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今、クニヒサが織っているのは・・・。
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青木間道をモチーフにした八寸帯地です。今回はモノトーン。
そういえば。
無彩な感じは久しぶりかもかも。
セリシンを残した、ちょっとマットな生糸ベースのタテに、光沢あるグレーや黒の銀河シルクを利かせて。
奥行きのある・・・モノトーンを目指して。

ポップなカラーも大好き。アースカラーもステキ。となると、色の無いのも新鮮だったりして(笑)。
結局のところ・・・何でもアリで、何でも好きなのです。
iwasaki、夫婦して二人とも・・・。色そのものよりも、その色と色の組み合わせ(織りによる交差)で出来る
思いもよらない風情のようなものが好きなんだと。。。

なので、この秋は。
一見無地なんだけど、実は縞で実は格子でもある・・・なーんて新作の杉綾織着尺に私(エツコ)は取り掛
かっておりまして。それも無彩な感じです。
偶然にも。工房はストイックなカラーになりまして。
となると。
きっとこの次にかかる帯地は、ぐっとカラフルな絞り絣になりそうです。

行ったり来たり。
寄せては返す波のように・・・いろんなカラーで、全部がiwasakiカラーになりますように・・・。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-30 22:09 | 着尺・帯
itonosakiさんにお納めした八寸も、秋の新色です。
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銀河シルクの山形斜文といえば。
itonosakiさんに、ご注文いただいていたのがこのお色。
タテ色は濃いグレー、ヨコ色は深いブルーです。
こっくりと。深まる秋に似合う青い鉱石『Lander Blue』。
夜明け前の、空の色のようです。
今日もイイ日になりますように!

早起きはあんまり得意じゃない(笑)、チームiwasakiですが・・・。
息子の部活の練習試合とかで・・・やたら早起きさせられた日には、こんな空にも空気にも出会えまして。
家族の、日々の些細な出来事に・・・巻き込まれたり翻弄されたりする中で、織りなされるモノもあるのだと。
この歳になっても。ぜーんぜん!思い通りにならないコトだらけの毎日ですが・・・(涙)。

iwasaki家の、暮らしの中で生まれてくる織物たち。
猪鹿駆ける山の中、築140年の明治の家で、iwasaki家の生活まみれ(!?)で生まれるこの織物が。
都会の中のオアシスのような・・・itonosakiさんで。
クールでスタイリッシュな帯として、凛と佇む姿が浮かびます。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-27 21:39 | 着尺・帯
銀河シルクの山形斜文の八寸帯地、秋に向けての新色は・・・。
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煉瓦づくりの街並みのようなカラーです。
iwasakiの、今までに無かったニュアンスのあるものになりました。
蔦の絡まる!?古味を帯びた!?私(エツコ)の妄想の旅は、すっかり晩秋。
街路樹は、赤に黄色にチョコ色に・・・。夏は跡形も無く消え去って。

妄想の旅先で、すっかり日本が恋しくなりまして(笑)。
ひとつ制作したところで、クニヒサにバトンタッチ。
このほかにヨコ糸がアイボリーのタイプも、只今クニヒサ制作中です。
まだ夏は終わらないで・・・と思って帰って(!?)きたのに。
度々やって来る台風に、夏の終わりが憎らしくもなってみたり。。。

本当の秋が来る頃に始まる、染織こうげい・神戸店さんでの展覧会に向けて・・・。
糸の染色やら、整経もするクニヒサも。織ったり、絣を括る私も。
今を名残惜しみながら・・・キモチは次の季節に。
おっとそうだった・・・。
いよいよもうすぐ新学期の、我が家の子供たちも!(大丈夫・・・なんだよねぇ?大丈夫ってことで・汗)。
なんだか。毎年夏休み最終週は、我が家に巨大な暗雲が・・・。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-23 21:35 | 着尺・帯
Hさまの杉綾織り紬。
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昨年の、染織こうげい・神戸店さんでの展覧会で。
iwasakiの杉綾織りの紬をご覧になって、『デニムのような感じ』でご注文くださったHさま。
本日ようやく織り上がりまして、機から下しました。
写真ではグレーのようにも見えますが。ヨコが紺で、いつもよりチョット太めのつむぎ糸。
小さな菱は、大きくなったり小さくなったり・・・私(エツコ)の心のまま(!?)に。

