)。

Kさま、Sさま、ごちそうさまでした!
by senshoku-iwasaki | 2016-06-27 23:05 | 最中
神楽坂・五十鈴の『すずもなか』。
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Sさまに頂いたのは、神楽坂の五十鈴のトレードマークの入った最中。
五つの花弁にも見える、五つの鈴。りんりんと綺麗な音色が聞こえてきそう。
やわらかなお色の三色です。

昨年の『日本の夏じたく』展に出品していた、青木間道をモチーフにしたシリーズの
半巾帯を見て・・・「こんな感じの八寸帯地を!」とご注文くださったHさま。
お引渡し予定は、今年の夏じたく展でして。先日の増孝商店で織りつけのサンプル
をご覧いただいたのですが。
タテ糸の色や、糸質の違いの配置は、Hさまのお好みのイメージで半巾のときとは
少し違う感じに経てたクニヒサ。
それが、ナカナカ良い感じなのです(笑)。「おぉっ!Hさまっぽい!これはイイね」私。
「でしょ。やっぱりね、数ですね。これは図面に起こして・・想像出来るかっていうと、
たぶん出来ないんだよね~。経験値ってこーゆーコトかもしれない・・・。」クニヒサ。
サンプルを、ご覧いただいたHさまの反応がまた嬉しくて・・・。
すっかり気を良くしてしまった(!?)クニヒサ。

Sさまとおしゃべりをしながら・・・さっそく『すずもなか』を開けさせていただいて。
「わー。キレイ!!大納言と、柚子餡と、栗餡の三色なんですね~。」私(エツコ)。
「あ、チョット待ってください、私もエツコさんに付き合って・・・今まで相当な数の最中
を食べてきましたからね、コレは当てますよ。
茶色が大納言で、ピンクが柚子で、白が栗でしょう。」(自信ありげに)クニヒサ。
「ブッブー!ハズレでーす(笑)。」私。
正解は、茶は大納言。桃色が栗。白が柚子でした。
どの餡も、上品な餡でして。どちらかというと、ふんわりとした皮とのバランスがとても
良い感じの『すずもなか』。Sさま、ごちそうさまでした!!

能楽師をしている、兄のスタジオも神楽坂にありまして。
飯田橋の駅からブラブラと、散策して歩くのが好きなのですが。
和菓子激戦区にあって、五十鈴さんは、いつもお客様で賑わっている印象があります。

そういえば。
兄は、7月2日に津村先生の「緑泉会」で、『安宅』を、国立能楽堂で務めるそうでして。
お能は、チンプンカンプンの残念な妹の私も(トホホ・・・)。上京したいと思っております。
私はいつも、ココロで感じるのみですが(笑)・・・。
お能に興味のある方、お好きな方も。今回は津村先生の『鸚鵡小町』との2本立てです
のでお運びいただけましたら嬉しいです。

最中の経験値は、まだまだのようですが(笑)、織物の設計や、瞬時の判断には・・・
長年一緒にやってきて、最近ちょっと嫉妬したくなるくらい(笑)冴えているクニヒサでして。
工房では二人、フル回転で仕事をしておりますっ!まだまだ『日本の夏じたく』展まで、
その後6月に開催の、『衣装らくや』さんでの展覧会まで・・・寸分の余地も無く(涙)仕事
に励みますっ!
by senshoku-iwasaki | 2016-05-13 23:38 | 最中
さいたま大宮・大成屋菓子舗の『盆栽最中』。
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先日の増孝商店にお出でくださった、上尾にお住まいのIさま。
「これは、埼玉でも大宮なんです。大宮といったら、昔から盆栽が有名なんだけど・・・。
最近は外国の方がいっぱい。特にヨーロッパ系の方が多いんですよ~。」
あぁ。そういえば聞いたことあるある・・・。
確かに盆栽って、日本の美意識の凝縮って感じがするもんなぁ・・・。

そしてこちらは。
まんまるのお盆のなかに松。そして盆栽という文字。カッコイイです。
おぉぉ・・・。このデザインも外国の方が見たら、クールジャパンを感じるかもしれません。
有名な盆栽を、お土産にもなるお菓子にしてしまう・・・いやぁ、日本ってやっぱりイイなぁ。
こちらの最中、茶と赤と白の3色ありまして。
この茶は、つぶあん。
小豆のつぶつぶが、ほどよい固さと甘さで皮とのなじみもバッチリです。
私(エツコ)こちらの最中、たまらなくタイプです!
薄紅色の赤は、上品なこしあん。
白の抹茶あんは、抹茶の香りがとてもよく、ほのかな苦みも美味しいあん。
我が家の、少年のような(!?)娘(小6)は、この抹茶あんにすっかりハマった様子。
いつの間にか・・・白色最中が消えておりました(笑)。

盆栽が日本の美意識の凝縮なら、こちらの最中にも宇宙を感じます・・・。
日本の美味しい凝縮、盆栽最中。

Iさま、ごちそうさまでした。
by senshoku-iwasaki | 2016-05-09 21:33 | 最中
紀州白浜・みなと屋の『柚もなか』と東京ひよ子の『ぴよぴよもなか』。
今回も戴いてしまいました最中、なのですが。
どちらもお土産系(!?)愛おしい、愛され系の香りがたっぷりです。

