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今年の『日本の夏じたく』、お陰様で終了いたしました。
今年も大勢のご来場をいただきまして、充実した3日間(2日半!?)を過ごすことができました。
お出かけ下さったみなさま、本当にありがとうございました。
今回もクニヒサ一人での出展となりまして、写真に収めきれない事もあり・・・。
一部なのですがご紹介させてください・・・。
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今回は広間で。外光の入る明るい場所です。。。

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最新作の『阿波藍とアイボリー』生紬着尺。
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初日、残念ながらお天気が良くなかったにも拘らず・・
結城のお着物に、iwasakiの銀河絹の山形斜文八寸帯を合わせてくださったIさま。
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昨年の『日本の夏じたく展』でお求めくださった、緯吉野の半巾帯を締めて・・・Kさま。
帯留めは、やはり夏じたく展に出展されている松原智仁さんの銀線細工で。
半巾は海のイメージだったので、松原さんの帯留めもお魚!あ、ありがとうございますっ!
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Sさまは、浜松の染織こうげいさんでお選び下さった半巾帯を。
タテ糸は絹、ヨコ糸は麻のタイプです。Sさま、iwasakiの中でもかなりマニアックな(!?)
タイプをご愛用くださっている・・・ユーザーさんのおひとり。
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マニアック繋がり(!?)Sさまとご一緒に浜松からいらして下さったTさまも・・・。
緯吉野の半巾を締めてきてくださいました!!
Tさまは染織こうげいさんで、新しい取り組みをしたレア(!?)なシリーズもご愛用して
くださって・・・。SさまTさま、ありがとうございますっ!
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摸紗織りの生紬『小さな窓』をお召しくださったKさま。帯は日本刺繡の飯島桃子さんのものを。
この生紬は、2年前に夏じたく展に向け制作したもので・・・その時にお選びいただいたもの。
こちらの着尺、お召し頂くうちに少しずつ縞が浮き立ってくるとイイなぁ・・・と企んだ縞です。
こうしてお写真を見ていると、縞が感じまして・・・。嬉しく眺めている私(エツコ)。

みなさま、本当にありがとうございました。
今年でちょうど10年目だったiwasakiでしたが、また気持ちを新たに。
来年も出展を目標に、頑張ろうと思っております。
これからも。どうぞよろしくお願い致します。

留守番中も。昼も夜も・・・織り続けていた私でして。
なかなか明けない夜を彷徨っている気分でしたが、ようやく待望の夜明けが!!
今度は、このひと月のハプニング分の皺寄せが・・・。5月も終わり・・・ということは!
あと1ヶ月で上半期が終わってしまうのかぁ~!(涙)。
まだまだ?またまた?暗闇が始まりそうな・・・予感(笑)。

by senshoku-iwasaki | 2017-05-30 23:01 | 展示会・お知らせ
『阿波藍にアイボリー』の半巾帯。
花浅葱と紺と褐色と。
森さんの阿波藍を、掻き消しながら強調しながら。
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私(エツコ)が大好きな半巾帯は、楽しい試行錯誤の連続です。
今回ヨコ糸にはキビソ糸のほかに、宮坂製糸さんで新しく生まれた糸も入っています。

キビソ糸は、繭から糸をとる際に最初に糸口を探す時に出る繊維を、再生して糸にした
もので。現在は中国で作られているものの・・・先行きの見通しは悪そうなのです。

今回宮坂さんで作られた糸は、繭から糸をとった際に最後に残る、蛹の周りの繊維(ビス)
と呼ばれる部分からの再生糸。
社長さん自ら・・・5,6年ほど前から操糸機を考案して開発されたそうなのです。

iwasakiとしては、キビソもビスも!お蚕さんが放った絹糸を、出来れば丸ごと味わいたい
のです。もちろん、それぞれに長所短所あるのも人と一緒だから・・・。
良い所を最大限に引き出せたら!!と願って作ってゆきたいのです。。。
とても良い感じの糸だけに。
今後、どんな規格なら一番相性が良さそうなのか・・・試しに使ってみては考えて。

