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染織こうげい・浜松店さんで・・・。嬉しすぎる再会・後編
染織こうげい・浜松店さんでの展覧会でiwasakiの織物たちに再会いたしました。
どれもこれも。
間違いなくイワサキ夫婦が制作した織物ですが。
どれもこれも。
すっかりステキなユーザーさんの一部と昇華して。
あぁっ!と思いつつも、なんだか織物たちがすっかりおすまし顔で・・・。みんな幸せそうで。
制作者といたしましては、これほどの歓びはありません。
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こちらは大島の絣糸をタテヨコに散らした『視覚詩』シリーズの着尺に、緯吉野の『入り江の波九寸帯地』の
iwasaki尽くしで!!この九寸は、我慢をして(!?)色を極力抑えてストイックに制作したもので。
この『視覚詩』もモノトーン。シックでカッコイイお客様の着こなしに・・・うっとりでした。
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銀河絹の山形斜文八寸帯地『葡萄棚』をご覧になって、半巾帯がほしいとご注文くださって。
ご希望は、4寸5分の巾ということで。スラリと美しくお召しくださって・・・。
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吉野格子九寸帯地『CANDY LEI』を、爽やかにお召し下さって。
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緯吉野半巾帯を、こんなふうにさり気なくくしゅくしゅっと・・。私(エツコ)もマネしたいと思いますっ!
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初めてこうげい・浜松店さんで展覧会をさせていただいたときに出品した、『銀河絹の山形斜文八寸帯地』
ヨコ糸はタッサーナーシと呼ばれる、タッサー種の蚕が一番最初に放つ繊維を糸にしたものです。
野趣があって気に入っていたのですが、現在ちょうどよい太さのこの糸が手に入らず作れていないのですが。
ボリュームがあるのに、スッキリとかっこよくお召しで!
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『sunriseショール』を、ふわりと纏って「よく使わせていただいています。」と・・・。
とってもお似合いで、だいぶ身体に馴染んで、しっとりとした風合いに。
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緯吉野八寸帯地『アルバカーキの気球』を春らしく、若々しくお召しで。
お召しのお着物にも色々な色が、さり気なく入った織物らしい格子の織物がとてもお似合いでした。

私たちがお邪魔した3日間でもお目に掛かれたこうげいさんのお客様は、20代から80代ぐらいまでと
幅広い年代のお客様に愛されているのを、肌で感じまして。皆さまとても楽しんでいらして。
笑い声の絶えない店内です。
iwasakiの織物も、さまざまな年代の方々にお使いいただいていて。。。
あらためて。
身の引き締まる思いでいっぱいです。
もっと腕を上げたいっ!と心から欲張りな願望もいっぱいです。
今から、どれだけ成長出来るかは・・・わかりませんが。
先輩の織物の大御所(!?)の先生の作品を、大好きで沢山着て、よーく知っている方々に・・・。
「織物の世界では、80代でも現役でご活躍の先生が多くいらっしゃいます。もちろん今もなお進化して
素晴らしいのですけど、50代のお仕事は皆さま格別なの!岩崎さんもこれからがもっと楽しみです。」
と言っていただいて。
今年48歳のiwasaki夫婦。
とにかく精進いたしますっ!あと30年頑張れるように・・・。

染織こうげい・浜松店の皆さま、お客様、本当にありがとうございました。











by senshoku-iwasaki | 2017-04-29 23:39 | 着尺・帯
染織こうげい・浜松店さんで・・・。嬉しすぎる再会・前編。
今回が4回目になりました、こうげい浜松店さんでの展覧会。
スタッフの皆さまも含め・・・iwasakiの織物を身に着けてくださって・・・(涙)。
感謝感激の再会ですっ。