綾織りの紬は、iwasakiの定番でして。
タテ糸の密度もiwasakiの基準的な平織りよりも1.4倍あるし、ヨコ糸も1・4倍くらい入るので冬の単衣にも
向くように作ったのがきっかけです。
もちろん、袷ならより暖かいし。何よりしっかりしているのに、身体に馴染むしなやかなドレープがキレイです。
私(エツコ)にとって紬は、カジュアルなストリート系であり、仕事着でもあり、無地ならたまーにフォーマルに
も使ってしまいます(笑)。そんなとき、綾織りは織物力を一番感じます。垂れモノの着物より光ります。

平織りの場合もそうですが、綾織りの着尺はヨコ糸に玉糸を使うと、シャキッとした織物になります。
そして今回のように・・・まわたのつむぎ糸を使うとふっくらとした質感に。
着初めのうちは・・・
まわたの毛羽が少し出てくるのですが、そのうちにそれらが摩擦で落ちると光沢が生まれます。

質実剛健でロングライフ。なのに、キモチを揚げてくれるお洒落も楽しめる・・・。まさにデニムのよう!
そんなiwasaki秘蔵っ子(!?)の杉綾織り紬に、最高のイメージでのリクエストですからね。
毎日楽しく織らせていただきました。Hさまありがとうございますっ!
これから糊ぬき、湯のしを経て・・・完成いたします。

今年も。
染織こうげい・神戸店さんでは、10月に展覧会をさせて頂くことになっておりまして。
iwasaki工房では、機が空くタイミングも無いくらい(織り手は二人なのに、機は4台・笑)フル回転してます!
by senshoku-iwasaki | 2016-08-21 22:31 | 着尺・帯
旅の余韻の最中。直島・イワタコンフェクトの『恋わすれ貝』と『直島女文楽』。
修学(!?)旅行最後の地、直島で見つけました最中も意匠系。
平家物語のなかに、崇徳院は直島に移されて。遠く(昔は尚、遠かったでしょう・・・)都を想って恋わすれ貝
の和歌を、琴弾の浜で松風をききながら・・・貝を拾って作られたと伝わるそうで。
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そういえば直島。私(エツコ)の父の十八番だった、演歌『おやじの海』も直島で生まれたそうです。
あー。私に詩人心があったらなぁ。うーん。。。
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大きな蛤のカタチの皮(種)は、やや厚めでしっかりとしています。
餡は、粒あんでこれまたしっかりとした固めの餡です。
そして・・・。もうひとつ。
直島には日本で唯一女性だけの文楽があるそうです。
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江戸時代・・・直島は天領だったので、歌舞伎や人形浄瑠璃が許され盛んだったそうで。
その頃に、淡路の人形芝居(文楽)も度々来演したので、島の人たちも人形遣いに関心を持ち始まったそう
なのですが・・・。本当に。徳島、香川、愛媛・・・芝居小屋に浄瑠璃人形、およそ・・・関東で育った私は見た
ことのなかったものがイロイロありまして。興味深いです。
それで・・・。
こちらは小判でしょうか。大入りってことなのかなぁ。。
こちらの最中も、皮(種)も餡もしっかりしたものでした。ぱかんっと二つに割れるので、半分ずっこもOKな
食べやすいカタチです。

イワタコンフェクトさんは、島で唯一の和洋菓子店だそうで。
この最中は、直島観光協会・海の駅「なおしま」で見つけたものですが、散策をしていた『宮浦ギャラリー六
区』のすぐ近くだったらしいと後で知り・・・。もう少しウロウロしていたら、お店のほうに辿り着けたのかもしれ
ません。最後はアンテナが鈍りました(笑)。

今回の旅では、観光地ということもあって(お土産系ということでしょうか)、意匠系最中にたくさん会えて。
楽しい旅の記憶になりました。お城も、看板も、鎧も、貝も小判も!
そういえば・・・。今回出会った最中たち、皮(種)がしっかり厚めなものが多かったです。
餅を感じるあの種は、四国地方の特徴なのかなぁ。こりゃ、もっと食べないとわからないな(笑)!

