『ふい絹の山形斜文八寸帯地・秘密裏』。
『秘密裏』なんて、チョット思わせぶりな(笑)。
前回登場の色違いは、白黒パンダカラーです。
このシリーズは、お太鼓裏だけ色を変えたかったので。
とりあえず第一弾として・・・
タテ色を黒っぽくしたかったので、ふい絹を使いました。

宮坂製糸さんの銀河シルクも碓氷製糸さんのふい絹も。
同じような技法で生まれるそうなのですが。
やはりそれぞれに特徴があり、それが良いのです。。。
ふい絹はやや硬めなので、濃いめの色に染めるときに
向いているように感じます。

一見は同じような織物ばかりを・・・30年近くも!
凝りもせず(笑)作っているiwasaki夫婦ですが。
毎日の小さな発見と、結構大きかったりする忘却と。

でも変わらない、きっと無くならない・・・
いや、無くすもんか!と熱き想いは秘密裏に(笑)。

『ふい絹の山形斜文八寸帯地・秘密裏』。_f0177373_18212113.jpg
月日が経ってiwasakiが絶え果てて・・・。
どこの国の誰が織ったものかもワカラナイ、なんて
日がきても。どなたか知らない後の人の誰かが
「おっ!イイじゃん」なんて思ってくれたなら。。。
『ふい絹の山形斜文八寸帯地・秘密裏』。_f0177373_18210230.jpg
草葉の陰ならぬ、菱の隙間からきっと私は喜びます!
いよいよ12月4日から。
日本橋浜町の「円居」さんでの作品展が始まります。
今年は本当に。
古今東西妄想の世界旅行を繰り返しながらどっぷりと。
新しくて懐かしくて愛おしい。(だとウレシイ)
iwasaki織物が並びます!
『ふい絹の山形斜文八寸帯地・秘密裏』。_f0177373_18345814.jpg
染織iwasaki 用の美
12月4日(金)~13日(日) 於 円居 
(火・水曜は定休日)
※5(土)6(日)12(土)13(日)は
クニヒサが在廊いたします。

12月5日(土)14時よりギャラリートークも予定
しております!
予約制となっておりますので、ご参加ご希望の方は 
TEL 03-5623-9030 メール: info@madoi.co.jp
までご連絡下さい。

感染防止に努めて開催いたします。

# by senshoku-iwasaki | 2020-12-02 21:45 | 着尺・帯
新しい山形斜文の八寸帯地は、ちらりとお太鼓裏で。。。
『銀河絹の山形斜文八寸帯地』はiwasakiの定番。
菱の大小は、このシリーズが生まれたときからの
初期スタイル。
アフリカの草ビロードやクパクロスのような・・・
プリミティブな、シンプルだけど力強い織物が
お手本です。
基本的に無地を中心に作ってきましたが今回は。
ほんのちょっぴりの遊び心です。
お太鼓裏になる部分の色を変えましたので。
垂れ先も3通り。。。
新しい山形斜文の八寸帯地は、ちらりとお太鼓裏で。。。_f0177373_18195734.jpg
垂れ先の先っぽに少しだけ。
新しい山形斜文の八寸帯地は、ちらりとお太鼓裏で。。。_f0177373_18203726.jpg
垂れ先だけ。
新しい山形斜文の八寸帯地は、ちらりとお太鼓裏で。。。_f0177373_18204801.jpg
垂れ先にも出さず、お太鼓裏だけラピスブルー。

このバージョン、色違いでもう一点作りました。
12月4日から始まる円居さんでの作品展に出品いたします!
ご覧いただけたら嬉しいです。


「染織iwasaki展」
12月4日(金)~13日(日) 於 円居 
(火・水曜は定休日)
※5(土)6(日)12(土)13(日)は
クニヒサが在廊いたします。
12月5日(土)14時よりギャラリートークも予定
しております!
感染防止に努めて開催いたします。

# by senshoku-iwasaki | 2020-11-28 22:23 | 着尺・帯
経吉野織り着尺『織小紋・雨音拍子』も続々と。
今年制作したものでおそらく一番かもしれない・・。
(と、iwasaki夫婦内で勝手に思ってる・笑)のが
経吉野で織りで小紋のような風情の『雨音拍子』と
名付けたこのシリーズ。

一度イイんじゃないかと思ってしまうと、イロイロ
試してみたくなるものでして。
最初にチャコールグレー×シルバーグレーのシック
なバージョンを作って。第二弾はグリーン系。
そして第三弾は、このターコイズ系。
経吉野織り着尺『織小紋・雨音拍子』も続々と。_f0177373_17130209.jpg
ターコイズブルー×シルバーグレーの『雨音拍子』
は、シルバーグレーの部分がキラキラと雨の雫。
雨の後にさっと広がる青空のようです。

そして今日織り上げたこちらは。
紺×シルバーグレーに、ヨコ糸に茶の赤城節糸を。

経吉野織り着尺『織小紋・雨音拍子』も続々と。_f0177373_17114620.jpg
今までの3反は、ヨコに玉糸を使用しましたが。
これはいつか使いたいと思って秘かに温めてきた
とっておきの赤城の節糸。
今までの玉糸の節とは桁違いの節感です。。。
今はもう手に入らなくなってしまった糸なので、
赤城の節糸好きな方にはたまらないかも。です。

12月には一昨年作品展させて頂いた、人形町の
円居(まどい)』さんで今年も作品展です!
これらの最新の『織小紋・雨音拍子』や、久々に
今取り掛かっている銀河絹の山形斜文の八寸帯地
などなど・・3連休も仕事場に籠りっきりで(笑)
織り進めております!!

「染織iwasaki展」
12月4日(金)~13日(日) 於 円居
※5(土)6(日)12(土)13(日)は
クニヒサが在廊いたします。
12月5日(土)14時よりギャラリートークも予定
しております!
感染防止に努めて開催いたします。


# by senshoku-iwasaki | 2020-11-23 22:17 | 着尺・帯
御菓子司 杵屋さんの『細雪物語』と『小槌もなか』。
先日、神戸のRさまに頂いてしまいました・・・
美しい最中は、芦屋の御菓子司 杵屋さんのもの。
谷崎潤一郎も愛したという老舗だそうで。。。

和菓子は京風と江戸風があるそうで。おそらく
この時代は今よりももっと地域性があったのでは
と思うのだけど。
杵屋さんは江戸風で谷﨑好みのお味だったらしく
かなりハマっていた時期があったそうです。。

細雪をイメージして作られたというこちら。
御菓子司 杵屋さんの『細雪物語』と『小槌もなか』。_f0177373_18172974.jpg
最中といってもこちらはサンドスタイル。
ほんのりと甘い種(皮)は、ふわっとパリッと。
求肥に包まれた上品なこしあんと一体化します。
とても仕事を感じる一品なのですが、なんだか
さらりと押し付け感ゼロの涼やかさ。
おぉぉ。。。細雪かぁ。。確かに。
なんとも品のいい美しきマダムといった感じです!
物語では、次女幸子が谷﨑夫人の松子がモデルだと
いわれていますが。松子夫人の品格かもかも。。

そして縁起の良さそうな『小槌もなか』のほうは。

御菓子司 杵屋さんの『細雪物語』と『小槌もなか』。_f0177373_18170082.jpg
ぷっくりとかわいい小槌の中には、大納言の
粒あんの中に、ごろりと大粒の栗です。。。
こちらのつぶあんがまた美しい宝石のような
輝きがありまして。そこに黄色い大粒栗で。
これはもう、打ち出の小槌でしょう(笑)。
そしてこちらもやはり、なんとも上品な美味
しさです。私(エツコ)にもちょいと品を・・
カモーン!と願いながら、でもついついガブリ
といつもの大きなお口で(笑)。あわわ。。
口いっぱいに広がる幸福感。やっぱり打ち出
の小槌です!