阿波藍の色、アイボリーのヤマモモの色も、糸によって光り方もさまざま。
今回はまず2本だけ・・・。
変わり結びも楽しめる、長めのサイズ(4.4m)と、iwasakiの通常サイズ(4m)を作りました。
明日から3日間の、『日本の夏じたく』展で。
新作の『阿波藍とアイボリー』生紬とともにご覧頂けましたら嬉しいです。




by senshoku-iwasaki | 2017-05-25 17:08 | 着尺・帯
一年越しにOさま仕様の『スウェーデニッシュレース織りの八寸帯地・クリームソーダ格子』。
昨年の『日本の夏じたく』でiwasakiのこの、スウェーデニッシュレース織りの八寸帯地をご覧になって。
「あのぅ、こちらの帯の巾なんですが・・・。」Oさま。

iwasakiでは八寸帯は、だいたい8寸2分くらいで制作しておりまして。(半巾帯も4寸2分くらい)
といいますのも。
昨今は、背の高い方が多く・・・。
30年ほど昔に勉強した頃とは、明らかに日本人の平均体型は変わっていますので。
なるべく平均に準じるようにしているのですが・・・。

初めてお目に掛かったOさまは、小柄で華奢な体型です。。。
「お好みの巾にお作りいたしますが・・・。」クニヒサ。

昨年、増孝商店で一度打ち合わせさせていただいて。
26日からの『日本の夏じたく』でお引渡し予定です。
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7寸7分~8分での仕上がりをご希望ということで。
クニヒサはこのレースのように見えるブロックの大きさを少し変えまして制作を。
写真は機にかかっているときのもの。
織り上がりまして、今日は検品をしてOさまにお渡しするばかりにスタンバイ。
きっとOさまにピッタリお似合いになると思います!

少量生産のiwasakiですので、織り巾はお好みに応じて出したり減らしたりできますから。
お急ぎでなければ喜んで(笑)!
お申し付けいただければ、ユーザーさま仕様でお作りいたします。

夏向けのこの『スウェーデニッシュレースの八寸帯地・クリームソーダ』は、格子と縞と。
今年も『日本の夏じたく』に並びます。今回は鶴翔閣広間で。クニヒサがお待ちしております。
ぜひ週末は、三渓園にお出かけくださいませ。



by senshoku-iwasaki | 2017-05-24 21:31 | 着尺・帯
阿波藍とアイボリーの生紬。
森くみ子さんに染めて頂いた、藍染めの絹糸で・・・スカッとした生紬を制作しました。
潮風のような、海風のような・・・。
今回は、花浅葱と瑠璃紺と、甕覗を使って。ベースの白茶は、ヤマモモで染めて。
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森さんから染まってきた、藍の絹糸たちに対面したときに。まず白茶に置きたいと思いまして。
色見本帖のような、縞帳のような・・・。
珍しくない、だけどありふれてない、新しくはない、でも古くない、そんな縞にしたかったのです。
色にチカラがあるからこそ、真っ直ぐに、シンプルに。

セリシンを少し残した生紬は、5月から9月くらいまでの夏の紬。
風を孕んで、べたつかず、爽やかな着物になるように。。。
ヨコ糸は、セリシンを残した玉糸のほかに・・・五越しに一越の割合で練った『いろどり』繭を。
湯のしの前に、何度も湯通しをして砧打ちをしまして。サラサラと柔らかい夏の織物になりました。

同じくアイボリーベースに阿波藍の、最新の半巾と共に。
26日からの『日本の夏じたく』展に出品いたします!
森さんの藍の色、やはり一味違います。実際にご覧いただけましたら・・・と思いますっ!






by senshoku-iwasaki | 2017-05-23 21:51 | 着尺・帯
出来立てほやほやの、半巾帯『メンデストライプ』。
今回のメンデストライプは、大きなジッパーと小さなジッパー(笑)。
ドライでカラフルでプリミティブ。
そんなテーマのアフリカンです。
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iwasaki史上最速のペースで、朝から夜まで二人・・・ほぼ無言でそれぞれに進めておりまして。
取り掛かっている着尺が、ナカナカ目指してる所に着地出来ませんで(涙)。
糸が若干違うと、規格が違う。規格が近づけたら今度は、色が若干違う・・・。
二人掛りでも。未だに機にかけて織ってみないとワカラナイことだらけでして。
だけど約3丈5尺・・・。織っていくうちにそれがたとえ、今目指している方向じゃなくてもどんどん。
好きになっちゃうというのも、織物の魔力だったりしまして。
1反の着尺に、2反織ってみて辿り着けず。今更ながら自分たちの力の無さを思い知り・・・。
でも二人掛りは、落ち込みも半分で済みまして(笑)。
ものすごく建設的に、前向きに、速攻でやり直しが出来るようになりました。
今はまだ、明けない夜の中だけど。きっとこれが、いつかの糧になると信じて・・・。
その合間合間に滑り込むように・・・26日からの『日本の夏じたく』に向けて、新作の半巾も!
まだまだ制作中です!