やっぱり。私は、きっとこれからも。
上でも下でも無い、右でも左でも無い、ど真ん中の最中のような織物をつくりたいです!!
愛おしい系から絶品系まで・・・。ストライクゾーンは広めに、ゆるゆるの直球を放り続けたいと思います!
by senshoku-iwasaki | 2016-08-17 22:28 | 最中
2016iwasaki夏の修学(!?)旅行。宇野港→直島→岡山市内。
iwasaki家の夏のビンボー旅行、いよいよ最終日。

尾道から岡山の宇野港をめざしまして。車を置いてフェリーに乗ります。
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宇野港、ビックリするほど観光客で溢れています。ちょうど瀬戸内芸術祭も開催中ということもあって、
中国・台湾系や、欧米系の外国人もいっぱい!

『ベネッセアートサイト直島』は、瀬戸内海の直島、豊島、犬島を舞台にベネッセホールディングスと
福武財団が展開するアート活動でして。
一昨年は犬島に行きましたので、今回は直島に・・・。ということになりました。

美が、歴史が、侘び寂びが、アートが、建築が・・・。ウィキペディアで出てくるような回答は、何一つ
語れないけれど。何とも言えない景色とともに、子供たちと一緒に「へぇ~!」って言えるだけでも
親として嬉しいし、iwasakiとしても何かまた・・・生まれてきそう。
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地中美術館といったら、モネですもんね。美術館のアプローチから世界に引き込んでくれます。
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安藤建築によるクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・ダレル、それぞれに『最高の空間』
として作られたというだけありまして、裏切りません。。。自然光だから、きっと作品も観る時間によって
も見え方が違ってみえるのだと思います。なので、何度見に来てもたぶん、違うのだろうなぁ。
「・・・だもの。きっと、ベネッセハウスも裏切らない宿泊施設に違いないわね。」私。
「今度、そこにみんなで泊まろうよ!」『カッコイイ』は大好き!娘。
「イイねぇ!」本当にそう思ってるのか?息子。
「予算上、一泊旅行になるけど・・・。」クニヒサ。
「う~ん。」一同。
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島内は、こんなポップなバスが定期的に運行しているので、さまざまなミュージアムに行けます。
外国の方も多いのですが、道々にもガイドスッタッフの方々がいて。3か国語くらい通じそうな、
優秀なスタッフさんも・・・。外国語学科の学生さんかなぁ。日本語も残念な母と息子、ひたすら感心。
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草間彌生の南瓜、大人も子供もつい、みんなして入り込んでしまいます(笑)。
直島アートを満喫しまして、また宇野港に戻りまして・・・。
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高速に入る岡山インターまで、岡山市内を。♪~がたんごとんがたんごとん・・・路面電車はいくよ~♪
この頃車内で子供たちは、それぞれウォークマンを聴いておりまして。CKBを一緒に聴いてくれない
のは寂しいなぁ。。。
今回も約2000キロの道中、運転手さんはクニヒサお一人で(笑)。無事に南部町まで戻ってきまして。
翌日から仕事に取り掛かっておりますっ!
旅の景色の記憶、ココロの動き。
これらは、これから・・・織物の中に織り込まれてゆくと思います。
そして道中クニヒサを眠くさせないために(笑)、いっぱい車中で今後の企画会議を重ねましたから・・・。
計画に沿って、段取りよくiwasakiのリズムを刻みたいと思います。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-15 22:28 | 岩崎のある日
2016iwasaki夏の修学(!?)旅行。大崎下島・御手洗→呉→尾道
映画『ももへの手紙』では、ここらへんで主人公のももと妖怪が、イノシシに追いかけられる・・・
みかん畑とトロッコの。ハラハラドキドキのシーンと、この景色!!『歴史の見える丘公園』。
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大崎下島に行ってみたいと思ったときに、このアニメ映画が舞台と知り・・・。子供らに「知ってる?」聞くと。
「あっ!西田敏行が声だしてるやつ・・・。兄ちゃんと前に一緒に映画観に行ったとき宣伝してた~」娘。
「面白そうだったよ~。」息子。ならば!と、精神年齢小5の私(エツコ。あら、いつの間にか子供たちのほう
が年上になっております・笑)TUTAYAでDVDを借りまして、一家で鑑賞会をして来た甲斐がありました。