美しくて美味しくて素敵な最中たち・・
Rさま、ご馳走さまでした!!







# by senshoku-iwasaki | 2020-11-17 22:38 | 最中
染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の3。
前回、前々回に続きまして・・・クニヒサ、
染織こうげい・神戸店さんにお邪魔した3日目は。。。
染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の3。_f0177373_18551544.jpg
Rさま再び(嬉!)、昨年Rさまのご希望で制作させて
頂いた格子の御柱織りをお召しになられて。
こぎん刺しの清々しい白が、逆にこっくりとした深み
のあるこの茶地の着物を際立たせているようです。。
Rさま、なんと谷崎潤一郎も愛したという美しい最中を
お持ちくださいまして(涙)。それはまた『最中』で
ご紹介させてくださーい。
染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の3。_f0177373_18550147.jpg
ピンクと紺の山形斜文の半巾帯を素敵に締めてくだ
さって。半巾50+として50本制作したうちの後半
のもの。ご注文で承ったカラーリングのタテ糸で柄
違いです。この結び方はピンクの部分がふわふわと。
とても新鮮です!ありがとうございます!
染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の3。_f0177373_18544745.jpg
『帯揚げにもなるストール・小弁慶』をお使いくだ
さったお客様。ぜんまい紬のお着物と、博多の帯の
帯に色味がぴったりと。ウレシイです!!
染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の3。_f0177373_18553017.jpg
木綿のカワイイ格子のお着物に緯吉野の半巾帯を合
わせてくださったお客様。深い赤味のこげ茶が地の
この半巾も格子。私(エツコ)も格子が大好きなの
です。。。なんといってもタテとヨコで生まれる柄
ですから。

クニヒサがお目にかかれた、こうげい・神戸店さん
のお客様のほかにもiwasaki織物をお召しくださって
お運び頂きました嬉しいお客様、ユーザーの皆さま。
本当にありがとうございました。
これからも
変わらぬ思いをタテに、つくる喜びとこうして再会
できた嬉しすぎる生きる喜びをヨコに・・・
iwasaki、一越一越前進したいと思います。
ありがとうございました!!



# by senshoku-iwasaki | 2020-11-14 23:41 | 展示会・お知らせ
染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の2。
染織こうげい・神戸店さんは創業9周年を迎えられ
大変有難いことにiwasaki、開店のときより作品展
をさせて頂いております。。。

前回に引き続き・・・iwasaki織物ユーザーさんの
嬉し過ぎる再会を。

染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の2。_f0177373_18541985.jpg
Rさまは今までに色々と制作させて頂いておりまして。
この『杉綾織りの着尺』もお色違いでお使いくださっ
て。こちらは二回目にご注文頂いた、淡い水色のタテ
にシルバーグレーのものです。
Rさまとのやりとりは、Rさまの「織物愛」が溢れる
とても温かくて優しさに満ちたものでして。
Rさまの「きもの熱」そして「織物愛」に、私たちも
関わることが出来て本当に幸せです!

染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の2。_f0177373_17565938.jpg
タテ糸にシルク、ヨコ糸にエキストラファイン
ウールを用いた『青木間道をモチーフにした
ショール』をふわりと纏っていらしてくださっ
たMさま。首元はiwasakiの『織り半襟』!
ゆみはま絣の素敵な帯に、帯揚げは吉田美保子
さんの染め帯揚げです。
今年生まれた『イワサキ式ドロップス』の
八寸帯地をご注文くださり、Mさまのご希望に
近いドロップスにしたいと思います!

染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の2。_f0177373_18534899.jpg
神戸店のもう一人のスタッフのFさまは、いつも
明るい笑顔で私たちに元気をいっぱいくださいま
す。国産のキビソ糸を使った『石畳』シリーズを
初日に合わせてくださって。翌日は・・・。


染織こうげい・神戸店さんでの作品展での嬉し過ぎる再会・其の2。_f0177373_18540101.jpg
『織り半襟』に『帯揚げになるストール』と、帯は
一昨年iwasaki定番の『銀河絹の山形斜文八寸帯地』
で「少し柄を入れられませんか?」とリクエストい
ただきまして昨年お納めさせて頂いたもので。
「とっても気に入ってます!」と言って頂いて・・。
本当にありがとうございますっ!(感激です・・)

iwasaki夫婦、感謝感激の嬉し過ぎる再会は次回に
続きます。。。




# by senshoku-iwasaki | 2020-11-11 19:33 | 展示会・お知らせ
染織こうげい・神戸店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。
本日9日までの染織こうげい・神戸店さんでの作品展。
今回も木・金・土とクニヒサがお店にお邪魔いたしました。
お陰様で今回もたくさんの嬉しすぎる再会が・・・。
お運びいただきましたお客様、こうげい・神戸店のスタッフ
の皆さま、心より感謝しております。
嬉しすぎるスナップを。。。~嬉しすぎる再会・其の1~

染織こうげい・神戸店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18525620.jpg
『銀河絹の山形斜文の八寸』を、伊兵衛織りのお着物
に合わせてTさま。シックで大胆な縞がステキです。。。

染織こうげい・神戸店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18523758.jpg
Hさまは杉綾織りの着尺や、山形斜文の八寸帯地
などこれまでにiwasaki織物をお使いいただいて。
この日は『模紗織りのショール』を洋装に。
『摸紗織りのショール』はタテに絹、ヨコにウール
で制作することが多いのですが。これはタテヨコ共
にシルクのタイプ。私(エツコ)が織ったものです。
久しぶりに、それもHさまがお使いだったと知り・・
とても嬉しいです!!ありがとうございます。
染織こうげい・神戸店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18531309.jpg
緯吉野の半巾帯をシュッと素敵に締めてくださって。
織り始めと織り上がりだけ違う色糸を使ってかっがた
りするのですが。それを見せるようなカタチで。
モノトーンの中のオレンジがカッコイイです!
(制作者はここまで想像できていませんでした・笑)
染織こうげい・神戸店さんでの作品展、お陰様で終了いたしました。_f0177373_18533135.jpg
『半巾50+』から青木間道をモチーフにした
赤いタイプを締めてくださっていたのは、スタッフ
のFさま。半巾帯は大抵3本分を経てて織るので、
こういったストライプだと似たような感じの三姉妹
が出来るので・・・赤はナカナカ作れずにいたので
すが。50本も作るなら、元気のいいこんなカラーも!
と出来たもの。Fさまにお召し頂いているなんて
ウレシイです!(涙)。これはもう、疫病退散です!

嬉しすぎる再会は、次回にも続きます。。。



# by senshoku-iwasaki | 2020-11-09 22:35 | 展示会・お知らせ
今年も染織こうげい・神戸店さんで作品展です。
春の浜松店さんでの作品展から半年が過ぎて。。。
今年は。
世界中の人にとって特別な年になっているのだろう
けれど。こんなことでもなかったらきっと、見過ご
していたかもしれない・・よりささやかな出来事ま
でも喜びに変えて杼(シャトル)を持ちました。


岩崎訓久・悦子作品展『糸ぢから』
  11月5日(木)~11月9日(月)
  染織こうげい・神戸店
※5日(木)6日(金)7日(土)はクニヒサが会場
におります!!

