神楽坂フラスコさんでの『きものものの その参』に・・・。
iwasakiも少しだけ出品いたします。
この『きものものの』は、着物好きなハラさんとマキさんの企画によるもので。。。
iwasakiもハラさんとマキさんにお声をかけて頂きました。
お二人ともiwasakiのかなりマニアックな(!?)織り半襟のユーザーさんでもあります。
今週末の3日間のみの開催です。
10月26日(金)~28日(日)12:00-19:00(28日は17:30まで) 
iwasakiは織り半襟と半巾帯を出品いたします。
『日本の夏じたく』展でもご一緒させていただいている、日本刺繍の飯島桃子さんと同じブースです!
7工房出展されます。私たちも楽しみです。。。

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# by senshoku-iwasaki | 2018-10-22 21:47 | 展示会・お知らせ
幸福感真っ最中。神戸・常盤堂の『御影雪月花』と『庵月』。
染織こうげい・神戸店さんでの展示会中に、お客様のRさまから頂戴した素敵な最中たち・・・。
どれもとても愛らしくて美しくて。
包みを開けて「ひゃ~っ!!」
甘いもの好きな私(エツコ)にとって、お菓子は幸せの栄養補給。
アタマもココロもガスガスになったときは、ただただチョコレート中毒のようにチョコを食べ・・。
すぐに猛省をするものの(笑)、周期的に繰り返しておりますが(ビョーキです)。
最中は、ココロ満たされている時にしみじみと。
心豊かな幸せの時間を、私に与えてくれる魔法の御菓子なのです。

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『御影雪月花』の御影は、この常盤堂さんのある地名(神戸市東灘区御影中町)でしょうか。
種は薄めで、特に雪花の緊張感ある窪みも美しくて。
眼を閉じても、この雪月花がまるでシルエットのように浮かぶから御影なのかと思ったくらい・・・。
繊細な意匠系の最中です。
なんと明治からずっと愛され続けている、常盤堂さんの代表選手だそうです。
中は3種とも、しっかりとした大納言粒あんで。
うっすらと種から透ける姿も、明け方にうっすら積もった雪のようにもぼんやりと浮かぶ月のようにも・・
春の宵の桜のようにも見えまして、確かに和歌を感じるような雪月花です。

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そしてもう一つの最中『庵月』も。
大納言粒あんが求肥に包まれて、この雪花のような常盤堂さんのマーク入りの種にサンドされて。
種と求肥で美味しい粒あんを抱きかかえている感じです!美味しいです。

Rさま、この最中をご主人に買ってきてもらったそうで・・・。
ご主人さままで巻き込んでしまって(汗)スミマセン。。本当に恐縮です。
お陰様で何ともいえない幸福感に包まれました。
Rご夫妻さま、ご馳走さまでした。



# by senshoku-iwasaki | 2018-10-20 22:42 | 最中
染織こうげい・神戸店さんで、嬉しすぎる再会。其の2
前回に引き続き・・・幸せなiwasaki織物たちとの再会のスナップです。
本当にこうしてお召し頂いている姿を拝見する度に、沸々とチカラが湧いてきます。。。
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Tさまは以前からiwasakiの織物を、色々とお使いくださっていて。
特に八寸は、違うタイプのものをご愛用くださっています。。。
青木間道をモチーフにしたシリーズ『カモフラカモ』は、グリーンの太い縞に細い色の段。
さらりと、だけどこっくりとお召しくださって。

