イナゴライダー
家の周りの田んぼはほとんど稲刈りを終え、 稲をはさ架けにしています。

イナゴとカマキリがいっぱいで 6歳の息子は、友達と外に出たまま帰ってきません。
友達のおじいちゃんから聞いたのか 最近「イナゴはおいしいのか。おいしいのか。」と聞いてきます。東京育ちの私にはどれがイナゴでどれがバッタなのかも分かりません。なにも知らない父親で申し訳ない。
お詫びに仮面ライダー1号と2号の違いを教えます。それと、今度・・・いつか・・・イナゴ いっしょに食べましょう。
# by senshoku-iwasaki | 2008-10-05 19:12 | 岩崎のある日
秋晴れの日
今日、保育園の運動会。
息子も娘も一生懸命やっておりました。
お疲れ様でした。

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コーヒーのおいしく感じる季節になってきました。
# by senshoku-iwasaki | 2008-10-04 19:44 | 岩崎のある日
お目見え。
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今期、初。工房裏に勝手に咲いたシュウメイギク。

追伸
さかたからさかたのコート届く。カッチョ良い!必見(さかたデザインボタンも)。ギャラリー工さんで。

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# by senshoku-iwasaki | 2008-10-03 19:32 | 岩崎のある日
絹のマフラー
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帯やら着尺やらの間に 絹のマフラー織りました。
途中交代したりして、二人で織ったのですが もはやどっちがどれを織ったのか分かりません。
新品のくせして 雑巾の風情。

この風情で帯なんかおもしろそう、と少し思案中です。
# by senshoku-iwasaki | 2008-10-02 18:07 | 纏う布・暮らしの布
日差し
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業者の方が入り、少しずつ改築進行しています。
ちなみにこの場所、リビングダイニングになる予定。

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iwasakiの未来にも日が差しますように。
欲はありません。このぐらいの日差しでいいんです。
# by senshoku-iwasaki | 2008-10-01 20:29 | 工房改築
600×600×140・390×390×140  メープル
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昨日、お願いしていた展示用の什器が出来上がってきました。

制作したのは、遠藤能範さん。 静岡・清水市 工房・「tass(タス)」

はじめ、あまりにもシンプルな形状(maxbillのウルムスツールと合わせて使う什器が欲しく、この形になりました。)なものなので 木工家の方にお願いするのは・・・・と躊躇したのですが、遠藤さん快く引き受けてくれました。

大変 美しい仕上がりで さすが北欧仕込みの木工家。また、何か・・・作ってもらいたいな~。ネストテーブルとか・・・。iwasaki頑張って仕事せねば・・・。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-29 20:51 | いわさきのつながり
「2008・秋の工房展」お休みのお知らせ
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2006年より春と秋に染織iwasakiの工房(山梨・南部町)で「工房展」を開催してきました。今年も10月に「秋の工房展」を開催予定でしたが・・・・。 現在住まいに借りている家が新しい道にあたるということで・・・来年にも引越しとなり、急遽工房の改築工事が始まりまして、今回はお休みすることにしました。

 ゆっくりとiwasakiの工房(道具)と織物をご覧頂く という私達の「工房展」の意図が 工事中のゴタゴタではどうなのか? というのがお休みの理由です。
「いつも楽しみにしている。」と言って下さる皆さま、申し訳ありません。007.gif

2009年「春の工房展」の頃には、落ち着いていると思います。

iwasaki 初のマイホームは、工房(母屋)に隣接している納屋です。100年前は、馬のお家だったかも。012.gif
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-27 21:14 | 展示会・お知らせ
上州式座繰り機
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長野 岡谷の宮坂製糸さん  上州式座繰り機

iwasakiでは、この上州式座繰り機で繰糸した玉糸を 着尺や帯、ショールなどに使っております。

玉糸というのは、双子の繭(玉繭)を使ったものですが、その玉繭の配合率によって糸の節の感じが変わります。例えば、玉繭10%で普通の繭90%の場合 節の少ない玉糸が出来ます。玉繭50%の場合 かなり節の多い玉糸になります。
絹の艶やかさと人の手が入ったあじがたいへん魅力的で・・・大好きな素材です。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-26 20:02 | 素材
もう、9月24日ですかぁ。
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間道の帯地3本分、ようやく織り終わる。

