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港町parade
f0177373_20431996.jpg「次のparadeは、海な感じにし
たいと思って・・・。」クニヒサ。
コットンと絹のショールparade
は、どこかの国のどこかの街の
外れの小さな村の小さなお祭り
がテーマ。
「んー。イイねぇ!西海岸かな
地中海もイイねぇ・・」私。
クニヒサが経てたタテ糸は、超長
綿のスーピマ綿に絹糸の、爽や
かなブルーのストライプ。なので
生成りの色と、ブルーのチェック
で織りはじめたところ・・・。「そ
う!そんなイメージ。」クニヒサ。
「『港町』って感じでいくね。」私。
「おおぉ・・。『どこかの港町』って
のがイイねぇ!」クニヒサ。
「そーお?『海猫』でもイイかなって思ったり・・・。」アタマの中では八代亜紀さんの『おんな港町』が回り始めた私。
「ん!?「『海猫』って、なんか演歌っぽくないですか?」クニヒサ。
「~♪忘れたいのに忘れられない・・・・♪ってバレちゃった?笑」私。
「違いますっ!全然爽やかじゃなくなってるっ!!私はですね・・・」クニヒサ。
「うん、うん、大丈夫っ!これからちゃーんと、白くて青くてちょっとグレーで小さな海辺の村に向かうから・・・笑」私。
八代亜紀さんの『おんな港町』が、八代さんの声でポルトガル語だったら・・・なーんて想像しながら工房展の最中なんだ
けど(仕事がはかどってる!?笑)、新作『港町parade』出来上がりました!!
by senshoku-iwasaki | 2013-05-04 21:51 | 纏う布・暮らしの布
織り上がったばかりの『sunrise』・2013サマーバージョン。
f0177373_19344360.jpg南部町でも桜が満開。ご近所のレンギョウもツツジも山吹も。
いろんな色が、山の中にもあふれ出しました。
まだ4月になっていないのに、このままじゃ夏がやってきちゃう
んじゃないかしら!?と思うくらい。
なのに、なんでかいつまでも寒い(笑)iwasaki工房。

新作の『sunrise』は、サラッとシャリッとフワリンコ。
日差しを避けて風を孕んで。

蚕が吐いた絹糸は、約25パーセントのセリシンという蛋白質
で覆われています。そのままではゴワゴワですが、灰汁や石
鹸のアルカリで煮ると、柔らかで艶やかな絹らしい絹になりま
す。そのセリシンを少しだけ落とした糸、10パーセントくらいま
で落とした糸、20パーセントくらい落とした糸、よく練った柔ら
かい糸・・・。色だけじゃなくて、肌触りや、糸のとり方も違う・・
いろんな絹糸の入った『sunrise』。
このサマーバージョンには、極細の苧麻も散らしてみました。

今度の『sunrise』も、織物力!?織物魂!?全開で制作中
です(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2013-03-28 21:12 | 纏う布・暮らしの布
sunrise 2013 spring
f0177373_20192263.jpg昨年登場した『sunrise』のシリーズは、たくさんの色の絹糸
を挿しながら全体をぼかしたように織る、織りでないと出来な
い『ボワーンと感』を、日の出の頃の一刻一刻の光や影を
イメージしながら出したものです。

秋から冬にかけては、何色かのつむぎ糸を合わせてほっこり
させた風情のものを織っていましたが。年明けからサラッと
させるために、糸使いを変えてみました。
ヨコ糸には、細めの生糸、セリシンを少し残した生糸、そして
つむぎ糸・・。こう見えて、7丁もの杼を使って無地の部分を
形成していたりするのです。

本来えらく時間がかかるのだけど、娘が入院していたときの
私(エツコ)の集中力は自分でもビックリ(笑)。
なんせ、時間が経つとグラデーションの流れが止まってしま
う気がするのです。一日クニヒサと替わってもらった日には
トイレにも食事にも(この私が!笑)機からほとんど立つコト無
く・・・ひたすら一筆書きのように織りまして。
エスキースもない、設計図なんてもちろん作らない、思いの
ままの『sunrise』。新しく出来たサラッとした5本と、ほっこり
した数本を、来週からの新宿伊勢丹での『春のクラフト展』に
出品いたします。


f0177373_20202647.jpg色柄は当然全部違うのだけど、それだけじゃない・・・
同じ絹でも風合い、質感の違い。ぜひ触って、纏って感じ
ていただきたいです。

