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夏の、10日間集中大掃除。
iwasaki史上初の10日間という、超(!?)大型連休を、無理矢理(笑)作りまして。
蔵前の増孝商店の上階に、来年からiwasaki一家が暮らすスペースを確保するための大片付けに。
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そこは、増孝商店が玩具問屋だった頃のオフィス部分であり、社員さんたちの更衣室でもあり、
応接室でもあった階でして。
本と人形が大好きなクニヒサの姉が、20年ほど前に結婚するまで過ごした部屋もあり・・。
玩具問屋を閉めてから35年ほど。私(エツコ)がヨメに来てから25年、恐ろしいコトに(笑)ほぼ
手つかずの物置と化しておりまして。

増孝商店時代のモノは、母に捨てる・捨てないを精査してもらって。
となると、ほぼ全部捨てる!を選択してしまうせっかちな母なので・・・。
ビンボー症の嫁は、「ババちゃん、それはダメです!使います!」
「エツコさん、ここは心を鬼にしないと片付きませんっ!」クニヒサ。
姉の本とお人形は、なんと40箱の段ボールとなって。せっせと上の階に運び込みながら。
ヘロヘロになりながらも、増孝時代のお宝たちを1階に避難(!?)させて。
エレベーター無しの、コンパクトな昭和の階段を・・・1階から5階まで。何往復したかしら(涙)。
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今回の一番のお宝は、亡き父が若かりし頃・・・それまでのMKマークの増孝商店のロゴに対して。
新しくデザイナーさんに作ってもらったという看板。「なんだけど、みんなにウケなくてねー。」母。
書類棚の裏から埃だらけで出てきまして。
ひょっとして、一番反応が悪かったのは母だったりして。

母が使っていた事務用机は、TOYOの1969年製。
「父つんたちが生まれた年でしょ?カッコイイじゃん、しょーこコレ使う!このロッカーも!」中1娘。
「でしょ!だよね~!書類庫たちも新居で使いたいと思って・・・。」せっせと磨きながら・・私。
「えぇ~っ!何もそんなきったいないモノ使わなくてもいいのにぃ・・・。」母。

3日かけて・・・どうにか床が見えてきて。粗大ごみも専門の業者さんに運び出してもらって。
10日間でどうにか空っぽに。
これでどうにか9月から・・・解体工事と改修工事をお願いできます。。。

昨夜遅く、南部町の家に戻りまして。
この雨続きに締め切った家は、なんだかカビ臭く・・・。そのまま掃除になりまして(涙)。
さっそく今日から巻き返し(出来るとイイんだけどなぁ・・・)の仕事を始めました。
築48年の昭和のビルと、築140年の明治の家と。
チャキチャキの母と、のんびりなヨメと子供たちと。
どっちの良さも手に入れる、贅沢なこれからになりますように・・・。と年季の要った神棚を磨きながら。
さてさて。
まずは今からの仕事が・・・。(汗)。




by senshoku-iwasaki | 2017-08-20 23:40 | 岩崎のある日
先日お納めさせて頂いた帯二種。
Tさまの吉野格子九寸帯地と、Iさまの緯吉野八寸帯地、それぞれキレイに仕立てて頂いて。
いつものことながら、帯地だったときとは別人(!?)別モノとなって帰ってきまして。
お届けする前に記念撮影。。。
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爽やかなブルーと、深紅が交差する吉野格子。
増孝商店・梅雨場所でご覧頂いたTさまは、とっても喜んで下さって・・・。
秋以降・・・お召し頂けるのを楽しみにしております!!
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そして・・・。お仕立ても(無理を言って・・・涙)急いで頂いた、Iさまの絹と麻と科の八寸。
仕上がってきた翌日に、ちょうどIさまのお宅の近くに行く用もあり・・すぐにお届けが出来まして。
Iさまにとっても喜んでいただいて、心からホッとしました。
「でもIさま、もし次があるとしたらその時はじっくりお時間くださいねっ!」とお願いを・・・。

織物制作者としましてはいつも。
多くのプロをリスペクトしていますが、仕立ててくださる方には殊更。
Tさまの九寸帯地などは特に、丁寧な地直しがあって、あのようなピシッとした格子になっておりまして、
手織りは特に、どうしても右と左とではゆがみが出てしまうのです。
ekkaとして長年・・サカタと、コートやジャケットを作ってきましたが・・・。
サカタからいつも聞いていたのが、織るのと同じくらい時間のかかる地直しの作業の話。
なので・・・。
iwasakiでお仕立てまで依頼された場合は、知り合いのお仕立てのプロの方々にお願いするのですが。
真のプロだけに、皆さんお忙しいのは熟知しておりますので・・・『お急ぎ』はお願いできません。。。
なるべく余裕を持ってお願いしています。
そんなこちらの気持ちをまた汲んでくださって、本当に丁寧に仕立ててくださいます。

まずは糸になる素材から糸になるまで、糸(原糸)から使いやすい太さにする撚糸(ねんし)、精錬、
iwasakiが使う糸一本とっても、多くのプロの手が関わって。
iwasakiで染めて織って・・織物になったら、ゆのしのプロを経て、それをカタチにしてくれるプロへ。
たくさんのプロの手によって・・・完成、・・・じゃなかった、
これから。
ユーザーさんの手によって、最後にユーザーさんの一部となって完成形となります。

これを仕事に出来て、本当にヨカッタ。
仕立てあがった着物や帯を、たとう紙を広げて見せていただくときは、いつも。
ひしひしとhandsを感じて感謝するひとときなのです。








by senshoku-iwasaki | 2017-08-07 22:50 | 着尺・帯
久々に、『模紗織りのショール・ロザ』織っています。
タテ糸に着尺で使っている、玉糸や生糸、節糸などなど・・。
ヨコ糸にはウールをベースに、所々に絹を散らして。
夜空に地味に、鈍く微かに、だけど確かに輝く炉座のように。

模紗織りは透け感があるので、よく夏用の織物に用いますが。
ふわっと軽く、空気を孕む暖かい織物として・・・iwasakiでは秋冬向け用としても用いています。
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今年は。
秋に『染織こうげい・神戸店』さんでの展覧会と、愛知の『雅趣・kujira』さんでのグループ展と。
暖かな纏う織物も!と、嬉しいリクエストがありまして。
ご注文の杉綾織りの着尺をひとつ織り上げて。クニヒサが次の準備にかかる間に・・・久々の摸紗織りを。
織っていると、ウールだからお腹回りがより暑くてぇ~。それでなくてもこの頃たっぷりの脂が(トホホ)。
トントンの振動で(笑)、少し燃焼してくれたら有り難いんだけどなぁ・・・。

例年だったら、家族で夏のビンボー旅行に出かけている頃ですが・・・。
これまでのツケが溜まりまくった中3息子(笑)と、
そうはなりたくない(!?)中1娘はそれぞれに忙しく。
なんでか夏休みに入ってからのほうが、早朝から弁当づくりに始まって、それぞれの都合の送り迎えと・・・
あれあれ、親のほうがもっと忙しかったりして(涙)。

それでも今月中に。
来年から暮らすことになる、蔵前のクニヒサの実家の一部を、リノベーションが出来るように大片付けを。
なんとか10日間で!(出来るのかなぁ・・?いや、もう時間が無くて・涙)せねばならず。
その分の時間を差し引くと。
そういえばもう何ヶ月も・・・。休日が無い気が。

この模紗のショールを、グルグル巻き付けたくなるような木枯らしの頃には・・温泉にでも浸かりたいなぁ。





by senshoku-iwasaki | 2017-08-02 22:46 | 纏う布・暮らしの布