先日の増孝商店にいらしてくださった・・・。
Tさまは、浜松から嬉しいご報告を持って。
昨年の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会で、お求めくださった『絞り絣・corona』が
「とても気に入っています。それにあの帯・・・ホントいろんな所で褒められるんですよ~。」と。
こうげいさんで撮っていただいた画像を見せてくださいました。
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久留米絣のお着物に、corona。
こちらの帯は、こうげいさんでの展覧会に向け作った、絞り絣シリーズの第一弾でして。
ちょうど染めと織りの中間のような、「ソメオリモナカ」なモノにしたいと・・・。手探りで始めた
ものの一作目でしたので、さまざまな思い入れや、反省(!?)も多々ありまして。
「クニヒサさんは、こうげいさんでお目に掛かれましたけど、エツコさんはこちらでないと
会えないと思いましたので、お会いしてご報告できて良かったです。」
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あわわ。。。ウレシイですぅ。ほんわりと。ぼんやりと。
絞り絣は、一度仮に木綿糸で織ってから絞って染めて、織ったヨコ糸を抜き取って・・・
今度は絹糸で織ります。丸く染まっているのは、タテ糸の部分なので。後染めの絞りとは
一味違う感じになるのが特徴だと思っております。
「来年春に予定の、こうげい浜松店での展覧会、楽しみにしていますね!」のTさまの声は、
またまた勇気とファイトが湧きました!まずは今秋の、こうげい・神戸店さんで新しい絞り絣
を発表できるように・・・下拵えを進めますっ!
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そして・・・!
NPO法人川越きもの散歩の藤井美登利さんが、お忙しい中お出でくださいまして。
しかも帯は、iwasakiの八寸です(涙)。スウェーディッシュレース織りという・・・ちょっとだけ
透け感のある織り方でして。あんまり和モノでは用いない技法かもしれませんが、私たちの
間では気に入っている質感のひとつです。
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ヨコ糸に、川越きもの散歩が繭から注文して作った、市販されていない・・・埼玉のブランド繭、
いろどりの生糸を使って。キラキラと涼し気に輝いておりました!!
今年もまた、いろどり繭の生糸をわけて頂きましたので。またいろどり繭の生糸を
効果的に使った、新しいシリーズも作りたいと思っております。

Tさま、藤井さん、ありがとうございました。
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-16 22:24 | 着尺・帯
神楽坂・五十鈴の『すずもなか』。
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Sさまに頂いたのは、神楽坂の五十鈴のトレードマークの入った最中。
五つの花弁にも見える、五つの鈴。りんりんと綺麗な音色が聞こえてきそう。
やわらかなお色の三色です。

昨年の『日本の夏じたく』展に出品していた、青木間道をモチーフにしたシリーズの
半巾帯を見て・・・「こんな感じの八寸帯地を!」とご注文くださったHさま。
お引渡し予定は、今年の夏じたく展でして。先日の増孝商店で織りつけのサンプル
をご覧いただいたのですが。
タテ糸の色や、糸質の違いの配置は、Hさまのお好みのイメージで半巾のときとは
少し違う感じに経てたクニヒサ。
それが、ナカナカ良い感じなのです(笑)。「おぉっ!Hさまっぽい!これはイイね」私。
「でしょ。やっぱりね、数ですね。これは図面に起こして・・想像出来るかっていうと、
たぶん出来ないんだよね~。経験値ってこーゆーコトかもしれない・・・。」クニヒサ。
サンプルを、ご覧いただいたHさまの反応がまた嬉しくて・・・。
すっかり気を良くしてしまった(!?)クニヒサ。

Sさまとおしゃべりをしながら・・・さっそく『すずもなか』を開けさせていただいて。
「わー。キレイ!!大納言と、柚子餡と、栗餡の三色なんですね~。」私(エツコ)。
「あ、チョット待ってください、私もエツコさんに付き合って・・・今まで相当な数の最中
を食べてきましたからね、コレは当てますよ。
茶色が大納言で、ピンクが柚子で、白が栗でしょう。」(自信ありげに)クニヒサ。
「ブッブー!ハズレでーす(笑)。」私。
正解は、茶は大納言。桃色が栗。白が柚子でした。
どの餡も、上品な餡でして。どちらかというと、ふんわりとした皮とのバランスがとても
良い感じの『すずもなか』。Sさま、ごちそうさまでした!!

能楽師をしている、兄のスタジオも神楽坂にありまして。
飯田橋の駅からブラブラと、散策して歩くのが好きなのですが。
和菓子激戦区にあって、五十鈴さんは、いつもお客様で賑わっている印象があります。

そういえば。
兄は、7月2日に津村先生の「緑泉会」で、『安宅』を、国立能楽堂で務めるそうでして。
お能は、チンプンカンプンの残念な妹の私も(トホホ・・・)。上京したいと思っております。
私はいつも、ココロで感じるのみですが(笑)・・・。
お能に興味のある方、お好きな方も。今回は津村先生の『鸚鵡小町』との2本立てです
のでお運びいただけましたら嬉しいです。

最中の経験値は、まだまだのようですが(笑)、織物の設計や、瞬時の判断には・・・
長年一緒にやってきて、最近ちょっと嫉妬したくなるくらい(笑)冴えているクニヒサでして。
工房では二人、フル回転で仕事をしておりますっ!まだまだ『日本の夏じたく』展まで、
その後6月に開催の、『衣装らくや』さんでの展覧会まで・・・寸分の余地も無く(涙)仕事
に励みますっ!
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-13 23:38 | 最中
先日の増孝商店でお引渡し出来ました織物たち。
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Sさまに昨年の師走場所でご注文いただきました、銀河シルクの山形斜文の八寸帯地でボーダー。
お色も段の感じもSさまのご希望です。
等間隔の段は、あまり作ってこなかったのですが・・・。
一昨年、色味サンプルとして織った杉綾織りの紬を、そのまま作って欲しいというリクエストから
生まれた着尺がありまして。
以来、iwasakiの間でチョット流行っている(!?)等間隔のボーダー。
年明けからかかっていた、九寸帯地の『ゼリーのミルフィーユ仕立て』もそんな等間隔のボーダー。
一見、単純であるようだけど、単調では無い、なんとも奥深い段です。
このSさまの帯地も。
Sさまに気に入っていただきまして・・・安心してお引渡しが出来ました。
Sさま、ありがとうございました。ぜひ次回は、Sさまの帯としてのお召姿も拝見させて下さい!
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こちらも師走場所でご注文いただきました、銀河シルクの山形斜文帯地。
タテが淡いグレーで、ヨコがアイボリーのTさまの無地ライクの帯地。
Tさま、とても喜んでくださいまして・・・。次回は、「吉野格子の九寸帯地を・・・と。待つ時間もとて
も楽しみで幸せなのよ・・・」と嬉しいお言葉もいただきまして。喜んで~ガンバリマス!!
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こちらは、昨年の夏場所で「来年の春ころで構いません・・・」とご注文くださったYさま。
タテ糸はカラフルな絹。それをかき消すように・・・緒糸と苧麻と、科(しな)も入っているナチュラル
な半巾帯でして。私(エツコ)が昨年の『日本の夏じたく』展で締めていたものと同じものをご注文
くださいました。巾と長さは、Yさまのご希望に合わせてYさま仕様にさせていただきまして。
お着物好きなYさまですが、半巾は初めて・・・とおっしゃっていたのですが。「とても気に入りました」
となんと!新作の半巾を、Yさま仕様でご注文くださいまして。「また来年の今頃でお願いします」と。
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画像がどうしても見つからない・・・(笑)。Hさまにご注文いただいたのは、銀河シルクの山形斜文で
ヨコに紺の無地の半巾帯。八寸では、こんな感じのものを作っていますが・・・半巾では初めて。
Hさま、今までもiwasakiの半巾帯を、イロイロお使いくださっておりまして・・・。ご注文も何度か。
いつもざっくりと・・・ご希望のお色味をおしゃって、あとは任せてくださいます。
なのでこの画像は、Hさまに織り始めたお色味を、メールでご確認いただいたときのもの・・・。
Hさま、実物をご覧になるなり・・・「ハイ、これです!ありがとうございます。」と。

