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6年間が・・・
あまりにもあっという間に過ぎ去ってしまったと。
先日・・・娘の小学校の卒業式で、ほぼ後悔のキモチで娘を眺めていた私(エツコ)。
ふたつ上の、ダメダメアニキの時には、オヨヨ・・・と涙涙だったのだけど。
娘のほうは、生まれたときから手が掛からなかったものだから・・・。

気がつけば。
いつの間にか考え方や、趣味までも大人みたいになっていて。
5年間通った保育園を卒園のときには、ウサハナやキティのキャラものから一切卒業してしまって。
(娘のお下がりの、キティちゃんのメモ用紙やかきかたえんぴつは、私たちが現在も使用中・笑)
2年生からずっと彼女が自分で買って愛用している鉛筆は、トンボの8900。緑色の昔からあるやつ。
「なんで?」って聞いたら
「ダース箱のデザインがカッコイイから。」
5年生のときには3色ボールペンの、ジェットストリームの木軸タイプに目覚め・・・。
「なんで?」って聞くと、驚きの(笑)・・・
「経年変化を楽しめるから。」
経年変化って!?あーた生まれてまだ10年そこそこでしょーが・・・。
6年生になると、筆箱がステッドラーの革製ペンケースに。
「なんで?」って聞くと
「筆箱の中で、鉛筆やペンがガチャガチャ当たるのがイヤなの。」
中2のアニキのほうは、今でも新幹線のかきかたえんぴつも、娘が景品でもらったけど使いにくい
から要らないといった蛍光ペンも、定規も、プーマの筆箱も!平気で使用中なんだけど。

勉強はキライ。でもカッコイイ文具は、気分だけでも盛り上げてくれる重要なアイティムらしく。
机の上も下も引き出しも、鞄の中もぐっちゃぐちゃのアニキとは対照的に。
いつでも整理整頓、ファイリングもバッチリ。グッズも国内外のド定番セレクトで間違いないけど。
「それと勉強がデキルというのは、全然別問題なんだよねー。」他人事のように娘。

6年前の春の日が、なんだか急に懐かしくなってしまった私。
アニキとはまた違う、楽しい中学生活を送ってほしいものだわと願うだけの私。
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写真は2011年4月11日ブログにあげた、入学直後のころの娘と息子。
バス停まで1キロ。毎日歩いて、このころ軽度肥満だった息子もすっかりヤセに。(デブは私だけ・笑)
最近は二人ともこの1キロが速いっ!デブの母、ついていくのがやっとでゼーゼー(笑)。
まだまだもう一年、ここに暮らすうちは今年も朝は、歩き(遅刻気味でほぼ走っているのが現実)ますっ!




by senshoku-iwasaki | 2017-03-26 22:24 | 岩崎のある日
最新作の吉野格子九寸帯地は、ハーシーズの板チョコのような・・・。
シックな濃い茶がベースです。
タテにもヨコにも。ちょっぴりピスタチオや、ソーダの香りも・・・。
銀紙をめくって・・・パキンと折って食べたくなって!?いやいや、銀紙の部分はシルバーグレー。
この他に、フランボワーズの入ったタイプと2種制作しました。

クニヒサがこの帯地に取り掛かったのは、3月初め。
我が家の遅咲きの梅の木に、ひとつふたつ花が咲き始めたころ。
その前に制作した、440シリーズの丸紋の吉野格子九寸帯地が、明るい色目のベースだったので。
今度は春色のお着物に映える、シックなタイプにしようと・・・二人で決まったのですが。
以前にもチョコレートシリーズの吉野格子をつくりまして。その時には同系色のみの格子でしたので。
今回は少し違うタイプにしてみました。

29日から新宿伊勢丹で始まります『日本の手わざカルテット~染・織・繍・組~』に出品いたします。
カカオ成分高め(!?)な大人の、新作チョコレート吉野格子九寸帯地もぜひ!ご覧ください。

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☆『日本の手わざカルテット~染・織・繍・組~』
3月29日(水)~4月4日(火) 伊勢丹新宿店本館7階=呉服・特選きもの