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緯吉野八寸帯地『釉の格子』を、青戸先生のお着物に合わせてくださって・・・。憧れます。。。
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こちらも緯吉野八寸帯地『稲束』。今の季節らしくさっぱりとお召し頂いて・・・。
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以前ご注文でお作りさせて頂いた、『赤味を帯びたグレーの杉綾織りの着尺』。
帯揚げもiwasakiのストールです!
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昨年制作した『銀河絹の山形斜文八寸帯地・煉瓦造りの街』。若々しくお召し下さって。
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こうげいさんの展覧会用に初めて『絞り絣八寸帯地』に取り掛かった2年前。
その2作目を、春らしいお着物に。
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『杉綾織りの紬着尺・ムサクイノサクイ』のグリーンに、緯吉野の半巾帯という、iwasakiづくしで!
まわたのつむぎ糸の、独特のムラが段のようにも見え・・・こうして着姿を拝見させていただいて。
おぉぉ。やっぱりイイなぁ・・・なんて自画自賛しそうになりました(笑)。それぐらい、お客様が素敵でした。
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こうげいさんで2回目に展覧会をさせて頂いたときに、ご注文で作らせていただいた『杉綾織りの紬着尺』。
「今日はこれではチョット暑かったんだけどね、せっかくだからお見せしたいとね、思いましてね。」
うわぁ。あ、ありがとうございますっ!!キリッとカッコ良くお召しで、またまた憧れてしまいました。。。

嬉しすぎる再会は、後編に続きます。



by senshoku-iwasaki | 2017-04-27 22:16 | 着尺・帯
染織こうげい・浜松店さんにお邪魔してきました。
21日(金)22日(土)23日(日)と。染織こうげい・浜松店さんに、今回は初めて私(エツコ)も!
お邪魔してきました。こうげい浜松店さんでの展覧会は、今回が4回目。
こうげい浜松店さんは、織物のお好きなスタッフさんと、お客様の多いお店ですので・・・。
私たちも毎回・・・こうげいさんの展覧会には、必ず新しいコトに挑戦させていただいております。
たぶん、無いんじゃないかなぁ~。でもiwasakiらしいんじゃないかなぁ~
そんな新作たちとともに、ドッキドキの3日間でした。
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新作の絞り絣も、絵羽も。それぞれ素敵なユーザーさんにお選びいただいて。
何よりも。
最初の展覧会から・・・お選びいただいたり、ご注文で作らせていただいたお着物や、帯、ショールも!
皆さまが身に着けて会場にいらしてくださって。それが皆さま、本当にステキな着こなしで!(涙)
嬉しいやら、有り難いやら、恐れ多いやら・・・。私(エツコ)、緊張で脂汗(!?)が・・・。
皆さまのスナップは、これからアップさせていただきたいと思っております。
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私たちは昨日南部町に戻りましたが。
こうげい浜松店さんでの展覧会は本日で、お陰様で終了いたしました。
今回は私も、本当にたっくさん刺激を受けました!
こうげいさん、スタッフの皆々様、そしてたくさんのお客様・・・お目に掛かれて本当に幸せです。
これからも。
iwasakiなりに精いっぱい頑張りたいと思っております!!
心より感謝しております。ありがとうございました。


by senshoku-iwasaki | 2017-04-24 22:39 | 展示会・お知らせ
染織こうげい・浜松店さんに最後に滑り込んだのは、『小弁慶』。
春っぽい、爽やかカラーのストールです。
こういった規格のストールは、以前から作っていたのですが。
こうげいさんで初めて展覧会させて頂いたときに・・・。
「ストールとしても帯揚げとしても使いやすいです!」と。
以来、浜松店さんでは・・・。
「帯揚げとしてお使いいただいいているお客様が楽しみにしてくださっているので、
ぜひまた作ってくださいね。」と言って頂いたりして・・・。
嬉しくなっちゃって(笑)、頑張って作りました!たった6枚ですが・・。(汗)
今回は小っちゃい弁慶です(笑)。ギンガムチェックのような弁慶格子です。
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少しシャリ感がある、張りのある質感のほうが使いやすいと聞きまして。
ストールとしてもこれからの季節は・・・。ペタッと肌につきにくいセリシンを少し残した、
生紬に使っている絹糸を散らしまして。
昨年、家族旅行で訪れた愛媛県の大三島神社の宝物館で、弁慶の薙刀が息子のツボだったらしく。
ちょうどこのストールを織りあげた日に、広島・奈良・京都の修学旅行から帰った息子の第一声。
「清水寺にさ、弁慶の杖って呼ばれているものがあってさ、すっげぇ重くて(笑)。
やっぱりどんだけぇ~!(盛ってる?)って思いつつも。なんかやっぱすげぇなって・・・。」
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超特急で房をヨリヨリしながら、息子の話を聞きながら・・・。
私(エツコ)のアタマの中では、小っちゃい弁慶がこの小さな格子の中で、トゲのような小っちゃい
薙刀を、小っちゃくて高い声で「ヤイヤイ!」と振り回し初めまして・・・(笑)。
小っちゃい弁慶、もしかして私のほかにも見える人がいるかもしれません。。。。


