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神戸の染織こうげいさんに、お送りする新作たち。
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この数ヶ月・・・ずっとかかってきた、着尺や八寸の帯地のシリーズ。
地味め!?派手め!?・・・どうなのかなぁ~??実はよくわからなくなります(笑)。
iwasaki、流行にはあんまり興味がありませんが。
時代を超えて・・・気がつけば、永ーく付き合っていた・・・みたいな存在を目指しております!
そんなわけで。
芸風はこの20年・・・あんまり変わっておりませんが、このところの八寸の糸使いは
この20年の歴史(!?)から生まれてきているかもしれません。
織りのキモノや帯を手がけていて、ヨカッタなぁ・・・と実感するコトは、陰影の中で美しさが
浮き出るコトがあるコトだったり、使い込むことで生まれるトロリとした感触だったりします。
明るければ、若ければイイだけじゃない(笑)日本文化の奥深さとでもいいましょうか・・・。
そんな救いに(!?)無理やり(笑)助けてもらいながら・・・オトナの秋をイメージしてみました。
10月3日~7日、秋晴れ・・だといいなぁ・・・。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-30 22:36 | 着尺・帯
iwasakiじかん。
あわわゎ。。。
今月って、あと3日しかないっ!!
あれは忘れもしない・・・13日の金曜日。
明らかに様子がおかしい車を、クニヒサが修理屋さんに持って行った日。
あれから2週間。車は直ってこず・・・(涙)
11月の静岡・浜岡でのDM用の、新作ショールの写真を今月末には・・・って約束を
あの日にしたものの。・・・まだ織りあがらない(涙)。
染織こうげいさんの発送の準備もあるしぃ・・・。
「かぁつん、日曜日は水泳教室の泳力発表会だからね。」娘。
そうだったっけ・・。行かなきゃダメぇ~?
染織こうげいさんには、10月4(金)・5(土)・6(日)とクニヒサが初の神戸入りでして。
5日の小学校の運動会は、私(エツコ)一人かぁ~(ため息)。
早朝から地区のテント張りは、お父さん方が出るんだけどなぁ・・・。弁当も作らなきゃなのにぃ。
私の怪し過ぎる車の運転で、一日に学校まで3往復するなんて。考えただけでも気が重い・・・。
何でも段取り良く、スマートにこなせる人が羨ましい・・・(涙)。
時間が足りない・・・というより、使い方がヘタ・・・というのは自分が一番わかってはいるものの。
とか思いながらも。
お彼岸に食べ損ねた、おはぎがどうしても食べたくなって(笑)。
小豆煮始めちゃった・・・ダメな私。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-27 20:51 | 岩崎のある日
染織こうげい・神戸店での展覧会まであと一週間。
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iwasaki、最後の悪足掻き中。
とはいっても。
そうそう作れないのが手織物、なのなのですが(笑)。
今回もiwasaki、古今東西・・・いろんなところの妄想の旅に出掛けております。
チベッットっぽい!?アフリカっぽい!?ハンガリーっぽい!?そしてニッポン。
15世紀っぽい!?19世紀っぽい!?はたまた・・・昭和っぽい・・・と。
いろんな要素を持って・・・iwasakiの織物たちが、私たちにはまだ縁の無い神戸の人たちに
受け入れられてもらえるのか・・・どうかは?ですが(涙)。(ホンネは受け入れてもらいたい~っ!!・笑)
楽しんでいただけたら嬉しいのですが。

我が家の車、修理をお願いしてからかれこれ10日・・・。
電話がかかる度クニヒサ、おっ!キタキタ~っ!と出るのだけれど。修理屋さんからは未だに無く・・・。
ハラハラドキドキトホホ・・・でトントンな日々。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-25 20:10 | 展示会・お知らせ
お彼岸にシェルフの設置。
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海を渡って・・・iwasakiの東京ショールームとなる、蔵前の『増孝商店』へやってきてくれたシェルフ。
21日に無事、設置していただきました。
あとは照明と、UVカットフィルムをガラス面に張ってもらって・・・空調が壊れているので新調して・・・
とiwasakiはため息が止まりません(笑)。
おまけに我が家の車が突然の不調・・・。先週から修理工場に入院したまま帰ってこなかったり・・と。
久々にサンバーでの上京に、運転手のクニヒサはぐったりでしたが。
都内は、サンバーのように小さい車のほうが、邪魔にならない控えめな感じでイイかも!?なんて
運転できない人間が言ってもダメかしら~(トホホ・・・)