by senshoku-iwasaki | 2017-05-20 22:54 | 着尺・帯
昨日クニヒサが織り上げた半巾帯は・・・。
ちょっとシックな緯吉野です。
夏の、さっぱりとしたお仕度に・・・キリッと映えそうな3種です。
シルク100%のタイプと、ヨコに麻を入れたタイプと。
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iwasaki、春の大ピンチ(!?)は依然続いておりまして(涙)。
全く違う2反の反物を、急ピッチで制作するという・・・試練の只中。
ですが、26日からの『日本の夏じたく』で新作の半巾も出品したいなぁ。。。
織り始めると、織り手は変更できませんから。
着尺に取り掛かっている私(エツコ)は、iwasaki半巾の掟(!?)どおりクニヒサがちゃんと
半端になった糸から逆算で制作しているかしら!?とか、チラチラとチェックしたりして(笑)。
今回のものがシックだったので、久々にアフリカっぽい、カラフルメンデな半巾も!・・・と。
今日はクニヒサ、早速に整経を。

あぁぁ。諸々・・・間に合うかなぁ。
いつもの倍速(のつもり・笑)で進めようと思うと。
機に座る時間を伸ばして。朝早くから始めるので、トントンの速度は、あえてゆったりと。
10時間ペースが変わらないように、飛ばし過ぎないのがポイントでして。
気は焦るけど、ココロは落ち着けて。
元々の性格は、織りにはゼッタイ向かないせっかちだった気がするけど・・・。この頃は。
焦るとロクなことが起こらない自分を、散々思い知らされているので(笑)。
まったく。織りは人を成長させてくれます。。。(トホホ・・・)
遠回りに、疲れ切らない程度の早歩きで(!?)まだまだ先は長いですが(涙)ゴールを目指します!


by senshoku-iwasaki | 2017-05-13 21:39 | 着尺・帯
今年も、横浜・三渓園で『日本の夏じたく』展に出展いたします!
大型連休も終わって、(といってもiwasakiは、まだまだ・・・お休みはお預け状態ですが・汗)
カレンダーと睨めっこしていたら・・・おぉぉ。あと2週間かぁ(涙)。
もっと手があったらなぁ。もっとアタマが良かったらなぁ。もっと手際が良かったらなぁ。。。
でも・・・。千手観音のように手は増やせないし、バカは治らないし(笑)。
結局。改善できそうな・・・手際と段取りを、それでも出来る限り考えるコトを諦めないで。
一越一越休まずに進めるしかないと気を引き締めて。

今年の『日本の夏じたく』展は、織物の出展者が多いというのも見どころのひとつですっ!
手織物は制作に時間がかかるので、作り手によって何に重きを置いているのかの違いが面白いです。
素材であったり、技法であったり、色であったり・・・その辺りも作者によってさまざまです。
初夏の匂い漂う三渓園で、さまざまな『夏じたく』に見て触れていただけましたら嬉しいです。
今年も会場でクニヒサがお待ちしております。
二人で参加できた数年前が懐かしいです。(中3、中1の我が家の子供らは、テストに部活に・・・
学校を休める状況に無く、親が3日間留守にするには・・あまりにも不便過ぎる山の中・笑)

皆さまのお越しをお待ちしております。

会場:三溪園/鶴翔閣・横笛庵・白雲邸
会期:2017年5月26日(金)~28日(日)
   ※26日(金)は招待日です
時間:鶴翔閣(展示販売)
   26日(金)13:00~16:30
   27日(土)・28日(日)10:00~17:30
   横笛庵(展示)
   26日(金)13:00~16:30
   27日(土)10:00~16:30
   28日(日)10:00~15:30
   白雲邸(喫茶・茶席)
   10:00~16:00(3日間)
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写真は、5月~9月にオススメの生紬。これは細い縞のisland。
このシリーズのほかに、
今年は森くみ子さんの藍染め糸を使用した・・・新しい生紬も登場します。予定です(!?)。
・・・ガンバリマス(汗)。


