本日より染織こうげい・浜松店さんでの作品展始まりました。
本日より22日(月)まで。『岩崎訓久・悦子作品展・糸ぢから』於・染織こうげい・浜松店
☆明日23日(金)・24日(土)・25日(日)はクニヒサが会場に参ります!

いつものことですが・・・。
ギリギリまで取り組んでおりました。
この夏に向けて。
クニヒサ、久々に・・・もじり織りをする為の半綜絖づくりをしまして。
ブランクがかなりありまして。
なんせ、息子がまだ生まれる前だったから・・18年位は前になるかと。
綜絖用の糸が、以前は木綿のカタン糸を使っていたのですが。
今はナイロン製のものが出ておりまして。
切れる心配が無いけど、それはそれで結ぶのが結びにくかったり苦戦して(笑)。
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もじり織りというのは、絽とか紗とか・・透ける織りが出来まして。
八寸帯地で、森くみ子さんの藍染め糸を使った『阿波藍とアイボリー』の透ける版を、
是非とも作ってみたかったのです。
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縞は、赤城の節糸を阿波藍で染めたもの。
潔い(!?)ストライプは、藍の色のチカラと節糸のチカラを信じているから。

作品展ではありますが、所謂「作品」的な立派なモノはありません。
こちらの作為を、できるだけ隠して。。。
使い易そうで、さり気ないけれどしっかりと時間をかけて作られた、アンティークの織物のような
織物たちをイロイロと作りました。

使ってゆくうちに愛おしくなるような、永くお付き合い出来るような・・・
そんな帯、着尺、ショール、ストールたちが揃いました。
お出かけいただけましたら嬉しいです。







# by senshoku-iwasaki | 2019-04-18 23:32 | 展示会・お知らせ
今年のショール『港町parade』は、阿波藍バージョンです。
コットンベースの『parade』は、小さな国の小さな街の小さなお祭りがテーマ。
初めて登場したのは・・・今から6年ほど前の冬のころ。
春を待ちわびて。
マットな木綿にほんの少し光る、シルクのストライプ。

iwasakiらしいといえば、とてもiwasakiらしいのかもだけど。
地味なんだけど。実は作るのには、結構手のかかるコでして(笑)。
伸び率の違う木綿と絹をタテにしているので、機にかけるまでに時間とコツが要ります。。。
が、そのぶんだけの愛おしさがありまして。
ピンク系のストライプだった『parade』の後にブルー系の『港町parade』が生まれまして。
今回は、阿波藍編の港町です。
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阿波藍の研究者でもある、森くみ子さんと一緒にお仕事をさせて頂くようになって。
お話を伺うたび・・やっぱり私たちのご先祖は、海を渡ってやって来たんだなぁ・・・と。
どうりでiwasaki夫婦は、九州や四国の海に惹かれるわけだとミョーに納得しまして(笑)。
森さんに染めて頂いた藍の絹糸が、このショールの主役。(控え目ですが・笑)
ちゃんと(!?)マリンになっているはず・・・。だと、イイなぁ。
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コットンのほうが藍染めというのがフツーかと思うのですが、それじゃないからiwasaki(笑)。
森さんの藍は、絹糸なので。よく見ると地味にキラキラ・・海の水面のよう。

偶然ですが。私(エツコ)の父方、クニヒサの母方の祖父は房総半島の出なのですが。
ショールを織りあげて、房をヨリヨリするたびに。
本当は房は糸なので、糸偏の総と書きたいのだけど。
一般的じゃないかぁ~と思って房の字を使っているのですが。
ふと。あら!これって、房総じゃんっ!
そういえば確か・・・房総半島の先端に、とっても古い神社があると聞いたことが。
気になって調べてみたら、織物にもとても関係しているようで・・・。

今回の『港町parade』、なんだか私の中では壮大なロマンが経緯(タテヨコ)に
詰まっている気がしてなりません。。。





# by senshoku-iwasaki | 2019-04-17 18:53 | 纏う布・暮らしの布
山形斜文の八寸帯地・まるまなこ ローリエと象牙色と。
タテヨコ生糸バージョンの新しい八寸帯地。
まずはグリーン系を織り上げまして、またあらためてアイボリーをタテにかけまして。

18日から始まる、染織こうげい・浜松店さんでの作品展は『糸ぢから』がテーマ。
このシリーズだったらもちろん!贅沢な超太口の国産生糸のチカラが全開です。。。

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月桂樹の葉の色のようなのでローリエとなりました。
タテ糸に銀河シルクを使った山形斜文の八寸帯地は、iwasakiの定番ですが。
また一味違うのは、タテヨコともに同じ太さと色の糸が作り出す菱の感じでしょうか。。。
今回、ヨコにバニラのような白茶を入れたものと2種織ったクニヒサでしたが。
クニヒサはこの、タテヨコ同色タイプが気に入ったようで・・・。

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象牙色は2本作って2本とも象牙色(笑)。
昨年、Rさまにご注文頂いて制作したのは、タテが銀河シルクのタイプでこれに似た象牙色でした。
そのときにも似たようなんだけど、微妙に違う2種を・・。そのときはタテ色が違ったのですが。
今回はヨコ色が少ーし赤味寄りタイプと、黄味寄りのタイプで2種。

象牙色のことを、アイボリーと呼ぶそうなんですが。
iwasaki夫婦の中では、象牙色のほうが若干茶味があるのを指していまして。
アイボリーは、もう少し白っぽい色を指して呼んでいますが・・・。
色ってイロイロ(!?)ムズカシイのです。。。
その日の気分でも、同じ色が違う色に見えることも多々ありまして。
でもそれがまた魅力のひとつ。
象牙色、アイボリー、白茶、バニラ・・・iwasaki夫婦も大好きな色です。

アイボリーといえば。
阿波藍を使ったシリーズ、『阿波藍とアイボリー』はこうげいさんに向けて・・・。
九寸、八寸、半巾、ストールと、iwasaki織物全種で生まれています!
それらもこれからアップしていこうと思います。




# by senshoku-iwasaki | 2019-04-15 22:15 | 着尺・帯
杉綾織りの着尺をステキにお召しになられて・・・。
先週のこと。
ご注文くださっていた八寸帯地を受け取りにいらしてくださったWさま。
「昨年いただいてから、着物になったところを見ていただきたいと思って着て来ました~!」

うわぁ。嬉しいです!!感激ですっ!
昨年の『年に数回のiwasakiのshop・小さな増孝商店』で。
iwasakiの杉綾織りの着尺の中でも一番・・・濃密度規格、タテ糸は生糸でヨコ糸には玉糸。
ナカナカ織り進まない代わりに、ツルツルツヤツヤで柔らかモノのような質感が特徴のコチラ。
Wさまが選んでくださったのは、タテがライトグレーでヨコがシルバーグレーの淡色で。
3寸で切り返し、2寸間だけ小さな菱が雨の雫のように不定期に現れます。

この日はお仲間とのお食事会のお帰りで。
桜がどこも見ごろで。
桜色がベースの型染の花尽くしの帯がとても春らしくて。
そして!Wさまも。峯史仁さんのキノコ染めのブルーの帯締めが美しくて。
あぁ。本当にお似合いでした。
この着尺に掛かっていたときは、こんな素敵な日が来るなんて想像出来ずに織っていました。
もしかしたら、着尺のほうはこの近未来を知っていたのかも。
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この日。
ご注文の八寸帯地のほうもとても喜んでくださって。
ああ。生きててヨカッタ~とつくづく。