今回の伊勢丹には、この『sunrise』のほかに、新作の
『parade』のシリーズ、楊柳のストールも新作が加わり
ます。

集中集中!・・・と、全部違うショールやストールを織って
いた私(エツコ)でしたが。一昨日から取り掛かっているの
は一転、かなりストイックな白い帯地。
なんだか・・・
手と目が慣れるまでにもう少しかかりそう(笑)。
iwasakiのショールやストールは、イロイロな色が入ること
でアクセサリーのように使ってもらいたい・・・との思いが
ありますが・・着尺や帯は逆でして。帯などは特に色味を
抑えて(息を潜めることで)本体のキモノを引き立てながら
存在感を織りで出したい・・・と思い制作しております。
どちらもiwasaki。
帯、着尺は関東では5月の『日本の夏じたく』展で。

2月27日~3月12日までiwasakiは出展しております。
伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。
『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』
by senshoku-iwasaki | 2013-02-22 22:08 | 纏う布・暮らしの布
parade・2の湯通し。
f0177373_19232824.jpgコットンとシルクの春色ショール、
parade。iwasaki新シリーズ。
オーガニックの、カラードコットン
の地味なカラーと、シルクの透明
で明度の高いカラーがキラりとし
たり、マットに掻き消されたり。
このシリーズ、タテ糸の整経など
はクニヒサ、かなりの時間を要し
ます。カジュアルなモノに手間隙
かけるって、大変なんだけど…
結構イイ感じです!
このシリーズ、赤いライン、写真
の青いラインの後に、黄色いライ
ンのタイプの3種類作りました。
今月27日からの新宿伊勢丹で
のクラフトイベントに勢揃いいた
します。2月27日~3月12日までiwasakiは出展しております。
伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』
ぜひぜひ・・・お手にとってご覧いただきたいです。とてもエアリーな織物になりました。春風のように・・・。
by senshoku-iwasaki | 2013-02-19 20:22 | 纏う布・暮らしの布
お帰りなさーい!の、ブランケット。
f0177373_2052650.jpg12日間も入院したコトになってしまった、小2の娘。
昨日から元気に学校に復帰して、いつもの小生意気な
口を訊くように・・・。体調もおしゃべりも絶好調の様子。
私のほうは、結局克服できなかった車の運転とか・・・。
テンテコマイの仕事のしわ寄せとか。憂鬱なキモチは
ちっとも晴れないのだけれど。
入院中は、夜になると心細くて私に「帰らないで」と泣いて
いたくせに。(でも、クニヒサにはそれは無かったらしい・・)
入院が決まったその日に、たまたま私が羽織っていたの
がこのブランケット。多分娘が生まれる前から使っているの
だけれど。(たしか・・コレは、クニヒサが織ったもの。)
娘、涙をポロポロ流しつつブランケットの房をしっかと握り
「コレは置いていって!」結局娘の物質(!?)に(笑)。
「お母さんの匂いと、ウチの焚き火みたいな薪ストーブの匂
いがして落ち着くの。」・・・と、病院の布団を掛けずにコレ
にミノムシみたいに包まって寝ていたらしく(笑)。
川崎病の回復期には、どういうわけか手足指の皮が剥け
るらしく、ブランケットもなんだかヒドイ目にあった入院中。
週末にちゃーんと洗いまして、弾力も増してフワフワ!
リビングの定位置に戻ってきたものの。
学校から帰ってすぐおとなしく宿題をしているのかと思った
ら、学校で飛ばしすぎたのか(笑)娘がコレを掛けて
スースーお休み中。おやおや、またアンタかいっ!
by senshoku-iwasaki | 2013-02-13 21:01 | 纏う布・暮らしの布
『parade』・小さな村の小さなパレード。
f0177373_19442528.jpgどこかの国のどこかの街の
どこか外れの村の・・・
長かった冬が終わって・・・
春の出来事、ハレの日の。
そんなイメージです。
久しぶりに扱う、コットンの
日向臭さと、フワフワと日差し
に向かって少し舞う繊維が
やがて必ずやってくる、
ホントの春を待ちわびている
感じです。
今回この赤い感じのものは
5枚だけ。ヨコの配色はいつも
通り全部変えて織りました。
昼間のチョットの時間・・・。
日差しが温かくて、一瞬春が
来たよう!クニヒサ、次回のこのシリーズ用に今日は玉葱の皮で綿糸を染色。次回はやわらかな黄色が入るかなぁ。
春よ来い来い・・・そういうキモチで織りました。
この新作、大寒の頃に(笑)三越本店に持ってゆきますので、ぜひご覧くださ~い!