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これは昨年生まれた、極太の国産キビソ糸を用いた『大きな三ツ崩し』の第1号。
かなり重量感のある野趣あふれる一品なのですが、Tさまこれまた太糸の縞木綿にさらりと合わせて。
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赤紫色のヨコ糸の『銀河絹の山形斜文』は、私たちが初めてTさまにお会いしたときに感じた
『Tさまっぽい』となぜか思ったお色でして。よく『人にはその人のカラーがある』といいますが。
私(エツコ)が一瞬Tさまから感じたお色が、ボルドーだったのかもしれませんが・・・。
こうして様々な色や質感のお着物に、iwasakiの帯をさり気なく組み合わせてくださると。
キモノの場合は、似合う色とかいうよりやはり、その方が引き出されるコーディネイトなのかもと。
あらためて奥の深さを感じました。Tさまありがとうございます!!
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Fさまは『経五色の緯吉野』を。こちらは緯吉野で網代のように見えるタイプ。
よーく見ると、タテ糸がカラフルなので。シックな無地のお着物にチョットだけカラフルな縞が
静かに(!?)賑やかしをしているみたいです(笑)。

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昨年制作した織り半襟をお使いくださって・・・。
こちらは織っていて水族館な気分(!?)になっていたものでして。そうそう、半分ブルーベース
半分ピンクも入ってくる・・・楽しい気分になったらイイなぁと思って作っています。
お使いいただけてとても嬉しいですっ!

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今年の織り半襟を早速にお使いくださってFさま。
今年はざっくりと。ベトナムの黄繭の節糸を使って。Fさまのはクリーム色がベースのタイプ。
ピスタチオ色がベースのものなど楽しく作らせていただきましたので、こうして実際にお使いく
ださって!あぁぁ。嬉しいですぅ。。。

我が家の高1息子は、中間テストまであと数日となりまして・・・。
毎度のコトなのですが(トホホ。。。)レッドブル、モンスター、眠眠打破、これ三種の神器なの
だそうで。「この栄養ドリンクで2日で何とかする!」と。。何とかなるわけないだろうっ!!と
突っ込みつつも。ここまでくると、怒る気力もなく(笑)。
iwasakiは他でもない、何よりの活力剤を今回もたくさん頂きましたので。
元気モリモリで、また次の一越に繋げたいと思います!

ありがとうございました。




# by senshoku-iwasaki | 2018-10-18 22:59 | 着尺・帯
染織こうげい・神戸店さんで、嬉しすぎる再会。其の1
この度も。
私たちにとって何よりの活力源、ユーザーさんの愛あるお召姿を拝見させていただきました。
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先日・・淡い水色に淡いグレーの杉綾織りの2代目を制作させて頂いたRさま。
昨年お納めさせて頂いた、紺にグレーの杉綾織りのお着物にこれまた先月出来たばかりの
白茶の山形斜文の八寸を合わせて下さって!
「『この着物のほうは(タテが濃いので)角度によって濃いグレーにも淡いグレーにも見えたり、
普段はマットに見えるのに光があたると、とても光沢が出たり。その変化がとても気に入っているの。』
とおっしゃっておられました。」クニヒサ。

帯のほうはRさまから伺っていたイメージが、タテが白茶だと思って取り掛かったものの。。
もしかして、ヨコが白茶でタテはアイボリーのほうが近いかも!?と、とても気になり・・一見とても
良く似た、でもビミョーに違う2本を制作いたしましてRさまに選んで頂いた一品。
「『どちらもね、それぞれに良かったの。だからまず岩崎ご夫妻が初めにこうだと思ったほうがより、
iwasakiさんらしいのかと思ってこちらにさせていただいたんです。』ってRさまが」クニヒサ。
「うは~。ありがとうございますぅ。。。帯締めもほんと素敵!」私(エツコ)。
「あ、それ私も同じ反応したんですよ(笑)。
そしたら『そりゃもう!道明さんのとっておきよっ!(笑)』って。」クニヒサ。
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翌日。なんとご自宅のお近くの和菓子屋さんの最中をお持ちくださって、またお越し下さり・・・。
この日は白大島にあの山形斜文を。あぁぁ。気に入っていただけて本当にヨカッタ。
8月にクニヒサが織っていた長女(!?)の山形斜文。白っぽいお着物に合わせると、しっかりとベージュ
のような白茶を感じます。本当にお似合いです。
Rさま、今回お納めした淡い水色とグレーもとても喜んでくださって。『また来年までにお願いしたいのが
あって・・・。』と、これまたRさまらしいシンプルで健やかな格子の着尺とざっくりとした八寸でして。
制作させて頂くのがとても楽しみです!頑張ります。
Rさま差し入れの最中は、(これがまたステキなのです。。。)あらためてご紹介させていただきますっ!
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青木間道をモチーフにしたシリーズの八寸、『Ghana choco』を沖縄の織物に合わせてお出で
くださったKさま。カッコイイ大人の赤の着こなしで、クニヒサのスナップに釘付けの私。。。
Kさまもトーンは同じでも、タテヨコ違う色で織り出される微妙な無地の杉綾織りユーザーの
おひとりです。
この日はさらに。
写真ではわからないのですが、帯揚げはiwasakiの「帯揚げにもなるストール」を!
うわぁ。嬉しいですっ。Kさまもいろんなiwasakiをお使いくださっているユーザーさんです。