我が家の息子が10歳くらいの頃だったかしら。。。
私たちの仕事のスタイルを聞いて
「えっ!?いつ売れるかわからないモノを、こんなに時間かけてとうちゃんと作ってんの??」
と心からビックリされたコトがありましたっけ(笑)。。。

それでなのかどうなのか。
高2になった息子は、「堅気な勤め人になる」という方向性のようですが。
それはそれでとても良きことで。
出来たら「幸せな」堅気な勤め人になって欲しいと希うばかりです。。。

だけど息子よ。
相変わらず母は、今織っているモノがいつ、どなたのお気に入りになるなんて全くわかりませんが。
こうしてWさまのような優しいユーザーさんに、褒めていただけたそれだけで。
心から幸せなキモチになりまして。それがまた次の織物づくりのチカラになりまして。
なんだかずっとエンドレスで自分はちっとも変わらないうちに・・・。
子供たちだけがいつの間にか大人に近づいていて。
春が来るたびにオヨヨ・・と焦ってしまう私。








# by senshoku-iwasaki | 2019-04-13 23:48 | 着尺・帯
仕上げの段階に入っております。。。
先日織り上げた、阿波藍とアイボリーの楊柳ストール。
私(エツコ)が掛かっていた、hands,hands,handsの紬着尺も織りあがりましたので・・・。
その勢いのまま(!?)房のヨリヨリに突入しまして。
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ヨリヨリは私の好きな作業のひとつ。
タテ糸を何本かずつ撚り合わせて。
装飾の意味合いよりもやはり、丈夫さの意味合いのほうが私たちの中では強く。
永くお使いいただく中で、ひっかけにくく手洗いの際にも風合いを損ねぬように願いながら。
重石がわりの本は、南部町の家から連れてきた、特にお気に入りの選抜メンバー(!?)の1冊。
蔵前の工房も自宅も。とにかく狭いので(涙)、全部の荷物はとても入りきらないのです(涙)。

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今回8枚制作した『阿波藍とアイボリー楊柳ストール』。
とりあえず4枚房が出来たところで・・・クニヒサ、すぐさま湯通しをして。
今回もシュッと、イイ感じのシボが出来ました~!

このスーパー連携プレイ(!?)ふと、南部町の筍の季節を思い出しまして。
時期になると、ご近所から頂く掘りたて筍の数が半端ないのです。。。
筍は、掘りたてをすぐさま茹でるのがとにかく美味しいので。
食いしん坊な私は、忙しくてもつい・・筍茹でを優先しておりました(笑)。

筍ごはんは、貰って嬉しい走りの頃のみで。
その後は量を食べられるよう、甘めの薄味で煮物も醤油仕立てに味噌仕立て。。。
とにかく筍がおかずのメイン。
あぁ、庭の山椒の若芽も出た頃かなぁ。
蔵前に来てから。
上顎がかゆくなるくらい(笑)、筍を食べてないなぁ。

うんざりするほどの記憶ほど、離れてしまうと狂おしいほど恋しくなるもので。
今は今のうんざりを、満喫しまくって(笑)。
それをイイ味にした、チームiwasakiならではの織物になりつつあります!
(・・・と思います・笑)







# by senshoku-iwasaki | 2019-04-10 23:01 | 纏う布・暮らしの布
染織こうげい・浜松店さんでの作品展が近づいて・・・。
かなーり焦っているiwasaki夫婦なのですが(笑)。
なんだかんだと。年度末から新年度は落ち着かなくて(涙)。
でもでも。
花粉症でゴロゴロショボショボの眼に目薬さして、深呼吸で取り組んでおります!!
今年私たちがこうげいさんでやりたかったコト全てを出しきりたくて・・・。


4月18日(木)~22日(月) 岩崎訓久・悦子 手しごと展『糸ぢから』
        染織こうげい・浜松店
  ※19日(金)・20日(土)・21日(日)はクニヒサが会場におります。


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hands,hands,handsの新作は、前回のグリーンベースの色違い。アイボリーベースの格子です。
前回の格子のサイズより、やや大きいサイズ。今回もこの豆格子に5色のつむぎ糸の他に、
4色のまわたから私(エツコ)が手つむぎしたマーブル糸を。
シンプルそうに見えて実は複雑。
特別じゃないフツーの日みたいに。
いつもの同じ日のようでいて、二度とは来ない今日のこの日のような紬にしたいのです。
一反3丈4尺、約12.88メートル。二つと同じ段は出来ないのがつむぎ糸のチカラ。
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今回のhands,hands,handsで使用している、手つむぎマーブル糸。
もうすぐ織りあがりなので、だいぶ減りましたが足りそうでヨカッタ~。

以前から。
私には織っているときに、小さな声が聞こえていたのですが(ホント・笑)
あるときから声の主が見えるようになりまして・・・。(これもホント・笑)
ちょうど鯨尺で1寸くらい(約3.79センチ)の爺さんで。
ダークグレーのダコタの長袖ポロシャツを、ライトグレーのスラックスにインしていて、
禿げ頭に眼鏡は、若干汚れ気味の(笑)・・・西陣あたりにいたかも!?な昭和の職人さんです。
糸爺(と勝手に呼んでいるのですが)との対話が、最近の私の救いにもなっておりまして。
思い通りにいかず、イライラしていると。。。必ず「あかんで~」とヒューと現れて。

あともう少し。
糸爺に文句つけながら(!?)頑張ります!!















# by senshoku-iwasaki | 2019-04-06 23:53 | 展示会・お知らせ
南青山のitonosakiさんで・・・。
『大人の半幅・初夏揃え2019』と題した店主の畔蒜さんの素敵なセレクト展が本日より始まりました。
4月3日(水)~5月5日(日)まで。

半幅帯や単衣着尺、注染浴衣地に初夏の小物(日傘・カゴ・ストール・下駄)などなど
itonosakiさんならではの初夏をお感じいだだけると思います。。。
ご案内状には、布切れ・やましたさんの半幅帯が。
iwasakiは半幅帯を数点出品いたします。

この会期中、4月18日(木)~21日(日)は、
同業の西川はるえさんの個展「Shades of purple」-プリンスに捧ぐー
が開催されます。Textile COCOON・西川はるえさんは、ネパールのイラクサを中心に
ヘンプや絹でとてもチカラのある織物制作をされています。
今回のテーマは、西川さんが学生時代から大好きなプリンス様とのことで!
こちらもとても楽しみな作品展です。

itonosakiさん、4月は盛沢山な月間。。。
松屋銀座で 七緒の和トセトラ「いとつきぽん」として月日荘・ポンナレット・itonosaki3店の
コラボショップとして出店されるとのことで。
日程等・・詳細は、itonosakiさんでご確認くださいませ~!