皆さまとても嬉しいお言葉を・・・ありがとうございます。
時間をいただいて作らせていただいておりますが。私たちもご注文をいただいている間は、いつも
次に取り掛かるもの、その次に掛かるもの・・・工房にはご注文品のリストを貼りまして、考えながら
二人で話し合いながら・・・進めておりまして。その間、そのお客様のことを何度も思い浮かべながら
制作しております。なるべくご意向に沿えるように・・・なので、こうして喜んで頂けると本当に。
有り難く嬉しく・・・そしてホッとしております。
できれば末永くお使い頂けることを、心から願っております。
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-11 22:49 | 着尺・帯
さいたま大宮・大成屋菓子舗の『盆栽最中』。
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先日の増孝商店にお出でくださった、上尾にお住まいのIさま。
「これは、埼玉でも大宮なんです。大宮といったら、昔から盆栽が有名なんだけど・・・。
最近は外国の方がいっぱい。特にヨーロッパ系の方が多いんですよ~。」
あぁ。そういえば聞いたことあるある・・・。
確かに盆栽って、日本の美意識の凝縮って感じがするもんなぁ・・・。

そしてこちらは。
まんまるのお盆のなかに松。そして盆栽という文字。カッコイイです。
おぉぉ・・・。このデザインも外国の方が見たら、クールジャパンを感じるかもしれません。
有名な盆栽を、お土産にもなるお菓子にしてしまう・・・いやぁ、日本ってやっぱりイイなぁ。
こちらの最中、茶と赤と白の3色ありまして。
この茶は、つぶあん。
小豆のつぶつぶが、ほどよい固さと甘さで皮とのなじみもバッチリです。
私(エツコ)こちらの最中、たまらなくタイプです!
薄紅色の赤は、上品なこしあん。
白の抹茶あんは、抹茶の香りがとてもよく、ほのかな苦みも美味しいあん。
我が家の、少年のような(!?)娘(小6)は、この抹茶あんにすっかりハマった様子。
いつの間にか・・・白色最中が消えておりました(笑)。

盆栽が日本の美意識の凝縮なら、こちらの最中にも宇宙を感じます・・・。
日本の美味しい凝縮、盆栽最中。

Iさま、ごちそうさまでした。
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-09 21:33 | 最中
増孝商店・GW場所お陰様で終了いたしました。
たった3日間限りのGW場所でしたが、たくさんのお運びをいただきまして。
心より感謝しております。ありがとうございました!!

今場所も、ブログをご覧いただいて遠方よりお出でくださった方々や、ネットで検索を
かけてiwasakiにたどり着いた・・・とおっしゃっていただいた方々。
iwasaki、結成した24年前には考えもしなかった出来事です。
20年前に、当時の私たちにとっては大きな買い物でありながら・・・ナカナカ使いこなせない
(それは未だに・涙)パソコンに、泣く泣くでも触っておいてヨカッタ~。
画面が真っ黒になる度に、頭は真っ白になって(笑)。
こんなコトで費やされる時間と労力でどんだけ糸が繋げるかわかんないっ!!って、
しょっちゅうキレそうになったけど(これも未だに・笑)。

織物づくりがただ面白くて。
アタマで考えることよりも、手指を動かすことでしか納得できなくて・・・。
そんな不器用でバカなiwasaki夫婦を、私たちの知らないどなたかが知ってくれている・・・
なんて!まるで繋ぎ糸のようです(涙)。
これからもiwasakiの電波は微弱かもしれませんが・・・。
それでも探知していただけそうな・・・心優しい方(!?)に届きますよう・・・発信したいと
思っております。

ありがとうございました。
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GW場所にお出でくださったKさま。
弓浜絣に、銀河シルクの山形斜文八寸帯を。これは、このシリーズが生まれた初期の
頃のものでして。Kさまが愛用してくださっているのがとてもウレシイ!
帯締めは、先日の伊勢丹でのグループ展でお求めの峯さんの作品。
なんとこの美しいトルコブルーは、キノコで染めたとのことで!!
とても美しく輝いておりました!
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-06 22:57 | 展示会・お知らせ
増孝商店・GW場所、明日までです。
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増孝商店は、第六天・榊神社の向かいにありまして。
榊神社脇には『御蔵前公園』があり、斜め向かいになります。
平日ですと、外回り中やご近所のオフィスのサラリーマンの憩いの場
にもなっている公園ですが。
いつもなら、近隣の保育園の園児たちが箱型の台車のような押し車で
先生とやってきて、かわいい声も聞こえたりするのですけれど。
今日はひっそりと。
マロニエのお花が咲いてる~!と思いましたら、ベニバナトチノキと
名札がありました。

増孝商店・GW場所、いよいよ明日までとなりますが。
今日はご夫婦でお出でくださった方が4組も!!
奥様だけでなく、ご主人も糸のことや、組成のこと・・・楽しく一緒
におしゃべりが出来まして。
普段はお忙しいご主人たちともお会いできる、GW場所というのも悪く
ないなぁ・・・と思ったりして(笑)。

不定期な季節商店の増孝商店。
iwasakiの都合、イワサキ家の都合で(涙)ナカナカ日程を決めること
が出来ないのが、自分たちも大変もどかしいのですが・・・。
ブログをご覧くださり、遠方よりわざわざお越しいただいたりと・・・。
本当に感謝しております!!

明日の最終日は、連休も最終日という貴重な日ですが。
よろしければ下町のちょっとディープな(!?)オアシス『御蔵前公園』
と増孝商店、そして健康にご利益があるといわれる第六天・榊神社にも!
お出かけくださいませ!!
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-04 19:29 | 展示会・お知らせ
増孝商店・GW場所はじまりました。
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今回は3日間限りの店開きとなってしまいましたが・・・。
本日も多くの方々にお運び頂きまして、本当に感謝しております。
iwasaki夫婦、二人してナカナカお店の仕事というものに慣れませんで・・・。
あわわあわわ。。。あたふたあたふた。。。の素人商店で(汗)、お客様にご不便を
おかけしてしまうこともあるかと思いますが。

よろしければ素材のこと、織りのことなど製作工程のお話しでしたら喜んで!
職人商店に、ゆっくりとお付き合いいただけましたら嬉しいです。
増孝商店に並ぶものは、間違いなくクニヒサと私(エツコ)の手指から生れ出た織物です。
でもでも、糸になるまでに更に多くの手指を通しているものだから・・・そんな思いや、
時間を、ほんのひとときでも共有出来ましたらこの上なく幸せです。