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まずは、Iさまがお取り寄せくださった・・・和歌山・白浜町のみなと屋さんの
『柚もなか』。パッケージも昭和な感じで!私(エツコ)のテンションは揚がります。
下部温泉の『かくし最中』も同じ周波数(!?)を感じましたが(笑)。
その地に泊まる、お宿に着いたら「お疲れでしょう」なーんて仲居さんが淹れて
くれるお茶とともに出てくる・・・そんなイイ感じなのです(笑)。
小ぶりの一口サイズ。中はユズの香りの美味しい白餡。
ストイックな、四角いカタチも頬張りやすく・・。
みなと屋さん、皮も餡もすべて社長さん自ら製造に立つ・・・自社製品だそうで。
香料や人工甘味料など一切用いない創業以来の味だそうです。
あぁぁ・・・。南紀・白浜、行ったコトはありませんが、ものすごく。
出かけてみたくなりました。
できればお泊りは、みなと屋さんの『柚最中』がお茶請けの・・・昭和な旅館に。
Iさん、ありがとうございました!

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「エツコさん、知ってました?『ひよ子』って本店は福岡なんですってね。」
先日アトリエにお邪魔させていただいた、型絵染め作家の遠藤あけみさん。
「東京ひよ子の『ぴよぴよもなか』って、食べたことある?」遠藤さん。
「きゃー♡カワイイ!2個セットというか、2羽でぴよ+ぴよなんですねっ!!」
カワイイというのは、無条件でキモチを持っていかれます・・・。
こちらは意匠系最中。
クニヒサが大好きな、明治の布団表などの絣で例えるのなら(わかりにくい例えですね)
先の『柚最中』は、ミニマムな久留米絣といった感じですが(どんな?笑)
こちらの『ぴよぴよもなか』は、山陰の絵絣、しかも波千鳥や、波兎といった
ところでしょうか・・・。

『ぴよぴよもなか』、カワイイだけじゃぁありません。
白ひよこは、抹茶餡。茶ひよこは粒餡。
どちらも香り豊かで、すっかりやられてしまいます。ひと袋でふたつのお味。
ああぁ・・・。どちらも皮と餡の馴染みが良くて美味しいです。
遠藤さん、ごちそうさまでした!
by senshoku-iwasaki | 2016-01-19 22:03 | 最中
とらやの最中『御代の春』『弥栄』と、空也の『空也もなか』
今回は王道(!?)超有名な二品を。
私(エツコ)自身のセレクト最中では、超有名店でないかもしれない・・・
けれど、心惹かれる愛おしい最中たちをご紹介しておりますが。
今回は、お二人のステキな作り手さんからのセレクト最中です。

日本刺繍の飯島桃子さんから・・・昨年末いただいたのは。
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とらやさんの三色最中、御代の春・白梅はこし餡。紅の桜は白餡。
弥栄は小倉餡です。
とらやさんの餡は、どれもやっぱり上品で・・・いつ食べても。
どなたにも喜ばれるマストなお菓子なんだなぁ・・・とつくづく納得します。
これぞ、超がつく有名な理由なのかもしれません。

そしてこちらは、昨日アトリエにお邪魔させていただきました・・・
型絵染め作家の遠藤あけみさんが、お茶に出してくださいました、銘菓『空也もなか』。
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少しトースターで炙ってくださって・・・。おぉぉ。これまた香ばしい・・・。
この空也さんの営業スタイルは、私・・・若いときから憧れがありまして。
出来る限りの仕事をして、出来る量だけを作り、それを喜んでくださる方が買ってくださる。
そんなふうに織物屋ができたらイイなぁ・・。なんて25年くらい前、漠然と思っていました。
なので、空也の最中を目にする度、食する度・・・今のiwasakiがあるのは、あの日・・・
空也もなかに願をかけたお陰なのかもしれないと思うのです。
なので、遠藤さんにこちらを出していただいたときは、ドキっ!!
「年末に頂いたものなんだけど、年明けにイワサキさんがいらっしゃるかも!?
と思ったものだから、すぐに冷凍しておいたの。美味しい?ヨカッタ~」遠藤さん。

昨年、雅趣kujiraさんでの展覧会でご一緒させていただいて。
すっかり遠藤さんのファンになってしまいました・・・。一度アトリエを見学させて
いただきたいと思っておりまして、願いが叶いました。やっぱり遠藤さん。
お人も、作品も、アトリエもご自宅も・・・。何もかもが遠藤さんでした。
素敵なアトリエでのお仕事の途中は、また後日ご紹介させて頂きたいと思います。
遠藤さん、お土産に・・・と、デパ地下で最中をイロイロ掘ってくださいまして。
そちらのほうも。また次回アップさせてくださいっ!