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# by senshoku-iwasaki | 2019-04-03 22:30 | 展示会・お知らせ
今日クニヒサが織り上げたのは・・・。
iwasakiお馴染みの(!?)緯吉野の八寸帯地ですが、今回はアースカラーの二品。
ツルツル、ゴツゴツ、カサカサ、フワフワ・・・様々な質感の絹糸のほかに今回は。
科(シナ)や葛(クズ)、苧麻(チョマ)の糸も。
自然布のような雰囲気を持つ、一応(!?)新作なのです(笑)。

なんで一応かといいますと、以前に赤城の節糸をタテ糸にした緯吉野の八寸帯地で
『brown sugar』というのを作ったことがありまして。
特に意識はしていなかったのですが、織りあがってみると・・・。
それによく似た感じになってるような気がして。もう10年以上も経つのに(笑)。

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作風(というか芸風?)は、きっとあんまり変わらないんだなぁ・・・とあらためて。
でもだけど。よーく見るとやっぱり、10年分の進歩はありまして(笑)。
今のほうが以前のものよりも安定しているような気がします。たぶん。

そういえば私(エツコ)は、いつでも能天気(脳天気⁉︎)なので。
過去は懐かしく愛おしいものだけど、戻りたい過去などありませんで。いつだって今が一番。
それは作っているモノも同じで。
いつだって一所懸命その時掛かっているモノに取り組んではおりますが、
織りあがってしまうとすぐに忘れてしまうのです。。。
もしかすると私の理想そのものでもあるのだけれど。
生きるコトと、織物をつくるコトが四六時中一緒だからかもしれません。。。
なので。
この帯地も段の配置や、糸や色。クニヒサと随分とやり取りをして出来上がったものが
「あれ!?ひょっとして前に作ったっけ?」な会話になるのは・・・。
二人でまだまだ織物づくりを続けていくには、大正解!なのかも。




# by senshoku-iwasaki | 2019-03-31 00:42 | 着尺・帯
織りあげたばかりの『阿波藍とアイボリーの楊柳ストール』。
織っている時はこんな風に広がっているのですが。
この後に、房をヨリヨリ仕上げてから湯通しをすると・・・。
織り込んだ撚りを強くかけた絹糸(強撚糸)の糊がとれると、キュッとしぼが生まれます。

iwasaki定番の楊柳のストール。
昨年数本だけ制作した、『阿波藍とアイボリー』バージョン。
今年も。
スカッと爽やか、五月の風のような『阿波藍とアイボリー楊柳ストール』出来ました。
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素材は主に絹。セリシンを残してシャリ感のある生糸、玉糸。
繭の深層部、蛹に近いところからとった、宮坂製糸さんのシルクトルネードや、
タッサーシルクの天然色のつむぎ糸、ベトナム黄繭節糸などの他に・・・
やはり撚りを強くかけたリネン(亜麻)も散らしています。
ヤマモモや梅など天然染料で染めたアイボリーと阿波藍で。

染付の陶磁器のような、涼やかなんだけど味わいもある・・・
今年もいい感じの『阿波藍とアイボリーの楊柳ストール』になりました!






# by senshoku-iwasaki | 2019-03-27 21:56 | 纏う布・暮らしの布
新しい山形斜文八寸帯地を巻きながら・・・。
新しい山形斜文八寸帯地は、ツヤツヤピカピカの生糸のタイプ。

群馬県の碓氷製糸さんの生糸で、組成もいつもとチョットだけ違いまして。
「まるまなこ」とも呼ばれる綾の組織になっています。
だからどうだということもないのですが・・・(笑)。
iwasakiはいつもこんな感じ。
今回はダイレクトに、ストレートにこの、ツヤツヤピカピカの生糸の魅力をお伝えしたく。
クニヒサ、久々に菱のサイズもキッチリ同じサイズで作りました。

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30年も織物を作っていると。
始めたばかりの頃とは、考え方も作り方も少しずつ変わって・・・。
変化というよりは、進化と思いたいのだけれど。
18歳の私(エツコ)に紬を教えてくれた先生の手織りの概念は、つむぎ糸や座繰り玉糸こそのもの。
生糸は綺麗すぎてダーメダメ(笑)。機械織りみたいになってしまうから、味わいも何も無いわよと。
当時は、そうなのかなぁ。。。とぼんやり思いながら、とりあえず技術を教わって。

クニヒサと二人で制作するようになってから。
機械織りって、スゴイ色んな質感のモノあるよね~。なんて話になりまして。
昔は機械にかけられないといわれたような、
節のある糸でも手紡糸でも・・・現代のマシンは織れるわけで。

手織りであることの意義や、意味みたいなものがもしあるとしたら
それは、少量規格で作れるということ。
それと、織っている自分がつくる悦びに浸れるというか、幸福感に満たされることなのだと思うのです。

iwasaki夫婦は、マットな手紡糸も大好き。
そしてこんなピカピカの贅沢な極太の生糸も大好き。
個性溢れるそれぞれの糸の、個性を活かして。
50歳のオッサンとオバハンが無い知恵を絞って・・・少量生産で朝から晩まで。
幸せな手織りをしております。
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お向かいの榊神社の桜も咲き初めまして。
また新しい春がやってきたキモチになりました。

高2になる息子は、そろそろ将来のなりたい職業に向けた進路を考える頃のようで・・・。
学部や学科が就職先と直結するようなところもあるようだけど・・・。
ほぅほぅと・・・資料には目を通すものの。
自分が面白そう!と思ったコトにしか動いてこなかった母は、何のアドバイスも出来ない(笑)。

「かぁちゃんならどう思う?」息子。
「あーたもアタシの子だからね~。バカはバカらしく!一般的にどうこうよりも。あーたが
面白そうだと思う学部学科を探せばいいんじゃない?」
「ちなみに。かぁちゃんはどういった選択で今日に?」息子。
「直感。」
「・・・でしょーねー。それは出来たら避けたいかなぁ。。。」息子。
悩め悩め、青い春の青年よ。












# by senshoku-iwasaki | 2019-03-23 20:25 | 着尺・帯
ご注文の御柱織りは、used denimな風情です。
「穿き込んだジーンズのようなイメージなんですけど・・・作ってもらえませんか?」
昨年の染織こうげい浜松店さんでの作品展で、
iwasakiの『御柱織りシリーズ』の第一弾をご覧になって・・佐浦店長さん。

『御柱織りシリーズ』はiwasakiの着尺の規格のなかでも最太、重量級のもの。
デニムだったらヘビーオンスと言われるような、ハードタイプです。
なんといっても糸ぢから全開で、その贅沢な太さの絹糸一本の存在感を重視しています。
なので。
通常の着尺の規格では小さすぎて見えなくなってしまう、三つ崩し(算崩しともいいます)
で小さな籠目を、無地感覚で色違いでシリーズ化したいと思っておりまして。

佐浦店長さんも。職業柄とはいえ・・・いやいや、相当マニアックな織物好き(笑)。
これは結構タイヘンなリクエストをお受けしてしまったかもかも。。。
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まず初めに経てたタテ糸のブルーが綺麗すぎてしまいまして。
どうもイメージと合わなそう・・・。
佐浦店長さんのユーズドデニムのイメージを伺っていくと・・・。
淡いブルーはグレー寄りのものと若干黄色味のもの。濃いブルーは茶味を入れて・・・
三つ崩しになる縞ですが、淡いブルーは2種使いまして。
ユーズド加工のジーンズのようにはいきませんが、若干くすませながら。でも絹ならではの
透明感も大切にしつつ。悩ましいせめぎ合いを自分たちの中でしつつ。。。

更にヨコ糸の色と、入れ方を変えたサンプルを数種類織り、選んで頂きました。
結果、当初三つ崩しの予定でしたが。崩しではあるけれど三つ崩しではなくなりまして。
確かに・・・。縦落ち感のあるデニムのような風情になりました。

~浜松に颯颯紬有り~
学生の頃読んだ、古い『民藝』で紹介されていたその織物は、『ざざんざ織り』でした。
そのヘヴィーデューティーで、硬派で、ストレートにカッコイイ織物にずっと憧れていました。
いつかこんなふうに、素材力を活かした力のある織物を作りたいと思っていました。

それから30年経って。。。
ざざんざ織りが好きで、着潰すほど好き過ぎる(笑)佐浦店長さんのような方に、
ざざんざをリスペクトした『御柱織りシリーズ』を作ることが出来て・・・。
本当に。織物を続けてこられて幸せだと実感した一品となりました。