明日、明後日とひっそり営業しております。
お出かけいただけましたら嬉しいです。
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-03 19:31 | 展示会・お知らせ
最新作の半巾帯も持って・・・。
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増孝商店・GW場所に参ります。
こちらは、青木間道をモチーフにしたシリーズで。
タテの縞を、ヨコの段が一部組成を変えて・・・一瞬搔き消します。
クニヒサが経てた縞が、スカッと何かに似てる・・・?
織りながらずっと気になっておりましたが。水色を入れたときにあぁっ!
「第1のコース・・・」の天の声が(笑)。
私(エツコ)のこのプールは、3本泳ぎ切って・・・じゃなかった、織り切って12メートルほど。
タイトルは『course line』。キラっとした銀河シルクだったり、マットな科(シナ)の糸を段に
差したり・・・。時々水しぶきがあがります。熨斗目のように格子にしてみたり、縞を際立た
せてみたり。魚みたいなスイマーになった気分で(!?)楽しく織り上がりました。
まだまだ
この半巾帯を織っている間に、クニヒサが染めた糸で・・・先日からかかっていた、2反掛け
の生紬の2反目に取り掛かりまして。
クニヒサは、440シリーズの吉野格子の絣の帯地をもう一本織りあげたのち・・・。
この青木間道シリーズで、今度は八寸帯地に取り掛かっております!

3日から3日間のみの増孝商店・GW場所。
毎回お店の裏方で、チョットお茶を飲んでいただいておりますが・・・。
今日は、南部町の『まるわ茶園』の、4月25日に手摘みされたばかりの新茶を手に入れ
まして。美味しく淹れたいなぁ・・・。と思っておりますので、新作の織物たちとともに・・・
南部町の香りも!お楽しみいただけたらウレシイです。
# by senshoku-iwasaki | 2016-05-01 21:32 | 着尺・帯
皐月のiwasakiの予定は。
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まずは、先日の伊勢丹新宿店での展覧会でチョット遅くなりました『増孝商店』から。
こちら・・・。
5月3日(火)・4日(水)・5日(木)の3日間限りのGW場所となりました。
伊勢丹のご案内状をお送りするときに、GW場所のご案内も同封させて頂いたの
ですが・・・。なんと表面の表記が5月2日・3日・4日と痛恨のミス!
しかも指摘されるまで、二人して(何度も確認したくせに!笑)全く気付かなかった
という、おマヌケっぷりでして(涙)。元々のボケに、更に別のボケも加速中(トホホ)。
5月3日・4日・5日が正解ですので、祝日はお休みのお店も多い蔵前ですが・・・。
ひょっとしたら南部町と同じくらい(!?)静かな蔵前に、お出掛けいただけましたら
嬉しいです!!クニヒサと私(エツコ)、ボケボケ二人で(笑)お待ちしております!

◆年に数回のiwasakiのshop 増孝商店(ますこうしょうてん) GW場所'16
 5月3日(火)・4日(水)・5日(木)  11:00-19:00
               最終日5日は、11:00-18:00まで
  東京都台東区蔵前1-6-11


連休明けは、先日の伊勢丹でもご一緒させて頂いて・・・毎年三渓園で開催して
おります『日本の夏じたく』展のリーダーでもある、久保紀波さんが銀座のギャラリー
日々で展覧会を行います。その折に、同時開催として「夏の装い」と題して『日本
の夏じたく』出展メンバー7名の作品も出品されます。
iwasakiは、新作の写真の角帯『カラミ煉瓦に煙突』を3点出品いたします。
こちらは、タテ半分に折ってかがって使う男帯ですので、左半分と右半分で見え方
が変わるようにタテ糸を変えています。タテ糸は、結構派手なカラーリングでしたが
ヨコ糸でしっくりと(!?)殿方仕様になったんじゃないかなぁ・・・?だとイイなぁ・・・。

◆久保紀波展
 5月6日(金)→5月15日(日)  12:00-19:00
最終日15日は、17:00まで  
ギャラリー日々 
  東京都中央区銀座5-5-13 エポカザショップ銀座 地下一階
  tel 03-3573-3417

そして・・・今年10周年を迎えます『日本の夏じたく』。
今年は、5月26日(木)・27日(金)・28日(土)の3日間です。
iwasakiも9年目の出展です。9年前は、3歳と1歳だった我が家の子供たちを・・・
母と、横浜に暮らす姉に預けたりして。同世代のいとこと、アンパンマンミュージアム
や、シーパラダイス、みなとみらい・・・と毎年恒例のようにヨコハマを堪能していた
子供たちでしたが。今年は水曜搬入ということもあり、学校もそれぞれ休みにくく・・・。
クニヒサが一人で三渓園に参ります。
ご案内状が出来てきましたので、また近日中にお送りできたらなぁ・・・と思います!

日本の夏じたく
 5月26日(木)・27日(金)・28日(土)  10:00-16:30
横浜・三渓園 鶴翔閣 白雲邸
 横浜市中区本牧三之谷58-1
# by senshoku-iwasaki | 2016-04-24 22:32 | 展示会・お知らせ
今年初の生紬は、縞です。
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サラサラでシャリシャリでふんわり。
今回の生紬には、世界の絹糸が使われています。
タテ糸には、山梨・長野県産繭とのほかに、ブラジル産繭の玉糸。
ヨコ糸には中国産繭の玉糸と、埼玉県産のいろどり繭の生糸。

iwasakiでは、なるべく『こだわらないこだわり』を大切に制作しています。
もちろん、国内で養蚕に携わる方々、製糸を続けておられる方々の仕事も大切。
ニッポンの技術を、ブラジルで引き継いで養蚕された繭も大切。
日々変貌する中国で、いつまで作り続けられるか・・・ビミョーな(!?)手仕事も大切。
養蚕も、座繰りの玉糸も、まわたつむぎ糸も・・・。世界規模で先細りなのです。。。
それは、iwasakiがこの手織りの世界に入った頃から言われていたことです。
だけど、全く絶望的なワケじゃない。高い志を持ってお蚕さんや、絹糸に取り組む人は
日本にも世界にもまだまだいらっしゃる!だったら、iwasakiで消費できる量は大した
量にはならないけれど・・・。眼で見て、手指で触って、原産地の違う絹を、iwasakiならでは
のブレンドもしていこうと心がけているのです。
もちろん、価格的に『使える価格』は、特に意識していますので。
iwasakiでは、ブルーマウンテン100%みたいな織物は作れないかもかも(笑)。
でも香り高く、コク深く、キレすっきり、甘味、酸味、苦味はお好みで・・・。

縞は、かつて憧れの渡りモノ。
異国の島からやってきた、最新のトレンド。
そんな異国への憧れも込めまして、今回はキモノの縞っぽくない縞、島にしてみました。
マットななかに少しだけキラリと光るのは、NPO法人・川越きもの散歩で手掛けて・・・
市販されていない、埼玉県産のいろどり繭の生糸。
憧れの遠い国の、アロマな(!?)奥行きになっているとイイなぁ。
# by senshoku-iwasaki | 2016-04-17 23:09 | 着尺・帯
藤井美登利さんの著書『埼玉きもの散歩』
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川越の町雑誌『小江戸ものがたり』の発行者であり、NPO法人・川越きもの散歩の代表でもあり、
さいたま絹文化研究会(秩父神社・高麗神社・川越氷川神社)の会報担当もされている・・・
藤井美登利さんが、新たに『埼玉きもの散歩~絹の記憶と手仕事を訪ねて~』を出版されました。

東京生まれの藤井さんは、1985年から10年間、仕事で東京とロンドンを往復されていたそうです。
~バブル前後の浅草は、1週間留守にするとまち並みが変わっていました。かたやロンドンは、
古いまち並みが残る町。川越のシンボル「時の鐘」を見たときに、効率優先の都会で失われたもの、
蔵造りのたてもの、きもの、暮らしの歳時記や祭りが、川越では当たり前のように存在することに
驚きました。~
1969年に蔵前で生まれたクニヒサと、1992年に結婚した私(エツコ)も当時の蔵前・浅草の日々
の変貌は、よーく覚えております!