『Ghana choco』は、渡りモノをイメージした縞のシリーズです。
赤は、制作するのに「作るぞ!」みたいなちょっとした勇気が要りまして・・・。あまり数を
作っていないのですが。Kさまのお姿を見ていたら、また新しい『赤い』シリーズを作りたく
なったiwasaki夫婦です。

Rさま、Kさまありがとうございます!!
嬉しすぎる再会は、まだ・・其の2へ続きます。





# by senshoku-iwasaki | 2018-10-16 23:04 | 着尺・帯
染織こうげい・神戸店さんでの展覧会、お陰様で終了いたしました。
今回で5年目となりました染織こうげい・神戸店さんでの展覧会。
こうげいさんは、辛抱強くiwasakiをご紹介し続けてくださって・・・。
お陰様で神戸でも。
iwasakiユーザーさんが一人またお一人・・と。そしてリピートしてくださいまして。
お出かけいただきましたお客様、こうげいさんのスタッフの皆さま、
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
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金・土・日とお邪魔させて頂いていたクニヒサも昨夜戻りまして。
今回も温かいお客様方に・・・様子を伺った私(エツコ)もたくさんの勇気を頂きました。
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今回も。
ユーザーさんによる、嬉しすぎるiwasaki織物との再会が!(涙)
それはまたこれから・・・。
アップさせていただこうと思っています。
ありがとうございました。


# by senshoku-iwasaki | 2018-10-15 22:38 | 展示会・お知らせ
明日11日(木)より染織こうげい・神戸店さんでの展覧会はじまります。
今回のテーマは、糸ぢから。
糸味ある、自家織物的な、織物力溢れる・・・モノにしたくて。
味わい深い、秋冬にぴったりな織物を作りました。
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新作の御柱太織り着尺の三つ崩しは、スカッと秋晴れのような爽やかさで。
双子の座繰りの節だらけの生糸を、贅沢に太く撚糸して頂いた特別な絹糸は、タテヨコ同じ太さ。
握るとキュッキュッと気持ちいい絹鳴りがします。
iwasakiの織物全てにおける目標は。
個人規模の、少量生産ならではの「デザイン先行ではなくて、一見どーってこと無いけど、
じわじわくる、ありそうだけど今は無い手仕事」でして。
この御柱太織りシリーズは、その骨頂かもしれません。。。
40代のうちに作ることができるなんて!それもこれも『御柱』と名付けられたデッドストックの
節だらけの糸に出会ったから。
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織り半襟のシリーズも。
今回はざっくりと糸味。野蚕系でもベトナムの黄繭の節糸です。
ステンドグラスのようなイメージで。
こっくりと深いお色のお着物の日にも・・・首元にキラリと明るい光が差すとイイなぁ。。。

染織こうげい・神戸店さんでの展覧会は11日(木)より15日(月)まで。
12日(金)・13日(土)・14日(日)は、クニヒサが神戸店さんにお邪魔します。
お出かけいただけたら嬉しいです。