気掛かりは。
佐浦店長さんが心から気に入ってくださるかどうか・・・なのですが(汗)。

# by senshoku-iwasaki | 2019-03-17 19:21 | 着尺・帯
表も裏も無い、王子・狸家の『狸最中』。
「エツコさんハイ、私です。(笑)」
4月18日からの作品展の打合せに工房にいらして下さった、染織こうげいの社長さん。
「えっ!?開けてもイイですか???」私。
「どーぞどーぞ。」社長さん。
「ひえっ!!ひゃっ!!きゃーっ☆☆☆タヌキの整列!!」大興奮の私。。。
意匠系最中でも私、タヌキは初めましてでして。見た瞬間に釘付けの可愛らしさ。
ぽんぽんのお腹もユーモラスなお顔も、あれ?前も後ろも。


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向き合いながら整列しながら。香ばしい香りがたまりません。。。

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茶色の種(皮)には粒餡。
皮は厚めでしっかりと、ぱりんと香ばしく。餡はちょうどいい固さで美味しい粒餡です。
白いほうは、漉し餡ではなくて白餡です。
皮は、茶に比べるとやや柔らかく上品で。餡は滑らかな白漉し餡です。
茶狸も白狸も。それぞれに美味しいタヌキです。

染織こうげいさんは、iwasakiが作品展というカタチで毎年発表させて頂いている呉服店です。
帯地や着尺だけではなくて、ストールやショールなどの纏う布まで『iwasaki織物』全てを
iwasakiの仕事として、浜松と神戸のこうげいさんでご紹介いただいていまして。
今年で浜松店は6年目になりました。

生きていると、不思議なコトって多々ありまして。
8年前の今頃、iwasakiは南部町内で中心地の借家から郊外の築140年の古い家に引っ越し
をしながら取り掛かっていたのは、第1号の440シリーズでした。
子供たちも小3と小1になるので、時間のかかる帯、着尺にもチカラを入れたいと思っていました。
大師匠の仕事をリスペクトして、吉野格子の中にずらし絣で丸紋を入れた九寸帯地。
二人がかりで何度も話し合いながら、そのさなかに
あの震災があって。
それでもその後ようやくその帯地は出来上がり。その年の作品展をご覧になっていたのが
こうげいの社長さんと浜松店の店長さんでした。
もしかしたら、織物制作を続けていくことも難しいかもしれないと思った日に。
一番面倒なモノに取り掛かっていて。それが今iwasakiが生きているキッカケに繋がっていたとは。
本当に感謝しかありません。。。

呉服店の主というと・・・。時代劇とかでもどうしても狸親父なイメージが・・・(笑)。
あらあらでもでも、この狸最中は裏も表もありません。。。
そっかぁ~。それで社長さん「私です」っておっしゃっていたのか~。

今年の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会。
素材力・糸ヂカラをガッツリと感じられる新作を揃えまして挑みます!

社長さん、いつも驚きの美味しい差し入れをありがとうございます!ご馳走様でした。





# by senshoku-iwasaki | 2019-03-11 23:14 | 最中
新しいhands,hands,handsも、間違いなく(!?)愛おしい系織物です。
iwasaki夫婦の中で、このところ流行っているカラーはグリーン!
それもチョット懐かしい、深い山里のような緑です。。。

冬に、仕事の合間合間に手つむぎしたマーブル糸も程よく貯まりまして。
この着尺に取り掛かれるところまで辿りつけました。

hands,hands,handsのテーマのイメージは、使い込まれて手油でトロトロテカテカになった家具。
古い小さな教会の木製のベンチのような・・華美とは程遠く、簡素なんだけれど美しい。
一年や二年じゃ、到底作り出すことの出来ない美しさがテーマだったりします。
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美しいって、感性のものだから。それは人によって、土地によって、人生経験によっても様々かと。
艶やかでしなやかで端麗な美も。
健やかで丈夫で無骨な美も。
iwasakiはどちらも好きです。あ、でも・・どちらかというと後者寄りが強いかもかも(笑)。

このシリーズは、完全に後者の美を目指しています。
簡素を作り出すって、実は結構面倒臭くて(笑)。
グリーン、金茶、こげ茶に染めたまわたと白のままのもののミックスでつむいだマーブル糸の他に。
白茶、ベージュ、小豆色、グリーンと。ヨコ糸だけでも5色で小さな格子を構成しています。
健康的で、堅牢で、ちょっぴりブサイク(!?)な豆格子は、
クセになる愛おしさで制作中の私(エツコ)をメロメロにしてきます(笑)。

前回のhands,hands,handsもそうでしたが。
このシリーズ、仕立てると全体にぼわーんとマーブルつむぎ糸が浮き出てきます。
その、ぼわーんが今回は金茶でして。
深いグリーンに金茶。
私のアタマの中は、30年前に織りを学びに行った郡上八幡の風景と。
大師匠の作品の数々が・・・。
このグリーン、大師匠が好きな色だったのかもしれません。。。







# by senshoku-iwasaki | 2019-03-08 23:46 | 着尺・帯
春風と小弁慶。
『帯揚げにもなるストール・小弁慶』は、ギンガムチェックのような弁慶格子。

今年はスカッとブルーのストライプに、イエローが添えられて。
あぁ春だなぁ。
南部町のお山のお家からここ、東京蔵前に工房を移してもうすぐ1年です。
今年の春は、爽やかで柔らかで少しシャリ感もあって、そして少し眠たい(!?)こんなストールを。
首元に、はたまた帯揚げとして帯周りのアクセントになったらイイなぁ。。。

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今年で6年目となる、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会が4月18日(木)~22日(月)なのですが。
お越し頂くお客様に、毎年新しい発見があるとイイなぁ・・と思いながら(願いながら)制作しています。

iwasakiの織物は夫婦二人っきりで作っているものなので、頑張っても少量生産です。
だけど『一点モノ』と謳うような立派なモノではなくて。
何でもないフツーの日にフツーに愛して頂けるような肩の張らない、でも愛おしいモノを目指しています。

染織こうげいさんのお客様は、普段の着物・・それも織物好きの上級者さんが多くいらっしゃるので。
iwasakiも。
こうげいさんでの展覧会では、今まで色々・・新しい技法だったり、色だったり取り入れてきました。
もちろん。
素材のチカラを信じて。
今年は。
技法は出来るだけシンプルに。光沢だったり、マットなつや消しだったり。
素材の一番良いところを際立たせて。
織物ならではの奥行きは、こんな格子のストールにも。
ぱっと見、じっと見、じわじわとやって来る(ハズの・笑)後味。

今日は啓蟄。
冬ごもりをしていた虫たちが土から出てくるように・・・。
工房の3台の機には全部タテ糸がかかって。iwasaki夫婦もパタパタ手足に羽も(!?)動かして。
春に向かってフル稼働です。






# by senshoku-iwasaki | 2019-03-06 22:19 | 纏う布・暮らしの布
東京マラソン 2019
「東京マラソンの日は江戸通りが通行止めだし、横断も出来ないから買い物は前日中にしとかないと。」
毎日のようにバスを利用する、岩崎の母から幾度となく聞いてはいたけれど・・・(笑)。
不思議と。
あまりにも何回も聞かされると、逆に耳から頭に入ってこないのは残念な私だけ!?
おっとぉ~!それって今日なのね。。。クニヒサと作業中ではあるけれど。
生でマラソン選手なんて見たこと無いし、じゃ、ちょいと様子を見てくるか。
表通りに出てみると、冷たい雨にもかかわらず・・もう沿道には大勢の人が。
ちょうど給水地点の辺りで、ボトルを並べ始めている瞬間を目にするのも初体験でして。
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ちょうど私たちの前のあたりは長テーブルの左端。もうすぐ右方向から男子の先頭集団がやって来る頃。
後で番号をよーく見ると、この真ん中は前田穂南選手のものだったようで。込められたパワーを感じます!
なんと右は本日優勝の、ルティアガ選手のものでした。

