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『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』始まりました。
f0177373_191116100.jpg2月27日(水)→3月12日(火)

伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。


2月27日(水)~3月4日(月)、
3月8日(金)~12日(火)の間は、悦子が会場にいる予定です。
by senshoku-iwasaki | 2013-02-27 19:24 | 展示会・お知らせ
本日これから搬入に出かけます。

f0177373_13188100.jpg今晩搬入の、
新宿伊勢丹での催事。
明日は伊勢丹の定休日なので。
あさって27日から・・お待ちして
おります。アタマの中でグルグル
流れているBGMは、管楽器系
の・・・パレード?チンドンヤ?
小さくザワザワと、新しい季節が
近づいている気になりたい(笑)
真冬日のような今日の南部町。
2月27日~3月12日までiwasakiは出展しております。
伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。
『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』

コットンとシルクのショール『parade』
by senshoku-iwasaki | 2013-02-25 13:34 | 展示会・お知らせ
sunrise 2013 spring
f0177373_20192263.jpg昨年登場した『sunrise』のシリーズは、たくさんの色の絹糸
を挿しながら全体をぼかしたように織る、織りでないと出来な
い『ボワーンと感』を、日の出の頃の一刻一刻の光や影を
イメージしながら出したものです。

秋から冬にかけては、何色かのつむぎ糸を合わせてほっこり
させた風情のものを織っていましたが。年明けからサラッと
させるために、糸使いを変えてみました。
ヨコ糸には、細めの生糸、セリシンを少し残した生糸、そして
つむぎ糸・・。こう見えて、7丁もの杼を使って無地の部分を
形成していたりするのです。

本来えらく時間がかかるのだけど、娘が入院していたときの
私(エツコ)の集中力は自分でもビックリ(笑)。
なんせ、時間が経つとグラデーションの流れが止まってしま
う気がするのです。一日クニヒサと替わってもらった日には
トイレにも食事にも(この私が!笑)機からほとんど立つコト無
く・・・ひたすら一筆書きのように織りまして。
エスキースもない、設計図なんてもちろん作らない、思いの
ままの『sunrise』。新しく出来たサラッとした5本と、ほっこり
した数本を、来週からの新宿伊勢丹での『春のクラフト展』に
出品いたします。


f0177373_20202647.jpg色柄は当然全部違うのだけど、それだけじゃない・・・
同じ絹でも風合い、質感の違い。ぜひ触って、纏って感じ
ていただきたいです。

今回の伊勢丹には、この『sunrise』のほかに、新作の
『parade』のシリーズ、楊柳のストールも新作が加わり
ます。

集中集中!・・・と、全部違うショールやストールを織って
いた私(エツコ)でしたが。一昨日から取り掛かっているの
は一転、かなりストイックな白い帯地。
なんだか・・・
手と目が慣れるまでにもう少しかかりそう(笑)。
iwasakiのショールやストールは、イロイロな色が入ること
でアクセサリーのように使ってもらいたい・・・との思いが
ありますが・・着尺や帯は逆でして。帯などは特に色味を
抑えて(息を潜めることで)本体のキモノを引き立てながら
存在感を織りで出したい・・・と思い制作しております。
どちらもiwasaki。
帯、着尺は関東では5月の『日本の夏じたく』展で。

