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八寸帯地もコツコツと・・・織りためております!
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1月2月・・・と二人して、せっせと織っておりますけれど。
うーん・・・思った以上にマシーンになれてない・・・(涙)。
今日クニヒサが織りあげたのは、
チェルシーみたいな(!?)八寸帯地。

なんでチェルシーかといいますと。
タテ糸にチェルシーのパッケージのような、いろんな色が
経っておりまして。その色を、ヨコ糸で包み隠すように
あじろのように一越ずつ入れてみたり。
半巾帯のときに、試してみたコトを少しだけ発展させてみて。
あじろのように見せるために、タテもヨコも濃い色と淡い色が
交互に入っているので。全体的に薄いカラーにはならない
のだけれど。軽やかに、ふわりと透け感もある八寸になって
おります。

いよいよ来月末に迫ってきました、新宿伊勢丹での
グループ展に向けて。
まだまだ・・・手指のマシーン化を図りますっ!
日曜日の今日も。
私(エツコ)は、九寸の緯吉野のミルフィーユシリーズを
織り進めつつ。25年使ってきて、ボロボロになった機の
タテ糸を結びつける『送り出し布』の修繕を完了させて。
クニヒサは私が次に織る、銀河シルクの八寸の糸染めを
終えて。あぁぁ・・・。エンドレス(笑)。
絣くくりもそろそろ始まります。

手指を動かす人は、ボケにくいっていつか聞いたけど。
もともとボケボケの私には、あんまり関係無いみたい(涙)。
ひとつひとつ、指さし確認でガンバリます!
by senshoku-iwasaki | 2016-02-28 22:10 | 着尺・帯
ゼリーのミルフィーユ仕立ての新バージョンは・・・。
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ちょっとビターです。
前回クニヒサが織ったのは、春らしいスウィートなカラーでしたので。
今回は私(エツコ)が少しだけ・・・辛口(!?)にしてみました。
カカオ率の高いチョコレートのような、ローストの濃いコーヒーのような!?

いつの間にやら・・・。
手織物の世界に入って、四半世紀が過ぎてしまいましたが。
概念がグルグル回るのです。二人して!(笑)。
手織りならでは、とかなると。
柄となる段を不規則にしたり、色糸を散らしたりして『膨らませる』のが
機械織りとは違いますよ、というセオリーみたいなところがあるのですが。
一昨年前、色見本として織った・・・1寸ずつのベタな段の杉綾織りの
紬を、このまんまがイイ!とご注文くださった方がありまして。
その方がお召しくださったお姿が!とってもカッコよかった・・・。
それは帯でも。
勇気を持って(!?)敢えて単調な等間隔のボーダーで織った帯地を、
ものすごく潔く、美しくお召しくださるお客様に出会ったときも。
あぁ・・・やっぱり。これもまたアリなのだ・・・と。
等間隔の段だからといって、安っぽくなるわけでは無いのだと・・・。

なので、ミルフィーユ仕立てのシリーズは、色の重なりを楽しむシリーズ。
あんまり小細工をせず、今まであまりやってこなかった段の入れ方で。
ビターなタイプ、こちらのほかにあと2種。
3本目の辛口(!?)に今日から取り組んでおります!
by senshoku-iwasaki | 2016-02-26 22:06 | 着尺・帯
半巾帯もコツコツと・・・織りためております。
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八寸、九寸帯地を織り進めながら・・・。
半巾帯も少しずつ、増えてきました。

春から夏に、夏から秋にも活躍してくれるとイイなぁ・・・
とか思いながら。

このシリーズの半巾帯のヨコ糸は、八寸帯にも使用して
いるキビソ糸なので。八寸を織った残りの半端な糸たち
を、出来れば一番イイカタチで使用したく。
逆算をして考えるのが難しくも楽しい、私(エツコ)にとっ
ては燃える(!?)時間のひとつです。
線香花火みたい?木漏れ日みたい?送電線みたい?
うーん・・・チェルシーみたい!?
思い通りにならないコトも多いけど、思った以上の驚き
も同じくらいあったりするから、やめられない・・・(笑)。

規格や、タテ糸の色の配置などなど・・・サンプル的に
半巾で作ってみることもあるクニヒサ。
今回織りあがった半巾からも・・・。『チェルシーみたい』
な!?新しい八寸帯も生まれています。
そうすると、またまた半巾にちょうど良さそうな(!?)
半端な糸たちが・・・。あぁ、終わらない・・・・。

