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12月のギャラリー工さんでの展覧会に向けて。
今年は12月3日(土)~12月10日(土)までを予定しておりまして。
この展覧会、ずっと自分たちで企画して発表してきた・・・好き勝手なiwasakiと、ekkaの年に一度の展覧会。
ジャコブウールという、ブランケットなどに向く固めのウールを使って・・・コートなどを作ってきましたが。
今年で14年目になりますが、初回からずっと使ってきたこの素材が、なんと手に入らない!というアクシデント。
日本ではあんまり人気が無いこの素材・・・。
使い始めは若干硬くて、糸のなかに残った剛毛が・・チクチクしたりするのだけれど。
それでもiwasakiは大好きで、使い続けているのには理由がありまして。
この素材、使い込めば込むほどに剛毛は無くなり・・・トロンとフワンと身体に馴染むのです。
それはまさに、紬そのもの。
この、ジャコブに私(エツコ)が久米島式まわたつむぎ台を使って紡いだ、マーブルまわた糸を織り込んで
自分で縫って作ったのが、『iwasakiのドンザジャケット』第1号。工さんでの「ゆきかうもの」展1回目のDMです。

不況が続き・・糸偏業界はとにかく厳しい話ばかりです。
ジャコブウールも、大手がトン単位で仕入れることが出来なくなったのでしょう・・・。
原材料も安定して売れる素材や、新素材に変化しつつある・・ということでしょうか。

さてさて
iwasakiはどうしましょう。なんとかずっと・・在庫をあたってもらっているところですが・・・
ご注文いただいいている、キモノ用マントはどうにかお納めしたいっ!!と願いつつ・・・
どうしても無理なら、シルクで作れたらいいなぁ・・と、コートやマント地のシルク規格を検討中。

とりあえず
今年はサカタに、キモノの上に着ることのできる、羽織のような絹製のジャケット(!?)カーディガン(!?)
をリクエスト中。どんなモノが出来るかしら!?「出来ない」って言われるかも・・・(笑)
それでもなんでも・・今、私のはたの上では5メートルほど織り進めております。
(この15年ずっとこんな調子、でもカタチにしてしまうサカタはスバラシイ!!そんなサカタ頼みのekka。)

今年の工さん、
iwasakiの織物で、春夏秋冬を表現できたらなぁ・・・とずっと温めてはいるのですが・・・。
出来るかなぁ・・・。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-30 19:42 | 素材
裏庭の土砂崩れ。
f0177373_1191917.jpg先週は南部町もずっと雨。
それも夕方から夜にかけて、スコールのような
降りなものだから、チョット心配していたら・・・。
夜中にザザザザ~っと音が。
イノシシかなぁ?それとも・・・?と思っていたら。

今年1月に、ヨイトマケの唄が頭でグルグルしながら
二人で長年の土砂を運び出した、裏の土手。
あと2回くらい崩れるかなぁ・・・?とは思ってましたが
夏にもヨイトマケ。
ネコに2杯くらいの掻き出しで済むかと思ったケド。
甘かった・・・。ネコ6杯分の、粘土質の泥の重い事。
水辺に植えた、カキツバタをぜーんぶなぎ倒して。
今年植えた花の苗は、なんだかみんなうまくいかず。
タイツリソウは、電線工事の人に草だと思われて
ほじくりかえされ。クリスマスローズは株が腐ってダメ
になり・・。
この土手にも何か、宿根草をと思っているのだけど。
もう一回くらい崩れてからのほうがいいのかも!?
それにしても。
素人の、ヨイトマケで済むくらいでお願いします。
家ごと呑みこまれる規模だと・・・困りますっ!!
by senshoku-iwasaki | 2011-08-28 11:53 | 工房周辺
明日お納めする八寸帯。
f0177373_20174848.jpgたて糸は岡谷の宮坂製糸所さんの、銀河シルク。
よこ糸はアローと呼ばれる、ネパールの麻。
野趣あるアローの繊維が、濃い薄い、太い細い・・・と実に表情豊かで、どうってコトない杉綾が
一番カッコイイんじゃないかなぁと思って作ったもの。
和モノは特に
キモノから帯から帯揚げ、帯締め・・・とプラスしていくファッションだなぁ・・とつくづく。
加えてゆく面白さ、奥深さのファッションかも・・と。
ならば、iwasakiはあんまり主張しないで、ほかの箇所を引き立ててゆくのも奥深いかと・・・。