by senshoku-iwasaki | 2017-05-09 21:57 | 展示会・お知らせ
RさまとTさまの銀河絹の山形斜文八寸帯地。
4色から5色の段が入ったタイプの、銀河絹の山形斜文八寸帯地。
今までにも何回か作ってきましたが、最近制作しましたのはお客様のリクエストのカラーです。
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昨年展示会をさせて頂いた、染織こうげい・神戸店さんで・・・。
杉綾織りの着尺と、こちらの八寸帯地をご注文くださったRさま。
ターコイズカラーで制作した『青い街』をご覧になって、ターコイズブルーではないタイプをご希望で。
写真ではこげ茶のようにも見えますが・・・グレーと紺とピスタチオグリーンにアイボリー。
ピスタチオが効き色になりそうです。
Rさまのイメージに近いものだといいのですが・・・。
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こちらは、増孝商店でTさまに昨年からご依頼いただいていたもので。
Tさまはターコイズブルーがご希望。
濃いターコイズ、淡いターコイズ、グレーのサイズが変化します。そこにアイボリーと金茶が入ります。
Tさま、この金茶がとても気に入りました!とのことで・・・。
あ~。ヨカッタ~。
やっぱり「思ったとおり」や、「思った以上によかった」なんて言って頂くと、
心の底から嬉しくなっちゃうのです。。。織物で生きている歓びを感じるのです。

ただ、生きているとアクシデントはつきもので・・・(涙)。
実は今、iwasaki史上最大のピンチ(!?)のさなか(まさに最中・笑)。
これを最大のチャンス!に変えるべく・・・クニヒサと私、寸分の余地無く仕事をしております(汗)。
為せば成る為さねば成らぬ何事もぉ~と、鼻を膨らませて、朝から夜まで。
結成25年のチームiwasaki、史上最強のタックルで。
この峠を超えられたら、一皮剥けるかもかも!?と期待して。





by senshoku-iwasaki | 2017-05-04 23:21 | 着尺・帯
神田駿河台下・さゝまの『松葉最中』と、浜松・豊月堂の『最中』。
先日・・・染織こうげい浜松店で、一旦南部町に戻るクニヒサに・・・。
「こっちに来る日に、東京で買ったんだけど。
日曜日まで置いておくより早いほうがいいだろうから、持って行って。」社長さん。
「んんん・・?ひとつ残しておいてね。」そっと言ったつもりの私(エツコ)。
「ハハハハ~。」社長さん。・・・丸聞こえだったようで(汗)。
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「エツコさーん、この最中スゴイですよ。箱に収まっている姿も美しいんですよ。」クニヒサ。
「あぁっ~!さゝまの最中でしたか~!あの時、紙袋で気付かなかったなぁ・・・。」私。
ホントに美味しいお店の最中は、こうやって作りたてそのままなんだよねー。」
「有名なの?」クニヒサ。
「ハーイ。とっても!だって、すごく美味しかったでしょ?」私。
「エツコさんじゃありませんから、ちゃんとたくさん残っていますよ。」クニヒサ。
「ココの最中は、ちょっと置いたのも美味しいのよん。
上品な漉し餡が少し乾いて、佐賀の小城羊羹みたいなシャリ感が楽しめて・・・。」私。
「ホントだ!この前のときとまた違う美味しさだ!」中3息子。
あ~あ。教えるんじゃなかったかなぁ・・・(笑)。
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そしてもうひとつ。
こちらは、こうげい・浜松店のお客様Tさまから戴いた最中は、こっくりと黒糖を感じるような
粒あんで、これまた美味しい最中です。
実はTさまが、こうげいさんに差し入れしてくださった「柏餅」が、この豊月堂さんの名物なのだそうで。
とにかく弾けんばかりの粒あんが、どっさりと入っているのだけれど。甘すぎないのでパクリと。
とっても美味しかったので、こうげいさんの皆さんに聞いてみると人気のお店で、売り切れも多々とか。
おぉぉ。なるほどぉ~。
Tさまによると、豊月堂さんには漉し餡商品は無く、粒あんのみだそうで。これもまた魅力的!
なんと通年「柏餅」は販売されているそう。
クニヒサに「美味しかった~!」と自慢ばかりしたので(笑)、次回浜松に出かけるときには「柏餅」も
目がけて豊月堂さんにも伺いたいです!

こうげい社長さん、Tさま、お御馳走様でした!!
とびっきりの糖分をしっかり補給しまして・・・私ももっと・・・頑張ります!




by senshoku-iwasaki | 2017-05-02 23:06 | 最中