当時暮らしていた、浅草から川越に移住されて・・・約20年。
藤井さんはその間に、愛読されていた・・・谷中・根津・千駄木の町雑誌「谷根千」の主宰者である
作家の森まゆみさんに後押しされて・・・「川越むかし工房」を2001年に立ち上げ、川越の町雑誌
『小江戸ものがたり』を創刊されます。
現在13号まで発行されています。川越のチョット昔の歴史を紐解いて、さまざまな物語が浮かび
上がって、益々『今の川越』が輝いて見える・・・そんな『小江戸ものがたり』の埼玉決定版!という
感じの『埼玉きもの散歩』。大変興味深い内容ですっ!

☆藤井美登利 著 『埼玉きもの散歩~絹の記憶と手仕事を訪ねて~』
さきたま出版会 定価2,300円+税

こちらの本には、『日本の夏じたく』で今年もご一緒させていただいている、秩父銘仙の新啓織物
さんもご紹介されていますので・・・ぜひ。
iwasakiは、埼玉在住ではありませんのに、なんと!『繭からの顔の見えるきもの作り』のコーナー
で南部町の工房にいらしてくださったときや、蔵前の季節商店、『増孝商店』での写真つきで・・・
紹介してくだっております。。。(汗)。
# by senshoku-iwasaki | 2016-04-15 23:36 | いわさきのつながり
先日、伊勢丹での展覧会で・・・。
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iwasakiのお着物でいらしてくださったNさま。
平織りの入った緯吉野の入り江の波シリーズから・・・『褐色(かちいろ)に天(そら)』。
本来「褐色」は、藍で染めたものを指す色ですが、このベースの褐色は酸性染料です。
紺よりも紫がかった地に、クニヒサが昨年からよく染めるトルコブルーの段。
昨年秋の代官山での『観月展』で「このトルコブルーが好き!」とおっしゃって頂きまして。

こうしてカタチになって、素敵にお召しいただいて・・・。
製作者としましては、この上なく嬉しい限りですっ!!(涙)。
毎回同じようなコトを思ってしまう私たちなのですが・・・。
反物のときよりも遥かに『佳きもの』に見えるのです。

やっぱりこれは。

iwasaki夫婦の手を離れて『織物』から『着物』になった瞬間に、
お召しくださる方の『格』になっているのだと・・・。それが必ず毎回。
それぞれのユーザーさんのところで、それぞれに昇華してくれておりまして。

iwasaki、結成のときよりずっと思っていた夢が、ひとつ叶ったような気がしています。
私たちのつくる織物は、明治以前の日本の各地でひっそりと自家用に作られていた
自家織物がテーマです。
決して芸術家が目指す美の世界ではありませんで・・・。
どこまでもプリミティブに近いものでありたいと思って制作しております。
日々の小さな小さな幸せだったり、祈りであったり、生きていることへの感謝だったりが
織り込まれたモノでして。
一見どうってコト無い、有難そうにも見えない・・・だけど見る角度や、感じるココロで(!?)
これってもしかして、どうってコトあるかも?って思えるような織物が作れる人に・・・
なりたいというのが夢でした。
でもそれは二人して、一人じゃとても出来ないと思ったものだから(笑)、二人掛かりで!
気がつけば24年も経っていまして。

それらが見えたり、感じたりするごくごく少数派(!?)なお客様方が、美しいモノに昇格
してくださっているという事が何よりも嬉しいのです。

Nさまありがとうございました。
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# by senshoku-iwasaki | 2016-04-10 16:38 | 着尺・帯
『染・織・繍・組 手わざを愉しむ春の装い』展、お陰様で終了いたしました。
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年度末初めのお忙しいところ・・・。
お出でくださいました皆々様、心より感謝しております。ありがとうございました。

また鎌倉のギャラリーミンネさんでの展覧会のほうも先日、お陰様で終了して
おります。こちらのほうも・・・ありがとうございました。

一週間在廊しておりましたクニヒサ、本日南部町に戻りまして。
日頃・・・山の中で、ほぼ引きこもりで制作しておりますので(笑)。
キラッキラ!で、大勢のお客様で賑わう新宿伊勢丹で・・・ぽっかーんとしている
間に過ぎ去った日々だったようです。
ですが。
やはり会場でお客様や、担当のスタッフの方々、グループ展でしたので、久保さん、
飯島さん、峯さん・・・違うジャンルの皆さんに、今回もいっぱい刺激を受けまして。
次はこんな感じのモノが作りたいなぁ・・・と、新しい扉が見えてきました。
それは不思議と・・・留守番をしていた私(エツコ)にも。

工房では・・・。
クニヒサが置いていった宿題を、どうにかこうにか全て終えまして。
アタマの中を整理するにはもってこいの(!?)残糸繋ぎを、毎夜・・・黙々と。
今日から、我が家の子供たちも新学期。
新しい季節に、心新たに・・・明日から新作に取り掛かりたいと思います!
# by senshoku-iwasaki | 2016-04-06 22:11 | 展示会・お知らせ
伊勢丹新宿店での展覧会、5日までです!
早くも4月に入りまして・・・。
伊勢丹での『染・織・繍・組 手わざを愉しむ春の装い』展もいよいよ終盤です。
週末の東京は、お天気は花曇り!?(・・・なのかなぁ?雨じゃないとイイなぁ・笑)
かもしれませんが、お出掛けいただけましたら嬉しいです。

iwasakiも今回初めての7階・呉服エリア。
5階のステージ♯5では、過去に何度かお世話になったこともあるのですが。
ステージ♯5ではありませんが、同じ本館5階の、キッチンダイニング/プロモーション
では『ニッポン煎茶モノがたり』と題して、さまざまな今様煎茶道具が。
その中に、コラボ出展ということで、布切れ・やました 山下枝梨子さんも出品されて
(こちらは12日(火)まで)おりますので。こちらもぜひに!