今年も染織こうげい・神戸店さんで作品展です。_f0177373_16221649.jpg
長い梅雨の頃に、山梨・南部町の家を思いながら
生まれた『織小紋・雨音拍子』。経吉野の絹量が
たっぷりだからこその垂れ感が魅力的な着尺です。
今年も染織こうげい・神戸店さんで作品展です。_f0177373_16224033.jpg
新しい山形斜文の八寸は、きっちりと菱で。
等間隔の段の『五彩の菱』。
秋の夕刻前、少しひんやりとしてきた昼下り
をイメージしながら・・・初夏に制作しま
した(笑)。
今年も染織こうげい・神戸店さんで作品展です。_f0177373_16231847.jpg
今年のブランケットはタテが絹です。
ヨコにウールの杉綾織りで。iwasaki定番の
ジャコブウールのタイプに比べると薄手で、
軽やかさとしなやかさが特徴です。

今回の作品展に向けて、織り半襟や『帯揚げ
にもなるストール』も。ちょっと名物裂を
連想させるような組成で間道にしてみたり。
着尺を織ったときに出る切り糸を、繋げた
「エツコ特製繋ぎ糸」をせっせと散らして。
小ロットの手織りならではの手間暇で。

もしかしてiwasaki、過去一制作した年かも
しれません。。。それもこれも元気で生きて
いればこそ!生きる喜びがつくる悦びなのだ
と改めて実感した今年の仕事たちです。
染織こうげい・神戸店さんで、今年ならでは
のiwasakiの仕事をご覧頂けましたら・・・
とても嬉しいです。


# by senshoku-iwasaki | 2020-10-30 17:45 | 展示会・お知らせ
iwasaki、51歳の丸紋ずらし絣。
440シリーズから。
Kさまにご注文頂いてから3年・・・。
ようやく帯となって先日、お納めができました。
仕立てていただいて、たとう紙を開いたときの
おすまし顔(!?)は。
工房で、機にかかっていたときの顔とはまるで
別人(!?)の輝きです(笑)。

iwasaki、51歳の丸紋ずらし絣。_f0177373_18223146.jpg
Kさまから早速にお電話を頂いて。
とても喜んでくださって!あぁぁ・・・ヨカッタ。

440はナカナカ作れないシショー(師匠)シリーズ。
特にこの、『吉野格子に丸』は。
せっかく絣の小カセづくりのための道具だったり、
絣括り台を設置したり準備をしたので、Kさまの帯地
のほかにもう一本帯地を制作いたしました。

文様を随分と考えたのですが・・・。
結局ぐるぐる回って『丸』に戻ってしまって(笑)。
ストレートに力強くて、四角四面の立体的な格子の
魅力を最大限に引き出してくれる気がします。
やっぱりシンプルは強いです。。。
51歳の丸紋は、更に丸味を帯びて丸以上に丸く。
幸せなまんまるを目指して。

来月の染織こうげい・神戸店さんでの作品展には
大きな葡萄のような丸紋を出品いたします。


iwasaki、51歳の丸紋ずらし絣。_f0177373_18234258.jpg
◆岩崎訓久・悦子作品展『糸ぢから』
  11月5日(木)~11月9日(月)
  染織こうげい・神戸店

# by senshoku-iwasaki | 2020-10-24 23:20 | 着尺・帯
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。
ひょんなことから私(エツコ)、生まれて初めて
クニヒサと二人で滋賀県へ行ってきまして。

娘がカメの万年(マネ)ちゃんのゲージに、飼う
前から成長サイズで検討していたのは、龍匠さん
が手作りされているというもので。サイズをフル
オーダー出来、何より龍匠さんご自身も爬虫類や
カメのオーナーさんだそうで。
「ただ、発送が出来ないそうなの。高島市って
遠いよね。。」娘。
「当ったり前じゃねぇか・・・」と言いかけた
クニヒサを遮って「琵琶湖の向こう側じゃんっ!
琵琶湖一度行ってみたいと思ってたの」私。

そんなこんなで、時間もお金も無いiwasaki夫婦。
一泊二日のレンタカーで行く滋賀の旅。
初日は長浜から船で竹生島に向かいまして、その
後彦根へ。。。散策中に出会ったのがこちら。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17570686.jpg
彦根といえば彦根城。もちろんお城の最中も
あるはずですが、こちらの風月堂さんでは
彦根特産のバルブというのが面白いです。。
栞によると、彦根バルブのルーツはなんと!
彦根にあった製糸場のカランの修理、制作を
飾り職人だった門野留吉さんという方が明治
の頃されたというのが始まりだとか。。。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17573230.jpg
でも、包装紙にはやっぱり彦根城(笑)。いや
彦根城も行ってみて上ってみて納得の国宝です。
ただお城はやっぱり疲れます。くたびれた身体に
染み入る粒あんの美味しさです。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17582567.jpg
船からの竹生島。宝巖寺が見えます。ご本尊は
弁財天と千手観音です。。そういえばお能にも
『竹生島』ありました。美しい女性が舟に同乗
して・・・弁天さまだったというお話だったよ
うな・・。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17583993.jpg
うは~。琵琶湖広~い。キラキラのまるで海。
拝所からこの鳥居へかわらを投げ鳥居の間を
通ると願いが叶うそうなのですが・・・。
やっぱり通ることなく落ちてゆく私のかわら。。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17594666.jpg
でも大丈夫!?。ちゃーんと宝巖寺で弁天さまの
ダルマにiwasaki家の健康のお願いを書いて奉納
いたしました^^。
旅の最中彦根で出会った、菓匠風月堂『バルブもなか』。_f0177373_17580475.jpg
高島市で龍匠さんの特製ゲージを受け取って。
最後に福井県の永平寺に。
コロナ禍で平日ということもあって、本当に静寂で
美しい異空間でした。

鯖江でキモチの上がる老眼鏡を作ってもらって、
永平寺で『職』のお守りを頂きましたから。
きっと!これからもう少しイイ仕事が出来るよう
な気がいたします。

今回も。
往復1000キロを一人で運転のクニヒサ(笑)。
もう懲り懲りって言われるかなぁ?と思ったら。
まだイケそうな感じ(笑)。次回は京都寄りな
方面もぜひ。



# by senshoku-iwasaki | 2020-10-17 23:47 | 最中
新しい織り半襟は、綾織りです。
iwasakiの大好きな
とびっきりの、何でもないフツーの日に!
秋冬に温かみもありつつ、クールにもなるんじゃ
ないかなぁ・・・と思いつつ織りました。
iwasakiの織り半襟で、綾織りはお初です。
見た目以上に時間がかかるのは毎度のことで(笑)。
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16140354.jpg
よーく見ると、切り返しで菱も見えますよー。
九寸帯地で使う細目の絹糸を使ったバージョンと、
太めの節糸を使ったバージョンと。
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16142235.jpg
11月に、染織こうげい・神戸店さんでの作品展が
ありまして、今年も新作の帯・着尺を中心に・・
ショールや新しいブランケット、そして帯揚げに
もなるストールに織り半襟と。手織り満載で。
一日のうちのほとんどを、一年のうちのほとんど
を仕事場で過ごしているiwasaki夫婦。
時間が足りないと思ったことはないけれど、時間
のある限り糸に触れている気がします。。。
愛おしい時間でもあります。

◆岩崎訓久・悦子作品展『糸ぢから』
  11月5日(木)~11月9日(月)
  染織こうげい・神戸店

ほぼ日程が重なるように今年は。
ハラマキさん主催の『きものものの 2020』も。
『きものものの』にはiwasakiは織り半襟を数点
出品いたします。
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16145799.jpg
新しい織り半襟は、綾織りです。_f0177373_16152094.jpg