築140年の、我が家もそうといえばそうなのですが、古い家に妖怪あるある。
無駄な空間だったり、暗がりだったり、カビ臭いような匂いであったり。永年の塵であったり。
御手洗の町は、確かに。町自体にも妖怪あるある。ほっそーい路地であったり、くの字路地だったり。
そして・・・この海です。
生きている奇跡、いつ死んじゃってもおかしくない事実。だから日々有り難くがんばるぞ!と。
そんなことを毎年再確認したくて・・・瀬戸内の海を感じに出かけている私。
『ももへの手紙』も、そんな映画でした。
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元映画館の洋館、乙女座。
元々は芝居小屋だったということで・・・。中は傾斜のついた畳敷き。2階席はぐるりと壁付きに回っています。
今も時々、新旧いろんな映画を上映しているようで・・・それが羨ましかったです。
古い町並みだけど観光だけじゃなくて、そこに生活している人たちが生き生きと暮らしている生活感が
そこここにあって。行き交う地元の方は、みなさん声をかけてくださって。
明治維新の立役者、三条実美らが立ち寄ったとされる「七卿落遺跡」(イイ感じの邸宅)では、ご近所の
方が説明してくれたり。子供らに「若い人に、いっぱい勉強して欲しい」とおっしゃてたのが印象的でした。
そんな御手洗の町を後にして広島本土に向かいます。
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おぉぉ。海軍の街、呉です。こちらは海上自衛隊呉資料館。ホンモノの潜水艦を、初めて見学しました。
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資料館のカフェで、『海軍カレー』を売り切れで食べ損ねた息子でしたが。呉のちょっとレトロな『メロンパン』、
『ナナパン』そしてやっぱり、名前がイイな『平和パン』を食べられて幸せ。
そして町を走っていて・・・モナカアイスの文字に即反応!巴屋さんのモナカアイス。ミルク、抹茶、コーヒー
にチョコ・・・いろんな種類がありまして。アイスはさっぱりしたアイスクリンなので後味もイイです。美味しい!
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そして・・・。今年もやって来ちゃいました。尾道の本町通り。カワイイ看板です。
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昨年羨ましく眺めていた・・・地元の人の足。渡船。
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えへへ。じもピー気取りで(!?)向島に向かいます。100円でバスに乗るみたいに船に乗るなんて幸せ!
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向島って、思っていたよりずっと広くて。渡船の種類もイロイロあって。降り口も4か所もあるんだそうで。
何も知らないで渡ってしまったものだから・・・ぐるーっといっぱい歩きました(笑)。
「どこに行きたいのぉ?疲れた~。」娘。「やっぱり、スマホにしたら?便利だよ~」息子。
なんて話していたら、ステキなオアシスが!!懐かしいパッケージで、サイダーいろいろ。美味しいっ!
「いやぁ。今日は忙しかったんだよ、あれ、テレビの取材でさー。『マツコの知らない世界』って知ってる?
あれに出ちゃうらしいから、今度テレビ観てみて。」おじさん、チョット嬉しそう。
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ここで作ってる、ここのサイダー。この日は朝からずっと、ご当地モノしか口にしておりません。。。幸せ!
この先にあった、『住田のパン』屋さんでねじぱん、きなこぱん、ラスクも買って。尾道に渡船で帰ります。
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えへへ。帰るといえば。
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今年も旅の終わりは、昨年泊れてとても幸せだった『西山本館』で。やっぱり幸せ!生きててヨカッタ(笑)。
翌日は、直島に行って・・・帰路につきます。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-14 22:53 | 岩崎のある日
旅の真っ最中。大三島・村上井盛堂の『鶴姫鎧もなか』と『義経鎧最中』。
大山祇神社の表参道を、歩いたお陰で出会えた最中。
駐車場が反対側だったから・・・参道の神社側から歩き初めまして。
入口近く・・・神社寄りにありましたのが、村上井盛堂さん。しかも開店していますっ!
ガラスケースの中に、ありました!!最中ですっ!しかも2種!ひとつは意匠系、鎧ですっ!(喜)