美味しい、嬉しい、とっておき。
飯島さん、遠藤さん、おごちそうさまでした。
by senshoku-iwasaki | 2016-01-09 23:29 | 最中
仙太郎の『ご存知最中』と、日本橋・清寿軒の『小倉最中』。
昨年12月の、私(エツコ)のあんこ納め月間(!?)のお話。
増孝商店・冬場所のときに戴いてしまいました・・・最中です。
今回は、直球も直球、どストレートな二品。

まずはNさまに戴いた、仙太郎の『ご存じ最中』。
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掛け紙は、京都らしい御所人形のような坊やが、「せん」の字を
お馬さんにして乗っかっています。この子が太郎ちゃんなのかな?
そこに大き目の、そして(私のどツボの)はみ出し気味のあんこが!
「エツコさんに、最中って・・・考えちゃったんですけど・・・。」Nさま。
東京でも人気の、和菓子仙太郎のお名前は知っていましたが。
実は、最中は掘っておりませんでした。
こちら・・・。
さすが・・・。
大振りの四角い、しっかりとしたやや厚めの香ばしい皮に、大納言の
これまたしっかりとしたあん。バランスがちょうどいいコンビで、大きいのに
いつの間にかパクリといけてしまいます。こちらの最中、私が2015年
に食した直球最中のなかで・・・一番やられてしまいました(笑)。

そしてもうひとつ。
蔵前からもほど近い、人形町(正式には日本橋になるのですね)
の清寿軒さんの『小倉最中』。
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お世話になっている、染織こうげいの社長さんが差し入れてくださって。
「ここはどら焼きがはまぐりみたいになった、『小判どら焼き』が有名で
行列が出来るんですよ。お近くだし、知ってるかと思ったんですけど・・。」
創業は文久元年とのことで、老舗ですっ!
蔵前生まれ、蔵前育ちで人形町にはいつも買い物に行く・・・イワサキ
の母も知らなかったエリアでした。

ぱりん、と半分こ出来るこのスクエアなスタイルが江戸っぽい小粋さ
を感じます。
皮はやや薄めで、だけど香ばしく。そしてビックリ!あんこはかなり甘め!
おぉぉ。懐かしい・・・。この甘さ。遠くでシャリン、と乾き始めたあんこの
端が結晶化したような。最近は、甘さ控えめのあんこが主流ですが。
久しぶりにガツンときました!
シャープだけれど、食べ応えのある歴史を感じる一品です。

私(エツコ)は、あんこを頬張っているときが至福のときでして。
八百万の神様を信仰する私ですから、コレじゃなきゃダメ!は何一つ
無いのです。どなたかが丹精込めて作った小豆を、どなたかが丹精込
めてあんこにしたもの。豆の種類、砂糖の種類、その分量。
はぁ~ん(うっとり)。それらの内容や、職人さんや、歴史を・・・勝手に
妄想しながら、心から『美味しい』と思えるコトが何より幸せです。
昨年末ギリギリまで・・・、私のあんこ納めは続いて。
新年明け早々から・・・あんこ始めが・・・(笑)。
最中道、まだまだ続きます!
by senshoku-iwasaki | 2016-01-06 23:29 | 最中
徳島・茜庵の『玉藍』。
森くみ子さんからの、美しく藍染めされた絹糸とともに・・・
さりげなく添えられていた、これまた美しい包み紙。
「とてもよい糸を染めさせてもらいました。
 どれも藍との相性はよいと思います。
 最中愛好家の悦子さんには物足りないかもしれませんが・・・」
と。ひぇ~っ!!
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なんてったって、最中の名前が森さんです(笑)。
本当の玉藍とは、藍玉とも呼ばれる藍の成分を凝縮させたようなモノでして。
阿波の藍玉は、素材でありながら・・・まさに阿波が誇る、阿波の代表作品
であり、阿波の重要な歴史の一部の凝縮なのだというコトが、森さんとの
やりとりの中で解ってきました。
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茜庵さんの最中『玉藍』は、ほどよい固さの丹波の大納言の粒餡がぎっしり。
皮と一体化した、バランスのよい美味しい最中です。
あんこ好きの私(エツコ)、こちらの粒餡は、たまらなくタイプです(涙)。

徳島のすくも(藍玉)は、なんでスゴイのか。
それは、他の地では決して作れなかった、インド藍などに比べると、藍分が
もともと少ない蓼藍を、独自の方法でギリギリまで藍分を高める、すくもづくり
にありました。そのクオリティーの高さは、やっぱり。
掌から生まれる、江戸時代の阿波人の技術力の高さだったようです・・・。

森さんとのやりとり。
前回の報告0から始まりまして、現在報告6まであります。
色味もそれぞれありますので、これからiwasakiの日々のブログのなかに
時々アップしていきます!
実は今、iwasaki工房は、19日からの増孝商店・冬場所のご案内の
発送準備が出来ない状態の(涙)、このままじゃどうにも・・・の織り途中。
それでもようやく目途がたちまして、どうにか近日中には!!
いつも以上に・・・てんやわんやです(汗)。
美味しい『玉藍』に、鼻を膨らませて・・・ガンバリマス!

森さん、ごちそうさまでした。
by senshoku-iwasaki | 2015-12-07 22:20 | 最中