久保紀波/アトリエkinami 染色
岩崎訓久・岩崎悦子/染織iwasaki 染織
飯島桃子 日本刺繡
峯史仁/工房野の人 高尾野草染め組紐


by senshoku-iwasaki | 2017-03-24 22:13 | 着尺・帯
3月29日から伊勢丹新宿店で・・・。
久保紀波さん、飯島桃子さん、峯史仁さんと『日本の手わざカルテット』~染・織・繡・組~
と題しまして、今年も開催いたします。

iwasakiの『杉綾の間道九寸帯地』にやって来たのは、飯島さんの青い鳥。
春の訪れとともに、幸せを運んできてきてくれました!
iwasaki冬籠り中に生まれた、灰シリーズ三姉妹の杉綾織りの着尺や、地紋のシリーズ。
八寸や、最新の九寸(は、久々にチョコレートな吉野格子ですっ!)などなど。
二人して。
あまりにも日々いっぱいいっぱいなものでして(笑)。画像を撮ったりアップしたりも出来ず。
恐ろしく不器用なチームiwasaki、3つ以上のコトは、本当に出来ないのです(涙)。
ひたすらに沈黙の作業を続けておりました。
ぜひ、会場で。
iwasakiの冬籠りを、ご覧いただいたいですっ!!

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☆日本の手わざカルテット~染・織・繍・組~
3月29日(水)~4月4日(火)
伊勢丹新宿店本館7階・呉服・特選きもの


by senshoku-iwasaki | 2017-03-20 21:37 | 展示会・お知らせ
加古川・春光堂の『あいたた最中』。
春は出会いと別れの季節。
お世話になっている、染織こうげい・神戸店さんから、昨晩届いた包み。
なんだろう?中の小さなメッセージカードに・・・。うるうる涙がこぼれた私(エツコ)。
神戸店オープンからスタッフの山口さんから。
お義母さまの介護で、こうげいさんを退社されるとのことで。なぜか私たちにまで!!
「・・・小さな紙には書きつくせないです。岩崎さんの着尺の出来上がりを楽しみにしていらっしゃる方が
いらっしゃいます。・・・これからも神戸店をよろしくお願いします。・・・」
こんなふうに、エールを送っていただいたら、・・・もうiwasaki、もっともっと頑張らなくちゃ。
電話番号があったので、今日クニヒサに電話をかけてもらって。
途中代わってもらって・・・実は私はお会いしたことが無くて、お電話も初めましてだったのですが。
「地元のお菓子屋さんで『鹿児のもち』が有名でお入れしたのですが、エツコさんといえば最中だわと・・・。」
オヨヨ・・・。申し訳ありません。。。
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それにしても『あいたた最中』って、変わったお名前ですが。
「あいたた観音」と呼び親しまれている、ご近所の鶴林寺のご本尊で重要文化財の「金銅聖観音立像」が
由来とのことでして。

昔、泥棒がこの観音さまを盗み、金を溶かして取ろうとして失敗。腹を立てて槌で腰のあたりを叩いて
壊そうとしたところ、「あいたたっ!!」って観音さまがおっしゃって。泥棒が改心してお堂に戻したと。
なんとこの観音さま、白鳳時代に造られた青銅に金箔を貼った金銅仏で、白鳳仏の傑作として有名なもの
だそうで。スリムなボディにくねっとしたウエスト、穏やかな微笑み・・・。

この最中は、その観音さまの胸元の切り取りなんですね。
つるんとしたこの丸みは、スリムな観音さまを彷彿させます。。。
ぱりんと香ばしい皮(種)に、しっかりした甘さの粒あんがとても調和して。

鶴林寺、なんと聖徳太子が建てたという由緒正しいお寺。
建築とともに、数多くの重要文化財を所蔵され・・・。観音さまも建物もかなり興味深く、実際この眼で
拝見したい!と思いました。。。
文化は西からやって来たんだねぇ・・と、つくづくクニヒサとつぶやきながら。
美味しいお茶の時間を過ごさせていただきました。

山口さん、本当に今までありがとうございました。そして、ごちそうさまでした。
どうかお元気で。
またお目に掛かれる日まで・・・iwasaki、精進いたしますっ!!




by senshoku-iwasaki | 2017-03-17 22:25 | 最中
Hさまの薄墨桜が咲きました。
濃淡3色でサンプルを織りましたところ・・・Hさま、今回はイイ意味で悩んでくださいまして。
ヨコ色は濃いグレーに決まり。(実は私が一番イイなぁ~と思っていた組み合わせで!)
嬉しいなぁ。。。
なんといっても、ピンクなんだけれど、グレーのイメージという難しいテーマだったので。
やっとHさまのイメージに辿り着けた喜びと、お色味の優しさと織物ならではの奥行きと。
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タテがさくら色のような淡いピンク。
ヨコに若干赤味を帯びたグレー。
杉綾織りなのでより、見る角度によって見え方が変わります。
グレーのようにも、藤色のようにも、さくら色も!
日没後の満開の桜の木の下のような着尺になりました。