「ごめんくださーい」「こんにちは~!」「すみませーんっ!」あれれ、何度呼んでもどなたも出てこず・・・。
ちょっと出かけてるのかな?参道の始めまで行って、戻ってきたらもう一度寄ろうか・・・。
と散策をしまして。参道には閉店のお店ばかりでしたが。こて絵で『寿司亀』と作られた看板をつけた古い建物
のお店の跡もあったり。おそらく建物自体は、明治期のものかと。当初はどんなお寿司だったのかなぁ。

戻ってきてもう一度、村上井盛堂さんに伺うとカーテンがかけられ、なんと閉まっております!(涙)
「えぇぇ~っ!!うっそー。なんでぇ~!!(涙)さっき開いてたのにぃ。10分と経ってないのにぃ・・・。」私。
「ありゃりゃ・・・本日定休日だって。」娘。
しばらくずるずると・・・クニヒサと子供たちに引っ張られるみたく歩き始めたものの。
あー。諦めきれないっ!!その時車のドアを閉める音が。ん!?きっと村上さんだ!
「エツコさん、まさか・・・」クニヒサ。
「だって、次いつ来れるかわかんないでしょ?明日の保証なんて誰にも無いんだからっ!!」私。
「あ出た。一瞬深イイみたいな、かぁちゃん語録。でも今のかぁちゃん突き動かしてるのはあの最中。」息子。
そーです。そのとーり。なんとでも言ってくれ・・・。「あのぅすみませーん!村上さんですか?」私。
後からお家から出てきた奥様が、出かけ際にも関わらずお店を開けてくれまして。
優しい村上井盛堂さん、ありがとうございます(涙)。
そんなんで、ほぼ強引に(!?)ゲットいたしました。

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こちらが『鶴姫鎧もなか』。伝説の、でも実在の勇ましくも美しい鶴姫さまが刻印されています。
この最中、抹茶とくろまめと白豆の3種類。くろまめは、小豆餡に密焚きの黒豆がゴロゴロと入っており・・・。
食感も面白く、3種ともとても美味しかったです。
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そして!大山祇神社の宝物館の代表選手(!?)義経の鎧ですっ!
鶴姫も義経も、皮(種)は餡と一体化して馴染みがよいです。
義経のほうの餡は、つぶあんでしっかりと練り上げた餡でして、有り難く頂きました!!
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後姿は、義経。

「いつもすぐ諦めるのに・・・今回のかぁつんは、ビックリするくらい食い下がったねぇ・・・。」娘。
「うん、最中が背中を押したね~。」私。
・・・いや、食い気?旅の恥はかき捨て!?って、家族はみんな思ってるなぁ・・・。あわわ。。。
それくらい村上井盛堂さんの『義経鎧最中』に、ココロを鷲掴みされてしまいました!!
by senshoku-iwasaki | 2016-08-13 22:51 | 最中
2016iwasaki夏の修学(!?)旅行。大三島→岡村島→大崎下島。
三津浜でディープな夜(!?)を過ごしまして、翌朝しまなみ海道を渡りまして。
大三島に到着です。大山祇神社には、昨年やり残した宿題(!?)がありまして、再びの参拝です。