次は、Fさん(男性)の紬。羽織ぶんまで織るので長さは、一疋。
たて糸は、梅、桜、矢車附子で染めたそれぞれ違うグレー。
これを、混ぜて使い グレーの無地でない無地を織る予定。
私が織るか 悦子さんが織るか・・・検討中。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-24 20:38 | 着尺・帯
東京へ。
昨日、
「風呂敷展」(新宿・伊勢丹)に出品している山下枝梨子さんとクリエィティブコーディネイターの裏地桂子さんに会いに
東京へ。

山下さんの「風呂敷にも使えるウールの布」見てきました。
手で紡いだ真綿の糸や、つなぎ糸が入った 「仕事がしてある」山下さんらしい布でした。
「パッと見」は決してインパクトがある布ではありませんが(iwasakiも同様)、「じっくり見」の方には、いろいろ発見のある布だと思いますし、噛めば噛むほど系の織物です。私は大好きです。

iwasakiは、来年4月に「伊と忠GINZA」で作品展をさせて頂くことになりまして。
裏地桂子さんは、「伊と忠GINZA」のプロデュースもされている方で 現在、新宿・伊勢丹5階で
高堂のりこさんという方とセレクションした「現代KAISEKI・日々のおもてなし」(9月30日まで)という展示をされております。著書もだされていて お仕事柄たくさんのモノをご覧になっておられる方なので
私達に声をかけていただいたものの・・・私達のモノで良いのか、ちょっと不安でもありますが・・・裏地さんとお話をして また「伊と忠GINZA」にも伺って、だいたいイメージが固まりました。

「パッと見」でもわかる滋味深さ(大変難しいです) 「じっと見」だとよりわかる滋味深さ、これを目標にiwasaki がんばりたいと思います。
「パッと見てgoo!」とは、いきませんが・・・。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-22 21:46 | いわさきのつながり
さいごのころも
今年の春、父が死んだ。

大酒呑みで、会社帰りでも呑みたくて、40年間 往復10キロちかい職場まで自転車で通勤していた父・・・
「シラフのときがほとんどなかったので、間違ってお前が生まれた」と子供のころから母に言われて、ほんとにそうなのかも?と、ミョーに納得して育った私。

私には、9歳と6歳上の兄が二人いるのだけど。

子供の頃から音楽好きな長兄は、10代でインド音楽にはまり・・・インド、パキスタン、アフガニスタン、バングラデッシュ・・・仕事のかたわら、さまざまな国をめぐりながら・・アマの民族音の奏者をしています。
さすが長男!「大好きなことは仕事にすると、大好きでいられなくなる」
と・・たしか高校生のときに言っていたのを覚えています。

んで、もう一人の兄は、大学時代に能楽研究部からすっかり能に魅せらて・・・そのままお能の
世界に入ってしまって、今は 観世流の能楽師になっておりまして。

死生観。
こればっかりは、本当に人によってぜーんぜん違うものでして。
私の父は多分、どうでもよいというか・・・全く考えてなかったといったんじゃないかしら!?
その辺り、とても私は父に似ている気がします。

貧しい国の、仏教を目の当たりに見てきた長兄は、日本の葬式仏教がどうも・・・?で。
かたや、死後の世界のお話のなかで役者をしている次兄にとっては、死んだあとに人は仏の弟子になるのだから、ちゃんと信頼できるお上人さまに弔ってもらい、良い戒名をつけていだだくことが大切なのだと・・。両者一歩も引かず・・・で、見かねた母が双方の間をとったかたちのお葬式となりまして。
まずは葬祭場で家族だけでお別れをして・・。

そのときの父の死装束・・・。これがイタダケナカッタ・・・。
ペラペラのシルクサテンのような(多分、シルクじゃない)着物。
高校出てすぐ、「大学あきらめて、織物の学校行くことに決めた!」なーんて抜かして郡上にいって仕送ってもらっていた私。その4年後には夫と結婚してしまったので、実家ではちょっと影の薄い私でしたので、葬式のスタイルに口出しする気はありませんでした。・・・が、父の最期の衣は、私が織るべきだったと猛省しました。