染・織・繍・組 手わざを愉しむ春の装い
3月30日(水)~4月5日(火)
伊勢丹新宿店本館7階=呉服・特選きもの
  久保紀波/アトリエ・kinami 染色
  岩崎訓久・悦子/染織iwasaki 染織
  飯島桃子 日本刺繍
  峯史仁/工房野の人 高尾野草染め組紐

ニッポン煎茶モノがたり
3月30日(水)~4月12日(火)
伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニング/プロモーション
  <出展作家>工房百木根・鈴木修司・・・染付の器
        スタジオKUKU・谷恭子・・・木工
        工房もず・河村寿昌・・・木地挽
        萩原千春・・・陶器
        阿藤雅恵・・・布花
  <コラボ出展>a-wood・富沢麻子・・・木工
        高橋亜希子・・・陶器
        山下枝梨子・・・手織り
# by senshoku-iwasaki | 2016-04-02 10:21 | 展示会・お知らせ
伊勢丹新宿店での展覧会、本日より始まります。
東京の桜は、いよいよ見ごろを迎える頃でしょうか・・・。
ポカポカ陽気のようですし、よろしければぜひ!お出掛けくださいませ。

iwasakiは、新作の帯地を中心に出品しております。
この3、4ヵ月・・・冬ごもりのように(!?)ほぼ家から出ることもなく制作して
きまして。自分たちのなかでは、『かなーり作った感』があったのですが。。。
実際に並べてみると、あれあれ・・こんなくらいだったのねぇ・・・と(笑)。
大師匠が「本物の手織りの仕事は、いくら働いても生産過剰にはならないし、
争いの種にもならない。それどころか、世の中を平和にする仕事」だと
おっしゃっていたのが、最近になってホントにそうだなぁ・・・とつくづく実感です。
ほのぼのと。
穏やかな春の日差しのような・・・織物を目指して制作いたしました。
会場にはクニヒサが在廊しております。

染・織・繍・組 手わざを愉しむ春の装い
3月30日(水)~4月5日(火)
伊勢丹新宿店本館7階=呉服・特選きもの
  久保紀波/アトリエ・kinami 染色
  岩崎訓久・悦子/染織iwasaki 染織
  飯島桃子 日本刺繍
  峯史仁/工房野の人 高尾野草染め組紐
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-30 10:57 | 展示会・お知らせ
緯絣を括るための小綛(こかせ)づくり。
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ヨコ糸は織り込むときに、傾斜をつけて入るので。
9寸の織り巾なら、9寸以上の糸が入り込んでいます。更にずらし絣なら、
絣をずらして柄にするために、ずらし分も余計に換算して・・・小綛に上げます。
絣のデザインや、帯地なのか着尺なのかでも小綛の枠周は変わるので。
その都度変えられるように、特注で作っていただいたお気に入りの綛上げ機です。
お太鼓分と前柄分で、大体この小さな綛60個。ぐるぐるぐる・・・と、今回は25回転。
数を数えながら、うっかり他の事考えちゃうと、カウントオーバー(涙)。
座禅道場なら、バシッと一喝されてます(笑)。
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いよいよ明後日からとなりました、伊勢丹新宿店での展覧会。
明日は搬入で、今回はクニヒサが会場に参ります。

ヘタクソなんだけど、日々真面目に部活に参加の、今年中2の息子。
4月のソフトテニスの大会に、ひょっとしたら出られるかもしれない・・・と、淡~い
期待を抱いているものだから(笑)。春休み中の練習は、出来るだけ休みたくない
らしく・・・。ならば精々ガンバッテくれたまえ、と母と子は山梨にお留守番です。

嗚呼春休み。
ホントは衣替えも兼ねて、家の大掃除もしながら・・・。
まだ明るいうちから糸とか紡いぢゃったりして。
一週間どっぷり、まわた糸つむぎしたら一反分くらい貯まりそうなのになぁ・・・。
慌ただしく次の仕事の準備が進められ・・・。
ああぁ・・・やっぱり。
クニヒサ留守中は、次の絣の準備と、ご注文いただいている半巾と。
たまに息子に宿題の数学を聞かれては、あたふた・・・。
たぶん、間違いなく・・・ぱんぱん。
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-28 15:22 | 工程
織りあがったばかりの最新の440シリーズ。
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今回も大師匠、故・宗廣力三のずらし緯絣の技法から。
『練り上げ文様』と名付けられた、春の雲のようなモチーフがありまして。

2センチほど残して括り、そこを染めたヨコ糸を、ずらしながら三日月の
ようなマルを作ってゆきます。
地に対して、絣の部分が濃い色になることを「逆括り」と呼びまして・・・。
それだけ括る量が増える、厄介(!?)なタイプではあるのですが。
たぶん、この場合は逆になるから・・・地の部分の四角四面な吉野格子
まで!まろやかに流水のような動きを見せるのだと思うのです。

大師匠の作品展で、『練り上げ文様』を実際目にしたのは、もう10年以上
も昔のことですし、作品集で見ているだけではワカラナイ。
あーでもない、こーでもないと・・・二人して無い知恵を振り絞って(涙)。
四苦八苦しながら、想像を膨らませて、再構築するコトでしか体感できない
悦びは・・・。自分たちがバカで不器用だからこそ、もしかしたら誰よりも
感じ入ることの出来るものかもしれないと思えてきまして。
もはや・・・柄を作っているとか、技術の継承とか、そんな意識は毛頭も
無くなってしまって。ものすごくアナログな技法を重ねたあとに見えてくる、
飛び出してくるような『織物力』に、私たちが突き動かられてしまうのです。

デザインを描いてから、色味を決めて、実際に実寸大で設計をしてみて。
絣の量を計算して、絣糸を作るために糸を括っては染めて、ほどいて。
ずらしながら織り込む。色を刷り込むのではなく、手結いで絣にする。
そうすることで『手間をかけて不確かなものをつくる』、その不確かさこそが
柄だけじゃない、手織物の魅力であり、魔力なのだと・・・。

440シリーズは、二人掛かりでもやっとやっと。
仕事は分業で挑んでおります。
今回も絣のコカセを作って、絣を括ったのは私(エツコ)。染めて織ったのは
クニヒサ。こちらの帯地、織り上がったばかりで湯のしまで間に合いません
でしたが、30日からの伊勢丹での展覧会に出品いたします。
ご覧いただけたら嬉しいです。
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-27 22:32 | 着尺・帯
新作の山形斜文の八寸帯地。
伊勢丹新宿店での展覧会に向けて・・・iwasaki定番の、銀河シルクの山形斜文
の八寸帯地も新色です。
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枝豆色のヨコ糸が、光の加減で濃くも薄くも見えるのは、タテの銀河シルクが
プラチナシルバーのような色と輝きだから。
キラリと朝露光る、若葉のようにも見えたら嬉しいなぁ・・・。
春は、生命のエネルギーを一番感じる季節。
芽吹きの力強さも感じるような、新しい山形斜文になりました。
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昨年、お客様のリクエストで黒い銀河シルクの山形斜文を制作いたしまして。
銀河シルクを、濃い色に染めるのが難しい・・このシリーズですが、すっかり
気に入ってしまいましたので(笑)、再びの『黒瑪瑙』。
写真では右が茶っぽく見えますが・・・黒っぽい茶と、紺っぽい黒の2種作りました。
左の紺っぽい黒は、味わい深くもクールな印象ですので。春から初夏、そして初秋
にも・・・。真夏以外の3シーズン、いろんなシーンで控えめに映えそうです。
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今回の伊勢丹のご案内状に使用したのがこちら。
アイボリー、ライトグレー、ターコイズ、ラピスラズリのようなブルー。段の巾が変化
していきます。妄想の旅の『青い街』は、こんな感じ(!?)細い路地、白い壁、ブルー
のタイル・・・子どもの声に、カフェからは楽し気なおしゃべり、涼しげな花々。
身に纏った瞬間に・・・非日常に連れ出してくれるコトも多い着物。
そんな日に、こんな帯も一緒に連れて行ってもらえたら・・・。幸せ!
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-25 21:35 | 着尺・帯
緯吉野九寸帯地・『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。
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いよいよ伊勢丹新宿店での展覧会が近づいてきまして。
いつものことながら・・・。
ギリギリまで足掻いて制作を続けながら、ご案内状をどうにかこうにか・・・
本日出すことが出来まして、ひとまずほっとしてみたりして(トホホ・・)。
これから少しずつ・・・iwasakiの冬ごもりの仕事を、アップしていこうと思います。