by senshoku-iwasaki | 2017-04-20 21:08 | 纏う布・暮らしの布
染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて・・・2017・絞り絣八寸帯地のもう一種は。
『小さな部屋』というタイトルです。
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『縞花』のような花のカタチはありませんが。
これも四角四面な織りではナカナカ表現出来ない「マル」です。
長いマルが、小さいマルを生み出したり、吸収したり。
小さな部屋から沸々むくむく・・・
キッチリカッチリのリピートの縞を、ふんわりと搔き消します。
円よりも丸い「マル」なんて無いけど、「まる」はココロを満たしてくれます。
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前柄はこんな感じ。繭みたいにも見えます。
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『縞花』同様、この『小さな部屋』も2本分の約11メートルを仮織りしまして、1本ずつ絞って・・・
染めないところは全部括って、ビニールで覆ってしまって1色ずつ染めますので。
非効率的な作り方ですね・・・(笑)。色違いで1本ずつの、今年の絞り絣八寸帯地です。
いよいよ明日から始まります、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会で。
金・土・日と、今回初めて私(エツコ)も浜松店にお邪魔いたしますっ!!
今回こうげいさんに向けて、初めて制作しました絵羽の着物2種を手掛けたのも私でして・・・。
ずっと。お山の工房に引きこもりっぱなしで、今からドキドキです(汗)。。。





by senshoku-iwasaki | 2017-04-19 21:33 | 着尺・帯
2017・絞り絣 『縞花』
織り上がった『縞花』はこんな感じです。
タテに経てたランダムでカラフルな縞が、菱綾で浮き立ってくるとイイなぁ・・・と。

20日から始まる、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて制作しました。
浜松は古くからiwasaki夫婦の大好きな、自家織物的な産地の織物が根付いている土地。
こうげいさんのお客様も、織物好きな方のとても多いのが特徴で・・・。

iwasakiらしい織物を、ご覧頂きたいなぁ・・・と常々思っておりまして。
う~ん、iwasakiっぽいとなると。さっぱりとした・・豊かな無駄かもしれない・・・(笑)。
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タテ絣だと、こんな風になりません。絵絣だと際の縫い目のポチポチは出ません。
まだまだ。
やってみないとワカラナイことがいっぱいあります。

iwasakiは、クニヒサとエツコの二人っきりの、たった25年の新参の織物工房です。
親たちから受け継いだのは・・・健康な身体と、不器用な手先(笑)、チョット温かめ(!?)のオツム。
失敗は、今まで数知れずなので(トホホ・・・)。
ただ、織物は。
織る、というところに辿り着くまでに、やたらと工程が長いものだから。
長い工程の中での失敗は、とにかく落ち着いて失敗する前の工程まで戻ってやり直す!に尽きます。
何でもアリのiwasakiに。
特徴があるとしたら、どれも不確かな『自家織物』であるというコト。
工程の長い織物は、一人で制作するのと二人でするのとでは、出来る量が3倍違います。
なので、熟練の職人さんの手がたくさん関わって生産される、西陣を代表するような織元の手織物とは
その完成度と、量が決定的に違います。
分量や、精巧さ、技能は、どう頑張っても敵いません。
でも少量ずつだからこそ、織元の職人さんはしないような生産性の低い技法が出来ます。
個人規模なので、廃棄する糸はほとんど無く、必ず次に活かすコトが出来るのも『自家織物』の強み。

小規模ならでは生まれる、まだ知らない技法がひょっとしたら、あるかもしれない。
あったら是非とも取り入れたい!芸術作品ではなく、使うモノとして使える価格で少量生産したい・・・。
1970年代には出機(でばた)と呼ばれ、内職仕事として各地で盛んに作られた産地の織物のような・・・。
その土地土地と、家々の空気や気配も織り込んだ、産地の織物のような「健全ななんてことなさ」と。
無駄かもしれないけど(笑)、創意と工夫と時間をかけて無駄を作らない「今だからこその豊かな時間」を。
豊かな無駄を持つ『自家織物』をiwasaki、目指しております!