もうひとつの思いとしては
洗いざらしのシャツにジーンズ、みたいなシンプルなキモノもあっても良いかも!?とのキモチから・・。

どんな風に楽しんでもらっても、iwasakiは大歓迎。
この帯をお選びくださった方は、クリエーターさんです。
このままで飽きたら、後はよしなにアレンジしてください!そういうコラボも大歓迎です!!
by senshoku-iwasaki | 2011-08-25 20:51 | 着尺・帯
本日、8月24日から8月30日まで。
突然のコトとなりますが・・・なんと本日から30日まで・・・。
先日お世話になった、日本橋三越本店5階・Jスピリッツにおきまして、
アトリエ紀波さんのご好意で・・・iwasaki、ちょこっとだけ出展させてもらってます(笑)。
ショールや楊柳のストール、フタタビノフクロ(裂き織りトート)など・・。
アトリエ紀波さんの、お扇子やTシャツとともに・・・。
iwasakiは、最終日の30日にクニヒサが会場にいる予定にしておりますが、
連日夕方まで紀波さんか石塚さんがいらっしゃいます。
よろしかったらぜひ!いらしてくださーい!!
by senshoku-iwasaki | 2011-08-24 10:43 | 展示会・お知らせ
新しい季節。
「『24時間テレビ』のころは大抵、終わらない夏休みの宿題の山の前に憂鬱だったなぁ・・」クニヒサ。
そんな父親の背中を見て育ってしまったのか・・・。この3日ほど、息子は半ベソで漢字の書き取りを・・・。
29日が登校日なのに、最終の27・28日が地区の子供クラブのキャンプなものだから・・・実質あと5日のお休み。
「ゲームばっかりしてたからでしょっ!!自業自得です。」
「計画性が無さすぎなのよ~。大体、危機管理能力ゼロなんだから・・・。」
娘のほうはこれもまた、アニキとは別口のバカで。(トホホ・・・)いろんなコトをすっかり忘れる。
2つ持っていた帽子も、どこかに置き忘れたまま・・・すっかり忘れて無くしてしまい。
宿題そのものがなんだったか???みたいなおまぬけっぷり。
「そもそも。あーたはだらしが無いのっ!女の子なのに片付けも出来ないなんて!!」
「二人とも!もっとチャントして~っ!!」
ヤイヤイキリキリ・・・怒り狂いながら、ぜーんぶソレ、アタシそのものなのよ・・・。と落ち込み・・・。
血圧が急上昇したかと思ったら、一気に急降下・・・。なんてコトか・・。