まずこちらは
先日郡上の湯のし屋さんから仕上がってきた、新作の九寸帯地。
緯吉野の楕円を、ぷっくり膨らませて・・・ジューシーにしてみました。
タテ糸がクリーム系のバージョンと、チョコ系のバージョンでは印象がかなり違います。
ミルフィーユなので、今回は色の重なりがテーマのひとつ。
シンプルなボーダー(段)を心がけてみました。

iwasaki、二人で織物をはじめて・・・25年になりますが。
やればやるほど・・・深~い奥の細道(!?)に迷い込みまして。
業界のセオリーみたいなものとか、自分自身の勝手な思い込みであったりとか。
一回違うテーマを持って作ってみると、ほほぅ~と新たな発見がありまして。
学生の頃にバイト代で買った、大師匠の作品集。
最近は、教科書のように何度も何度も・・・ひっくり返して眺め入って。
大師匠が常々おっしゃっていた、「日々耕うんを楽しめば、仕事は後からついてくる」
がなんとなく・・・わかるような気がしています。
耕うんを楽しむ→収穫の喜び。収穫は、人によってそれぞれ。
量だけでなく、その品質、種類、希少性・・・。大師匠はそれが楽しくて仕方なかった
のではないかしら・・・とか。
その楽しさを、今更ながら知ってしまいました。
少しずつ変化、それを繰り返して・・・もしかするとぐるっと回って元に戻ってくるかも!?
いやいや・・・。まだまだ(笑)。
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-23 22:01 | 着尺・帯
440シリーズ4作目は。
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伊勢丹での展覧会に、間に合わせたく・・・。
デザインは年明けには出来ていたのだけれど。
実際に、機に糸がかからないことには進められない・・・チームiwasaki。
440シリーズは、偉大なる師匠へのリスペクト。
5年前に、大師匠の吉野格子の中に丸紋のずらし絣から始まって・・・
今回は、大師匠の『練り上げ文様』に挑戦したく。
まずは『藍花』という、水性インクで絣を括る場所の印をつけて。
んー。やっぱり。
結構括る箇所が多く・・・これもまた、難問です。
大師匠は、帯地でも総柄でしたし、平織の着尺でも制作されていた『練り上げ文様』。
チームiwasaki二人掛かりですが、お太鼓と前柄のみでのチャレンジです。
それでも絣の量は、かなりありまして。
ヨコ糸の越し数を数えて、絣糸にする小さなカセを作りまして。
たくさん回転させれば、絣を括る量は減りますが・・・染めるときに色を染めたい場所
にキチッと色が入りません。
効果的に、だけど決して技術の盛り過ぎを感じさせない大師匠の仕事。
作品集でそういった過去の作品を見るたびに、・・・大師匠は、どうしていたんだろう?
その謎と、その奥深さが少しずつ紐解かれてゆく感じを、体感させてくれるのが・・・。
iwasakiにとっての440シリーズなのです。
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絣の種類は3種類。
あー。間に合うかなぁ・・・。
毎回・・・織ってみてはじめて気づかされるコトがいっぱいありまして。
括っている間も・・・ひょっとして、こうしたらもっとこうなる・・・?が出てきます。
織りながら、走りながらでないと生まれてこなかったとしか思えない、
大師匠の『織り脳』を、ほんのチョットずつ垣間見るコトが出来る・・・難問シリーズ。
まだまだ・・・ガンバリます!
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-17 22:10 | 工程
iwasaki春の展覧会予定・其の②
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iwasaki出品の、春の展覧会・・・まだまだあります。

いつもお世話になっている、染織こうげい・浜松店さんで半巾帯展が開催されます。
iwasakiも少しずつ織りためた半巾帯を出品いたします。
会期中染織こうげいさんでは、同時開催で木綿のきもの・帯展も開催されるとのことで。
なかなか目にすることが出来ないような・・・私たちも尊敬する先輩方の、手紡手織りの
木綿着尺が一堂に紹介されます。

染織こうげい・浜松店 『半巾帯展』
3月23日(水)~28日(月)

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そして・・・
iwasakiの裂き織りのバッグ『フタタビノフクロ』シリーズと、ストールやショールを出品する
『春の装い展』を開催の、鎌倉のギャラリーミンネさんです。
ギャラリーミンネさんでは、オーナーが主にスウェーデンで買い付けた北欧のアンティークと
工芸作家の展覧会をされています。
鶴岡八幡宮近くでありながら、小町通りから一本奥に入った閑静な住宅街にあります。

GALLERY minne ギャラリーミンネ 『春の装い展』
3月23日(水)~4月2日(土)  11:00~17:00(火曜日休廊)
尾白直子(型染)
佐藤律子(染色)
岩崎訓久・悦子(染織)

それからそれから。
南部町立美術館で、iwasakiのように県外から移り住んで制作活動をしている・・・
工芸作家の合同展なるものを、今回企画していただきまして(汗)。
回覧板と、各家庭に配りモノの中にも今展覧会のチラシが入っていたりして・・・
自分でビックリしてみたり(笑)。伊勢丹の日程と被っていたり、ドタバタなのですが・・・。

☆『南部工芸作家合同展』~南部に移り住んだ作家たち~
 近藤浩一路記念 南部町立美術館
3月19日(土)~4月10日(日)   9:30~17:00(22日・28日・4月4日休館)
岩崎訓久・悦子(染織)
小山泰之(金属工芸)
川合光(金属造形)・川合幸江(ステンドグラス)
前田幸子(陶芸)
渡辺千明(竹芸)
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-14 22:16 | 展示会・お知らせ
iwasaki春の展覧会予定・其の①
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南部町の工房の庭先では、冬の間よくキジがやってきて。
ゲホッゲホッ・・・って、おじさんの咳のような声を出していましたが。
最近は姿を見せず、かわりにウグイスが饒舌に春を告げてくれています。

さてさて・・・。遅ればせながら今後の展覧会の予定です。
まずは新宿伊勢丹でのグループ展と、春の増孝商店のご案内から・・・。

染・織・繍・組 手わざを愉しむ春の装い   
3月30日(水)~4月5日(火) 伊勢丹新宿店本館7階 呉服/特選きもの 

伊勢丹新宿店本館7階・呉服・特選きもの
染・久保紀波/アトリエ・Kinami
織・岩崎訓久・岩崎悦子/染織iwasaki
繍・飯島桃子
組・峯史仁/工房野の人

この展覧会に向けて、iwasaki暮れからずっと冬ごもり(笑)。
ほとんど外気に触れることなく・・・ひたすらに『すぷりんgoo!』・・・になるとイイなぁ
とか思いながら(笑)、ココロ弾む思いで制作してきまして。
並行して・・・そのほかの展覧会のことも考えながら作っておりましたので。
実はほんの2日ほど前まで・・・先のコトが全く考えられず(涙)。
増孝商店の日程とか・・・途方に暮れて(!?)決めかねておりましたが。
とりあえず(やっと!?)決まりましたので、ご報告ですっ!