こちらの着尺も、ヨコ糸は玉糸で細めでしたから・・・織るのに時間がかかりまして。
こういった無地は、ほぼ全身運動でして・・・。
一日がんばっても約5尺弱。(2メートルは織れないのが哀しいところ・涙)
翌日に響くので残業は出来ず。中2の息子より早く寝床に入り、小6娘より先に寝入る・・・(笑)。
よーく眠れる杉綾織りの、薄墨桜が織り上がりました。




by senshoku-iwasaki | 2017-03-13 21:54 | 着尺・帯
藍染めの絹糸。
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先月・・・徳島の森さんから届きましたのは、頼んでいた約5キロの絹糸たち。
それぞれ森さんにいい色に染めて頂きまして。藍の奥深さが、また一層伝わってきます。

森さんとのコラボ。
作りたい織物は、何種かありまして。6種の絹糸をお願いしました。
糸の太さ、撚り、セリシンの残り具合・・・。それぞれ原糸も違う分、クセもそれぞれ・・・。
森さんは約4ヶ月かけて、それらを本当に丁寧に藍染めされまして。
森さんの藍建ては、すくもと灰汁とふすまだけなので。
染め上げた後の灰汁抜きに、かなりの時間をかけて水洗いをしてくださったそうで。

それにしても。
美しいなぁ。どの色も。
こんなに美しい糸だもの。色と糸を、活かした織物にしなければ!

毎日この糸たちを眺めながら。。。
あぁぁ。
早く取り掛かりたいっ!というキモチを温めながら、イメージをめぐらして。
今はまだ。
クニヒサと、染織こうげいさんでの展覧会に向けた新作づくりに追われていまして。
今回も。
iwasakiにとっては初めましての、でもiwasakiらしいシリーズ化出来そうな・・・
そんな新しくて懐かしい、新企画に取り組んでおりますっ!

森さんとのコラボも。
天然藍という高いハードルを、どうにかしてiwasakiらしい藍のシリーズに・・・。
と、楽しく思案中です。




by senshoku-iwasaki | 2017-03-09 22:07 | 素材
雅趣kujiraさんでの展覧会、お陰様で終了いたしました。
お運び頂きましたお客様、kujiraさん、ありがとうございました。
「連日・・・お客様と楽しい展覧会でした。」とkujiraの清水さんからご連絡いただきまして。
私たちもとても有り難く、また嬉しく思っております。

kujiraさん、今年は11月にショールなどの暖かい織物の展覧会を予定しておりまして。
iwasakiもショールや、ブランケットを出品させていただくことになっております。。。
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今年は上半期に展覧会が集中してしまった・・・iwasaki。
昨年末からkujiraさんに向けて、新宿伊勢丹に向けて、染織こうげい浜松店さんに向けて・・・と。
二人で無い知恵を搾り出し・・・時間と段取りを駆使しながらずっと制作中です。
食事の準備以外で、一度に二つ以上のコトがナカナカ出来ない私(エツコ)ですが(涙)。
毎日日記をつけながら、今日の織り以外に次の下拵え、更にその次の下拵え・・・と時計を見ながら。
あ、今月卒業式の娘の小学校の最後の授業参観もあったっけ・・・とか。
そんなふうにアタマを使うコトが、今まであんまり無かったもので(笑)。もう限界かもかも。。。
伊勢丹は3月下旬。こうげいさんは4月下旬。
まだまだ・・・。
ポンコツな自分を、無理にでもスパークさせて(!?)山道を上っております!!


by senshoku-iwasaki | 2017-03-06 21:50 | 展示会・お知らせ
新宿伊勢丹・呉服で開催中の『帯楽会~帯の博覧会』にiwasakiも2点出品しています。
本日3月1日(水)より14日(火)まで。
新宿伊勢丹本館7階・呉服 特選きものコーナーで開催の『帯楽会~帯の博覧会~』にて。
iwasakiもこちらの最新作の440シリーズを出品しております。

ミミに髭(!?)があるのは、この丸紋の絣がずらし絣と呼ばれる技法だからでして。
この髭一越は、iwasaki夫婦の呼吸のようなもの。
息を止めて絣を括りまして、息を殺して絣糸をぼかしながら染めまして、息をのんで織り込みます。
写真のアイボリーベースに茶の絣のタイプのほかに、ライトグレーベースにダークグレーの絣のタイプ
の2品を制作いたしました。

『帯楽会』は、伊勢丹呉服の伝統的な催事とのことで。
フォーマルからカジュアルなものまで、まさに博覧会のごとく様々な帯が並びます。
よろしければぜひ!お出かけくださいませ。

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by senshoku-iwasaki | 2017-03-01 21:50 | 着尺・帯