ソメオリヨシダの吉田さんと話していて、自分に何が足りないかを痛感していた私。
面倒なコトを後回しするとか、今の自分に興味の無い事項については、すぐさま忘れてしまうとか。
後々困るコトは重々わかっていても・・・そんな自分を結局直せずに42年生きてきてしまったものの。
このまま夏休みが続くと、私の落ち込みが果てしなく続きそうなので。
子供たちよ。
どーにか辻褄を合わせて、無事に新学期を向かえてクダサイ。
母もこれから、チョットずつでも脱皮をせねばならないと強く思っております。人生の新学期にむけて。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-21 22:13 | 岩崎のある日
夏季強化合宿。
三渓園での『日本の夏じたく展』で、二十歳くらいの若いお嬢さんに
「どうしたら こういう事をお仕事に出来るのですか?」と尋ねられたことがあって。
織りの技法的なコトだったり、組成のコトなら言葉があったのだけれど。
唐突に生きる道を聞かれたような気がして・・・。
「う~ん・・。これが仕事、と思ったら誰でもなれます・・・きっと・・・。」なんて言ってしまったものの。
若い方はそうではなくて、資格的なコトを聞きたかったようで。
大学はどこが良くて、何を学んで、何を見ておくとよいのかとか・・・とかそんなコトだったみたい。
「あ~。ゴメンナサイ。私たち、大学出てないし、資格も何にもないし・・・。(笑)」
考えてみたら、はた織りに1級も3級も無いから、iwasakiは、無免許!!
でも気がついたら 
かれこれ20年関わってるし、この地に工房を構えて12年にはなるから・・・石の上にも三年なのだなぁ・・・と。
先日。
古くからの知り合いで、同業のソメオリヨシダの吉田さんが「『合宿』しよう!」と泊まりに来てくれて。ウレシカッタ~!
織りのコト。糸のコト。そしてまた織りのコト。話しても話してもツルツル・・・と、まるでお蚕を煮出しているみたいに
糸のように出てくる出てくる織りのコト。ふぅ~!しっかし、我等シゴトおたくみたいじゃね~。
マルマル一昼夜、ほとんど織物の話。
吉田さんの、楽しそうなキラキラした瞳を見ていたら、
あのときの
若い方に、もしまた会えたら追伸です。
「このシゴトは、織物が大好きであるというのが大前提のようです。それから楽しんだモノ勝ち・・・。
でもそれは・・・たぶんきっと、どのシゴトも同じでしょうが・・・。」
吉田さんと一緒の時間を過ごしたら、夏バテ気味の『ダラ~っ』とした自分に渇っ!!というキモチになりました。
iwasakiもガンバリマス!!夏季強化合宿バンザイ!
by senshoku-iwasaki | 2011-08-19 22:19 | 岩崎のある日
これから・・。
8月中旬くらいからかかりたいと思っていた、ご注文の吉野織りの着尺と、これまた昨年からご注文いただいているマント地。
なんだけど・・・。なかなか機(はた)が空かない。(涙)
iwasaki工房には、機(はた)は4台。織り手は二人。余裕じゃんっ!って話になるのだろうけど。
これがそうでもないから、織りは面倒くさいジャンルなんだわ・・・と。つくづく実感。
着尺のほうは綜絖(そうこう)は細穴、マント地はジャコブウールがベースのものなので、綜絖は太穴。
着尺のほうは組織なので、いつもの紬よりもタテ糸本数が多いから筬(おさ)は、iwasakiでは一番細かいモノになるけど、マント地のほうは、粗目だけどこれまたiwasakiで織ることの出来る最大幅の90センチは1枚しかなく・・。
これまでにかかっていた、ショールや裂き織りのバッグ地などなどを、全て片付けてからでないと
次の仕事にかかれないので・・・クニヒサは、息子の宿題のSOSも無視して織っているのだけれど。
(かかわりたくないだけかも!?笑)今日、息子の描いていたあまりにもヒド過ぎる花火の絵に・・・母はただ絶句。
『ようし!これでOK!』と自信たっぷりの息子は、かなりの度胸持ちなのでは・・・?ウラヤマシイ。
「あーたは良くても。親が恥かくだけなんだけどね。」つい口走ってしまったが為に・・・。
たぶん私がなんか手伝わされそう(涙)。
来週くらいから
いっきにに秋冬シフトに変えて(!?)とりかかるつもりで準備中のiwasaki。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-15 21:27 | 岩崎のある日
サマーバカんす。
あっという間に、この夏もお盆になってしまった・・・。
お盆は児童館もお休みだから、あーあ。イライラするな、きっと。
我ながら・・・ヤダヤダ。
夏休み、前半2週間はiwasakiが三越と伊勢丹に出ていたのもあって
『東京ばぁば』宅で過ごした子供らは、もっちろーん(!?)毎日楽しく都会の暮らしを楽しんで。
戻ってきたら、こっちの友達と心ゆくまで遊び三昧。
一昨日は、横浜に住む従弟のKくんが遊びに来て。
近くの温泉に泊まったり、ヤマメのつかみどり体験をしたり、それを串に刺して焼いてもらったり、川遊びをしたり。
それでも何でも、DSゲームタイムはしっかりと確保しながら・・・んで、結局遊び三昧。
それぞれの担任の先生からとお友達、校長先生からもそれぞれに、暑中見舞いのハガキが届いていたのにもかかわらず・・・。やっぱりそのままかっ!!
知りたくないけど、まったく手付かずの宿題ってどんなんがあるんかしら・・?と覗いたところ。
マッサラな原稿用紙がそれぞれに6枚ほど・・・。へ!?6枚?
『「福祉」に関する作文』、『読書感想文』。
福祉って!小1と小3に投げかれられてもぉ~(涙)親もワカニャナイ・・・。
図画か工作・・・。ひぇっ!!
どこかにマスオさんはいなかったかな・・・。いないかぁ・・・。
明日は、Mさんの八ヶ岳の別荘に一家でお邪魔するコトになってるしぃ。
16日は、友人が一泊で遊びにきてくれるコトになってるしぃ。
今年は心を鬼にして(!?)『子供の自主性を信じました!!(でも裏切られました!)』と居直ろうかなぁ・・・。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-12 20:00 | 岩崎のある日
嗚呼、夏休み。
f0177373_213212.jpg「オイラ、何が好きってエビフライは2番か3番に好きな
食べ物だけど、せっかく海に行くんだから夕ご飯に
『お子様メニューのエビフライ』って別メニュー出す
ような処に泊まるのは避けてね。」
将来はコックさんになれると何故か疑ってもいない、
我が家のバカ息子・・・。
「うわっ!このイサキ、チョーうめぇ!!」
磯料理が美味しいと評判の民宿で、大人と全く同じ
メニューをほぼ完食。
味覚や感受性は、10歳までにどれだけいろんな種類
の『味』を体験したかで決まる・・・って、何かで見た
ような気がしたから実践したつもりが・・。イカン。
ただのデブになってしまった・・・!と反省しつつ。
「だいたいさ~。コンパス使ってまともな円も描けない
ブキッチョでデブッチョなあーたがさ、料理人になれる
とは到底思えないのヨ。」私。
「デブッチョ関係無いっ!!かぁちゃんのデザートくれ」
嗚呼、夏休み。
このところ急に血圧が上がって、めまいがする私。
このバカが、宿題をちゃんとこなせるワケもないけど。
「私もカンペキ、カツオくんだったなぁ・・・。」クニヒサの
一声に、不毛に血圧を上げるのは止めようと
心に誓った真夏の日。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-09 22:09 | 岩崎のある日
南部町に帰ってきました。
昨夜どしゃ降りの雨のなか・・・我が家に戻ってきました。
大切な糸や、在庫の織物は乾燥する、二階(屋根裏)に非難させていて平気だけど。
築120年の山の中の家は、締め切っていると湿気がこもっていて・・・大掃除。
家族分の洗濯の山と、荷物の山を切り崩しながら・・・ようやく『いつものiwasaki家』になりつつあります。