# by senshoku-iwasaki | 2018-10-10 22:38 | 展示会・お知らせ
緯吉野半巾帯『冨貴寄せ・糸ぢから』シリーズ。
残り糸からの逆算で生まれる、iwasakiの半巾帯。。。
何かいいタイトルないかなぁ?と思っておりました。
残りものには福がある。
お宝の福糸たちは色とりどり。
あらあら、いいお名前がありました!『冨貴寄せ・糸ぢから』。。

今年も。なんと5年目になりました、
10月11日(木)~15日(月)染織こうげい・神戸店さんで展覧会をさせていただくのですが。
今回のサブタイトルは、糸ぢから。
iwasakiはいつだって他力本願(笑)。
チカラのある糸たちにいっぱい助けてもらって・・・iwasakiの織物になっていきます。
今回もたくさんの糸ぢからで、織物力溢れる・・・になっていたらイイなぁ。
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糸ぢからある、この一越に織物力を込めて。
もちろん、無地の着尺だって「この一越」の連続です。

染織こうげい・浜松店さんでの展覧会から・・・ほぼ毎日休日無しで。
まるでガチの運動系部活動並みの連日稼働で。
なんだけど。
まるでのんびりゆるゆる見えちゃうのは、手織りの特権かもしれません。

キモチだけは織物マシーンのつもりで(笑)。
せっせせっせと、大汗をかきながら作りためてきた織物を、検品して巻きなおして。
荷造りをするために全部の織物を並べてみたら、
なんでか制作したはずの私たちのほうが、織物たちにチカラをもらった気になりました。
無駄無く糸を使いきって、(ビンボー臭くなんてありませんよ・笑)。
冨も貴もある寄せ集めの、49歳iwasaki夫婦の現在精一杯の仕事展となりそうです。
関西方面の方々にご覧いただけたら嬉しいです。



# by senshoku-iwasaki | 2018-10-08 23:07 | 着尺・帯
縹藍紺 JAPAN BLUE 2018 第9回 森くみ子展ー深遠なる蒼い時間ーに行ってきました。
銀座のギャラリー新居東京さんで昨日から始まりました。

森くみ子さんの深いブルーの世界に、更に今回は。
森さんの約40年に亘る阿波藍の謎解きを『阿波藍のはなし』という1冊の本にされまして。
これがまた大変興味深い日本の歴史でもありまして。
蓼藍や、藍建ての方法にももちろん触れていますが、
そういった技法書とは一線を画す森さんならではの切り口なのです。。。

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森さんとはコラボを進めておりまして。
iwasakiの織物に、森さんが染められた阿波藍の絹糸を使って・・・。
今までに「阿波藍とアイボリー」というシリーズでは制作しておりますが、これから少しずつ。
来年の『日本の夏じたく』展までに考えている阿波藍の新シリーズをカタチにせねば!と思いました。

第9回 森くみ子展ー深遠なる蒼い時間ー
2018 10月5日(金)~10月20日(土)
11:00-19:00(土曜・10/8祝は18:00まで)日曜休廊

ギャラリー新居東京
〒104-0061
東京都中央区銀座1-13-4 銀座片桐ビル5F
Tel 03-6228-7872





# by senshoku-iwasaki | 2018-10-06 22:47 | いわさきのつながり
Kさまの杉綾織り羽尺と、Rさまの杉綾織りの着尺。
9月に取り掛かったご注文の杉綾織り2種。
2点とも写真ではわかりにくいのですが、タテ色とヨコ色が違うことで出来る無地です。
だけにムズカシイのは、織ってみないとワカラナイ色味。
ヨコ糸を入れてみて、おぉぉ・・・これはタテ色が違ったか!(涙)な事件(!?)があったりと。
今日のトホホは、明日の引き出しと信じて(笑)。
織り上がりまでに予定より時間がかかってしまいました。
Kさま、Rさま、遅くなりまして申し訳ありませんっ。
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Kさまの羽尺は、黒っぽいけど真っ黒ではなくて。
杉綾の切り替えしで見え方の変わる、糸目が見えるのがご希望で。
切り替えも3段階で大中小に変化します。
ヨコ糸の赤城の節糸もかなり味わい深く、男性の羽織り地として軽過ぎず重厚過ぎず・・良い感じになった
のではないかと制作者としては思っているところなのですが。。。
Kさまの反応がとても気になるところです。。。