# by senshoku-iwasaki | 2020-10-12 17:30 | 着尺・帯
陶芸家の酒井隆夫さん。
かれこれ20年は経つかしら。
織物だけで暮らす一大決心をして、それまでの
勤めを辞めてから初めてのクラフトフェアでした。
松本城の太鼓門の完成に伴って、春に盛況の
『松本クラフトフェア』を秋に開催したものでした。

偶然お隣のブースだったのが酒井さん
酒井さんは松本クラフトフェアの常連で、ファンも
多く、何より技量が半端なく・・圧倒的な仕事量を
ひしひしと感じて。この人スゲーな。が第一印象。

酒井さんへのリスペクトは、それからお付き合いを
させて頂くようになってもずっと変わりませんで。
毎年春に清澄白河で作品展をされておりまして。
今年春、iwasaki家にと初窯でマグカップを作って
くださいました。そのときに我が家の娘が念願だった
酒井さんの母校にどうにか合格できたということを
我が子の事のように喜んでくださって!(涙)
「オレが作れるモノで何か欲しいモノある?」と娘に。
「リクガメのシェルターに、今は割れた植木鉢を
使っているんですけど・・信楽焼のシェルターが
あるらしくて考えてたんですけどぉ・・。」娘。
「・・・シェルター?わかった。作るよ!」酒井さん。

陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20354283.jpg
そして今日。スゲーの持って来てくださいました!
「ええっ!ね、練り込みですか!?どーっやったら
こんな柄になるんですか??」iwasaki夫婦。
「モノづくりになりたいしょーこちゃんへのお祝い
だからね。チョチョイト作れるようなもんじゃつま
らんからね、結構時間かけたぜ(笑)。」酒井さん。
酒井さんはお帰りになった後だったけど、帰宅した
娘が驚いたのは言うまでもありませんで。
万年(マネ)ちゃんのゲージに置くと、さっそくに
モソモソと潜っていったそうで。カメのマネちゃん
もご満悦です。。。


陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20355876.jpg
蔵前の住まいはとても狭いので、食器も最低限
しか南部町の家から持って来ておらず、引出物
と思しきカップ&ソーサーを使っていたのですが。
やっぱり酒井さんのマグカップで頂くコーヒー
は、トーストとコーヒーだけの我が家の朝食が
とても豊かなものになります。。。
「人の手が生むモノはきっと。無くならないって
やっぱり思うんだよね。」娘。
アタシもホントにそう思う。

陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20360894.jpg
一昨年の酒井さんの作陶展で分けて頂いたボウル。
清澄白河のギャラリーkopis さんで。「NICHIJO-」
と題して今年の春は、ちょうど緊急事態宣言中と
なったため明日から仕切り直しだそうです。

酒井隆夫 作陶展 NICHIJYO-xxl
2020 10/8(木)~10/17(土)※13(火)休み
11:00~19:00 土・日・祝日は18:00まで
        最終日は17:00まで





# by senshoku-iwasaki | 2020-10-07 23:16 | いわさきのつながり
渋滞と草刈りと収穫と。
連休中の晴れ間を狙って・・・山梨・南部町へ。
6月に大変な思いをして取った草が、また茫々(涙)。
それでも
お隣の、集落のシンボルのような大きな銀木犀と、
我が家の庭先に植えた白い彼岸花がお迎えしてくれて。
秋のお彼岸を、ひしひしと実感したりして。
渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18034490.jpg
連休でレンタカーも近隣では空きが無く、市川まで
行きまして。午前中に出たものの、南部町に着いた
のは夕方でしたが。それでもすぐさま庭の草取りに。
やぶ蚊はブンブンしていましたが、前回恐怖でしか
なかったヒルの姿は無く・・安心しての草取り。(笑)

渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18040546.jpg
翌日は朝から裏庭や、家の周りの草刈りと。
庭のカボスは今年は豊作で!
渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18043960.jpg
裏庭の山椒は、青い実を醤油漬け用に・・。前回かなり
採ったつもりでしたが、こんなに残ってたのかぁ。。。
赤く色づいて、また鳥たちがいろんな場所に運んでくれ
そうです。
渋滞と草刈りと収穫と。_f0177373_18050824.jpg
裏の土手を、草刈り機を回していたクニヒサがおおっ!
キイロスズメバチがブンブンしてると思ったら、大きな巣。
刺激しないようにそーっと、周りの草を取って・・・。
程々(!?)で終了(笑)。

連休中なら草取り人員として子供らも?と思ったものの。
高3息子は、連休明けに大事なテストがあるからとパス。
高1娘は大切なペットの、ヘルマンリクガメの万年(マネ)
ヒョウモンリクガメの最年(モネ)のお世話があるからと。
コロナがなければ、幼馴染みにも会いたいところだろうけれど。
南部町は感染者ゼロだそうで、私たちもほとんど人に会う
ことなく・・いつもの弾丸で。

だったら平日でもよかったなぁ。。。
行きも帰りも渋滞で、ヘロヘロのiwasaki夫婦の休日。


# by senshoku-iwasaki | 2020-09-25 22:14 | 岩崎のある日
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。
「健康診断が9月末までなんだよねぇ・・」私。
「このところ歩いてないからなぁ。きっとまた
運動不足指摘されるなぁ・・。」クニヒサ。
「今日は久々に、隅田川沿いを浅草方面に行き
ましょう!」私。

蔵前橋から大川(ここいらのおとーさんたちは
必ず隅田川を大川と古い言い方をしまして。
流石だなぁなんて感心してたら、結構お婿さん
率が高かったりして・笑)を浅草へ・・・
厩橋、駒形橋、吾妻橋を過ぎたら、言問橋。そして
人しか通れない桜橋を渡って「ご隠居、団子屋が!」私。
「エツコさん最初っからそのつもりでしょーが。」

えへへ。
言問団子は、30年ほど前クニヒサから貰って。
柳橋梅花亭の三色梅最中とともに、その餡子の
絶品さに腰を抜かした(ホントです・笑)私の
中では両横綱でして。そういえばこちらにも
最中があると知りまして・・・。
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。_f0177373_16252171.jpg
都鳥を象ったカワイイ最中。
お店では頼んでから餡を詰めてくれます。
小豆餡と白餡がありまして、やっぱりスゴイ。
皮(種)がまた美味しい。香ばしいんだけれど
餡と一体化していて。そこに絶品の餡なのです。
小豆餡もちょっと違うのです。。大納言の粒餡
なのだけど所謂粒餡じゃないのです。
白餡のほうは、言問団子と同じ手亡豆の後から
お豆の香りがスーッと鼻に抜ける、上品だけど
しっかりパンチもある餡で。
良質の素材を活かしきった仕事が伝わってくる
オリジナル性の高い、他に無い最中だと思います。
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。_f0177373_16255435.jpg
お店の暖簾もステキ!
有名な書家の方の字だそうです。。。
秋風感じてiwa散歩。言問団子の『言問最中』。_f0177373_16253317.jpg
お店ではオリジナルの器で、言問団子とお茶が
いただけます。
このお団子が3色どれもそれぞれ、材料の違い
と仕事とであぁ・・たまらない。お茶がほんと
よく合う!と思ったら、言問団子に一番合うよう
に厳選した契約農園の川根茶だそうで、
なるほどー。と鼻が膨らむ私。

言問団子は、出来た日その日限りの粋な味。
団子も最中も、ちょっぴり高価なのはきっと
素材の良さ。江戸末期からずっと変わらずこの
団子だけで今も作り続けて。。。やっぱり凄い
ことです。こんな凄い仕事が食べられる幸せ♡