iwasaki史上初の
日本橋三越と、新宿伊勢丹の2週間立て続きのイベントでは、多くの方がたにお会いすることが出来まして
とても嬉しかったです。
日頃、山の中で生活している私たち。
都会の時間と若干の時差を感じつつ・・・(笑・でもホントです!)
本来なら一生かけても出会うコトなどないかもしれない方に、織物を通して出会えるコトの不思議を、今更
ながらジワジワ・・・と感動しております。
お越しいただきました皆さま、そして初めてお目にかかれました皆さま・・・本当にありがとうございました。
どうかこれからも・・・iwasakiをよろしくお願いいたします!!

日本橋三越は、本店だったこともあり、従業員用の階段一つとっても歴史を感じまして・・・。
私(エツコ)は個人的に、古い鉄筋ビルを見るのが大好きでして・・・。ガラスブロックや、大理石張り、重厚な木の手すりには、三越本店の古き良き時代にビューンとタイムスリップしてしまいそうで・・・仕事そっちのけになりそうなキモチを抑えるのが大変だったり・・・。
新宿伊勢丹のほうは、さすが流行の発信地!といった感じで、魅力的なモノがいっぱいで・・・。ウワサの伊勢丹メンズ館は、それぞれのブランドのショップの見せ方がまたカッコ良過ぎなくらい、カッコ良くって・・・。地下に下りれば、店員のお姉さんはみんなキレイで・・・ただただ感心するばかりの私(笑)。

南部町で育った我が家の子供たちは、私たちも知らないここの地元の言葉を平気で喋っているのだけれど・・・。
息子なんざぁ、わずか10日ほどの東京滞在で、すっかり東京の少年になっているからどうしたものかと・・・。
『東京ばぁば』(クニヒサの母)を、5段活用どころじゃない10段活用ぐらい活用(!?)して。
近所の本屋ではマンガを、セブンイレブンではアニメとのコラボ商品を、大好きなヨドバシカメラではDSの新しいソフトをゲット。
確かに・・・。どれも南部町には存在しないけど。
ちょうど 会期中に息子も娘も誕生日だったものだから、伊勢丹でケーキを買って
「お母さん、驚いたよぅ~。ケーキ屋さんのお姉さんがみんなチョーカワイイの!しょうちゃん(娘)、ケーキ屋さんでバイトしたいって言ってたけど・・・あのレベルの高さはチョット・・・しょうちゃんにはムリかも!?って思ったワ」私。
その日はなんと、息子のリクエストで『東京ばぁば』も松屋浅草でケーキを買ってくれてあり・・・。
「そんなコトないかもよ。新宿伊勢丹ではムリでも、松屋浅草ならそうでもなかったもん・・・。」息子。
『おバァちゃんち』が田舎じゃなくて、都会の我が家の子供たち・・・。都会のカルチャーショックを、まったく自分の都合のいいように吸収してしまう能力を・・・iwasakiも手に入れたいっ!とつくづく思ってしまった2週間でした。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-06 22:50 | 岩崎のある日