by senshoku-iwasaki | 2017-04-17 22:40 | 着尺・帯
久々の南部町・本郷の千年桜。
先週の、娘の入学式から・・・ほぼ毎日雨降りで。
中3になった息子と、初めての制服で5年ぶりくらいにスカートをはいた娘と、一日だけ朝歩けたものの。
子供らにしてみれば、雨で車出してもらったほうが楽ちんだし、ゆっくり出来るのだろうけど。
それじゃ、私(エツコ)の運動にならないっ!(笑)
バス停までの1キロちょっと。途中の桜カーブで「あっ!せっかく桜咲いてるのに、カメラ忘れたっ!」私。
「なんで?」息子。
「だって来年はもう、この道みんなで歩けないじゃん。」私。
「それはこっちのセリフだよぅ。たった1年しかこっちの中学校に通えないのに、
部活決めなきゃならないなんて、ないよー。」いつもアニキのタイミングにテンション低い娘。
「あっ!来年といえば。本郷の千年桜、もう咲いたかも!」私。
「だから~。ババちゃんちの最寄りの中学には、女子ソフトテニス部が無いんだってば~。」娘。
「バス停までの1・3キロ歩くこと思ったら、他にも中学は2校くらいあるよ(笑)。」私。
「そーだよ。それにしょーこなら、ココの女テニなら1年でもそこそこ活躍出来るって。保障する!」
男子ソフトテニス部副部長のくせして、全然活躍したことないトホホな息子。
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久し振りに一日中晴れてた昨日。
アニキの学年は、3泊4日の修学旅行中。2年生は1泊の研修会。新入生だけ早下校。
クニヒサと20日からのこうげいさんでの展覧会を前に、実は大わらわなんだけど・・・。
バス停まで車で迎えるクニヒサに同乗しまして。
娘と3人で久し振りに、本郷の千年桜を見に行った夕方。
「美術部にして、チョットいい絵具とデッサン用の鉛筆セット買ってもらうのもイイなとも思ってたん
だけど・・・。(隣りの小学校からきた)Iちゃんにテニス部誘われてて。1年間でもIちゃんと一緒
もイイかなぁ~と思って。」娘。
「女の子って、環境が変わるたびに友達も替わるっていうけれど。できればそんな友達じゃなくて。
一緒に過ごすのはたった一年でも、ひょっとしたら一生の友達になれるかもしれないね。」私。
「まぁ、そうなったらもちろんいいけど。
そうなれなくてもイイね、兄ちゃんみたいに中学ライフを楽しめれば。」アニキと違ってクールな娘。
ここは人も少なくて。観光で来るような感じじゃないところが大好きでして。
県外からの車も、身延の桜見物の帰りに立ち寄る程度。
人知れずとも、千年花を咲かせるような人生にしたいもんだねーと娘と見上げて。
「かぁつん、今日は峠(のラーメン)のもやしって気分だわ。」娘。
アニキ抜きで立ち寄った峠のラーメンは、いつも裏切らない美味しさでした。





by senshoku-iwasaki | 2017-04-14 22:36 | 岩崎のある日
今年の絞り絣は、縞がぱっと・・・『縞花』になりました。
染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて、今年の絞り絣を考えていたとき・・・。

『絞り絣』というのもiwasakiの造語なのですが。
『ほぐし絣』と呼ばれる技法で、一度織って布の状態にして板締めや、絞りで後染めをして。
染めと織りの中間のような独特のモノになります。
最中好きの私たち、なんでも『まんなか』が好きでして・・・(笑)。

先染めならではの織りの縞を、思い切って隠してしまうのも面白いかも!?と。
織りのタテ絣ではナカナカ作れない、花紋も面白いかも!?と。
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せっかくクニヒサが経てた、(結構面倒くさい整経の・笑)ストライプを消してしまって・・・。
前とお太鼓に作った、このお花の絞りの中だけに織りならではの『縞』がぱっと咲きます。
この後に、山形斜文で織りまして。結局しっかり『織り』が出てきまして。
こうなると。織りと染めの中間というより、やっぱり織り寄りの染めかもしれません。。。
いずれにしても。
少量生産でないと作れない、楽茶碗のような不確かな魅力を秘めているもののようにも思います。

新しいコトに取り組むときにいつもアタマをよぎるのは、やり過ぎて独りよがりになっていないかとか。
この手間が、実は余計な仕事で糸を痛めてはいないかとか・・・。
20年前の自分なら、だっせーなーって思うんじゃないか・・・とか(笑)。
でも25年やってこられた今だからこそ、技法や技巧を超えて・・・産地の、織元の仕事とは違う
より不確かな自家織物ならではの表現が出来るような気がしているのです。