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あっという間に男子の先頭集団がやってきまして。速い速い・・・。
あっ!大迫さん跳んでいます。南部町では、走ることを跳ぶと年配の方々は言っていたけど。ホントだ。
凄いなぁ。と、思った瞬間に消え去ってていく選手の人たち。
この時は先頭集団の中にいた大迫選手でしたが。この後、銀座あたりで棄権されたと。このときにも
具合が悪かったのかなぁ。。。

このあとすぐまた仕事場に戻り。
作業の続き、クニヒサは次に掛かる着尺の綜絖通しを。私(エツコ)はその着尺に散らすまわたつむぎを。
はじめたiwasaki夫婦でしたが。
僅か2時間で40キロを駆け抜けるマラソン選手に比べて。あらまぁ。iwasakiの2時間って。
ほとんど景色が変わらない・・・(涙)。
手織りほど『のろまなカメ』を実感するジャンルもないかもだけど。
いやいや、30年近くカメを飼っている私の実感としては・・・カメは動くときは結構素早い(笑)。
そして織物制作も。
あっという間に一日が過ぎ去る、ランナーは私ではなく時間側(笑)。

マラソン選手にとっての2時間の壁のように、iwasakiにとってはあと20年の壁。
70歳までにあとどれくらい作れるかしら。
少しでも織り進めたくて、自分では跳んでるつもりで走行中。







# by senshoku-iwasaki | 2019-03-03 23:21 | 工房周辺
伊勢丹新宿店での『手技を愉しむ春の装い』、お陰様で終了いたしました。
お出で頂きました皆さま、誠にありがとうございました。

飯島桃子さんとiwasakiのコラボ企画の『ゴールデンキウイ』も、峯さんの帯締めと共に・・・。
素敵なユーザーさんの元にお嫁入りいたしまして。
近く『帯』となったゴールデンキウイに、ほんのりと緑がかったグレーから桜色に変化する
美しい峯さんの帯締めが乗るのかと思うと、ワクワクします。
峯さんの帯締めに使われる絹糸は、全て峯さんが草木で染めたもので色味が独特です。
綺麗なピンクは、ヘルナブンコというヴァイオリンの弓の材になる木の削りかすを染料にしたと
伺って。お客様と飯島さん、峯さん、iwasakiでそんな話にも花が咲きました。。。

今展でiwasakiの織物を身につけてお越しくださいましたユーザーさまのスナップを・・・。
毎回のことですが、嬉し過ぎる再会なのです。ありがとうございますっ!

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南青山のイトノサキさんでご注文くださった『銀河絹の山形斜文』の八寸帯を締めて。
実はお襟も、昨年神楽坂でのグループ展の際お求めくださったiwasakiの織り半襟をして下さって
お似合いだったのですが。写真がちゃんと撮れていなくて残念でした(涙)。


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お着物姿の飯島桃子さん。この半襟は!ウチの織り半襟です。。。あ、ありがとうございます!!

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緯吉野の『入り江の波』シリーズのお着物を着て下さってNさま。
この日の羽織りの裏地は、アトリエ紀波さんの石塚さんに注文された手描きのものでして。
長崎の有名な龍踊を唐子の猫たちが演じているもの。
「羽織を脱いでいただいてしっかり見せて頂きました(笑)。龍もとても可愛らしくて石塚さん
ワールドで猫たちが生き生きしていて素敵な羽裏でした。」クニヒサ。

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最終日にお友だちとお出で下さいましたFさま。
飯島桃子さんと初めてのコラボ企画の帯『緯吉野地に雪花』。
この帯地は南部町のシモツケで染めた金茶がベース。Fさまは南部町のご出身でして、なんだか東京
で暮らすFさまに故郷の草木も寄り添っている気がして・・・それもとても嬉しかったです!
「次に皆さんにお会いできるのは、三渓園の『日本の夏じたく』ですね!また伺いますね。」Fさま。
うわぁ。嬉しいです!今年の夏じたく展はご案内状も一新しまして、また一味違いますきっと。
ぜひぜひ。皆様のお越しをお待ちしております。頑張って制作しなきゃ(汗)。。。

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夏じたく展といえば、もう何年も皆勤賞のKさま。iwasakiの地紋の着尺に飯島さんの雪花の
刺繍が控えめに舞って。帯は、久保紀波さんの墨染めの絞り。そして峯さんのキノコ染めの
トルコブルーの帯締めが。「私も。夏じたく展、楽しみにでかけますね。」

皆さま、本当にありがとうございます。
そうです。久保紀波さん飯島桃子さんとは、次は5月24・25・26日の『日本の夏じたく』展で。
徳島の森くみ子さんとのコラボ『阿波藍シリーズ』も充実させて・・・と思っております。
早速今日からまた、機に座ったiwasaki夫婦です。

ありがとうございました。



# by senshoku-iwasaki | 2019-02-27 23:22 | 着尺・帯
本日より伊勢丹新宿店本館7階・呉服・特選きものにて・・・。
『手技を愉しむ春の装い』展が始まりました。
今日の東京の陽気も、まるで4月のようでしたが。。。
会場のほうもすっかり春です!なんせ花々祭です!

iwasakiは、質感と色味で春を感じて頂けるような新シリーズを出品しておりますが。
飯島桃子さんの刺繍、久保紀波さんと廣瀬公子さんの染めは華やかで心も踊り出します。。。
もちろん、峯史仁さんの色と組み方が様々な帯締めも!
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iwasakiは、クニヒサが会場におります。
12時頃~17時頃までは出展者全員がほぼおります。

一日中立ちっぱなし・・なんて普段は無いことなので、初日を終えてぐったり(!?)(笑)。
運動不足解消になるかもしれません。。。

26日(火)までの開催です。是非とも5工房の春を感じにお出かけ頂けましたら幸いです。




# by senshoku-iwasaki | 2019-02-20 22:17 | 展示会・お知らせ
今年の日本刺繍の飯島桃子さんとのコラボは。
ゴールデンキウイ格子地にキウイフルーツの花の九寸帯地です。
2月20日(水)~26日(火)新宿伊勢丹での『手技を愉しむ春の装い』に向けて。

昨年伊勢丹の担当者の方々との打ち合わせの中で、「この時期全館あげて『花々祭』ですので、
なにか花にちなんだものを・・・。」とのことで。

一緒に出展する飯島さんに助けを求めたiwasaki夫婦。(いつものことながら・笑)
「あのぅ、ゴールデンキウイをモチーフにした格子地があるんですけど。」イワサキ
「キウイフルーツの花って見たことあります?カワイイですよ。」飯島さん

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「えっ!?全部お任せですか??iwasakiさんいつものことですけど(笑)。」飯島さん
だって、この織地を飯島さんが見て触って感じたままを刺して欲しいから。それにいつだって
iwasakiの想像をはるかに上回る素敵なモノにしてくれるのが飯島さんなのです。。。
そして今回も。
愛らしくて伸びやかで自由な、飯島さんならではのキウイフルーツの花が咲きました。


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葉っぱも全部刺してある部分と、葉脈だけで織地を葉に見せている部分と。
飯島さんのお蔭で、とても奥行きのあるモノになりました。