「エツコさん、歩いた意味全然無くなってます
よねー。」クニヒサ。
「おぉぉ。お向かいは長命寺の桜餅だ!」私。

向島三大和菓子といえば、この言問団子さんと
長命寺の桜餅と、志満ん草餅と言われていますが、
向島にはあの菊最中の青柳清家もあってうふふ。
秋はお散歩が楽しみです。


# by senshoku-iwasaki | 2020-09-14 18:11 | 最中
織小紋な経吉野着尺『雨音拍子』の新色を織っています。
シルバーグレーとピスタチオの小さな縞に、
ヨコ糸はターコイズグリーン。

タテ糸が密に出てくる組成なので、シルバーグレー
が出てくる部分と、ピスタチオが出てくる部分で
ギラっと見え方が変わります。。。
織小紋な経吉野着尺『雨音拍子』の新色を織っています。_f0177373_17574082.jpg
6月に制作した『雨音拍子』はチャコールグレー
とシルバーグレーの組み合わせで。渋い江戸小紋
のような風情でしたが、それは今回も。

シボ感と、独特の光沢は、絹量によるもので。
贅沢な絹織物ならではの垂れ感がたまりません。。。

「織小紋」シリーズとして
今年産声をあげた、この新シリーズ。
iwasakiらしい、どうってない無地ライクな着尺
でありながらしっかりと(!?)織りならではの
質感と色味を出せているのでは・・・?と。
着尺の新シリーズは久しぶりです♡
平織り、綾織り、緯吉野、吉野格子に、経吉野。

それにしても。
手織りは時間がかかりまして。
今日はとても捗って5尺。
おぉぉ、よくやった(笑)。つもりだけれど。
一反約12メートルのうち、一日2メートル織れない
現実(涙)。この、じれったさも愛おしくて。

いくらこの仕事に定年がないといっても。
いつまでこの細い糸の仕事が続けられるかは・・
分からないので。作れるうちは出来るだけ細かい
仕事を進めたいと思っております!



# by senshoku-iwasaki | 2020-09-09 22:07 | 着尺・帯
Eさまの『地紋のある着尺』。
Eさまは以前、格子に緯吉野を入れた『入り江の波
シリーズの着尺を作らせて頂きまして。

「次回は無地ライクな着尺も」と嬉しいお言葉を。
そしてこの度ご注文頂きましたのは紺色系。。。
地紋のマルのサイズは、やや大きめです。

Eさまの『地紋のある着尺』。_f0177373_18303556.jpg
『地紋のある』シリーズの魅力は、無地でありながら
見る角度によって・・・こうしてゆらゆらと気球のよ
うなマルが浮かび上がったり、タテ糸とヨコ糸の色の
違いから玉虫のように見える色が変わるところです。

Eさまのこちらは、タテがチャコールグレー。ヨコには
赤味のある紺です。写真では紫っぽく見えますが、
グレーのようにも見えるけど、やっぱり紺です(笑)。

こういった深みのある無地は、お召しになる方の
持ち合わせた本来のお色、ピンク系だったり黄色系
だったりを引き出して見せたり。また、合わせる帯
も赤味、青味、反対色それぞれに合ってしまう寛容
さがあると思っております。

何色ともいえない、織りでしか出せない色があると
したらこういった事なのだろうと。

Eさまのこの着尺を織りながらつくづくと。
この不可思議で曖昧で寛容な(!?)織りのチカラ
に突き動かされ続けている幸せを実感した私です。




# by senshoku-iwasaki | 2020-09-01 22:25 | 着尺・帯
440、絣が入りました。
先日括った小綛を、ぼわ~んと絣足をぼかしながら
染め上げまして。
絣をほどいて小管に巻き織るのですが。。。

絣の方向、右から?左から?ん?あれ?
織り始めたクニヒサも。
しばらく戸惑いながらオタオタしながら(笑)。
それでも二日ほどかけて浮かび上がったお月様。
440、絣が入りました。_f0177373_18481593.jpg
この丸紋は、影になるところから光をつくります。
一越一越。
四角四面の格子の中に、ぼわんと浮かぶマル。
iwasakiバージョンは、大師匠の丸のメガサイズ。
440、絣が入りました。_f0177373_18495869.jpg
お太鼓部分のマルが浮かんだら、次は前柄まで格子です。
障子越しのまん丸お月様。
中秋の名月の頃までにはKさまの元へ・・・と思いながら
あともう少し頑張ります!


# by senshoku-iwasaki | 2020-08-28 22:57 | 着尺・帯
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。
増孝商店・夏場所で頂きました珠玉の最中たち。
どの最中もストレートに私(エツコ)の胸
・・じゃなかった、胃袋に(笑)突き刺さりました!

京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18084348.jpg
まずはNさまに頂いた仙太郎の『釣鐘最中』。
仙太郎といえばボリュームのある『ご存知最中』が
この最中コーナーにも登場しておりますが、この
『釣鐘最中』はやや小ぶりで食べやすいサイズ。
ですがあの、『ご存知最中』と同じ美味しい餡と
ご存知最中よりやや薄めの種(皮)のバランスが
ピッタリです!
仙太郎のご存知最中は、京都の山科店のみでしか
買えなくなったそうで。そんな「特別」も京都らしい
いつも感服してしまう、流石な仙太郎です。。。
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18110695.jpg
京都といえば。
Sさまがくださった、仁々木も京都だそうですが。
この『海門最中』は滋賀で製造とのことで。
近江の羽二重餅が粒あんの中に入っています。
パキっと割れるデザインで、ふっくらとした
粒あんが種(皮)と求肥と一体化していまして
あぁ。美味しい。
仙太郎の粒あんもですが、こちらもとても健康的
な小豆の美味しさを感じますぅ。。。
京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18113916.jpg
長崎出身のNさま。「長崎あるあるかもだけど、
この手作り最中が家にある時は、一緒にアイス
挟んだり、イチゴ入れたりもするのよ。」
おおぉ。なるほどー。と思いつつ。でもでも。
福砂屋さん、カステラはもちろんですがこの、
餡が素晴らしく美味しいのです。。。
私はこの手作り最中に餡をたっぷり入れまして、
しばらく置いてから種(皮)がやや餡の湿気を
吸ってからのほうがより好きです!
パリパリではないけど香ばしくて。うふふ。
最中って、日持ちするイメージがあるかもですが
やっぱりおススメは断然!買ってきた当日です。
その美味しさに近いのが、詰めてしばらく置いた
手作り最中です。

京都と長崎の最中・仙太郎の『釣鐘最中』と仁々木の『海門最中』と福砂屋の『手作り最中』。_f0177373_18121645.jpg
福砂屋さんの手作り最中の餡を詰めるへら。
ここにも蝙蝠文が。このへらが実は優れもので。
ギョーザづくりにはコレが一番使い良いのです。。
このへらは私、必ずとっておきます(笑)。
私のギョーザは、いつだって食品ロスゼロの
冷蔵庫のお掃除メニューですが(笑)。そんな
iwasaki家のギョーザにも福が詰まりそうです!

Nさま、Sさま、Nさまご馳走さまでした。


# by senshoku-iwasaki | 2020-08-23 23:13 | 最中
3年ぶりに『440シリーズ』にかかっています。
『440』は、シショー(師匠)シリーズ。

iwasakiで初めて吉野格子が生まれたのは、
息子の5歳の晴れ着を作ったのがキッカケです。。。

大師匠である、故・宗廣力三氏の代表作でもある
ずらし絣の丸紋は、吉野格子の中にありまして。
そういう技術技法を、オマージュとして制作すること
で大師匠の仕事の伝承にもなるのかもしれない・・と
10年前から取り組んでいるシリーズなのですが。
工房が山梨から蔵前に移ってからは、まだ制作して
いませんで。

というのも。
やはり『440』ならではの難しさが。iwasaki夫婦で
手分けして二人がかりで取り組むのですが、並行し
てお互い進めている織物との兼ね合いと、仕事場の
動線と。それと集中できる環境がないと!(笑)

町会などの用事で駆り出されるコトがやたら多い(涙)
地元ならではだったりなのだけど。今年はコロナで。
なんと集中して仕事が出来ています!

