カテゴリ:着尺・帯( 301 )
よこ吉野の帯
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横浜・Mさんがご注文して下さった8寸帯地。

見る角度などによって、よこに入れた銀河シルクが見え隠れします。

経糸はすべて梅で染色しました。
by senshoku-iwasaki | 2009-05-14 20:26 | 着尺・帯
現在制作中の8寸単帯。
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Bさんがご注文して下さった帯で、縦糸に宮坂製糸さんの銀河シルク、横糸に苧麻を織り込んだ杉綾の帯です。
絹と麻の素材感を同じ比率で出したく、このような規格にしました。絹の光沢と麻の質感が、良いバランスで交織されていると思います。
by senshoku-iwasaki | 2009-05-08 09:35 | 着尺・帯
先日の伊と忠さんでの展示会で、
iwasaki製の紬や帯を、御召になって 来て下さった方がいらっしゃいました。
皆さん、ステキに着こなしてくださり、大変うれしい!です。
勉強にもなります。Sさん、Kさん、Hさん、ありがとうございました。043.gif
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                     吉野格子帯

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                     吉野格子紬

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                     縞の紬、よこ吉野8寸帯
by senshoku-iwasaki | 2009-04-12 18:47 | 着尺・帯
綾織りの紬
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ヌメッとした感じが、平織りでは出せない風情です。
糸量も増えますし、制作するのに時間のかかる贅沢な紬ですが、それだけの価値はあると思います。

丈夫で柔らか。

iwasakiの定番にしたい紬!
です。
by senshoku-iwasaki | 2009-04-10 20:13 | 着尺・帯
エツコさんが現在織っている紬。
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15丁の杼を使って、3色の乳灰色と、12色のグレーを織り込んでいます。
今、1丈6尺ほど。山の中腹。
「来週中には、山頂に!」
と息を切らして言っております。

私は、Mさんご注文の8寸帯に取り掛かりました。






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by senshoku-iwasaki | 2009-04-08 20:42 | 着尺・帯
グレーの格子着尺
「エツコさん、ほんとに大丈夫?なんだったら緯糸、濃く染めかえそうか?」
「大丈夫。あなたがいないと多分、日常生活では困難なことは多々出るけど・・・。唯一アタシが自慢できることといえば、野菜とか食材を腐らして捨てたことがないということくらいなんだら!このグレーの紬は、そんなアタシの唯一の得意ジャンルかもしんない・・・。」
と、珍しくちょっと自信持って挑んだものの・・・。これはムズカシカッタ・・・。
緯糸が濃く、同じ色になっていれば経のグラデーションだけで、織るのは早かったのですが、それではちょっと
つまんないような気がしたので。
多めにある糸で2カセ。ほとんどが1カセかそれ以下。だいたい1反で12カセくらい使うのだけど、今回は量としてはそれ以上にあるんだけど、そのなかで柄にしないといけないし・・・。
15色ある糸を、一定のきまりを作って織っていかないと織りにくかったり、柄が大きくなったりするので・・・
グレーを 系統別に大まかにわけてから、糸が足らなくならないように、3越しいれるか2越しにするかなどなど・・・無い知恵を振り絞りました。
やっと、柄が決まって織り出してからも・・・これが1越し1越しなので織り進みが悪くて・・・。
工房中の杼や、五光(ゴコウといって 糸を巻くときにかける道具)を使いまくっているので、夫が帰ってきて仕事を始めるとなると、いちいち外さなきゃならないから、なるべく織って・・・。と思ったものの。
1日4尺がやっと、といったところです。
この作業中の写真を、取り込みたかったのですが・・・。デキナイ・・。(泣)

苦手なものは、パソコンだけではないのだけれど。アタフタしていると、息子がやってきて・・・
「ビットワールド(NHKの子供番組のHPのゲーム)やらせて~!」と・・・。
これがまたよくわかんないし。(泣)

「お母さん、あと4回寝るとお父さん帰ってくるね」息子。
「あぁ・・そうだね。お母さん、人気ないね。」私。
「そうじゃなくて。一番お父さんに帰ってきて欲しいのはお母さんでしょ。困りきってるもん。」
ズボシです。

岩崎 訓久・悦子 染織展  墨灰色から乳灰色へ』
      2009年3月26日(木) ~ 4月5日(日)    
      ※月曜定休
      11:00~20:00 (最終日は18:00まで)
      伊と忠GINZA にて
by senshoku-iwasaki | 2009-04-01 17:36 | 着尺・帯
伊と忠さんの搬入。
昨日は一日荷造りで、今朝から夫は出かけました。
私は車の運転が苦手なのですが、田舎は車が必須アイティム。
普段は町内限定でしか乗らないのですが、仕方なく夫を富士宮まで送ってきました。
途中、芝川のあたり。大きな枝垂桜が道にかかるところがありまして。
雨曇りの中、なんともいえない美しさでした。
見るからに 旧家のお庭にあるこの桜。一体どれくらいここの景色を見守ったのかしら!?
後続の車がないことが幸いに(なんせ、このスポット ものすごくカーブのところでして
後につかれてしまうと、私には全く余裕がなくなるのです・・・)まったりと桜が拝めました。
私にとっては、思いっきり遠出をした気になっていましたが・・・
町内に住む、多くの方の通勤道かと思うと、なんだか自分自身に凹んでしまいます・・。