この数年、ずっとあたためてきた「墨灰色~乳灰色」の紬と帯の展開。
ようやく この冬くらいから作りはじめられそうです。
織物屋だから、ただの無地じゃつまんない。無地なんだけど、無地じゃない無地。
白でも白じゃない白。

まるで灰のような・・・。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-18 21:59 | 骨子・背景
映画に行く。
6歳の息子と二人で映画を見に行く。 「ウルトラマン」

行きの車中、少し興奮気味。一通りウルトラマンの主題歌を歌っている。
「胸につけているマークは流星~」
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「セブン、セブン、セブン~」「遠く輝く夜空の星に~」

8月に家族で「ポニョ」を見て、9月に「ウルトラマン」・・・。
いかにもの、4歳の娘と6歳の息子がいるファミリーという感じ。

娘も息子も 映画を見る前も後も えらく楽しそう。
こういう映画の選択と見かたも この時期 この時間にしかないもので
良い感じします。

息子がMー78星雲から旅に出て、「惑星ソラリス」あたりにたどり着く日は何年後?
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-15 20:57 | 岩崎のある日
姫路・ギャラリーとーく 展示会
兵庫県、姫路市にありますギャラリーとーくにおいて 染織iwasakiの展示会をいたします。

ギャラリーとーく    

2008.10.23(木)~10.30(木)  10:00~18:00   でんわ 079-288-4037

この展示会では、紬の着尺、間道の帯地、シボのある楊柳のストール、絹のショールなどなど出品します。
関西方面での展示会は、iwasakiたいへん久し振りでして・・・、西の方にも受け入れていただけるか・・・緊張しております。
会期中、23日と24日は 私(訓久)もギャラリーにおります。ぜひ、いらして下さい。
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アクセス

お車でお越しの場合は・・・
姫路南インターを下り、姫路駅方面へ向かう。
ホテル日航姫路の信号を右折し、朝日橋をわたり、突き当たり国道2号線東行きを右折、中央保健所の南向かいです。
駐車場は平野町パーキングのNo.8.10.23
大橋駐車場とーくパーキングのNo.17.18をご利用ください。

電車、バスをご利用の場合は・・・
JR姫路駅北出口を出る、神姫バスに乗り「坂田町」下車 又は市営バス「商工会議所」下車
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-14 13:14 | 展示会・お知らせ
土曜の仕事
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今日は土曜日。
保育園はお昼まで。
土曜はどちらかが工房に残って仕事の続きが出来(ラッキー!)、
どちらかは子供らを迎えに行き、そのまま子供と自宅で過ごすことの出来る幸せ(!?)な日。

昨年ご注文いただいた、Kさんのコート地。順調にいけば、今日にも織りあがるんだけど・・・。
連休だし、織り上げたいけど・・夫の帯地も早く織り上げて欲しいしなぁ・・・。
きっと、今週もアタシがチビッコ係りかぁ・・・。と、ドンヨリしていたところ・・。

「エツコさん、今日織り上げますか?」
「いいのぉ~?」
「たまには、エツコさんどうぞ。・・・・もしかして一人、コーヒーでもいれて、頂き物のおいしいフルーツケーキでも食べようなんて今、思ってませんでした?」
・・・・スルドイ。
「な~に、な~に。昼休みもそこそこに織っても間に合うかどうか・・・です」
なーんて。ちゃんと3、40分の休憩とれるくらいの逆算はしていたんですけどね。

午後から一人静かに織り進めておりました。
このコート地は、経糸がシルクで、濃紺からなす紺の無地感覚の縞。緯糸は、アルパカウール
の黒系の無地。シルクのドレープと、ウールのわずかなハリがきれいな単衣のコートです。
順調に進み・・・。
しかし・・・。思ったとうりにいかないのが、この私。
途中、思いもかけないミスに気づき・・修正したりして結局・・・・・、
トイレに立つのも出来ないくらい、仕事熱心な午後。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-13 21:08 | ekka
ウリテ ツクリテ ノ コレカラ ソレカラ
昨日、京都よりお客さまがみえました。
ギャラリー鄙美というキモノギャラリーをされている方です。
20代という若さで・・・・スゴイです。