Kさまにかねてからご注文いただいている、丸紋の
吉野格子の九寸帯地。
ようやく絣を括るところまで来ました。
絣の入る部分の糸量を割り出して、小綛を作って、
丸く柄にならない部分を括って染まらないように
して・・・。まだまだ作業は続きます。

3年ぶりに『440シリーズ』にかかっています。_f0177373_19172611.jpg
絣括りは、指先の力加減が重要で。
私(エツコ)の担当部門なのですが、約3年ぶり
なので勘が戻るまでオタオタしてしまいます。。。
吉野格子を織るのはクニヒサ。

今回Kさまの丸紋の他に、宝珠のような玉葱のよう
な新たな文様の絣も考えております。

えっと、えっと・・・とオタオタ息子の晴れ着を
織ってから13年。あの時はそのお陰で他の仕事が
全て止まって、自家織物を自家用にするって大変!
と痛感しましたが(笑)。
子供たちがチビッコのうちは落ち着いて早く集中し
たいと思っていたのに。
子供たちが成長したときには、なんでか年寄りたち
が集中させてくれず(笑)。
おまけに自身のボケボケも進んで(涙)。

440シリーズ、なんとかいつか・・・生きてるうちに
iwasakiならではのものに昇華させたいと希って・・。
せっせとしこしこと手指を動かして。



# by senshoku-iwasaki | 2020-08-19 23:46 | 工程
『半巾50+』を作ったことで。
昨年秋にクニヒサが突然言い出した、
「お互い50歳の年のうちに50本の半巾を作ろう!」
とほぼ思いつきのような企画でしたが。。。

ほぅほぅ、なるほど、へぇ~な発見がまたありまして。
これだけ作ってもまだ、いやこれだけ作ったからこそ?
制作側の私たちがどっぷりとハマってしまいまして。
こりゃ、もっと作ってみないとダメだなぁ(笑)・・と。

iwasaki夫婦は共に生粋のバカですから。(トホホ)
納得が出来るまで(・・・って、そんな日来るかな?)
しつこく取り組むコトが出来るってコトくらいしか
特技がありませんで。
今後の不安はきっと、人並み以上にあるあるなのですが。

山梨の南部町の家にも、両家の千葉にあるお墓参りにも
ナカナカ出掛けられない今なので。
ひたすらに引きこもって休みなく制作しています。
『半巾50+』を作ったことで。_f0177373_18494202.jpg
「もう51歳になっちゃったからね~。
二人合わせて102本目指す?」私(エツコ)。
「102って、キリが悪いでしょう。だったら
目標は108!」クニヒサ

煩悩ですか。

# by senshoku-iwasaki | 2020-08-11 22:32 | 着尺・帯
増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。
連日、じめじめムシムシの不快な湿度のなか・・・。
またいつもとは違う、不安な状況のなか・・・。
iwasakiの増孝商店までお越しいただきましたお客様に、
連日チカラを戴きました。
心より御礼申し上げます。

涼やかにお着物でiwasaki織物を纏ってくださった!
嬉しすぎる再会を。。。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19023793.jpg
6月に織りあがったご注文の『阿波藍とアイボリー』の
山形斜文の半巾帯を早速に締めてきてくださったSさま。
雨の中をお越しくださって・・感激です!
爽やかで清々しいSさまのお召し姿に、iwasaki夫婦も
とても爽やかなキモチになりました。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19025414.jpg
Nさまは『緯吉野・SAVON』の半巾帯を。
これを制作した当時はiwasakiでは珍しい(!?)
ピンク系だったのですが。ここからiwasakiのカラー
バリエーションが増えた気がします。。。
お着物は千葉あやのさんのものと伺って。思わず
ひぇ~っ!と。私(エツコ)、学生の頃どれほど
千葉あやのさんの生き方に憧れたかしれませんで。
憧れの方の作品と、自分が織った半巾帯がNさまに
よってコーディネートされているなんて!(涙)
生きててヨカッタ、織りを続けて本当にヨカッタ。


増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19032378.jpg
こちらは別のNさま。
昨年お作りさせて頂いた、生紬の『チョコミント』
と、緯吉野の八寸『赤城節のコブシ』を合わせて。
iwasaki尽くしの夏バージョンで!
あ、ありがとうございます。。。嬉しいです。
増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19034618.jpg
最終日にいらして下さったKさまは、昨年お求めい
ただいた緯吉野の半巾帯を締めて。
タテヨコに長野の宮坂製糸さんの『銀河シルク』を
使ったもので、光沢感のある帯地です。そのとき
Kさまはiwasakiをインスタグラムで知り、増孝商店
に来ましたとおっしゃって。未だにおっかなびっくり
のインスタなのですが(汗)、Kさまのようなお洒落
な方に見つけて頂けて・・光栄ですっ!
ラフィアを編んだ素敵なバッグを合わせて。つい・・
あのぅ・・とお聞きして(笑)。JAMIN PUECHと
教えていただき、しっかりメモしてしまった私。。。
いつかKさまのマネが出来たらイイなぁ。
ありがとうございます!

増孝商店・夏場所、お陰様で終了いたしました。_f0177373_19040930.jpg
今回はお伺い出来ないのが残念なのですが・・・と。
Kさまはリモート(!?)でご参加です。
昨年の『日本の夏じたく』でお選びくださった
『阿波藍とアイボリー』の絽の八寸を締めた画像を
お送りくださいました。この八寸、ヨコ糸には苧麻
も入っていまして。古布のような風情を目指した
もので。Kさまに「気に入っています」と言って頂
けて本当に嬉しいです。。。

つくる原動力は、いつも。
使い手であるユーザーさんの温かな声とお姿です。
直接お会いしたり、対面でお話したりがナカナカ
今はムズカシイけれど。
今場所もたくさんの温かい言葉を頂きまして。
iwasaki、たくさんのパワーが湧きました。
増孝商店・夏場所終了とともに長かった梅雨も明け
ましたので。またこれから
ココロハレバレ制作に励みたいと思います!
ありがとうございました。


# by senshoku-iwasaki | 2020-08-03 00:00 | 増孝商店 KM
増孝商店・夏場所では。。。
秋冬向けにもオススメな半巾もゴザイマス。(笑)
『半巾50+』のシリーズから。

緯吉野の組成は、ヨコ糸がたっぷりと出るので
微妙な色合いや糸の質感が、帯として締めた時
にブロックのように見えるのも面白いと思って
います。

増孝商店・夏場所では。。。_f0177373_18415669.jpg
iwasakiの織物には、エツコ特製(!?)繋ぎ糸
が織り込まれていることも多々。
限られた素材を余すことなく無駄にせず使い切る、
愛おしくも美しい、山里に暮らすおばあちゃんの
『自家織物』がテーマだからです。

仕立てることなく、織ったまま帯となる半巾帯は
とても『自家織物』らしいと思っていまして。
iwasakiならではのiwasakiらしい織物だと自負
しています。

お洒落をしてのお出かけはナカナカ出来なくても。
たまにはお家で。
お母さまや御祖母さまのお着物に、iwasakiの半巾
を合わせて楽しんでくださっている・・・なんて
お話を伺うと、心から嬉しくなってしまいます。
現在過去未来・・いろんな組み合わせでどなたか
の歴史や、物語の一端に繋がることが出来たなら!
作り手として、これほど幸せなことはありません。