エンドレスに作り続けるコトでしか生まれない、そんな
走り続けてる『今』な半巾帯たちでもあります。
by senshoku-iwasaki | 2016-02-20 21:10 | 着尺・帯
富士の開運髭だるま。
2月になってから、先週は友人たちと毎年恒例の味噌づくり。
今週は息子の学校行事で、日曜日らしく過ごしたものの。
年明けから・・・ほぼお休み無しのiwasaki。
やらなきゃならないコトは山積みなのですが・・・。

縁起モノ好きの私(エツコ)、ここ5年ほど・・・
ずっと恋い焦がれておりましたのが、富士の毘沙門天祭!
いやはや・・・だってだるま市に、だるま開眼祈祷です(涙)。
旧正月7、8、9日の三日間にこちらに詣でば、一粒万倍
の功徳あり、とのことでして。
だるま市としても、日本最大といわれていますし。こりゃぁ
一度拝ませていただいて・・・ご利益にあやかりたいっ!
と願っていたものの。
この時期、我が家では子どもがインフルエンザになってたり、
(親もだったり・笑)、展示会中だったり、大雪だったりと。
んまぁ~縁がなく(涙)。
おまけに運転手さんのクニヒサは、大の!人混み嫌い。
カレンダーを眺めては、聞こえよがしに「行きたいなぁ~!」
を連呼してみたり、ため息をついてみたり。

安芝居(!?)の甲斐ありまして、本日最終日に願いが叶いました。
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境内には、たっくさーんのだるま屋さんが。
四方八方ぜーんぶがだるま屋さん!という何ともファンタスティック
な市でして。おおぉ。。。幸せすぎてどこから選んで良いものか・・・
ぽわーん♡としておりましたところ、杉山だるま店さんのコーナーで
こちらの小さな髭だるまを分けて頂きました。
「今年の開眼は、右目ですよ。」お店の方。
右、左は、順番とかじゃなくて、年によって違うそうです。
できればもっともっと、眺めていたかったけど。
東京下町生まれの運転手さん、もっと混んでくるから・・と足早。
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開眼受付で、名前と住所を書きまして。願い事を選びます。
達筆な方々が裏に貼る紙を書いてくださり、若いお坊さんが
眼を入れて・・・お祈りしてくれるのを待つ間に・・・。
本堂に参拝をして、おぉ!おみくじも木のだるまに入ってる!
ありがたいねぇ、嬉しいねぇ、なんかイイことありそうだよぅ!!
ごっきげんで達磨おみくじを開きましたら・・・。『凶』。ガーン。
46年生きてきまして、お初の凶(涙)。

ナカナカうまいことはいきません(笑)。
気を引き締めて、日々の小さな小さな作る喜びを大切に・・
この髭だるまを拝みつつガンバリます!!
by senshoku-iwasaki | 2016-02-16 21:22 | iwasakiの持ち物
『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。
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1月末からクニヒサが掛かっていたのは、緯吉野の九寸帯地。
ゼリービーンズのようだと私(エツコ)は思っていたのだけれど。
クニヒサに言わせると、『ゼリーのミルフィーユ仕立て』なのだそうで。
まぁ、なんでもいいんですけど(笑)。
3種のゼリーのミルフィーユを織りながら、私が掛かっていた半巾
帯の糸巻きやら、整経・・・機にセットを繰り返して。
私は、というと。
ずーっと織っていて。
織りあがりそうになると、次のタテ糸が準備されておりまして・・・。
二人で機にセット、織りあがるとスグ隣の機に移動。
一昨日クニヒサが染めていたのは、この九寸のタテ色違い。
チョコレートに、ピスタチオ。おぉぉ。美味しそうなカラーです。
今日は日曜日だけど、息子の中学の授業参観、保護者会。
午前中、チョコレート色のタテ糸を二人で機に巻きつけて。
夕方学校から帰ってくると。
クニヒサ、早くも綜絖通しを終えて・・・筬通しを。
バレンタインデーは、チョコレート色の次作の準備にどっぷりです。
次の色違いは、私が担当になりそうなので・・・。
こんなキッチリとした、ミルフィーユにはならないかもしれません(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2016-02-14 21:55 | 着尺・帯
今織っている、銀河シルク山形斜文の八寸帯地は・・・。
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ちょっと・・・海な感じです(笑)。
私(エツコ)の妄想の旅の景色としては・・・
北アフリカ北西部の海岸でしょうか。
対岸に見えるのはスペインかなぁ。

寒くてもすくすく育つ、裏庭のクレソンに
タコのマリネを加えて。
新しい山形斜文の八寸が生まれております。

立春を過ぎてから
日がどんどん長くなって。
まだ夕方の4時くらいかしら!?と思ったら
うっかり5時半に。
織りのリズムも弾んできて。
少しずつ春のリズム。
by senshoku-iwasaki | 2016-02-10 22:00 | 着尺・帯
森くみ子さんとのプロジェクト・報告3・4
森さんに染めていただいた絹糸、その後。
今回は写真上が、前回の紺よりやや青寄りの『瑠璃紺・るりこん』。
下がさらに青寄りの『御納戸色・おなんどいろ』だそうです。