このコラボ帯地は、今回の展覧会の特別なモノでして。こちらはこの一点限りです。
特別価格で出品いたしますので、ご興味がありましたらぜひ!
20日から伊勢丹新宿店本館7階・呉服・特選きもののコーナーにお出掛けくださいませ。
今回はクニヒサが会場でお待ちしております。



# by senshoku-iwasaki | 2019-02-17 23:42 | 着尺・帯
緯吉野八寸帯地『朧雲・三彩』。
麻と絹の緯吉野八寸帯地『朧雲(おぼろぐも)』シリーズ。
こちらは段の三彩です。
何色か色が入ることで・・・ピントが合ったり、ややずらしたり。
織物らしさがより感じられる気がします。。。
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何か良い知らせを運んでくれそうな雲たち。
渋い色味でも、タテ糸が明るめのグレーなので春らしくもあります。
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この頃。。。
以前より増してシンプルなものに惹かれます。
なるべくシンプルに、ダイレクトに素材力を伝えるコトは出来ないかしらと考えてしまいます。
でも。
シンプルほど難しいものもなくて。。。
うっかりすると、チカラある素材をも殺すつまらないモノになってしまう諸刃の剣。
だからこそこれからは。
慎重に、それでいて大胆に攻めて(!?)いけたらと思っています。


# by senshoku-iwasaki | 2019-02-14 22:14 | 着尺・帯
新しい八寸帯地『朧雲』シリーズ。
iwasasaki冬ごもり中に、春夏に向けた新しいシリーズが生まれました。
タテ糸は麻。ヨコ糸に絹。

一雨ごとに膨らむ蕾。
朝霧残る晴れた朝、開きかけた花を見上げれば春の空に漂う朧雲。
昨年まで過ごした南部町の工房周辺の、坂の途中の桜のカーブを思い出して。

緯吉野で織り出された絹の雲は、無撚りなのでキラキラと光ります。
タテの麻がそれを見せたり隠したり。。。
 
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定番の山形斜文のシリーズではタテの絹がキラキラと光りますが、このシリーズではヨコが光ります。
なんてことはないのだけれど、ただの白っぽい黒っぽいとはチョイと違います(だとイイなぁ・笑)と。

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この『朧雲』シリーズ、クニヒサがせっせと制作いたしまして。
この無地のタイプの他に、段の『三彩』と格子の『彩雲』と三部作です。

iwasaki二人でそれぞれに織りながら、糸を染めながら、糸を巻きながら次の準備を進めながらなので。
制作中は自分たちの見ている景色は、変化があるような無いような・・・?なものだから。
織り上げてタイトルをつけてからやっと、あぁぁ出来たのか。という気になります。二人して(笑)。

これから少しずつ冬ごもりの仕事を解凍(!?)してゆきたいと思います!

# by senshoku-iwasaki | 2019-02-11 22:10 | 着尺・帯
福は内。
日曜日だった節分の日。
お向かいの榊神社からは討ち入りのようなドンドンドン・・・と太鼓が鳴りまして。

たまたま部活もオフで家でまったりしていた高1息子。
「今日は何かあるの?」息子。
「そりゃあーた、節分とくりゃ豆まきでしょ。」私。
「豆まくだけでこんなに続々とママチャリに乗ったママとチビッコたちがやってくるの?」息子。
確かに。30分前くらいからどこからともなく・・・。
いつもでは考えられない、前後にチャイルドシートのついたママチャリがずらっと所狭しと並んで。
「そういえば。あーた、神社やお寺の豆撒きって行ったことなかったっけ?」私。
「ないよ。」息子
「そーか。1歳で保育園に入ってから小学校はずっと放課後学童保育で中学からは部活だったか。」私。
「なんかイイことでもあるの?」息子。
「ココはアタシも初めてだから、ちょいと覗きに行ってみる?」私。

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「やっべぇ人じゃんっ!こんなん拾えないでしょ(笑)。」息子。
「ほんと!こんなに賑わうんだね~」私。

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奇跡的に息子の足元に福豆が落ちてきたそうで。戦利品はひとつきり(笑)と思っていたら。
「4時から鳥越神社なんだって。ちょっとリベンジしてくる(笑)」息子。

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豆撒きに参加した、隣りの小父さんに写真を頼まれていたクニヒサが大きな福豆と、
「小父さん、ウチには神棚無いから訓ちゃんとこで飾って(!?笑)って。。。」とお札を持って。
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こちら息子のリベンジの(!?)鳥越神社の福豆。
「いやぁ~ビックリした。もっと人が多くてぇ~。更にいかにもガキ大将と、その部下みたいな
3人組の小学生がオレの前にいてさ~。3人で虫取り編み持って来てんの。
鳥越は当たりの福豆は袋の色が違うみたいなんだけど。それが飛んでくると、オレの目前で虫網が
キャッチすんのよ。んで、彼らが避けた白袋ですわ。。。さすが都会のガキは違うわ。」息子。

息子初体験の神社の豆撒きは、合計6つの福豆をゲット。
家族4人分と、ばぁばちゃん二人分をしっかりと確保してくれまして。
昨日は私の実家の母にも届けましたから、きっとみんな元気に過ごせそうです。。。
福は内。
頑張ってはいるみたいなのだけど・・・。
元々の運動音痴で(笑)ナカナカ上達出来ない息子の部活のほうにも・・・小さくていいから花が
咲きますように!!





# by senshoku-iwasaki | 2019-02-05 22:53 | 岩崎のある日
新宿伊勢丹で『手技を愉しむ春の装い』2月20日から始まります。
iwasakiは今年初めてのグループ展は。
伊勢丹新宿店本館7階・呉服 特選きものコーナーにて2月20日(水)~26日(火)の一週間です。

今回も日本刺繍の飯島桃子さんとのコラボ出品がありまして。
ゴールデンキウイがイメージのiwasakiの格子の帯地に、飯島さんが刺繍したお花は。。。
なんとキウイフルーツお花!ぽってりとした可愛い花が、伊勢丹全館あげて花々祭の
今回のテーマでもある賑やかな花のひとつになりました。

織物で具象的なものを表現するのはムズカシイので・・・。
iwasakiは春らしい質感の新作をいくつか作りました。
たとえば朧雲(おぼろぐも)と名付けられたシリーズの八寸帯地は、麻と絹の交織です。
なんてことないけれど、絹の絹らしさが麻と組み合わせることでより、引き出されたiwasakiらしい一品。
華やかな染めの着物に合わせてもお楽しみいただけると思います!

あれよあれよと今年もひと月が去って。。。
およよおよよと慌てるiwasaki夫婦。
明後日は立春。でももう少し冬ごもりをして・・春らしい新作を織り上げたいと思っております。
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# by senshoku-iwasaki | 2019-02-02 22:06 | 展示会・お知らせ
新しい地紋のある無地着尺は、翡翠のような青磁色です。
写真ではとても分かりにくいのですが・・・。
タテの生糸は少ーし緑がかったライトグレー、
ヨコには宮坂製糸さんの横挽き座繰り玉糸を、青磁色に染めて。
生地が揺らぐと・・・。地紋の丸と、グレーのような翡翠のような玉虫色も揺らぎます。
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地紋のシリーズは、一越ずつ越し数を数えながら織るので無口になります。
10越し10越し8越し8越し6越し4越し6越し・・・。
こういう時に電話が鳴ると、キリのいいところで出ることは出来ますが。
しゃべり掛けられると一番困っちゃいます。クニヒサなら当然(!?)無視しますが(笑)。
容赦ないのは年寄りたちで(涙)。
特に母(笑)。
息子(クニヒサ)に話してくれと心で思うものの。なんでか自分の息子はスルーして
ヨメのところまでお構いなしにしゃべりながら突進してくるものだから(笑)。
彼女が買い物からそろそろ帰ってくる頃だったり、夕方階段から降りてくる気配を察しては
区切りのいい箇所で止めて、糸巻きをして待機出来るようになりまして。
相撲中継があった先週は、夕刊を取りがてら母が降りてくる時間は早い時間。
何かとやって来る(笑)、隣りの小父さん(御年89歳)は歩くより自転車のほうが楽のようで。
降りるのはつらいから、用があると外で自転車のベルをチンチン鳴らします。
4時くらいだとせっかちにチンチンチン・・・!と連打
ハイハイ。小父さんも相撲中継大事だものね・・・。