いろんな意味で
あんまり頑張れないiwasakiなので、チョットずつ進行してゆこうと思っております。
12月中旬ころ・・・ゆるりと1回目の『最近のiwasaki』がお披露目できたら・・・と思っております。
あと2ヶ月・・・。
神戸の『染織こうげい』さんの展覧会、静岡カントリー&ホテルでの展覧会用の制作をしながら・・・
二人して一度に3つまでしか考えられない・・・珍しい(!?)脳ミソの持ち主なので(涙)。
制作のほうに重点を置きながら、ショールーム計画も。

それにしても。
606システム、無駄の無いデザインはもちろんさることながら、全く無駄の無い梱包で美しく・・・。
さすがラムス。さすがそのラムスの精神を引き継ぐVitsoe。
無駄だらけのiwasaki、少しでもあやかりたいっ!・・・いや、見習いたいっ!そんなキモチも込めて
什器にさせていただくコトに。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-23 22:32 | iwasakiの持ち物
septemberみたいな女性。
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から譲り受けた本。
9月になって、嵐が過ぎ去って、何事も無かったみたいな爽やかな青空を見ると、
なんでか思い出しちゃう・・・魅力的な女性、Mちゃん。
25年前、郡上で一緒に染織を学んだ仲間のひとり。あのときのメンバーでいまだに織物に関わって
いるのは・・・たぶん、ほんの数人。
染織学科のほとんど女子だもの。結婚をして、出産、子育て、親の介護だったり・・・と皆、それぞれ
忙しい日々を、それぞれ一生懸命送っているので・・・今は、機織りどころじゃない人も。
Mちゃんもそんな一人かなぁ・・・。あるとき突然、「学生時代の染織関係の本とか・・・まわたとか
テキトーに送るから、使えるモノがあったら使って!」と。その後「子供を連れて引越ししました。」って
差出人住所が無いんだけど、とびっきり笑顔のハガキが届いて。Mちゃんらしいなぁ・・・と。
そろそろひょっこり出会えそうな気もする、ネコ娘のようなMちゃん。

郡上のあとに、ウールや染めの勉強もしていたらしい内容の荷物の中にあったこの本。
これだけが異色な感じで入っていて。Mちゃんらしいような、らしくないような・・・?って、そのときは
思ったんだけど。・・・そうだった、Mちゃんは一番最初に織った格子が黄色ベースで。
「『レレレのおじさん』みたいでカワイイ!」って言ったら、嬉しそうに「私、こーゆーの好きなの。」って
言ってたっけ。ずっと好きだったんだなぁ・・・。黄八丈みたいな織物が。

