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明日より工房展、始まります
f0177373_20535361.jpg・・・が。お天道様の具合を見て
は最新作の『sunrise』の湯通し
やら、次作の八寸帯用の糸染め
やら・・・。やるコトだらけ(笑)。
手前の機には、昨年からご注文
いただいている大島紬の裂き織
りの半巾帯。大島は裂けないの
で、せっせと切り揃えてやっと準
備が整って。ここまでがとにかく
時間の要った作業。その奥で織
っているのは、『parade』の夏
バージョン。手前の後ろでは、ク
ニヒサが昨日まで吉野格子の
九寸帯地を織っていまして。その
横の機に今日八寸帯地をセット
したものの・・・。
「うわっ!エツコさんの『parade』、早く織り上げてもらわないと、筬が無いコトに気がつきましたっ!!」クニヒサ。
「えぇ~っ!?アタシ今日、工房展のしつらえしたいんですけど・・・。お掃除だって・・・」いつもしとけって話ですが。
機は4台。織り手は二人。段取りとタイミングと呼吸がうまいこと合えば・・・全てキレイに収まる・・・予定の工房展前日。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-30 21:38 | 岩崎のある日
5月のお知らせ。
f0177373_211346.jpg郵便物は、昨日ようやく投函できた・・・。
iwasaki春の織物祭りのご案内(笑)です。

まずは久々に、春の工房展を開催いたします。
会場は、iwasaki工房です。お山の上の静かな工房
です。南部町旧富沢『六地蔵公園』すぐ近くです。
5月1日(水)~5月12日(日)まで。
当初10日までのつもりでしたが、せっかくなので日曜
日まで二日延長で(笑)ゆるりと開催いたします。

次に横浜・三渓園での『日本の夏じたく
5月18日(金)~5月20日(日)まで。
写真の、6枚綜絖の緯吉野『入り江の波』シリーズや
最新作の山形斜文の八寸帯地など出品いたします。

最後にクラフトフェアまつもとと連動して開催される、
『第5回染織の素材+作品+道具展』松本蔵シック館
にて。5月25日(土)~26日(日)まで。
京都の下村ねん糸さんの呼びかけで、素材としての糸でも絹や木綿のほかにさまざまな天然繊維の糸だったり、iwasakiもいろいろお世話になっている・・・織りに関わる、さまざまな道具を作られるきつつき工房さんなどなど。
iwasakiは、私たちが手がけた織物を出品いたします。素材のこと、道具のこと・・いつも大変勉強になります。

工房展の前に、今日は我が家の子供等の小学校の家庭訪問が。
4月は学校の先生も大忙し・・・。異動があって、始業式、先週は授業参観、今週は家庭訪問・・・まるで師走のよう!
そして・・・私(エツコ)は、まるで大晦日の大掃除(トホホ・・・)。お蔭様でどうにか片付きまして、新しい(!?)春の
工房展を迎えられそうです。  5月のiwasaki祭り、皆様のお越しをお待ちしております。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-26 22:35 | 展示会・お知らせ
20年ものの、茜経緯絣紬・井桁のウェスタンシャツ。
f0177373_19564417.jpg25年前に私(エツコ)がはじめて織った、経緯絣は井桁。
それも逆くくりで!ただひたすらに絣をくくって。
先に茜でタテ・ヨコ糸を全部染めてから、絣の部分1センチ
ほど残して・・あとはほとんど括ってしまうのです。
産地の織物の代表選手のような、井桁絣。産地では絣の
部分だけ脱色したり、すり込み染色するのが主流ですが。
手括りでやろうと思うと、それも絣の部分が濃くなるようにし
ようと思うと・・きっと誰でも絣括りが上手くなる!もしくは
大っキライになる!かどちらか(笑)。
なるべくタテの絣がずれないように、織るのも一苦労なので
すが、どうにかバランスを合わせて織ったもの。
「クニヒサの勝負服(!?)に、ウェスタンシャツがイイなぁ」
とサカタと出会った頃・・そんなコトを呟いたら、「作ろうか?」
「えぇ~っ!?出来るのぉ~?」って・・・。サカタも若かった
なぁ。これがキッカケでekkaが生まれまして。
キホン、人間は19、20歳のときの好みを引きずって一生過
ごす生き物なんじゃないかなぁ・・って最近つくづく思います。
なんとなく無理やり合わせたハズの柄なのに、サカタがピッ
タリ合わせたポケットの美しいコト!彼女のこのキッチリ感、
最近は更に磨きがかかっているような・・・?
このシャツもクニヒサが何度も着て、幾度と無く洗濯されて
くったりとイイ、ユーズド感。まだまだ勝負服。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-23 20:59 | iwasakiの持ち物
『布きれ・やました』さんが出展される三人展、『彩(いろ)vol.1』
布きれ・やましたの山下枝梨子さんが昨年に引き続き・・・青山・表参道の桃林堂さんでグループ展をいたします。
陶芸の高橋亜希子さんと、木工の富沢麻子さんとの三人展。
「巻物として使える布や、木や陶物に合うような小さめの布を出します。」とのことです。

やましたさん・・・。
このあと5月にはiwasakiも出展する、横浜・三渓園での『日本の夏じたく』展に帯などの和ものを出品予定とのことで。
今がどーゆー感じで・・てんやわんやなのかはヒジョーによーくわかります(笑)。
山下さんの織物、ナチュラルで控えめ・・・なようでいて、しっかりと織物魂を持った織物たちです。
ぜひお出かけくださいませ!!