増孝商店・GW場所
5月3日(祝・火)・4日(祝・水)・5日(祝・木)

春場所として・・・ほぼ今回の伊勢丹のような日程で、ここ2年開催しておりましたが。
今年はちょっと遅れまして、ゴールデンウィークに。それも3日間限りっ!
東京に一番、人のいない時かもしれませんが・・・。
小学生と中学生、それぞれの子どもの都合がナカナカ合わず・・・(涙)。
結局こんな日程になってしまいまして。
店長クニヒサと、従業員エツコの二人で土俵入りいたしますので。よろしければぜひ!

春から初夏にかけての展覧会、まだまだあります。
明日は続きをアップいたします。
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-13 22:36 | 展示会・お知らせ
次にかかるのは、派手なタテ色ですが・・・。
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珍しく(!?)Men's向けでございます。
先日、アトリエ紀波さんから・・・
「イワサキさんって、角帯とか作ってましたよね?」
今までに時々・・・は作ったりしておりましたが。

お客様は、圧倒的に女性の方が多いので・・・。
殿方は、ご注文でお受けするコトが多いのです。
iwasakiではキホン、お時間はいただきますが、オーダーでも
現行のものと価格は変わりません。

興味深いのは・・・。
女性の方のオーダーの場合、圧倒的に色、柄のバリエーション
違いなのに対しまして、
男性の場合は、糸感質感のバリエーション違いを求められることも多く。
どちらかというと、私たち自身は(女性なハズの私まで含めて・笑)
後者のタイプなので、本当ならMen'sのラインも増やせれば・・・
もっともっと!マニアックなユーザーのお話しも聞けるかも!?
とは思ってはいるものの、ナカナカ作れないのが実情でして(うぅっ・涙)。

今回紀波さんにキッカケを作っていただきまして。
クニヒサ、初めて二つに折ってかがるタイプで整経を。
このタイプ、半巾や八寸で何度か試している、『チェルシーみたいな』
シリーズの兄弟版になる予定でして。タテ半分、右と左で印象が変わる
ちょっとポップで、ちょっとシックなMen'sラインを目指します。
# by senshoku-iwasaki | 2016-03-05 21:54 | 工程
送り出し布。
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送り出し布とは、機にタテ糸を結びつけて・・・
なるべく綜絖の近くまで、同じテンションで織る
ことができるよう、チキリというタテ糸を巻きとる
筒にくっつけた布のコトでして。
カセットテープなら、始めと終わりの巻取りの
部分みたいな箇所でして、丈夫なキャンバス
地で出来ています。(写真下)
これが出てくると、おぉぉ。もうすぐ終わるぅ~!
と、がんばるパワーが湧いてきます。

今年初めに、立て続けに広幅の機のほうで
銀河シルクの山形斜文の八寸帯地を織った
のですが、その最後にビリリっ!と糸を結んだ
鉄の棒が、キャンバス地を切り裂いてしまって。

なんといっても。
25年使い続けてきたものなので愛しく。
2週間ほど夜な夜な・・・補修の刺し子しまくり。
糸をかける鉄の棒が入るところを、二重にして。
我が家のミシンは、昭和の足踏みで。仕事場
の明るい窓際に鎮座しているものだから・・・。
夜は仕事場は寒いので、リビングで手縫いに
なりまして。広幅の送り出し布は、90センチある
のでチクチク甲斐がありました(笑)。
これであと30年は使えそうです。
あとは、こちらがあと何年現役でいられるか・・・
ですけれど(笑)。

破れた部分を切り落としていたら、今年中2に
なる息子が「25年かぁ・・・。んで、直したらあと
何年くらい使えるもんなの?」
「送り出し布は、結構長いからね。まだまだ50年
でも大丈夫じゃないかなぁ・・・。」私。
「次切れるかもしれない25年後には・・・オレ39
になってるね。髪の毛大丈夫かなぁ?」嬉しそうに
最近薄毛のクニヒサを眺めながら・・・(笑)。
「あーたたちが独立して出て行ったら・・・アタシ、
うちにペッパーくんを導入しようかな?」私。
「えっ!?かぁちゃん、ペッパーくんに機織り教える
の?・・・なんか、面倒くさい機械化だね。」息子。
「うん。お父さんとアタシが死んだあと、ペッパーくん
がココで機織りしてるの。なんか泣ける?」
「いやいや・・、鉄拳のパラパラマンガなら、子ども
たちは、ぐれて家を飛び出してるパターンね。」
クニヒサ。
「あ、そうそうイイね!んで、風の噂を聞きつけて帰
ってきたあーたは、機織りしてみようとするんだけど、
不器用だから、ペッパーくんに『アナタハ、コノシゴト
ニフムキデス』ってダメ出しされるの(笑)。」私。
「エツコさん、ペッパーくんって足ありました?踏み木
踏めなきゃ、織れませんよ。」クニヒサ。
「えぇ~っ!残念!あと10年くらいで進化するコト
を願おうかな・・。」私。

この機を購入した21歳のときには、25年後は
もっと未来っぽいミライかと思っておりましたが。
まさか、明治建築の気密性ゼロの寒い工房で、
こんなバカな会話をしてるとは・・・思ってもおりま
せんでしたが。人に癒しをくれるかもしれない、
アトムのような人型ロボットが、販売されてると
いうことは、やっぱりミライになっているんだなぁ・・・
と実感してみたり。
どんな時代になっても、誰かの心に寄り添うよう
な織物を、まだまだペッパーくんに頼らずに(笑)、
クニヒサと二人でこの機から生み出したいと思い
ます!

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# by senshoku-iwasaki | 2016-03-01 22:01 | 道具
八寸帯地もコツコツと・・・織りためております!
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1月2月・・・と二人して、せっせと織っておりますけれど。
うーん・・・思った以上にマシーンになれてない・・・(涙)。
今日クニヒサが織りあげたのは、
チェルシーみたいな(!?)八寸帯地。

なんでチェルシーかといいますと。
タテ糸にチェルシーのパッケージのような、いろんな色が
経っておりまして。その色を、ヨコ糸で包み隠すように
あじろのように一越ずつ入れてみたり。
半巾帯のときに、試してみたコトを少しだけ発展させてみて。
あじろのように見せるために、タテもヨコも濃い色と淡い色が
交互に入っているので。全体的に薄いカラーにはならない
のだけれど。軽やかに、ふわりと透け感もある八寸になって
おります。

いよいよ来月末に迫ってきました、新宿伊勢丹での
グループ展に向けて。
まだまだ・・・手指のマシーン化を図りますっ!
日曜日の今日も。
私(エツコ)は、九寸の緯吉野のミルフィーユシリーズを
織り進めつつ。25年使ってきて、ボロボロになった機の
タテ糸を結びつける『送り出し布』の修繕を完了させて。
クニヒサは私が次に織る、銀河シルクの八寸の糸染めを
終えて。あぁぁ・・・。エンドレス(笑)。
絣くくりもそろそろ始まります。

手指を動かす人は、ボケにくいっていつか聞いたけど。
もともとボケボケの私には、あんまり関係無いみたい(涙)。
ひとつひとつ、指さし確認でガンバリます!
# by senshoku-iwasaki | 2016-02-28 22:10 | 着尺・帯
ゼリーのミルフィーユ仕立ての新バージョンは・・・。
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ちょっとビターです。
前回クニヒサが織ったのは、春らしいスウィートなカラーでしたので。
今回は私(エツコ)が少しだけ・・・辛口(!?)にしてみました。
カカオ率の高いチョコレートのような、ローストの濃いコーヒーのような!?