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そして今日織り上がったのはRさまの杉綾織りの着尺。
タテ色が水色。ヨコ色に淡いシルバーグレー。
Rさまは昨年もタテが紺で、ヨコがグレーの杉綾織りをご注文くださってご愛用いただいて。
今回のものはコントラストが強くないので、全体として柔らかなブルーグレーに見えるのですが。
Kさまの切り替えよりも小さな3段階で変化します。
昨年の杉綾着尺とはまた違う、きっとこちらもRさまにお似合いになるだろうなぁ。。と思いながら。

10月11日~15日 染織こうげい・神戸店さんで今年も展示会をさせていただきます。
Rさまは神戸店さんのお客様。どうにか間に合ってヨカッタ。。。
12日(金)・13日(土)・14日(日)とクニヒサが会場にお邪魔する予定です。
ドキドキのRさまのご感想は、直接おうかがいしたいと思います!
実は神戸店さんでの展示会にむけて・・・iwasaki、まだまだ最後の悪足掻き中でして。
うぅぅ。。。が、頑張っております!(汗)。



# by senshoku-iwasaki | 2018-10-04 22:12 | 着尺・帯
こっくりと。
秋冬にも合いそうな半巾帯も織っています。
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南部町から持ってきた3台の機は、現在Rさまの杉綾織りの着尺に新作の八寸帯地にこの半巾と。

作業を進める中で、糸を染めたり乾かしたりする『待ち時間』に取り掛かるのが半巾帯だったりします。
残り糸をあれやこれや・・・
足りるかな?大丈夫かな?とか考えながらやりくりするのも、スリリングで楽しい・・・
あれあれ、これってもしかして。
iwasaki家の暮らしそのものだったりして(笑)。
どうりで私(エツコ)は、作るのも使うのも半巾が大好きなわけだわ・・とミョーに納得。

アタマで考えたデザインだけではつまらない。
タテ糸にヨコ糸を入れた時に訪れる、思いもかけない粋な出会いにワクワクするのです。
そして更に。
糸ヂカラある織物力溢れる半巾帯は、これまたチカラのある織りのキモノにさり気なく合いまして。
そんなユーザーさんのお姿に、これまた作り手としては思いもかけない粋な出会いにワクワクなのです。

ただ残り糸からの逆算で・・・やりくりをして生まれる織物は、ある意味クセの強いモノでもありまして。
好き嫌いがはっきりと分かれるモノかもしれませんが。。。この半巾帯も。
愛おしい・・・。そう思ってくださるユーザーさんに出会えると嬉しいなぁ。





# by senshoku-iwasaki | 2018-10-01 22:34 | 着尺・帯
新しい八寸帯地は、おめでたい(!?)チョロギ紋です。。。
チームイワサキ、今年はまぁ…。紆余曲折だらけ(涙)。
思うように思ったように、狙ったところに一度で着地出来ないのです。
あれあれ、チョットチョット・・・。が~ん。トホホ・・・。
こんなことばっかりで。
ちっとも前に進めず、三歩進んで二歩下がり。
おぉぉ。でも一歩は進んでいたか(笑)。

ただ、26年もやっていると。
アカーン!と思ったら直ぐ、修正の舵をきるコトが出来るようになりまして。
意地を張って固執しすぎるのは、織物制作には危険なことも多々。
底なし沼から脱出するのはもっと大変だから。
途中で予定変更、方向転換をして向かっている取り組みの一つがこちら。