2月27日~3月12日までiwasakiは出展しております。
伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。
『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』
by senshoku-iwasaki | 2013-02-22 22:08 | 纏う布・暮らしの布
parade・2の湯通し。
f0177373_19232824.jpgコットンとシルクの春色ショール、
parade。iwasaki新シリーズ。
オーガニックの、カラードコットン
の地味なカラーと、シルクの透明
で明度の高いカラーがキラりとし
たり、マットに掻き消されたり。
このシリーズ、タテ糸の整経など
はクニヒサ、かなりの時間を要し
ます。カジュアルなモノに手間隙
かけるって、大変なんだけど…
結構イイ感じです!
このシリーズ、赤いライン、写真
の青いラインの後に、黄色いライ
ンのタイプの3種類作りました。
今月27日からの新宿伊勢丹で
のクラフトイベントに勢揃いいた
します。2月27日~3月12日までiwasakiは出展しております。
伊勢丹新宿店本館5階=ザ・ステージ#5にて。『春のクラフトフェア~暮らしの中のメイドインニッポン~』
ぜひぜひ・・・お手にとってご覧いただきたいです。とてもエアリーな織物になりました。春風のように・・・。
by senshoku-iwasaki | 2013-02-19 20:22 | 纏う布・暮らしの布
お帰りなさーい!の、ブランケット。
f0177373_2052650.jpg12日間も入院したコトになってしまった、小2の娘。
昨日から元気に学校に復帰して、いつもの小生意気な
口を訊くように・・・。体調もおしゃべりも絶好調の様子。
私のほうは、結局克服できなかった車の運転とか・・・。
テンテコマイの仕事のしわ寄せとか。憂鬱なキモチは
ちっとも晴れないのだけれど。
入院中は、夜になると心細くて私に「帰らないで」と泣いて
いたくせに。(でも、クニヒサにはそれは無かったらしい・・)
入院が決まったその日に、たまたま私が羽織っていたの
がこのブランケット。多分娘が生まれる前から使っているの
だけれど。(たしか・・コレは、クニヒサが織ったもの。)
娘、涙をポロポロ流しつつブランケットの房をしっかと握り
「コレは置いていって!」結局娘の物質(!?)に(笑)。
「お母さんの匂いと、ウチの焚き火みたいな薪ストーブの匂
いがして落ち着くの。」・・・と、病院の布団を掛けずにコレ
にミノムシみたいに包まって寝ていたらしく(笑)。
川崎病の回復期には、どういうわけか手足指の皮が剥け
るらしく、ブランケットもなんだかヒドイ目にあった入院中。
週末にちゃーんと洗いまして、弾力も増してフワフワ!
リビングの定位置に戻ってきたものの。
学校から帰ってすぐおとなしく宿題をしているのかと思った
ら、学校で飛ばしすぎたのか(笑)娘がコレを掛けて
スースーお休み中。おやおや、またアンタかいっ!
by senshoku-iwasaki | 2013-02-13 21:01 | 纏う布・暮らしの布
山の男の、春の味。
f0177373_1959770.jpg私(エツコ)の亡き父は、若い頃キコ
リをしていて、千葉に川崎製鉄がで
きたときに山を下りた・・・という男。
戦前生まれの口下手で、お酒が入
らないと人と話も出来ない・・・という
ような人で。娘の私も、ほとんど父
とおしゃべりを楽しんだ・・という思い
出が無いのだけれど。
どういうわけか父は、3月9日の
自分の誕生日が大好きで、誕生日
が近づく2月になると「もうすぐ俺の
誕生日だな」が毎日の口癖に。
そんな頃だったかなぁ・・・夜勤明け
ふきのとうを見つけてきては、普段
は絶対立たない台所に自ら立って
作っていたのが、この『蕗味噌』。
ふきのとうを洗って、ザクザク切って
ゴリゴリと鰹節をたくさん削っていれ
て酒、みりん、ごまを適当に入れてお味噌をたっぷり入れて混ぜ・・・。近所の酒屋さんでもらった、火にかけても何故か
割れない(笑)丈夫なお皿に薄くのばして・・・アルミ箔をかけてからストーブの上に乗せて香ばしいイイ香りがしてきたら
出来上がり。コレを酒のつまみに、ホカホカごはんに。はたまたストーブで沸騰したやかんのお湯を注いで味噌汁に。
なんとも地味。なんだけど、若かりし青年時代の父の、ほろ苦い春の味なんだろうなぁ。
ミョーに美味しく感じるのは、私も年をとったってコトのかなぁ。春が少しづつ近づいてくる、もうすぐ父の誕生日と命日。
父は春が好きだなぁ。
by senshoku-iwasaki | 2013-02-10 21:01 | 岩崎のある日
Aさまのまわた紬と、山形斜文の八寸帯。
f0177373_2129113.jpg昨年12月のギャラリー工さんでの『ゆきかうもの・ⅩⅤ』に
おいでくださったAさまは、着尺と帯を作らせていただいた
お方です。Sさまとお召しになっておいでくださり…本当に
嬉しかったです!ありがとうございますっ!!

紬のほうのタテ糸は、まわたのつむぎ糸に生糸を絡めた
柔らかな糸を用いたもので、結城のようなフワっとしつつも
腰のある織物になりました。
帯のほうは、宮坂製糸所さんの艶やかな『銀河シルク』を
タテ糸に、マットなキビソ糸をヨコ糸に山形斜文という組成
で。シンプルなんだけれど、iwasaki的には最大限に糸味
を引き出した(つもり?・笑)シリーズです。

iwasakiの織物。
ショールやストールなどは、カラフルでポップなカラーのもの
も多いのですが。着尺や帯などは、あんまり多色づかいを
しないものがほとんどです。
Aさまのものは、Aさまのご希望のお色目を、出来る限り近
づけた(つもり?・笑)ものですが。
キモノや帯は、作るのにより・・時間がかかるだけに、出来
れば一見、『何てこと無』ければ無い程・・着込んでゆくうち
にそれこそ『無二の良さ』が出てくるように思えます。
それはもしかしたら・・・私たちが二人して古い時代の自家
織物が好きで、そこからこの世界に入ってしまったからかも
しれません。昔の、庶民の織物のなかに、ビックリするくらい今っぽい小粋でシックなものがあります。そういうものこそ、
多く着古され・・・ボロボロになっていたりするのです。できれば来世、iwasakiの紬や帯たちが、そんなボロたちになって
また出会うコトができたら・・・そう思ってなりません。
by senshoku-iwasaki | 2013-02-08 22:30 | 着尺・帯