昨年出来なったコト①、表参道を歩く!です。
駐車場は反対方面にあるものだから、本来の参道は通らないのです。そのためなのか(どこもですが)
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以前は大変な賑わいであったろう参道は、ひっそりとしています。
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今も営業しているお店は、2軒ほどでしたでしょうか・・・。大型駐車場のあるレストラン&お土産品を
扱う大きなショップは、すぐ近くでお客さんがいっぱいだったのになぁ・・・。
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そうそう、昨年帰るときに引いたおみくじで『若いうちは苦労するが、中年以降道が開ける』に、うるうる
喜んでいたら・・・ここで「ばーか」って声が聞こえたんだけど・・・。ひょっとしてこの方に?
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この小千命御手植の大楠(根周20m、高さ15.6m)は、樹齢2600年といわれる大楠で。
「地元の人は、子供のころ・・・この樹の周りを息を止めて3週できたら、伝説の鶴姫さまに会えるって
言い伝えがあったんだって。」私。「じゃ、やってみたい!」娘。「ソフテニで鍛えてるオレが。」息子。
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結局。達成出来たのは私(エツコ)!「あたしゃ、小6のときに100m潜水で泳いで『海女になれる!』って
先生に言われてその気になってたくらい肺活量には自信があるんじゃ~!イエイ!」私。
「ずる~いっ!大人じゃダメだよぉ!」娘。「鶴姫さまもババァに会っても・・・。」息子。なぬ!?

そして昨年出来なったコト②大山祇神社の宝物館の見学。
昨年かるーいキモチで娘が「弁慶の薙刀見てみたい!」と言ったことに対して、ちゃんと心して見ないと
罰が当たる気がする・・・と息子が言ったものだから、じゃ、出直そうというコトになりまして。
国宝級の武具の8割が保存されている紫陽殿。
いやぁ。興味深かったですっ!国宝の源義経の『赤糸威鎧大袖付』河野通信の『紺糸威鎧兜大袖付』。
大三島を守る戦いに参戦した、鶴姫さまの鎧は、ウエストがくびれていて紺糸で。。。
河野通信のものも鶴姫さまも、その他鎧の細工に絹の紺糸・・・これはきっと元々は褐色(かちいろ)かと。
森さんとのコラボが始まってから、いかにこの褐色が特別で、貴重な色であるかということを知りまして。
平安時代のものから全て本物かと思うと、信じられないくらい美しくて。この場所がどれだけ選ばれし特別
な場所であるかとか・・・。なんだかこの大山祇神社の敷地に居るだけで不思議なキモチになります。

んで、息子に結局何が一番印象的だった?と聞いたところ・・・。「弁慶の薙刀かなぁ・・・。」おーい!
「だって、かぁちゃんも見たでしょ。あの大きさ!重さ20キロだってよ!後世の人間驚かすためにチョット
盛ってる!?って思っちゃったり・・・(笑)あんなの振り回すってどんだけ~?ってなるじゃん。」息子。

昨年やり残したことをやったつもりで大山祇神社を後にしましたが。
実はまた・・・まだ(!?)やり残しがありまして。奥の院にある大楠『生樹の御門』をくぐっていない!
というコトに。そういえば神門の建て替え工事中でした。今年秋に完成予定とのことでしたので、やっぱり
これはぜひ次回!もっとひとつひとつの中の神社もお参りしたいです。