キモノもファッションなので 販売のスタイルも時代とともに変化していくものだと思います。
従来の呉服屋さんとは違う、鄙美さんのような
ブティック(セレクトショップ)的きもの屋さんが確実に増えてくる予感がします。
私達作り手もそれに対応出来るよう ますます頑張らねば・・・です。
鄙美さんから いろいろヒントを頂きました。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-11 20:54 | いわさきのつながり
利休 カンドウ 2
もう、20年も前のことになってしまった・・・。
私は 郡上八幡というところで紬を勉強しまして。
18歳の私が、初めて郡上のまちの人とお話したのが齋藤さん。
齋藤家は、由緒正しき郡上の名家でして、確か今14代前のご先祖さまが
当時の郡上のお殿様と一緒に、茶人としてやってきたとのことで。
代々齋藤家に伝わる、お茶道具の数々を美術館として展示しています。
郡上のメイン通り、新町にある齋藤家は、表の格子戸も美しくて・・・。
ポカーンと口をあけて・・(きっと、バカ丸出しで)自転車を押しながら眺め歩き・・
齋藤美術館」の看板に、掃除をしていたオジサンに「入り口はどちらですか?」とたずねたのが
きっかけで・・・。気がついたら、齋藤さんのお屋敷の中でお抹茶をいただいておりました。
そのオジサンこそ、齋藤さんのご主人でして。以来、郡上の学校にいた2年半、私は
「齋藤美術館」で、アルバイトさせてもらっていたのですけど。
家族のようにかわいがってもらって、いまでも大切にしていただいています・・。

私はそれまで・・・茶事なんて全く知りませんでした。
でも、齋藤家のお道具のひとつひとつが、なんか違うのはド素人でもわかりまして・・
ホンモノとかニセモノとかは、鑑定士が知るところのものだけど。
気が入っている、というのかしら。
たとえば、全然高価そうに見えないものにも・・しみじみと豊かさを感じるような・・・。
私にとって、もう一人の母、齋藤さんの奥さんが
「茶事は深~いんなぁ。利休さんはスゴイわぁ。炭に火をおこすような下ごしらえこそ肝心やと。
あんたが今、勉強しとる織りもんもきっとそうやろ。ナマカワしとったらダシカンでぇ。」


今日からやっと、Kさんのコート地を織り始めました。
先週、このコート地の経糸を準備するのに、夫はまだ帯地を織っている途中。
仕方なく(!?)私が、久し振りに経糸をグルグル・・・。
調子よく手早くグルグルするためには、糸のカセをキレイにパンパンとはたきまして・・・
糸の綾を乱さぬよう、ゴコウに丸くキレイにかけ・・・
おぉ~。なんか一つ一つ美しいわぁ~!
すぅーと難なく糸が巻けると、キモチの良い作業なのですが、ひっかっかってばかりだと
ものすごく時間のかかる作業。
イライラは禁物。
「よいオテマエでした」と自分に言えるように、下ごしらえにも気合を入れたいと思ってます。
あらためて・・・・。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-09 20:47 | 骨子・背景
風呂敷展 やました。
山下枝梨子さんからDMが届きました。

「包む ~風呂敷展」  伊勢丹新宿店 本館7階呉服

2008.09.10(wed) ~09.22(mon) 10:00~20:00

この風呂敷展に参加されます。

なにやら、ウール中心とした風呂敷にも使える布を制作したらしく・・・・

私も大変 興味深深です。これは、上京して見に行かなければ・・・計画中です。

土日祝には、会場にいるということです。みなさんもお立ち寄り下さーい。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-08 19:41 | いわさきのつながり
草の上の仕事
工房裏に伸びた草を刈る。

悦子さんと子供は、畑の草をとる。

普段、あまりしないので えらく大変。

昼に、千葉のRさんから頂いた なしを食べる。食べる。食べる。「幸水」は、まさに幸せの水。

午後、畑に大根の種をまく。

土の上の仕事というより、草の上の仕事という感じ。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-07 20:11 | 岩崎のある日
利休 カンドウ
先日工房にいらしてくれたMさん。
iwasakiの着尺のサンプルから、豆格子や微塵格子などを手にとられ・・・。
「利休間道みたいな感じ、お作りになられますか?」
「・・・・利休間道!?お恥ずかしい・・・。ゴメンナサイ。どんなんデスカ?」
なんて聞いてしまいました。
間道、というと、どうしても高密度な帯地のようなものを勝手に想像してしまい・・・。
Mさんは、おだやかに・・・
「もともとは、木綿だそうです。縹色の木綿地に白のちいさな格子なんですが・・・。」
格子と聞き・・工房にある載っていそうな本をパラパラとめくったものの判らず。後にMさんが
メールに写真を添付して送ってくださり・・・それはどこかで見た記憶。
ありました。ありました。
「名物裂」という、(古本でしか買えなかった!?)我が家の豪華本のなかに。
ウチにあるのは、昭和41年に淡交新社から出版されたもの。解説は、守田公夫さんという方。