初場所も終わったので、両年寄りの時間帯も変わりました(笑)。
そういえば。
今場所優勝の玉鷲関のまわしもこんな色だったような・・・。



# by senshoku-iwasaki | 2019-01-29 21:32 | 着尺・帯
菓匠花見の三越限定「雷音最中」。
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「三越オリジナルのライオンの最中ご存知でした?」とKさまがくださった最中は!
あのスフィンクスのようなライオン像のカタチ。
「そんな限定アイテムあったんですか?」クニヒサとほぼ同時にハモリながら私(笑)。

三越のライオンを模って、というのは分かるんだけど。
最中で、というのが今の時代かなり硬派かと。
最中好きの私(エツコ)みたいな人は、たぶん少数派じゃないかなぁ・・・とか
余計なことを考えたりしたものの。あ、菓匠花見さんって、まん丸のカワイイお菓子「白鷺宝」のお店。
餡の美味しい菓匠花見さんの、それも三越限定!私の期待値は上がります。。

3色のライオンたち。
三色最中というと、大抵は白が漉し餡で赤が白餡で茶が粒餡・・というのがお約束だったりしますが。
この雷音最中は違いました。
白も茶も大粒の美味しい小豆餡(粒餡)なのですが、食味が全然違うのです。
それは皮(種)の違いでした!
このライオン型の皮(種)は、かなり厚めでしっかりしていまして。
香ばしいお餅を感じる茶皮と、上品な白皮では同じ餡でも全く別モノに感じます。
紅皮は、これまた美味しい隠元豆が粒々の、お豆の白餡。
さすが百獣の王、ライオンです。
雷音最中、スゴイです。特に最中好きではないという方でも最中の概念が変わるかも。
Kさま、おご馳走様でした。



# by senshoku-iwasaki | 2019-01-26 21:48 | 最中
次作のhands,hands,handsの、まわたつむぎもしています。
hands,hands,handsは、iwasakiのラインナップの中でも最も自家織物色の強い着尺のひとつ。

どうってことない?いやいや、実はどうってことある、ぼやーんと感ある・・・
絣では出ない奥行きのある色味は、こうしてまわたを何色かに染めてからミックスして手つむぎして。
独特のマーブル糸には、今年は金茶が光ります。

今年のiwasakiの隠れ(!?)テーマはゴールド。
2020東京オリンピックも近づいて。
ココロにゴールドを。懸命に生きている全ての人に金メダルを。
iwasaki夫婦がこの世に出てくる5年前に行われた1964東京オリンピック。
ちょうどその頃でしょうか。糸味たっぷり、節糸系紬の黄金時代も。

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この半世紀でどれだけ時代が変わっても。
世界中にどれだけ同じモノが溢れてても。
iwasakiは古今東西、妄想の瞬間移動を繰り返しながら・・・今だからこそ作れる、昔っぽい黄金時代
の手織物を彷彿とさせる、できたらそれ以上の唯一無二の手織物を目指して。
もちろん(妄想の中では)首から金メダルをぶら下げて(笑)。

糸つむぎはまだまだこれからも続きます。
今この時この瞬間、地球広しといえども・・・。この原始的な久米島式まわたつむぎ台を使って、こんな
マーブル絹糸を手つむぎしているのは私(エツコ)だけかもしれない・・・とか思いながら。
材料の糸が出来るまでにもえらく時間をかけて、hands,hands,handsはえらくどうってことない(笑)
金メダル級の(!?)地味な紬着尺になる予定です。。。








# by senshoku-iwasaki | 2019-01-23 22:12 | 工程
年に数回のiwasakiのshop『小さな増孝商店』お陰様で終了いたしました。
まったくの不定期オープンで、しかも3日間のみ・・・の僅かな時間でしたが。
お出でいただきました皆さま、心より御礼申し上げます。
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なんせ狭いスペースですので、「皆さまお誘い合わせてお越しください!」とか・・・。
とても言えない(笑)『小さな増孝商店』。ご案内状も作れずに、告知もこのブログのみでしたが。。。
次回は6月頃を予定しております。
おひとりさま大歓迎の『小さな増孝商店』、今後ともよろしくお願いいたします!!

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全身iwasaki尽くしでお越し下さったKさま。
「今日は北風が強くって、岩崎さんの着物はあきらめたの。」
お召しのダッフルコート地は、iwasakiが織ったもので。首元にはiwasaki定番の楊柳のストール。
真田紐のように・・タテ糸の密度を経てた部分の縞がアクセントになっておりまして。
このダッフルもですが、ストールも制作してから随分と久しいのですけれど。
とてもきれいにお使い頂いている様子で。。。本当に嬉しいです!
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前はこんな感じ。iwasakiの裂き織りバッグ『フタタビノフクロ』も、一番最初のプロトタイプ
革手バージョンを。これまた丁寧にお使いくださって・・・。感激です。
コートや『フタタビノフクロ』シリーズを一緒に制作してきたサカタが体調不良の為・・・
あまり制作することが出来なくなってしまって。コートなどのekkaは、現在お休み中ですが。
『フタタビノフクロ』はこれからも。
少しずつ生まれる予定ですので、またそのときにはブログにアップしたいと思います。

私(エツコ)の好きな和菓子屋さんの代々の教訓に「-見栄を張らず、意地を張らず、欲張らずー」
という言葉がありまして・・・。iwasakiも常にそれを心がけているのですが更に「無理をせず」
ゆるゆると、織りも『小さな増孝商店』も続けてゆこうと思っております。

ありがとうございました。



# by senshoku-iwasaki | 2019-01-20 18:55 | 増孝商店 KM
クニヒサが取り掛かっているのは・・・。
ちょっぴり懐かしい、70年代に見たことあるようなストライプの半巾帯です。
これに似た『色硝子』シリーズ、今までは山形斜文で織っておりましたが。
今回は同じような綾織りですが、杉綾です。
どう違うって、大して違わない(笑)。
切り返したときに出来る菱の山がピタッと一致するのが山形斜文で、ずれるのが杉綾。
どっちがいいも無いのですけれど、たぶんクニヒサの今回の気分が杉綾かと。。。
今週末の『小さな増孝商店』に間に合いそうです。
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これに掛かりながら先週末は、南部町の家の集落のお神楽で。
南部町内でもお神楽が残っているのは、とうとう2集落だけになってしまったそうで。
東京に戻る際、お神楽メンバーからも脱退のつもりだったクニヒサだけど・・・。
「家を残すなら、小正月くらいこっちに帰ってきなよ。そんで一緒にやろうや。」と言っていただいて。
お正月にすっかり仕事が滞ってしまった(涙)私(エツコ)に、風邪気味の娘、部活の息子は同行できま
せんでしたが。クニヒサはひとりレンタカーで山梨へ。。。