こちらは1978年出版の技法書で、平織りや『まるまなこ』と呼ばれる山形斜文などが載っており・・・
白黒写真で当時(か、もう少し前の)、作業中の様子があるのだけれど。それがビックリするくらい
古い!感じがする昔のニッポンの写真なのです。なのに見本で添付されている、山下めゆ氏の
本場黄八丈の生地は、今も昔も変わらぬ美しい織物で。
時代がどんなに変わっても、変わらないように進化しつづける努力って、やっぱり大切なんだと
勝手に解釈してしまった私ですが(笑)。
iwasakiでも黄八丈の技法を取り入れた帯なども今までにも作ってきました。
この秋の新作の着尺、地紋シリーズもそうなのです。
これから・・・黄八がテーマ、みたいなiwasaki新シリーズを作りたいなぁ・・・と思っております。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-18 21:20 | iwasakiの持ち物
数を数えて数えて・・・織り上がり迄。
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地紋のある無地の紬。
tamago magomago、織り上がりました。
まわたのつむぎ糸をヨコ糸にしているので、太いところ細いところで丸の大きさがビニョーに変わりますが
ずっと越し数を数えながら織っていました。
444、88、121212・・・そういえば、織物って数を数える作業の連続せいか・・・。
朝、子供らと1キロ下ったバス停まで歩いて戻ってくるときとか、町の水泳教室で娘が習っている間・・・
仕方なく(!?)自分が水中を歩いたり泳いだりして待っているときも、気がつくとカウントしています(笑)。
そのせいなのか、どのせいなのか・・・
万歩計はキライ。ケータイもキライ。体重計もWellnessリンクもゼッタイイヤ!・・・とまぁ。
道具に自分が管理されるなんて、ジョーダンじゃないっ!
「明治生まれの、頑固なおとーさんみたいですね。私もですけど。」クニヒサ。
グルグル手回しの、『早車』という道具には簡単なカウンター付きのものもあって、使ったりしたのだけれど。
かなりアバウトだったりするので、だったら自分で数えたほうが・・・という気になってしまって今日に至ります。
道具のほとんどが手動で、原始的な、iwasakiの織物の道具たち。
そんな道具ですら、使いこなせているような気になるまで20年かかったんだもの。
文明の道具たちと・・・キモチが寄り添えるようになるまで生きられるかなぁ・・・(涙)。
カウントしなくっちゃ・・・(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-17 21:03 | 着尺・帯
チビッコレストラン。
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昨年のコトだったかなぁ・・・。
子供らの通う小学校で、家族の一員としての『仕事』をすべし・・・みたいな有り難いご指導があって。
『お手伝い』じゃない、責任ある『仕事』は子供として当然なのだと。フムフム・・・さすがっ!!
たしかにね、私自身はなーんもしなかったし、出来なかったけど。
あの頃の私たちの両親のように・・・iwasaki夫婦、親として甲斐性は無いからなぁ・・・。特に私(笑)。
何か一つでも、家のコトがちゃーんと出来たら、iwasaki夫婦が出先で事故に遭っても・・・数日どこか
他人様のお宅で居候させてもらうようなコトがあったときに、ほんの少し役立つかも!?・・・とか。
それから
息子はお風呂場、娘はトイレと洗面所をそれぞれ・・・平日も休日も朝の日課としてせっせとやり続け・・。
ホントは面倒臭くて、かったるくて、なんで~!?って思う日もイッパイあるとは思うのだけど。
兄妹だと、どっちかが一生懸命やっていたりするとお互い譲れないキモチにはなるらしく(笑)。
一年が過ぎたので、この夏にはボーナスも支給したりして・・・。
「・・・もうキミたちには敵わないなぁ。アタシがお掃除するよりずっとキレイだもん。」と、褒めちぎりの悪母。
同じ頃だったかな・・・目玉焼きとか、ゆで卵とかふたりでチャレンジするようになって。
最近・・・。
休日のお昼ごはんは、チャーハンややきそばが並ぶように・・・。
チョット焦げ気味とか、作業中必ず一回は妹がキレて、「にぃちゃんが一人でやればいいじゃんよっ!」
的なちょっとしたトラブルは聞こえてはくるけれど。(大抵納得いかない様子で、兄がとりあえず謝ってる
のも仕事場に聞こえてきて・・・笑)  意外にも美味しい!!
「ちょっと焦げ気味って、最近欧米のシェフの間でも流行ってるらしいわよ。美味しいっ!」私。
「あぁっ!ウマイじゃんっ!・・・にしてもエツコさん、悪代官みたいな笑顔ですよ。」クニヒサ。
「このやきそばはもう・・・かぁちゃんを超えたんじゃない?」クニヒサ。ほとんど言わせているかんじ・・・。
「うぅ・・・体力の限界っ!」私。
「貴乃花が出てきたときの、千代の富士の引退のシーンですね。」クニヒサ。
「休日のランチはチビッコレストランに決めた!!後片付けもヨロシク!!」悪母。

お掃除に関しては、あれやこれや便利グッズだったり、新商品の洗剤などなど用度品請求もある二人。
食事については・・・冷蔵庫にあるモノでやりくりルールを決めておかないと、これから面倒なコトになるかも!?
by senshoku-iwasaki | 2013-09-14 21:33 | 岩崎のある日
リ・デザインでグルグルまわる。
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iwasaki、特別に椅子が好きというわけではないけれど。
一日中座って仕事をする・・・織り機(はた)は、厚さ1センチほどのただの板なので。
織っていると、お尻が痛いものだから・・・なんとなく二人して椅子を見ると、愛でたくなってしまうのかも(笑)。
この椅子も中古のもので。我が家にやってきて・・もうかれこれ・・・15年くらいになります。
サファリチェアと呼ばれるこの椅子、Ole Wanscherという人が、1940年に師匠のKaar Klintという人の
1933年にデザインしたサファリチェアをリ・デザインしたものらしいのだけれど。
そのKlintのサファリチェアのルーツは、イギリスがインドを治めていた頃、インドに駐留していた
イギリス軍が考案したコロニアルチェアというから・・・
グルグル回って過去から未来!のiwasakiにとってはお手本のひとつ。
我が家の、北西の廊下に置かれたこのサファリチェア。
なんといっても横顔が気に入っております。背もたれのカーキのファブリックを、両脇のまるでシャトルの
ようなカタチのフレームにひごのようにひっかかっている姿が、とても美しいシャトル(杼)にしか見えない!
のです・・・。Klintのものは、こういうスタイルではないので、Wanscherのサファリに惹かれちゃったのかも。