う~ん。なんかスゴイことが書いてある・・・。
なんでも、天下の大名物といわれた松屋肩衝茶入に、珠光は緞子、織部も遠州も緞子裂を
選んで袋に仕立てたが、利休は木綿の格子を選んだと・・・。
(細かい解説が続いたあとに)
当時の木綿は大変貴重なもので、もちろん舶載品であるが、この間道裂は16世紀ころの制作で、南方産であろう。
とあり・・・・。更にしめくくりは、
茶道の大成者といわれる千利休、それだけに「利休好み」と称されるものは多い。そのいずれも
なんらかの形において利休の茶道理念の具体化したものといえよう。この間道裂もその一つで
くらさのない渋み誇示性をもたぬこの裂に、侘びの風体の表現を見出したのかもしれない。 
     
・・・なるほどぉ~。
日本ではまだ、木綿はつくられていなかったから貴重品とはいえ、金襴緞子じゃなくて
「なんてことはない」格子だったのか・・・。もしかしたら、舶来品のなにかお宝を保護のために
くるんできた布だったりして・・・。と思うくらい、なんてことないなかに、なんともいえない
なんてことを感じる、自家織物にピッタシの織物です。
利休・・・。感動。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-04 20:44 | 骨子・背景
排水管を通す工事
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先の丸い使い込まれたつるはしとシャベル。
一定の深さに掘った溝。
ステキです。
おじさん一人の工事。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-03 21:17 | 工房改築
きものは いきもの。
今日、工房に 東京と名古屋からお客さまがみえました。お二方とも大変キモノがお好きな方で 色々なことやモノを 見て ふれて 知っていらっしゃるので 私どもも 伺えるお話がとても参考になりました。 

「なるほど、なるほど」

「そうか!なるほど~。」
iwasakiスイッチのぼたんがON。

「あっ!それで良いんダァ。」

「それっ! つくりましょう!」

「この方向でOKなんだ。」

        ・
        ・
        ・
        ・

iwasakiのつくる織物は、タンスの肥やしになるような、立派なものじゃないので・・・。

自家織物の良さは、日々着て、楽しんで、着倒すことにあると思っています。

まさに、そんなふうに思って実に楽しんでいるお二人に、いっぱい力を頂きました。

キモノもイキモノ。
生の意見を活かして、いつも鮮度の良い iwasaki を目指します。
# by senshoku-iwasaki | 2008-09-01 22:00 | 骨子・背景
・・・の中間。グレー礼賛!?
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昔から、「百鼠二百茶」という言葉があります。
iwasakiでも 植物を煮出して絹糸を染めますが、煮出した染液はたいてい黄色から茶色。
灰汁や明礬といった、アルカリ媒染で本来の黄色から茶が染まり、おはぐろなどの鉄媒染で
グレーになります。
百鼠。ほんとに、染める度 違うその色はどれも魅力的。
温かみのある赤味の強いグレーも、知的でクールな青味のグレーも。
・・・の中間という感じが、どうやら私達は好きなのだということに最近気がつきました。
植物染めだけにコダワッテル訳でもなく、じゃぁどうして枝を刻んで、煮出して・・・こんなことしてるのかなぁ・・?時間もかかるし、思いどおりの色には決してならないのに・・・。