増孝商店・夏場所では。。。_f0177373_18421405.jpg
増孝商店・夏場所が始まってから、急に花芽が
ニョキニョキと伸びてきたキセログラフィカ。
幅広の優美な葉が魅力的で、織りながらいつも
うっとりしていたのですが。。。
花が咲く、というのは素敵な兆候!・・・と、
無理やりにでも(!?)自分に言い聞かせてお
ります(笑)。。。


2020 増孝商店・夏場所
      7/25(土)~8/1(土)
10:00-13:00 ご予約の方
13:00-18:00 open
増孝商店・染織iwasaki工房 
台東区蔵前1-6-11 1F

小さな工房の小さなshopですので、
密を避けるため今回は三名さま以上での
ご来店はご遠慮願います。

10:00~13:00の時間帯は予約制と
させて頂きます。
ご予約はお気軽にお電話、メール等で
お問い合わせ下さい。

TEL 03-5829-4339
MAIL mail@senshoku-iwasaki.com

# by senshoku-iwasaki | 2020-07-29 22:30 | 増孝商店 KM
増孝商店・夏場所、本日より始まりました。
梅雨場所でもヨカッタかしら!?の雨続きですが。。。
始まりました。

昨日は久しぶりにガラス窓をピカピカにしまして。
なんだか視野までクリアになりました(笑)。
増孝商店・夏場所、本日より始まりました。_f0177373_17513460.jpg
やわらかい黄色のラインのショール『繋げていく日々』
少しシャリ感のあるシルク。更にヨコ糸の絹糸の太さ
を変えてシボ感を出しています。
ショール類もこうして広げてみるのも実は新鮮です。。
増孝商店・夏場所、本日より始まりました。_f0177373_17503291.jpg
『半巾50+』は、20本ほど並んでおります。



2020 増孝商店・夏場所
      7/25(土)~8/1(土)
10:00-13:00 ご予約の方
13:00-18:00 open
増孝商店・染織iwasaki工房 
台東区蔵前1-6-11 1F

小さな工房の小さなshopですので、
密を避けるため今回は三名さま以上での
ご来店はご遠慮願います。

10:00~13:00の時間帯は予約制と
させて頂きます。
ご予約はお気軽にお電話、メール等で
お問い合わせ下さい。

TEL 03-5829-4339
MAIL mail@senshoku-iwasaki.com


# by senshoku-iwasaki | 2020-07-25 21:57 | 増孝商店 KM
2020 増孝商店・夏場所、小さく開催いたします。
2020 増孝商店・夏場所、小さく開催いたします。_f0177373_18342701.jpg
このような時期になってしまいましたが・・・。
いつもひっそりの増孝商店ではありますが、
ごくわずかなiwasakiのお客様に向けて・・・。
「増孝商店・夏場所」を開きたいと思います。

開催中止となった『日本の夏じたく』に向け
制作した「半巾50+」のシリーズなどを中心に、
工房に籠って制作している秋冬向けの新作や、
たっぷりと時間をかけて生まれたショールなど
を並べたいと思います。

2020 増孝商店・夏場所
      7/25(土)~8/1(土)
10:00-13:00 ご予約の方
13:00-18:00 open
増孝商店・染織iwasaki工房 
台東区蔵前1-6-11 1F

小さな工房の小さなshopですので、
密を避けるため今回は三名さま以上での
ご来店はご遠慮願います。

10:00~13:00の時間帯は予約制と
させて頂きます。
ご予約はお気軽にお電話、メール等で
お問い合わせ下さい。

TEL 03-5829-4339
MAIL mail@senshoku-iwasaki.com
2020 増孝商店・夏場所、小さく開催いたします。_f0177373_18344256.jpg

# by senshoku-iwasaki | 2020-07-21 22:39 | 展示会・お知らせ
湯のしから帰った着尺其の2『織りで小紋・雨音拍子』。
6月に織りました着尺は、経吉野。
チャコールグレーとシルバーグレーの小さな縞ですが、
タテの密度がたつので、シボ感と独特の光沢感が魅力
の織物になりました。

渋い江戸小紋の織りバージョンのような風情でして、
自分たちで作っておいてなんなんですが・・・。
iwasaki夫婦、かなり気に入っております!
これは満場一致で(って、たった二人ですが・笑)
シリーズ化決定となりそうです。
iwasakiにとって、定番をつくり出すということが
何よりの作品づくり。
いろんな意味で「ちょうどいい」が「定番」という
ことだと思っていまして、いつだってそれを目指して
いるものの。それは結構ムズカシイのです。。。
まるで幸福論みたいに。

湯のしから帰った着尺其の2『織りで小紋・雨音拍子』。_f0177373_18383203.jpg
つい、これも出来るんじゃないかなぁとか。
もうひと色添えてふくらましたほうがもっと良くなる
んじゃないかなぁとか。足し算をしてしまいがち。
でもやり過ぎは着にくいモノ。
だからといって、引き算ばかりじゃなーんかつまんない
モノになってしまいがち。
あれやこれや考えて作っても。
う~ん。もうちょっと考え直すか・・・ということの
ほうが多いのだけど、これは。
色違いがイロイロ・・目に浮かぶ。帯が映えるお召し姿
もイロイロ・・目に浮かぶ。
単品で見ても単調じゃなく、奥行きがある。おぉぉ。

目に見えないウイルスに、信じられない大雨災害。
心がふさぐ出来事ばかりが続く日々。
こういうときにいつも思うのは、織物は何の役にも立て
ないということで・・・。
それでもiwasaki夫婦に、織物制作以外に出来ることは
何もなく。。。
次に繋がる微かな希望の光を、この地味な新作に感じて。







# by senshoku-iwasaki | 2020-07-15 23:29 | 着尺・帯
緯吉野着尺『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。
コロナ禍で作品展が中止になったり、町会のイベント
も取り止めとなったりで。
iwasakiいつもよりもじっくりと、時間のかかる組成
の仕事に取り掛かっておりまして。

5月はこの緯吉野の着尺、6月は経吉野の着尺を織り
上げて。湯のしも上がって、トロンと良き風情です。。。

緯吉野着尺『ゼリーのミルフィーユ仕立て』。_f0177373_18380725.jpg
『ゼリーのミルフィーユ仕立て』は(前回のタイプ
のもそうでしたが)着尺となれば特に。
組成の凹凸感と、色数はあるものの「うるさくない」
を念頭に制作いたしました。

着物は、たっぷりと織り地が見えるもの。
お手持ちの帯にも合うように、そして何より・・・
飽きない着物となるように。
永くお召し頂けるものとなるように。
単調ではないけれど、やり過ぎにはならないように。
それはiwasaki結成のときからのテーマ。

織りの着物の魅力は、日によって明るさによっても
見え方が違うことだと思っていまして。
一番シンプルな平織りであっても、糸味の違いや
色、縞や格子によってもかなり変化します。
それが綾織りになったり、こうやって緯吉野の組成
だったり、経吉野となれば尚。。。
それぞれの織りの特徴を、出来れば最大限引き出し
たいのです。それもやり過ぎないで(笑)。
キモノは、着る人と着物と帯と、帯揚げ帯締め履物
にバッグといった小物類・・全部のバランスのモノ。
やっぱり着る人が一番輝かないと。

この緯吉野の『ゼリーのミルフィーユ仕立て』とは
対照的な感じで、経吉野で無地ライクの渋い『織り
小紋』も。色違いでシリーズ化出来るような第一号
を次回はご紹介いたします!