糸は、森さんの生紬用にiwasakiで用意したもの。
「60中x3玉糸」とは中というのが絹糸の太さのことで、60デニールの
3本合わせで180デニールの玉糸という意味です。
玉糸とは、二匹の蚕が一つの繭を作ってしまって糸口が二つあることから
節のある・・・味わい系の糸のことです。
なので、「42中x5玉糸」のほうは、210デニールの玉糸。
同じ太さの糸でも、撚りの回転数や、何本合わせかで風合いは異なる
のでイロイロ染めていただいて、縞や段を考えましょう・・・というコトで。
お色のほうは、すべて森さん任せです。

糸たちが森さんより届いて、箱を開けた瞬間から感じたことなのですが。
いわゆる、『藍の匂い』がほとんど無いのです。
臭いくらいにプンとくる、藍の匂いがホンモノなのかと勝手に思い込んでいた
私にとって、ちょっと意外でした。
発酵状態が良好だからなのでしょうか。腐敗臭と発酵臭は違うということ
なのかもしれません。この辺りもこれから森さんに教えていただこうと思います。
灰汁のミネラルをいっぱい食べている、森さんの藍菌だからこそかもしれません。

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報告3
『今日、「60中x3玉糸」「42中x5玉糸」を染めました。
ゆっくり2回染めたのですが「千草色」(鮮やか青)くらいの色目に染まりました。
両方とも色の発色はよいと思います。
濃淡2種類をどのようなバランスにするのか悩むところです。
布染めと違い、小さなコントラストは織られてみないとわかりません。
初めての糸なので本当に実験という感じです。』   
11月13日

報告4
『今日、「42中x4」を染めました。
今回もゆっくり2回染めたのですが、少し不思議な色です。
セリシンの堅さからの斑も多いですが、「新橋色」(緑みの鮮やかな青)と
「御召御納戸」(暗い灰青)の混ざった綛に染まりました。
白い糸なのに濃い染液では微妙な色分けはできませんので、
今回は濃い色の濃淡にします。
乾いてからじ〜と見ていると興味深い色です。細い糸ではありますが、
表面の色が落ちやすい可能性もあります。
今後薄い色を染めてテストしてみると面白いかも知れません。
昨日染めた糸が完全に乾き(絹は乾くのが早くていいですね。
綿はなかなか乾きません)セリシンが少し取れ柔らかくなった感じですが、
「60中x3玉糸」の方が柔らかくなったような気がします。
色は透明感もあって綺麗です。
早く岩崎さんに状態を見ていただきたいです。
12日から今日までおよそ1Kgの糸を染めたのですが、
やはり染液のPHの低下が早いです。
セリシンのたんぱく質が染液の中に溶け出すのは想像していましたが、
綿糸や麻糸の管理とも違いそうです。
糸染めをした場合と布染めの場合とでは、染液の管理が違うように思います。
綛を動かすので酸素が多く入るからなのか、布と糸の染まる表面積が違うから
なのか、この10年布ばかり染めていましたので、はっきりと比較する事はできま
せんが、これから観察しながら試行しますね。
とはいっても、藍菌は今日も元気にしています。
灰汁のミネラルをいっぱい食べていてくれるうちは大丈夫です。』 
11月15日

報告0はこちら
報告1・2はこちら
by senshoku-iwasaki | 2016-02-03 21:42 | いわさきのつながり
静岡カントリー浜岡コース&ホテル・カルチャーフロアでの『染織iwasaki展』、お陰様で終了いたしました。
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お出でくださった皆さま、静岡カントリー浜岡コース&ホテルの皆さま・・・。
また、『新春のお茶』で様々なお茶をお教えくださった・・・日本茶インストラクターの
前田洋代さん、本当にありがとうございました。
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カルチャーフロアで、なんと今回で10年目の展覧会。
10年も。我慢強く(!?)毎年企画してくださる小林さんは、多くの
作り手や画家さんたちと関わる方。
来年もお正月のころに・・・とお声をかけてくださって。
iwasaki、ナカナカ・・・目に見える進化や変化は、無いのかもかも!?
ですが(涙)。日々チョットずつ、チョットずつ・・・まだまだ成長株だと信じて(!?)
ガンバリたいと思います。
ありがとうございました。
by senshoku-iwasaki | 2016-02-01 21:07 | 展示会・お知らせ