『彩(いろ)vol.1』 陶のもの 木のもの 布のもの
4月23日(火)〜28日(日)
10:00〜19:00

桃林堂・・・東京都港区北青山3-6-12 phone:03-3400-8703
by senshoku-iwasaki | 2013-04-20 21:28 | いわさきのつながり
絣括って、ほどいて染めて、また括って染めての『440シリーズ』。
f0177373_2010326.jpg絣くくりはポリエチレン製の、荷造り紐を使います。
キュッキュッキュッ・・キュッキュッキュッ・・ってリズミカルな
音をたてて。カッチカッチに括らないと、白い部分に染液が入
っては柄にならないので。指先力を問われる重要な作業。
このテの作業は、ひっぱる・止める・締める・・力加減のコツ
がありまして。久米島式でマーブルのまわたのつむぎ糸を
ひくのと同じような・・・どうも相性があるようなのです(笑)。
その作業が好きかどうか?というコトだけなのかもですが。
絣くくりにはチョット自信アリの私(エツコ)なんだけど。
実は同じようなポリエチレン製でも、絣くくりに向く荷造り紐と
あまり向かない荷造り紐があるのです!
今回クニヒサが用意したのが・・・なんと、アカンタイプ!
「これしか売ってなかったんだって・・・」クニヒサ。
「あかんねんて。コレは。柔軟性が無くて裂けやすいんは、
安ぅ~ヤツやねん。こんなではな、いくらワシが高度な職人
技持っとてもな、発揮できへんのやて。」妄想の中の絣括り
歴50年の職人(何故か京都弁風)になったつもりの私(笑)。
文句たれながらも楽しい作業。ぼわーんと、絣足をぼかしな
がら・・クニヒサと二人掛かりで染めてから・・・。
ほどいてみると・・・我ながら惚れ惚れする括りっぷり!
絣もたまにはイイなぁ。『440シリーズ』、次回までに上物の
ポリエチレン製荷造り紐を、捜しておかないと・・・。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-17 21:18 | 工程
今年の夏じたく展で、コラボ予定の八寸帯地。
f0177373_20234336.jpgもう、来月のことにになってしまいましたが・・・。今年も
5月17日(金)~19日(日)の3日間は、横浜・三渓園での
『日本の夏じたく』展ですっ!!
iwasaki、今年で6回目の参加になりますが、
毎年思っていたことがありまして。
出展する、別のジャンルの方とコラボがしたいなぁ・・・と。
今年は、日本刺繍の飯島桃子さんとコラボが出来そうです。
銀河シルクの山形斜文の、キッチリダイヤのシリーズの真珠
色を織ったときに、タテをほんのり黄色にして黄味の強い
パールに飯島さんの刺繍が入ったらステキ!!・・・と思った
ので、それをコラボ用に織ってみました。それと以前に制作
した、亜麻と苧麻と絹のシンプルな格子の八寸帯地と。
先日飯島さんにお預けさせていただきまして・・・。ワクワク。
あとは飯島さんにお任せいたしましたっ!!(織り逃げ・笑)
私たちも楽しみです!!

iwasaki工房は、いつも以上に(!?)ごった返し(笑)。
5月は夏じたく展の前に、5月1日(水)~10日(金)まで久し
ぶりに『春の工房展』をココ、南部町の工房で開催いたしま
す。夏じたくまでに、昨年からご注文いただいている大島紬
の裂き織り半巾の準備を進めながら・・・ショール『sunrise』
を織りつつ・・クニヒサと『440シリーズ』を。
小学校の家庭訪問の季節。工房と家が一緒の悩み・・・。
今年もまた・・片付けられそうもありません(涙)。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-15 21:46 | いわさきのつながり
久々の440シリーズ、絣くくり。
f0177373_20191933.jpg440シリーズというか、プロジェクト!?
『しーしーおー』カッコよく言うと(笑)!?
『ダブルフォーオー』・・・って、何でもイイ
んですけど、『師匠』シリーズなのです。
師匠たちの偉大な仕事に、敬意を込め
て・・・。前回は、大師匠である宗廣力三
氏へのオマージュとして、吉野格子に丸
のヨコ絣九寸帯地を。今回も吉野格子
の中にぼわーんとした絣を入れる予定な
のです。クニヒサの新作の吉野格子は、
『王様の宝石箱』。(・・・のようにならな
いかもしれないので・笑)仮題ですが。
偉大過ぎる師匠のリスペクトですから
おいそれとは作れませんで。二人掛かり
でやっとやっと・・。私(エツコ)は吉野格
子のような、多綜絖の組織は苦手なの
だけど、絣くくりは得意。4箇所くくって、
4回染める間に2回ほどいて・・・の作
業がこれから始まります。・・・にしても。お太鼓の部分だけの絣の下ごしらえで丸一日。大師匠の作品は、総柄だったので・・・いかにスゴイことかと。やってみなきゃワカラナイ、やってみるコトで見えてくるモノ・・・。
440シリーズはiwasakiにとって、手織り物に未来を見出す大プロジェクトなのなのです。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-11 22:00 | 工程
浜松・入河屋の『本小豆最中・波満満都』と『みかん最中』
f0177373_19321046.jpg先日、染織こうげいさんより頂戴してしまいました・・。
「『ブログを見て・・最中がお好きなんですね!』って
言われました(笑)。」クニヒサ。
あわゎ・・・。す、スミマセンっ!!どうも私(エツコ)は
最中の運命みたいなものまで愛おしくって・・・。
昭和の時代に、日本全国どこの和菓子屋さんでも作
られていた・・・お菓子の代表選手の最中が、今では
ハイカラ(!?)なスウィーツに押しやられて、チョット
ひっそりとしている感じまで好きなのです。でもね、
餡子は和菓子屋の命。その餡子を直球で放る最中。
こりゃ、愛さずにはいられない・・・のです(笑)。