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本当は、タテ糸にこの生糸に赤城の節糸を経てて。昼夜織りを考えていたクニヒサ。
木枠に巻き始めた節糸があまりにも節が凄くて。引っ掛かるコト間違いなしな不安が。
整経を始めてからその不安は早くも的中。
「これは撤収でしょう。」私。
「やっぱり・・・ですかね。」クニヒサ。
お宝級の節糸は、次回もう一度使い方をもっと考えて必ず使うとして。
今回は生糸のほうで。
「山形斜文の八寸の、新しいバージョン作りませんか?」私。
「あ!そうきます?なるほど。」クニヒサ。

そこからクニヒサの試行錯誤がまた始まりまして・・・。
生まれてきたのがこの、チョロギのような紋様の薄手のタイプの八寸帯地。
これなら御柱太織りシリーズのようなヘヴィーウェイトな着尺にも良さそうです。
ただ、初めの一歩は確実に。
いろんな試練も付いてきて・・・。
かなり苦戦をしながら一歩一歩。

寿の文字のようなチョロギ。おせち料理にちょこんと入ってるカワイイ存在。
それが数珠つなぎのようにいっぱい!
たくさんの『寿』で、失敗続きのiwasakiに今度こそ!百点満点の着地となりますように。。。






# by senshoku-iwasaki | 2018-09-25 23:45 | 着尺・帯
ご当地ど真ん中最中「両国力士もなか」と、「千体地蔵最中」。
お彼岸のころともなると渋茶の美味しい季節。
私(エツコ)の酒飲みだった父は、何にでもかこつけて♪酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ~♪と
いつも酔っぱらっておりましたが(笑)。
下戸の我が家にはアルコールはありませんので、写真の父に季節の(!?)最中を。

蔵前のiwasaki工房は、かつての蔵前国技館のすぐ近く。現在その跡地は都の下水道処理施設と
「蔵前水の館」という建物がありますが、その脇の蔵前橋を渡れば墨田区。
両国あたりまでは楽しいお散歩コース。途中、この辺りでは大きめのスーパーもありまして、
よく若いお相撲さんたちにも出会える、びんつけ油の香りがクニヒサには懐かしい街でもあります。
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そんな両国散歩で出会ったのが「半生菓子司・とし田」さんのその名も「両国力士最中」。
まあるい土俵の中にお相撲さんが可愛いです。しっかりとした粒あんがぎっしり。力持ちになれそう。
こちらのとし田さん、季節の生菓子や半生菓子、そして「すもうねこどらやき」も可愛くて美味しい一品。
そちらは、はすまるさんの「すもうねこ」が焼き印で描かれています。
さすがお相撲の街、両国です。
美味しいちゃんこ鍋屋さんもひしめく両国。あぁぁ。これからの季節はたまりません。。。


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先日の『小さな増孝商店』に来て下さった、日本刺繍の飯島桃子さんからお住まいの東村山の差し入れが。
「地元の和菓子屋さんでこんな最中があったんですよ~。
でも私はこの千体地蔵のある、正福寺の地蔵堂には行ったこと無いんですけどね~(笑)」
東村山の「御菓子司・清水屋」さんの栞によると・・その地蔵堂は、都内唯一の木造国宝建造物だそうで。
一木造りの小さなお地蔵様が祀られているそうなのですが、祈願する人はこれを一体借りて持ち帰り、願い
が叶うともう一体添えて奉納したそうで・・・いつしか千体と呼ばれるほどたくさんになったと。
そんな郷土の誇りも込めてつくられているそうで。
しっとりとした粒あんに求肥の入った、カタチは四角だけど、こちらもまあるい優しさあふれるお味です。
飯島さんには以前にも。
東村山といえば(!?)の「だいじょうぶだァー最中」などユニークな一品をセレクトくださって!
飯島さん、ごちそうさまでした。