明日から いよいよ伊と忠ギンザさんでの個展がはじまります。
ご覧いただけたら嬉しいです。

岩崎 訓久・悦子 染織展  墨灰色から乳灰色へ』
      2009年3月26日(木) ~ 4月5日(日)    
      ※月曜定休
      11:00~20:00 (最終日は18:00まで)
      伊と忠GINZA にて
by senshoku-iwasaki | 2009-03-25 20:23 | 着尺・帯
乳灰色の紬着尺。
絹糸を染めて織る、という仕事をやってきて ずっと気がかりだったことが
糸を染めるときにいつもよぎる、「せっかくの無垢の糸を、自分は汚染してはいないか?」
ということ。生糸ならもちろん、紡ぎ糸だって絹ならではの光沢や透明感が美しいもの。
要は、なんにもしないほうがキレイなんじゃないか?という、作り手としてはどうにもならない
泥沼にハマってしまいそうになるときがあります。
でも、そういう心のブレーキは大切だとも思っています。
パールベージュのような、すこしに濁った白のなかにある艶めき。
一日機に向っていると、時間ごとに違って見えるこの紬。
ピンクに見えたと思ったら、ベージュになって、そしてグレーにも見えてくる。
6歳の息子が、「目玉はみんな違うのに、おんなじものが見えていたのか・・・」なんて言って
笑った私。いやいや・・・たしかに人それぞれ見えてる(感じてる)色は違うことが多いにある。
この、不思議な色。ずっと作りたかったけど、なかなか踏み出せなかった私にとって、禁断の色。
矢車附子で染めた経糸と、桜の枝で染めた緯糸。交叉をくりかえして出来た いとしい色。
伊と忠さんでの展示会でご覧下さい。
どういう色に見えますか。


      『岩崎 訓久・悦子 染織展  墨灰色から乳灰色へ』
      2009年3月26日(木) ~ 4月5日(日)    
      ※月曜定休
      11:00~20:00 (最終日は18:00まで)
      伊と忠GINZA にて
by senshoku-iwasaki | 2009-03-23 23:47 | 着尺・帯
杉綾紬着尺。
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今回の展覧会では、私達のテーマカラーとなりつつ
あるグレーを、織りで表現してみたのですが。
先染め(生地ではなく、糸を染めて織る)の特徴と
植物染料の、不思議な気配感が一番表れたのが
この紬かもしれません。
グレーに見えるのに、
実はグレーの糸は使っていません。
経糸は濃紺のような、黒に近い色。
緯糸は、矢車附子の煮出したそのままの
黄色っぽい白茶。
綾なので、経糸の本数が多く密度があるぶん
平織りより、織り上げまでに時間はかかりますが、
しなやかで丈夫な織物になりました。

日常着として 私もよく紬を着て仕事をします。
着れば着るほど、紬が好きになって・・・そうなると
単衣が一番!と思えてならなくなりました。
だって、自分で洗えるし。何度も着て洗ってトロトロに
なってゆくのは、絹織物ならでは。
仕舞い込む前に洗えば、カビも心配いらないし・・。

袷にしてオシャレに着てもよし。
単衣でガンガン着てもよし。
                                       そんな反物になりました。
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             変則的にならべた斜めの線が
             7寸ほどで右に左に変わることで
             無地のなかに
             縦長の格子のような
             縞のような
             角度で見える感じが変わる・・・
             そんな無地を作ってみました。



      『岩崎 訓久・悦子 染織展  墨灰色から乳灰色へ』
      2009年3月26日(木) ~ 4月5日(日)    
      ※月曜定休
      11:00~20:00 (最終日は18:00まで)
      伊と忠GINZA にて

                                      
by senshoku-iwasaki | 2009-03-22 10:14 | 着尺・帯
杉綾・8寸単帯。
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これは単帯としては長め1丈1尺九寸(約4.5メートル)で織りました。
ふつう 単帯というと、だいたい3.8~4.0メートルくらいなのですが
先日紹介した、間道の帯と同じ趣旨で
身体の細い人も太めな人も、巻き方結び方がイロイロ楽しめたら・・・
と思ったワケです。切ることはいつでも出来ますから。 

綾は斜めの線が美しいので、斜めで市松のように織りました。
この、緯糸も宮坂製糸所の緒糸。
以前も触れましたが、糸口を探すときにできる糸。
イワサキは結成18年になりますが、 
ずっとイワサキらしい
『民藝』を探し続けてきた気がしています。
こんな 実に何でもない帯地ですが
18年目にやっと見つけられた、私たちにとっての糸口のように思うのです。




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   『岩崎 訓久・悦子 染織展  墨灰色から乳灰色へ』
   2009年3月26日(木) ~ 4月5日(日)    
   ※月曜定休
   11:00~20:00 (最終日は18:00まで)
   伊と忠GINZA にて
by senshoku-iwasaki | 2009-03-20 10:36 | 着尺・帯