デキル人といわれる人たちは、オンとオフの使い分けが上手だと。
・・・これが、iwasaki、夫婦揃ってオンもオフも使い分けられません。
日曜日にどこか出かけたからといって、気分転換でリフレッシュ!みたいなこともないし。
私自身、中学くらいから「勉強も部活も、それぞれ一生懸命!」みたいな、爽やかさんとは無縁でしたが・・・。それにしても、夫。
「私はねぇ・・月曜から金曜。そして半ドンの土曜。で、日曜。という、一週間にどうも違和感を感じまして、中学はほとんど行かなかったなぁ・・・。」
「えっ!?行かなかったってどうしてたん?」と私。
「うーん・・・。ほとんど、ウチに。自分の部屋かな・・・」平静な夫。
「いっ!?それは、もしかして・・・『引きこもり』とか『不登校』と言われるヤツでは・・!?」
「あー、そうかな・・・。そのころはそんな言葉もなかったけどね、一応 病気もしてたのよ。ハハハ・・・」
ハハハじゃないよー。
このごろ ものすごく夫に似てきた息子。来年から小学校なので、急に不安になり・・・。
「ちょっと~!あーた、保育園どうなの?楽しい?」
最近、一人オセロにハマッっている息子は、オセロに向かいながら・・・
「うーん・・・。めちゃくちゃ楽しいかっていうと、そんなこともないんだけど。じゃ、めちゃくちゃつまんないかっていうと、そんなこともないから。まぁ、ふつうかな」
なんともグレーなお答え。
「プププー(笑)。アイツらしい言い回し。」夫。
アイツらしいって・・・あーただってば。もっと、6歳らしい発言をせい!
「あー。んもう!かぁたんが変なこと聞くから、白が勝っちゃったじゃんよ~!」
「白が勝っちゃったって・・。一人オセロ面白いの?」
「うーん。だれかとやるよりかはつまんないけど・・・・」
出たっ!この特有の言い回し・・・まったく、なんとかなんないのかしら!?と思っていたら・・・。
「白にも勝たせない、黒にも勝たせない、ちょうど引き分けにするのが難しくて、面白い・・かな」
ムムムッ・・・。
グレー道、奥深し。
それにしても、来年から始まる長い学校生活。
息子よ、どうか・・・日曜と月曜の間に違和感を感じても、違和感を感じながら学校には行ってくれ。
そしてお父さんのような、立派な鼠男になるならなってくれ。時々母の言うことも聞いてくれ。頼みマス。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-29 20:28 | 骨子・背景
水周り
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この部屋にユニットバス、洗面、トイレが入る予定。
下にわたっている木が太く、ユニットバスが入らないということでチェーンソーで削る などなど・・・・・
業者さん泣かせな現場。ですが、
みなさん やさしく 我慢強い方ばかりでして、ありがたいかぎりです。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-28 20:20 | 工房改築
干す。
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湯通しを終え 干す。
秋・冬に向け、増殖中の楊柳ストール。

次は、杉綾のマフラーを・・・と計画中。経糸は リャマ、 よこ糸は 絹。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-25 20:55 | 纏う布・暮らしの布
かいこ趣味・2
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今年 入手した 養蚕桑活器と文字のはいった小さなビン。
中身がどういうもので、どのように使われていたか分かりません。
それにしても 不安定なフォルム。
この形が 用途のポイントかも・・・そうでないかも・・・。

iwasakiのかいこ趣味、まだまだ続けます。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-24 09:51 | iwasakiの持ち物
昨日もはれ 今日も腫れ、
お尻が・・・。痛くてぇ・・。
お尻・・といっても、正確にはお尻の下。太ももの付け根あたり。

いつも 平織りのときには、そんなに痛くないのだけど。
平織りは上糸と下糸の交差だけなので、足も右、左、と順番にいきますが。

綾織りの場合は、綜絖(そうこう)が4枚で、踏み木と呼ばれる足で押すペダルも
4本。右足と左足が平均的に動けば、きっと疲れ方も違うのかも・・とは思うものの。
哀しいかな、私の場合。パソコンのキーボードのタッチと同じで(笑)利き足の右ばかりが
よく働き・・・。気がつくと、左は一番左側の踏み木を踏むときだけでして・・・。
(キーボードの場合も私の左手は、Aしか押してません・・・。トホホ・・・。)
体重の移動が悪いのか、こんな調子ではイカンと、せっせと左足も使うように試みてはいるのですが・・・痛い・・・。
なんせ、機に腰をおろすとはいっても、私達の座っているのは、巾10センチ、厚さ1~2センチの板切れで、そこに浅く腰掛けていないと織れないので。