『桃の節句を迎える和雑貨展』
2013年1月16日(水)~22日(火)
10時~19時(18日・19日は20時まで)
日本橋三越本店 本館5階 Jスピリッツ
出展作家
大城令子・染織iwasaki ・飯島桃子
by senshoku-iwasaki | 2013-01-11 21:03 | 纏う布・暮らしの布
仕事納め・・・られそうもない(笑)。
f0177373_19273071.jpg2013年春夏の新作ショールは
『小さな村の小さなパレード』。
オーガニックコットンとシルクの、
地味なんだけどチョットだけハレ
がテーマ。
トントンと筬柄を打ち込む度に
あぁ・・背中の筋肉が。24日の
千葉の実家の大掃除が原因。
踏み木を交差する度に太腿が。
25日に娘の忘れ物で・・・坂道
を駆け上って下りたのが原因。
シャトルを受け取る右指と前腕
の痛みは、夕べ仕込んだポン酢
のみかん絞りと、薪用の枝切り
か・・・。いろんな作業でいろんな
筋肉痛(涙)。困ったコトに・・・。
やらなきゃならないことは、まだまだぜーんぜん終わらないのに、今年が終わってしまいそう(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2012-12-27 20:39 | 纏う布・暮らしの布
ギャラリー工さんに出品している『sunrise』シリーズ。
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新高円寺・ギャラリー工さんで
染織iwasakiとekka
『ゆきかうものXV』
始まりました。

同時開催
布きれ・やました『とおまわりふたふゆ』






『sunrise』
ショール
絹100%
by senshoku-iwasaki | 2012-12-01 15:56 | 纏う布・暮らしの布
2012ブランケット
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今日、ギャラリー工さんに搬入してきました。
明日、1日から始まります。
会場にはエツコがおります。
最終日には私(クニヒサ)も在廊予定です。

皆様のお越しをお待ちしております。







ぎりぎりまで織っていた、
ジャコブウール×シルク
ヘリンボーンのブランケット。
by senshoku-iwasaki | 2012-11-30 20:00 | 纏う布・暮らしの布
パッチアップ『袖なし』。
f0177373_19243384.jpgギャラリー工さんでの『ゆきかうもの』展の、『ゆきかう』は
過去と現在とを行き交う織物を作りたいと始まったもの。
15年前の初めてのDMは、その昔『ドンザ』とか『ヤンザ』と
呼ばれた作業服のイメージで作った『ドンザジャケット』。
ジャコブウールと久米島式で手つむぎした、まわたのマーブ
ル糸とで織った生地で私(エツコ)が縫い合わせたもの。
『ドンザジャケット』、私も愛用しておりまして。15年使うと硬
かったジャコブウールが、どんどん柔らかくなって・・・今は
フワーンとろーんと、風合いはサイコーになっております。
iwasakiのブランケットも使い込めば込むほど・・馴染んで
くるのが特徴です。
若くて新しいだけよりも、もっと深い(!?)歴史を刻んだ布。
kazumiがつくる、ekkaのコートはシャープにデザインされた
『洋』のものですが、『ドンザ』や『袖なし』は『和』のもの。
私は、『洋』も『和』もどっちも大好きなのです(笑)。
今回の『袖なし』は、今までのekkaのコート地の端切れを
私が手縫いでパッチアップしました。
初めての『ゆきかうもの』展のときの、『ドンザジャケット』に
ものすごく近いモノになりました。
タートルの上にも、キモノの上にも羽織れちゃう『袖なし』。
作業着だものモチロン、日常着の上に限りますが(笑)。
こんな感じで、今回の『ゆきかうもの』展には、エツコのパッチ
アップシリーズもちょこっと・・・並びます。
by senshoku-iwasaki | 2012-11-27 20:54 | 纏う布・暮らしの布