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「今回は行けないので(お料理とかも出来ないので・・)舞ってもらうのも大変だから獅子には
お口パクパクしてもらうだけでイイからね。」私の希望通りパクパクしてもらったそうで。
ウチの土間で一休みの獅子ちゃん。
この地区の獅子は女の子の獅子だそうで。舞いも女形だからかちょっとカワイイ動作なのです。
なんだけど。
「『最近随分と髪が薄くなっちまって・・・。増毛してもらったほうがいいよなぁ。。』なんて話
をみんなしてましたよ。」クニヒサ。
髪の悩みは、クニヒサも含めたお神楽メンバーだけじゃなくて(笑)、獅子もでしたか。

今年も。
蔵前工房は、お向かいの第六天榊神社のお札で。
南部町市小路の家は、お神楽で。しっかり(!?)悪除けして頂いて。
良い一年を過ごすことが出来そうです。。。





# by senshoku-iwasaki | 2019-01-16 18:05 | 着尺・帯
1月の小さな増孝商店のお知らせ。
昨年の9月以来の、iwasakiの工房shop「小さな増孝商店」。
来週18(金)・19(土)・20(日)の3日間openいたします。

狭い工房内ですので、数人でいっぱいになるようなスペースですが。。。
最新作や、これから取り掛かるためセットしかけているものや、木枠に巻き始めた糸たち・・・。
現在進行形のiwasakiも感じて頂けましたら幸いです。
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写真は、先日機から下したばかりのショール『sunrise』。
昨年末から今年にかけての日の出です。

たくさんの色で作る「大きな色」は複雑な色。
それは目には見えない時間の色であったり、心の色のようにも。
一刻一刻の時の色のように、心の動きのように一越一越少しずつ変化してゆきます。

平成がもうすぐ終わろうとしています。
そういえば昭和から平成に移る頃、私(エツコ)は郡上で織物を勉強していました。
いつか誰かの心を動かすような織物が作りたいと思っていました。
それは「キレイね~!」なのかなぁ?「ステキね~!」なのかなぁ?「スゴイね~!」なのかなぁ・・?
あれから30年。
不器用だからやめることも出来ずに(笑)。バカだからずっと同じコトを繰り返し考えて。
あぁ、なるほど。
最近ようやく気がつきまして。
キレイだけでもステキだけでもスゴイだけでも違うのかも・・・。
ジョンレノンの「LOVE」が急に聴きたくなりました。

30年かかって少しずつ変化するiwasakiの色。
小さな増孝商店でチョットだけ感じて頂けたら嬉しいです。





# by senshoku-iwasaki | 2019-01-11 23:20 | 展示会・お知らせ
昨年末の最中納めは意匠系。六花亭の「ひとつ鍋」と亀屋の「招福もなか」。
暮れの同じ日に蔵前工房で打合せが2件ありまして・・・。
1件目は2月20日~26日に予定の、新宿伊勢丹でのグループ展について。
2件目はNさまよりリクエスト頂いている、グレーの無地の吉野格子のお色味についてで。

1件目は伊勢丹の担当者の方が3名様と、コラボ出品する日本刺繍の飯島桃子さん。それからリーダーの
アトリエkinamiの久保紀波さんにiwasaki夫婦。
狭い工房内でひしめきながら(笑)の打合せとなりましたが。
制作工程の一つ、整経作業を動画撮影したりして。会場でのショートムービーとなるそうです。
伊勢丹7階・特選呉服のスペースでのグループ展、今回のテーマは『花』です。
iwasakiの帯地に、飯島さんに刺してもらう『花』は何でしょう?まだヒミツです(笑)。
久保紀波さんは『日本の夏じたく』展のリーダーでもあるので、今年の夏じたくの打合せも。

その久保紀波さんから頂いてしまった最中は、なんとお鍋です!
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立体的な意匠系。
皮(種)が同じカタチで合わせた中に餡が入っているのが最中のイメージだったので、鍋型は新鮮です。
蓋を開けることは出来ませんでしたが、中には小さなお餅が二つとたっぷりあんこ。
餡は、小倉と白あんとこしあんの3種。
餡、種、求肥のお餅が一体化してとても美味しいです。
さすが六花亭、チョコレートやマルセイバターサンドを代表するマルセイシリーズだけじゃない
こんな銘菓もあったのかぁ~。
たしかに、小豆も手亡豆も大福豆も。北海道は産地だもの。美味しい訳だと納得。


2件目のNさまは、『日本の夏じたく』展の初期の頃よりのお客様のおひとりで。
アトリエkinamiさんのお客様でもあり、飯島桃子さんのお客様でもあり、iwasaki織物のユーザーさま
でもありまして。「午後にお見えになるんですよー」なんてお話しをしたら、久保さんも飯島さんも
「あら、お目にかかりたいわ~」。「でもお時間はわからないので・・。」とかお話ししながら駅まで
歩いていたら浅草橋駅のほうからやって来たNさまとバッタリ!
凄いタイミングでお会いすることが出来てビックリ。


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Nさまは豪徳寺のお近くにお住まい。
豪徳寺といえば招き猫。
こちら亀屋さんの招福もなかは以前にも頂いたことがありまして、ブログ登場は2回目です。
いつ見てもカワイイ。
3色は白がこしあん、赤が白あん、茶が粒あんです。
そういえばこの招き猫型も。(お鍋ほど違いませんが)前と後ろは違うカタチ。
珍しい系の意匠系が同じ日にやってきました。
後ろにいる木彫りの招き猫は、彫刻屋近正さんの「まねきん猫」。やはり昨年12月の近正さんの
展覧会でわけて頂いたもので、普段は工房入り口に鎮座しております。
招福まねき。
昨年末は縁起の良さそうなこの招き猫に、キモチひとつのひとつ鍋で温かい最中納めでした。
久保さん、Nさま、ご馳走さまでした!!

さて。
私(エツコ)のお腹(の周り!?)には小さな最中の神様たちが居残って(笑)。
今年もきっとたくさんの福を招いてくれそうです。私はまたひと回り大きくなりそう(笑)。





# by senshoku-iwasaki | 2019-01-05 23:43 | 最中
2019 明けましておめでとうございます
関東は穏やかな晴天続きの年越しで。
ここ数年・・・南部町の六地蔵公園から隣保の方々と毎年拝んでいた初日の出が懐かしいです。

代わりに、と言ってはなんか不思議ですが。
初めて母と岩崎の甥っ子たちを迎える側になり・・・暮れの買い出しやら新年の支度やら(笑)。
私(エツコ)は機に向かう夢は叶いませんでしたが、クニヒサのほうは大晦日も元旦も。
合間合間に織り進めておりまして・・・それを羨ましく思うのは、やっぱり。
もう自分たちにはコレしか出来ないからのだとつくづく痛感しておりまして。

人生100年時代といわれても。
眼や手や足に頭が、いつまで機能するのかワカラナイから。
正常なうちは一越でも織り進めたい、幾度となく繰り返してもまだある日々の発見に触れたくて。

会うたびに大人になってゆく甥っ子たち、いつの間にか年とっていく自分たちに兄弟姉妹に母。
あらあらこれも。
まるで織物のようだわとあらためて再発見。

出来上がるまでに手間と時間のかかる手織物には、どうしてもココロが宿ってしまいます。
特にiwasakiの目指すイイ感じの自家織物は、「日常とどっぷりリンクしている感」こそのモノでして。
日常が幸せでないと、iwasaki的にサイコーのモノは作れませんから(笑)。
今年も。
ココロハレバレ。HAPPYなiwasaki織物を目指します!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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# by senshoku-iwasaki | 2019-01-02 12:27 | 岩崎のある日