今は地紋のある紬を織りながら・・・この椅子の横顔に癒してもらいながら・・・
それでもお尻が痛いときは、コレにチョット腰掛けて外を眺めていると、このごろすっかり成長してしまって
大胆には登場してくれなくなった、野うさぎちゃんにひょっこり会えたりする特等席。

そんなふうに
古今東西いろんなモノやコトや人をリスペクトして・・・iwasaki織物を作れたら、と思っております。
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by senshoku-iwasaki | 2013-09-13 22:29 | iwasakiの持ち物
地紋のある無地の紬。tamago magomago
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前回クニヒサが織った、このシリーズはもっと丸が大きくて、あぶくのようだったけど。
今回は丸が小さくなって、縦長になって、タマゴがいっぱい並んでいるよう!・・・に私には見えます(笑)。

タテ糸は、岡谷の宮坂製糸所の手引きの座繰り玉糸と生糸を前回よりも密度をあげて。
色の前回よりも渋くて深いこげ茶色に染めまして、ふっくらほっこり栗色です。
ヨコ糸は、まわたのつむぎ糸を桜で染めた淡いベージュ色なので、タテヨコの陰影がゴージャスです。

「全然タマゴには見えませんけどね~。」クニヒサ。
「見えるんです!とにかくいっぱい並んだタマゴたちから、iwasakiにとって新しい何かが生まれてくるかも
しれない・・・期待も込めてのタマゴなのっ!間違えそうだから話しかけないでっ!」私。
「そうそう。私は織り始めて二日目、手と眼が慣れた時に間違えましたから。」クニヒサ。
今回の宮坂さんの玉糸のほうが、前回のものよりも節が多く。
チョット織りにくくて・・・ってコトは解きにくい!!(涙)
いかんいかん・・・。そんなコトにならないように、これから数日・・・無口でガンバリます!
by senshoku-iwasaki | 2013-09-11 20:30 | 着尺・帯
思い出せない病。
『柳橋物語』の一節だったかなぁ・・・。違う違う・・・う~ん・・・何だったけかなぁ・・・。
うぅぅ~。気になるんだけどなぁ・・・。いや、そもそも山本周五郎じゃなかったのかも・・・?
作業の進行上・・・いつもならクニヒサが担当している、タテ糸をグルグル木枠に巻く作業を久方ぶりにやりながら
回転数を数えているにも関わらず、気になる気になる・・・このところ「思い出せない」病が止まらない私(エツコ)。
「今度は何ですかね?晩御飯のコトじゃないみたいですね・・・。」クニヒサ。
「来年かかりたい着尺は、縞か格子にしたいんだけど。」私。
「ほぅほぅ・・・。イイですね~。あ、もしかして江戸っぽいとか明治っぽい線が表現されてるとか・・・?」クニヒサ。
「うん。そんな一節があったような気がしたんだけど。
あ~なんかモヤモヤするんだけど、ずっと探し出せずにいる状態もキライじゃないっていうか・・・。」私。
「・・・。わかりますよ。なんとなく(笑)。」クニヒサ。
そういえば・・・10代の頃は、山本周五郎の描く女性像が、いまひとつよく理解できなかったんだけど。
30年ちかく経って読んでみると、なるほどなぁ・・・。こーゆーコトだったのかなぁ・・・なんて。
封建的な時代に生きる様々な人間模様が、生き生きとなんとも自由にも見えてきて。
結局「気になる一節」は、出てこないまま・・・昔読んだ本やら、読んでない本やら引っ張り出してきて(笑)。
寸間70羽の、綾織りの後だからかしら!?
老眼鏡無しで、昭和30年代出版の小さな文字もまだまだイケる幸せ。
「思い出せない病」で「検索したくない病」なのかもしれない私。
by senshoku-iwasaki | 2013-09-09 21:10 | 岩崎のある日