今年の絞り絣、この『縞花』は色違いで2種。
まだ機にはもう一種、今度は絞りの部分だけストライプを消しちゃうタイプを・・・ギリギリまで
頑張って制作中です!





by senshoku-iwasaki | 2017-04-12 22:11 | 着尺・帯
最新の着尺は、平織りで・・・。
染織こうげいの社長さんは、iwasakiの楊柳のストールを以前から面白がってくださっていて。
ぱかんぱかんと色や、糸味の違う糸が、竹の節のように変わるのですが・・・。
『patch up』や『 sunny days』というシリーズのストールを見ながら
「こんな感じで絵羽の着尺というのも、岩崎さんらしいんじゃないですか?」と。

というコトで。
今回はなんと!絵羽企画です。
絵羽というと・・・。仮仕立てをして、色柄の出方をどーんとお見せする、重厚な作品展示で・・・。
どうってことない無地感覚の織物ばかりを作っているiwasakiには、縁の無いジャンルだと。
勝手にそんな風に思っていたのですが。
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仮仕立てなんて、学生の頃にちょっと教わった程度だったので。
こうげい浜松店の、佐浦店長さんは、もともとは和裁士さんという経歴もお持ちと知り・・・。
3月初め・・・お時間を頂きまして、私(エツコ)の気掛かり(!?)だった箇所を教えて頂きまして。

取り掛かってみると、これが結構面白くて。
たしかに。
iwasakiらしい、絵羽企画になりそうです。
重厚な作品とは対照的な(笑)。春らしい軽いワンピースのような・・・。
タテに細い縞を、ヨコには細かい段で。だけど大胆に色が配置されます。

30年近く使っている色鉛筆、色が無いと単品でその都度買ったりして、それはそれで良かったのだけど。
お気に入のりクッキー缶に、ざらっと100本近く入れて・・・。ただ、探しにくいのよねぇ。。と呟いたら。
「三菱のuniの72色、取り出しやすいケース入り。今、Amazonで最底値よ。」文具好き娘。
「おぉぉ。確かに色を見つけやすくて使いやすいじゃんっ!」と、言われるままの衝動買いに満足の私。
「プロデュースしてくれたあーたも使ってイイからね。」私。
「ありがと!それも欲しかったから、しょーこはドイツ製にしたんだ~!」娘。
へ!?ファーバーカステル持ってた?だったらそれ貸してくれたらよかったって話じゃんっ!

娘にはしてやられましたが(笑)。この新シリーズは、どうしてもいつも多めに糸を染めないといけない
着尺の色糸。(なので結構な量余ってきます)それを逆算で活かすコトのできるシリーズになりそうです。
20日から始まる染織こうげい・浜松店での2年ぶりの展覧会に、雰囲気の違う2種の絵羽を出品します!









by senshoku-iwasaki | 2017-04-09 22:45 | 着尺・帯
伊勢丹新宿店での『日本の手わざカルテット』お陰様で終了いたしました。
年度末初めのお忙しい中、お出でいただきました皆さま・・・ありがとうございました。
本日クニヒサも東京より戻りまして。
「あんまり写真が撮れていなくて・・・」とのことで、今回はお二方だけなのですが。
iwasakiの織りと、飯島桃子さんの刺繍のコラボ帯のお二方。
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昨年の伊勢丹での4人展で、iwasakiの『九寸帯地・graph』をお求めのOさま。
飯島さんとイメージの打ち合わせを重ねて・・・やわらかで伸びやかな花が。
シックなんだけど、春らしいステキなお仕度で。ありがとうございますっ!!
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こちらは以前、『日本の夏じたく』展で初めて八寸帯地に飯島さんとコラボさせて頂いたシリーズのもの。
Nさま、iwasakiの入江の波シリーズのお着物に合わせて。とても嬉しいです!

『日本の夏じたく』を通して・・・久保紀波さんや、飯島さんとの出会いから。
iwasakiの仕事にも、飯島さんの蔓のように・・・生き生きと広がりが出て。
たくさんは出来ないけれど、これからも飯島さんが可能であれば・・・!
こういったコラボ企画も少しずつ、作っていけたら幸せだと思っております。

今回もありがとうございました。次回は5月の『日本の夏じたく』で!
久保紀波さん、飯島桃子さんとご一緒いたします。
今年は染織のジャンルが充実しておりますので、お出かけいただけましたらウレシイです。






by senshoku-iwasaki | 2017-04-05 22:46 | 展示会・お知らせ