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そしてここは、大三島の宗方港。ベンチと手作りの座布団がイイ感じ。
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ここからフェリーで岡村島に向かいます。岡村島から橋を渡って大崎下島へ。
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昨年も行ってみたかった、とびしま街道。御手洗地区は、潮待ち・風待ちの中継地として・・・。かつては
全国の花街番付に入るほどの歓楽地だったそうなのです。映画『ももへの手紙』の舞台にもなった街。
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あっ!ここは『プロフェッショナル』でも以前紹介されていた・・・有名な時計店ですっ。
修理依頼の時計が全国から持ち込まれるという・・・すごいマイスターがいらっしゃるんですね。
硝子戸はキレイに磨かれていて、ステキなお店でした。ゆーっくり前を通りながらキョロキョロ。
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江戸時代のお茶屋さん『若胡子屋跡』は自由に入ることができるようになっていて。電気の点いている
ところを見て表に出たところ・・・「奥の座敷も見た?」と、どうやらボランティアの案内人の方。
奥には屋久杉の天井板の、立派なお座敷があったり。この港からそんな銘木も運ばれてきたのかしら。
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この日は、この御手洗の昭和な「みはらし旅館」で。飾らない、でもとても美味しいお魚で夕ご飯を頂き
お泊りです。とにかく景色が素晴らしいです。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-13 00:27 | 岩崎のある日
旅の真っ最中。内子・大本製菓舗の『内子座もなか』と坂見輝月堂の『もなか』。
内子の町で見つけた最中2種。
ひとつは、内子座という大正時代に建てられた歌舞伎劇場(西日本はこういった古い劇場が結構残っていて、
現在も使われていたりするから、スゴイなぁ・・・っていつも思います。)
その瓦葺き、入母屋づくりの劇場のすぐ横にある和菓子屋さんに、『内子座もなか』の看板を発見。
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大本製菓舗さんは、昔ながらの木枠のガラスのショーケースに饅頭、おだんごなどが並び・・・。
センターは、こちら!内子座の看板を模した最中です。
80代くらいのかわいらしい(といっては失礼ですが、ほんとうに)おかみさんと大将さんが対応してくれました。
皮(種)はソフトで、ふんわりといった感じ。餡はつぶがしっかりとした、きんつばのような濃厚な餡でして。
手で割らないで、パクリと頬張るほうがイイみたい。観劇をしながら・・・も想定内なのかなぁ。
ガラスケースの上には、『内の子ボーロ』と名付けられたボーロも並んでいまして。
パッケージもレトロでかわいくて。ボーロはいかにも手作りな大小さまざまなサイズが入っておりまして・・・。
素朴で美味しいボーロでした。


そしてもう一軒。
八日市・護国の古い町並みを降りてきたところに、立派な商家の坂見輝月堂さん。
こちらのお店は、栗饅頭が看板でセンターを飾っておりますが、脇にありましたよ。『もなか』。
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枝にうぐいすでしょうか。。。上品な佇まいです。
ただ、私(エツコ)が持ち歩いている間に・・・少しつぶれてしまいました(涙)。
なんせ、作りたての無添加のもので、この陽気ですから・・・箱入りで10個とかは食べきれないので・・・。
栗饅頭二つに最中二つ・・・みたいな買い方をしてしまうので、歩いているうちに当たってしまいました(笑)。
が!このもなか、非常に美味しいです。
皮(種)が絶妙なのです。厚みといいますか、硬さといいますか・・・。香ばしさもあり、もちを感じる柔らかさ
もあり、更に餡が絶品!大納言の粒感を感じつつもなめらかで。皮とのバランスがどストライク!

こちらのお店は、若いキレイなお姉さんが対応してくれまして。
和菓子屋さんなのですが、ロールケーキも人気のようで・・・本日完売の文字が。あら、気になる(笑)。
気になるその2は、「和菓子屋がつくるアイスキャンディー」の文字。ん!?美味しそう。
すかさず息子が「オレはイチゴで。」「えっ!?じゃぁ私は愛媛オレンジ!」娘。さすが私の視線の動きを
捉えるとは・・・。これがまた、そのまんまフルーツのような美味しさで。
若い人の新しい美味しさもいっぱい詰まった老舗の和菓子店のようでした。
そしてやはり、ショーケースの上には『ボーロ』が。こちらの『ボーロ』は、大きめで甘食が小さくなった感じ。
こちらはガリッと固め・・・なんだけど牛乳によく合いまして。どうやら息子のツボにハマったらしく。
我が家に帰った翌日には無くなっておりました。あーっ!!もっと食べたかったのに(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2016-08-11 22:52 | 最中