# by senshoku-iwasaki | 2020-07-12 22:21 | 着尺・帯
下水管の工事準備が始まりまして。。。
築50年のこのビルの、1階の工房の床下に埋まる
陶製の下水管が割れているらしい・・・と。
工房の排水が出来ない日々が続きまして(涙)。
お願いをしていた業者さんの都合がやっとつき、
工房は養生シートで張り巡らされました。

今回はコンクリートの壁に、穴を
あけてパイプを通す作業だそうで。
業者さんのお休みの昨日、シートをそっと(!?)
どかして織り進め・・・(といってもあんまり
織り進まないsunrise・笑)
下水管の工事準備が始まりまして。。。_f0177373_18563850.jpg
「とにかくこの時代のビルは、コンクリートにして
も基礎工事にしても頑丈だからしっかりしてるのよ」
・・が口癖のイワサキの母ですが。。。
イケイケどんどんの高度成長真っただ中の建築物が
そんなに丁寧に作り上げられたとはとても思いにく
いのだけどなぁ・・・とモニャモニャしつつ。

床下の工事は建物の構造上ムリだそうで、一度上に
上げてから外に出すという・・・これまたこの時代
のビルにあるあるの工事だそうです。。。

黒い配管(なのかなぁ⁉)目立つわねぇ・・と思い
つつ夕方。またシートを元に戻しました。


下水管の工事準備が始まりまして。。。_f0177373_18565110.jpg
そんなこんなで。
『増孝商店』は梅雨のうちには開けそうになく・・。
おそらく梅雨明けの「夏場所」となりそうです。

コロナの心配も続くので、予約制で安心してご覧い
ただけるよう、期日を長めに考えております。

今日は仕事場を閉め出されておりますが、次なる
織物の規格の計算やら、事務仕事やら(苦手!)
居間でテレワークをしております。。。






# by senshoku-iwasaki | 2020-07-06 11:36 | 岩崎のある日
『sunrise 2020』ちょっとずつ織り進んでいます。
一越ずつ・・・。
今回のショール『sunrise』のタテ糸は、綾織りの
着尺に使う生糸です。
光沢のある薄色のタテ糸に、乗るヨコ色に乗らない
のもまたイイ(笑)ヨコ色・・・。
『sunrise 2020』ちょっとずつ織り進んでいます。_f0177373_19124381.jpg
一枚約2メートルの長さの中で、今回は大きく3色に
変化するタイプや、5色に変化するタイプなど
生まれつつありますが。たくさんの色で一つの色を
形成するので・・20センチくらいの長さだと、何色
って言えない途中の(!?)色だったりします。

「それって、有り寄りの無し?無し寄りの有り?」
チビッコのときからモノが好きな娘は、チョット
高価なモノが欲しいときは先に私たちに振ってみて
親の反応が悪くなさげなところを当たってみる(笑)
というテクニック(!?)の持ち主。
最近はかなり精度を上げてきまして、まんまと娘の
術にかかってしまうバカな私(トホホ)。。。

つい先日も。
彼女がずっと目星を付けていたヒョウモンリクガメ
のベビーちゃんを買わされまして。
まずはそのブリーダーさんがどれだけカメ愛のある
方で、幸せなカメちゃんかということから始まって
上手に飼えば50年ともいわれる寿命のものだから、
一刻も早いほうが・・・と熱弁のプレゼンで結局。
弾丸で南部町の家の草刈りに行った翌日。
レンタカー借りてるうちにと、クタクタのクニヒサ
まで・・。前橋まで受け取りに(笑)。
そうなると、これまた彼女の思惑通り!?
彼女と同じかそれ以上にメロメロのカメ主の私たち。

何色って言えない途中の色が、実は一番好きな色な
のかもしれません。。。










# by senshoku-iwasaki | 2020-07-01 22:50 | 纏う布・暮らしの布
久々にショール『sunrise』に掛かろうと思います。
sunriseは、移りゆく時の色。ココロの色。
織りでしか表現できない、絶妙な色の変化です。
二度と同じモノが出来ないのは、エスキースも
何も作らず、ただ心のままに杼(シャトル)を
走らせるから。

iwasakiにしか作れないと自負しているのは・・。
使う絹糸は全て、今までに着尺や帯地、ショール
に使った糸たちで形成するということと。
何より私(エツコ)が織るわけなので、ほんの
少し残っている糸も確実に、更に効果的に・・
使い切るということも重要なポイント(笑)。

今回は秋冬向けの『sunrise』なので、まわたの
つむぎ糸も多めに入れようかと。。。
久々にショール『sunrise』に掛かろうと思います。_f0177373_19100267.jpg
大管に、ベースになりそうな残り糸を巻いて。
ここに同系、反対色の細め太め生糸に玉糸・・。
あれもこれも・・と大体8~10色の杼が並び。
ほぼ一越ずつ変化するので・・・。
一枚約2メートルのショール、本体を一枚織る
のに二日~三日かかりまして。
更に房のヨリヨリまで入れると・・・。
あらあら、iwasaki織物の中で
採算度外視枠ダントツの横綱です(笑)。

それでも作り続けたいと思ってしまうのは、
やっぱり。
自分でもキレイだなぁ、幸せだなぁと一番実感
させてくれるのも『sunrise』だったりするのです。

50を過ぎてから。
始末良く生き切ることが目標の私。
つくることと、生きることが一緒の私にとっては
糸も食材も道具もココロも全部一緒。
無駄にしない、無理をしない、ムキにならない、
今この一瞬の、移ろいゆく景色を閉じこめて。







# by senshoku-iwasaki | 2020-06-23 22:48 | 纏う布・暮らしの布
『阿波藍とアイボリー』イワサキ式ドロップス八寸帯地を広げて。
染織こうげいさんでの作品展から戻ってきた
帯、着尺などを仕舞うために巻き直しながら。。
今回も実は(!?)結構新しい試みがイロイロ。
しみじみ眺めて、自分で作っておきながら・・
おぉぉそうだった!と改めて(笑)。

新型コロナウイルスの影響で。
残念ながら今回の作品展では、あまりご覧いた
だくことの出来なかった新作たちでしたが。
今現在制作中のモノたちも含めて、近いうちに
蔵前の、年に数回のiwasakiのshop「増孝商店」
でもご紹介できたらと思っております!
また日程が決まりましたら、このブログでも
ご案内させてくださいませ。

『阿波藍とアイボリー』イワサキ式ドロップス八寸帯地を広げて。_f0177373_19075909.jpg
イワサキ式ドロップスは、空羽の緯吉野。
少し透け感のある爽やかな縞の部分は、徳島の
森くみ子さんに阿波藍で染めていただいた玉糸
です。


『阿波藍とアイボリー』イワサキ式ドロップス八寸帯地を広げて。_f0177373_19082702.jpg
50歳の年のときに50本の半巾帯を作ろうと、
どうにか作り終えてふと。
iwasakiの半巾を組み立てている、八寸帯地
のときの残糸が底を尽き始めたことに気づき。
あれれ、私たち今年51歳ということは?
来年はiwasaki結成30周年になるのかぁ。。。
ふむむ。
『30周年に30本の八寸帯地つくる!』企画を
したらまた半巾もいっぱい作れるなぁ。

かがるだけの八寸も。
半巾と同じ、織りっぱなしでも帯になる織地。
ミミもカワイイ見どころのひとつ。
うむむ。。。
性懲りもなく(!?)
新たな目標が、生まれてしまったかもかも。







# by senshoku-iwasaki | 2020-06-17 23:04 | 着尺・帯