いつの間にやら・・・。
手織物の世界に入って、四半世紀が過ぎてしまいましたが。
概念がグルグル回るのです。二人して!(笑)。
手織りならでは、とかなると。
柄となる段を不規則にしたり、色糸を散らしたりして『膨らませる』のが
機械織りとは違いますよ、というセオリーみたいなところがあるのですが。
一昨年前、色見本として織った・・・1寸ずつのベタな段の杉綾織りの
紬を、このまんまがイイ!とご注文くださった方がありまして。
その方がお召しくださったお姿が!とってもカッコよかった・・・。
それは帯でも。
勇気を持って(!?)敢えて単調な等間隔のボーダーで織った帯地を、
ものすごく潔く、美しくお召しくださるお客様に出会ったときも。
あぁ・・・やっぱり。これもまたアリなのだ・・・と。
等間隔の段だからといって、安っぽくなるわけでは無いのだと・・・。

なので、ミルフィーユ仕立てのシリーズは、色の重なりを楽しむシリーズ。
あんまり小細工をせず、今まであまりやってこなかった段の入れ方で。
ビターなタイプ、こちらのほかにあと2種。
3本目の辛口(!?)に今日から取り組んでおります!
# by senshoku-iwasaki | 2016-02-26 22:06 | 着尺・帯
半巾帯もコツコツと・・・織りためております。
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八寸、九寸帯地を織り進めながら・・・。
半巾帯も少しずつ、増えてきました。

春から夏に、夏から秋にも活躍してくれるとイイなぁ・・・
とか思いながら。

このシリーズの半巾帯のヨコ糸は、八寸帯にも使用して
いるキビソ糸なので。八寸を織った残りの半端な糸たち
を、出来れば一番イイカタチで使用したく。
逆算をして考えるのが難しくも楽しい、私(エツコ)にとっ
ては燃える(!?)時間のひとつです。
線香花火みたい?木漏れ日みたい?送電線みたい?
うーん・・・チェルシーみたい!?
思い通りにならないコトも多いけど、思った以上の驚き
も同じくらいあったりするから、やめられない・・・(笑)。

規格や、タテ糸の色の配置などなど・・・サンプル的に
半巾で作ってみることもあるクニヒサ。
今回織りあがった半巾からも・・・。『チェルシーみたい』
な!?新しい八寸帯も生まれています。
そうすると、またまた半巾にちょうど良さそうな(!?)
半端な糸たちが・・・。あぁ、終わらない・・・・。

エンドレスに作り続けるコトでしか生まれない、そんな
走り続けてる『今』な半巾帯たちでもあります。
# by senshoku-iwasaki | 2016-02-20 21:10 | 着尺・帯
富士の開運髭だるま。
2月になってから、先週は友人たちと毎年恒例の味噌づくり。
今週は息子の学校行事で、日曜日らしく過ごしたものの。
年明けから・・・ほぼお休み無しのiwasaki。
やらなきゃならないコトは山積みなのですが・・・。

縁起モノ好きの私(エツコ)、ここ5年ほど・・・
ずっと恋い焦がれておりましたのが、富士の毘沙門天祭!
いやはや・・・だってだるま市に、だるま開眼祈祷です(涙)。
旧正月7、8、9日の三日間にこちらに詣でば、一粒万倍
の功徳あり、とのことでして。
だるま市としても、日本最大といわれていますし。こりゃぁ
一度拝ませていただいて・・・ご利益にあやかりたいっ!
と願っていたものの。
この時期、我が家では子どもがインフルエンザになってたり、
(親もだったり・笑)、展示会中だったり、大雪だったりと。
んまぁ~縁がなく(涙)。
おまけに運転手さんのクニヒサは、大の!人混み嫌い。
カレンダーを眺めては、聞こえよがしに「行きたいなぁ~!」
を連呼してみたり、ため息をついてみたり。

安芝居(!?)の甲斐ありまして、本日最終日に願いが叶いました。
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境内には、たっくさーんのだるま屋さんが。
四方八方ぜーんぶがだるま屋さん!という何ともファンタスティック
な市でして。おおぉ。。。幸せすぎてどこから選んで良いものか・・・
ぽわーん♡としておりましたところ、杉山だるま店さんのコーナーで
こちらの小さな髭だるまを分けて頂きました。
「今年の開眼は、右目ですよ。」お店の方。
右、左は、順番とかじゃなくて、年によって違うそうです。
できればもっともっと、眺めていたかったけど。
東京下町生まれの運転手さん、もっと混んでくるから・・と足早。
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開眼受付で、名前と住所を書きまして。願い事を選びます。
達筆な方々が裏に貼る紙を書いてくださり、若いお坊さんが
眼を入れて・・・お祈りしてくれるのを待つ間に・・・。
本堂に参拝をして、おぉ!おみくじも木のだるまに入ってる!
ありがたいねぇ、嬉しいねぇ、なんかイイことありそうだよぅ!!
ごっきげんで達磨おみくじを開きましたら・・・。『凶』。ガーン。
46年生きてきまして、お初の凶(涙)。

ナカナカうまいことはいきません(笑)。
気を引き締めて、日々の小さな小さな作る喜びを大切に・・
この髭だるまを拝みつつガンバリます!!
# by senshoku-iwasaki | 2016-02-16 21:22 | iwasakiの持ち物
『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。
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1月末からクニヒサが掛かっていたのは、緯吉野の九寸帯地。
ゼリービーンズのようだと私(エツコ)は思っていたのだけれど。
クニヒサに言わせると、『ゼリーのミルフィーユ仕立て』なのだそうで。
まぁ、なんでもいいんですけど(笑)。
3種のゼリーのミルフィーユを織りながら、私が掛かっていた半巾
帯の糸巻きやら、整経・・・機にセットを繰り返して。
私は、というと。
ずーっと織っていて。
織りあがりそうになると、次のタテ糸が準備されておりまして・・・。
二人で機にセット、織りあがるとスグ隣の機に移動。
一昨日クニヒサが染めていたのは、この九寸のタテ色違い。
チョコレートに、ピスタチオ。おぉぉ。美味しそうなカラーです。
今日は日曜日だけど、息子の中学の授業参観、保護者会。
午前中、チョコレート色のタテ糸を二人で機に巻きつけて。
夕方学校から帰ってくると。
クニヒサ、早くも綜絖通しを終えて・・・筬通しを。
バレンタインデーは、チョコレート色の次作の準備にどっぷりです。
次の色違いは、私が担当になりそうなので・・・。
こんなキッチリとした、ミルフィーユにはならないかもしれません(笑)。
# by senshoku-iwasaki | 2016-02-14 21:55 | 着尺・帯
今織っている、銀河シルク山形斜文の八寸帯地は・・・。
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ちょっと・・・海な感じです(笑)。
私(エツコ)の妄想の旅の景色としては・・・
北アフリカ北西部の海岸でしょうか。
対岸に見えるのはスペインかなぁ。

寒くてもすくすく育つ、裏庭のクレソンに
タコのマリネを加えて。
新しい山形斜文の八寸が生まれております。

立春を過ぎてから
日がどんどん長くなって。
まだ夕方の4時くらいかしら!?と思ったら
うっかり5時半に。
織りのリズムも弾んできて。
少しずつ春のリズム。
# by senshoku-iwasaki | 2016-02-10 22:00 | 着尺・帯