入河屋さんも創業明治18年とのことで。浜松の老舗
のお菓子屋さんのようなのですが、戴いたパッケージ
のモダンなこと!オシャレに敏感な静岡の県民性を
感じました~。奥が『波満満都』。小豆餡がしっかりし
てホントに美味しいですぅ。帯広の小豆生産者の方の
お名前もありました。まさに直球の最中です。
手前の、見た目もカワイイみかんの輪切りが『みかん
最中』。静岡といえば、三ケ日みかんですものね。
こちらの最中、なんとも豊かな香りで大人な感じがし
ます。オレンジーピールにビターチョコのオランジェの
ような・・・。最中やっぱり深いです。織物と同じです!
こうげいさんで展覧会をさせていただいて、iwasakiも、もっともっと頑張らなきゃ・・・って改めて二人襟を正しておりまして。やりたいコトがまたフツフツ・・・と湧き出してきております。
iwasakiも時間をかけて・・薫り高い最中に昇華したいですっ!(クニヒサと私、どっちが餡でどっちが皮!?・笑)
染織こうげいさん、ごちそうさまでした。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-10 21:15 | 最中
浜松・染織こうげいさんでの展覧会、お蔭様で終了いたしました。
今年は悪天候男のクニヒサ(笑)、春の嵐の週末でしたが。
こうげいさんで過ごさせていただいた3日間・・・。
強風のなかおいでくださったお客様方や、織物愛に溢れるスタッフの皆さまに、大変刺激を受けて帰ってまいりました。
深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

iwasaki、この4月に結成21年目に入りまして。
結成当初は手がけていたものの、二人よがり(笑)が強過ぎなのか・・・
あまりにも人気が無い為にお蔵入りした企画などは、かなーりありまして(笑)。
こうげいさんで、『来年も・・・』とお声をかけていただいたこともあって、来年は お蔵入りの企画の中から今一度掘り起こしてみようかと。
なんせ、時間のかかる織物製作・・・。
今の仕事、次の仕事を進めながらの次の次の次の下準備に早速取り掛かり始めました。

染織こうげいさん、展覧会は今日まででしたが。4月20日までしばらくご紹介してくださることになりました。
産地の稀少な織物や、大先輩の素晴らしい作家モノが・・・大変充実しているこうげいさん。
織物好きにはたまらない・・・・新浜松駅スグ近くの呉服店です。
by senshoku-iwasaki | 2013-04-08 22:33 | 展示会・お知らせ
『入り江の波』シリーズの羽織地。 
f0177373_19441152.jpgさざ波のような、小さな旋律が天から降ってくるような感じ。
パラパラと。フワリフワリと。ポツリポツリと。
所々に組織の入った・・・硬そうで柔らかい、シャープなようで
まろやか。そんな羽尺をつくりたいなぁ・・・とiwasaki二人っ
きりの企画会議を、昨年からしておりました。
組織を入れる、という初期設定からしてクニヒサが織る、とい
う大前提の下(笑)。
小さなメロディ(!?さざ波?)は、二小節だったり三小節だ
ったり。仕立てるときっと・・・。『硬そうで柔らかい、シャープ
なようでまろやか』・・・に。更にできれば、なんだか鼻歌でも
口ずさみたくなったりしてくれたらなら・・・。
なんとも嬉しいのですが。

明日から 静岡県浜松市『染織こうげい』さんでの展覧会が
始まります。
『入り江の波』シリーズのこの羽尺や、帯地などなど新作を
出品いたします。

■岩崎訓久・悦子染織展
4月4日(木)~4月8日(月)
於・染織(そめおり)こうげい  open 10:30~18:30
    浜松市中区鍛冶町140-33  tel,053-454-5180
by senshoku-iwasaki | 2013-04-03 20:59 | 着尺・帯