もう10年くらい前になりますか・・・。
私達がどうしても欲しくなってしまって、買ってしまった北欧の椅子。
一人ソファのような、贅沢な椅子。
ビンボー作家が持つようなものじゃないかもしれませんが、これがヨカッタ・・・。
中古品だけど、それから少しずつ増えまして。
今は、イワサキの応接間にドスンとおります。

お昼を食べて、また織って・・・。
2時半を少し過ぎたころ・・・・私のお尻は悲鳴をあげて応接間に・・・・。
クマのような椅子に深々と腰をおろすと、15分必ず記憶がなくなります・・・。

「エツコさん、寝てないで織ってください。私だって痛いんです。」
ハイハイ・・・。夫の吉野間道は、6枚綜絖。あーたのほうがもっと、右足働くわねぇ・・・。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-22 21:59 | 工程
染織家 吉田美保子さん
私達と同業の吉田美保子さんがDMを送ってくれました。

 ~美しく透ける~ 「e-glass」 毛利夏絵
             「染・織」   吉田美保子

        9月1日~9月20日 DADAKO(東京・南馬込)
        AM11:30~PM5:00 日曜日休廊

 この展示会ではストールを出品されるそうです。

吉田さんとは、10年前ぐらいから知り合いですが 今年久し振りにお会いしまして
「お互い よく 生きてたねぇ。」とエールの交換をしました。 

 染織を仕事にして生活をする 

その大変さ、難しさ、・・・・楽しさは、(どの業界もそうでしょうが) やっている人でないと伝わらないものだと思います。 



          
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-20 20:54 | いわさきのつながり
間道の帯
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織りはじめた間道の帯地。
今日は、ユニクロで買った「空手バカ一代」のTシャツを着て 気合を入れて織りました。

押忍。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-19 19:33 | 着尺・帯
ウール×シルク 杉綾コート地
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さかたのコート地。

今年のギャラリー工さんでのekka展。11月21日(金)~27日(木)です。
さかたかずみとiwasakiの3人で「ekka」という、ユニットを組んではや10年。
iwasakiの手織り地を、さかたがデザイン、縫製したコートやジャケットを作ってきました。
・・・が、紺屋の白袴。
「自分達のために自分達で作ったことって・・もしかしてないよね!?」
・・・というわけで。

今年のテーマは、「kazumiとiwasakiのおあつらえ」に決まりました。

さかたの希望は、ウール×シルクでヘリングボーン。色は、なす紺みたいな・・・。
だったので、そんなイメージで、経糸はジャコブウールの黒。緯糸はエリ蚕という、
ウールっぽい質感の絹のつむぎ糸を紺に染めて。やっと、今日から織り始めました。
いつも平織り専門のわたし。
綾織りだと・・・ちょっとイヤなんだけどなぁ・・・。と、思いつつ。
夫はもっと厄介な(私はデキナイ)吉野格子の帯地に取り掛かってしまったので、
仕方なく(!?)いつもより無口に織っております・・・。
さかたは、私と正反対の四角四面の几帳面。
どんな小さな織りミスだって、気づかぬわけがなく・・・。
もう、20年ちかくのつきあいだから、大抵のことはお互い察しがつく、いいような悪いような・・。
この生地で、さかたらしい、カチッとしたPコートが出来るらしいです。

私は・・・・。
とろんとした、平織りの、キモノにも洋服にもOK!みたいなゆるい感じのコートを作ってもらう
予定です。そして・・多分、この展覧会には間に合わないだろうけど(笑)夫には、ジャケットを
と、さかたは思っているそうで。
夫の、カッチョイイ ジャケット。さて・・どんな織り地にしようか考え中です。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-18 20:20 | ekka
グレーな感じ
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電気を送る二本の線。
白い碍子と黒い梁のコントラストと平行に並ぶラインが気に入っており、
ここだけ 昔のまま残しています。

「ここは残す、ここは変える。」
は、残すと変えるの中間にあるものをどうするかがむずかしい。
iwasakiは、中間のものは・・・・残します。・・・いや・・・どうしようか、変えようか。
ぱっと電気が走り明かりがついた時、判断。
っとは、なかなかいきません。
が、そんな白でもない黒でもない・・・グレーな感じでとどまっている風
嫌いではありません。
# by senshoku-iwasaki | 2008-08-17 09:51 | 骨子・背景