# by senshoku-iwasaki | 2018-09-20 22:45 | 最中
日常に戻りまして、今日は湯通しをしました。
秋らしい陽気になって、織り半襟もざっくり規格で新登場です(笑)。
外は雨交じりでも・・・湯通しは屋内作業ですので、最新の御柱太織り着尺と半襟も。
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来月に。
お世話になっている、染織こうげい・神戸店さんでの展覧会が控えておりまして。
こうげいさんでは毎年発表させていただいているので、キモチとしては昨年から準備しているつもり
なのだけど。
うむうむうむ。。。
あれあれあれ。。。
一年って、あまりにも。あっという間に過ぎ去ってしまいまして。
こうげいさんの浜松店さんと、神戸店さんとで季節も違うし内容も変えたい!とも思って。
ご注文で頂いた仕事を進めさせて頂きながら・・・地味に新作(!?)を。
新作ではあるんだけど、あんまり代り映えしないのがiwasakiの芸風なものだから(笑)・・・。
おぉっ!!と目を引く新作はまだ出来ていないかもかも。

クニヒサとの作戦会議は、今朝湯通ししたこの織り半襟を干しながら。
「やっぱり。新しい八寸の企画やってみますか!」クニヒサ。
「シリーズ化させるには、第一弾の色味って大事だったりするのよねぇ。」私。
ガラス越しに見たことあるような男性が通ったような・・・?
「うわっ!!ビックリした~!」クニヒサ。
「えぇっ!?」私。
「お二人ともビックリしすぎですよ(笑)。」
笑いながらひょいとやって来てくれたのは、染織こうげいの社長さんでした。
「コレ、知ってます?」
セブンイレブンの袋から取り出したのは、生キャラメルならぬ生ミルキー。

お口です~っと溶けてしまうママの味に浸りながら・・・。
社長さん帰られた後も、次に機に掛かる糸を準備しながらアタマの中は新企画を。
まだ社長さんには話せなかったけど。もう少し頭を整理して・・間に合うとイイんだけどなぁ。。。




# by senshoku-iwasaki | 2018-09-14 22:40 | 工程
9月の小さな増孝商店、お陰様で終了いたしました。
たった三日間限りの、とっても狭いスペースの、小さな増孝商店でしたが。
お出で下さった皆々様・・・心より感謝しております。。。
ありがとうございました。

一越しの糸のチカラを信じて。
なんてことのない、だけどありそうでない、少量生産だからこそ作れる自家織物的な。
不確かで、微妙で、揺らぎがあって。
不完全かもしれないけれど、堅牢で、健康的で。
そんなiwasakiの織物の足りない部分を、ユーザーさんに愛して頂いているだと実感した
幸せな三日間でもありました。
作り手の仕事に使い手の愛が加算されて10にも、または合わせる帯であったりキモノによって
12にも13にもなったら・・・!そのモノは、本当に幸せだと思うのです。

そんな幸せな織物たちを、作り出せる幸せを噛みしめて。
また明日から織り進めたいと思います!


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今日ご主人と、1歳のお子さんと3人でお出で下さったYさま。
銀河絹の山形斜文の半巾帯を締めてくださって。なんと着付けはご主人がされるそうで。
藍の絞りの爽やかなお着物に舞い降りた蝶々のようでした。ありがとうございます!!





# by senshoku-iwasaki | 2018-09-09 23:10 | 増孝商店 KM
小さな増孝商店、ひっそりとオープンしました。
本日より9日までの三日間のみですが。。。久々の営業です。

怪しい空模様にもかかわらず、お出かけ頂きましたお客様ありがとうございます!!
ブログをご覧になっていてお出で下さったという方や、すぐご近所にお勤めで以前から気になって・・・
という方々もありまして。
ありがたいやら恥ずかしいやら・・・。
いつもとは違う、汗だくのiwasaki夫婦です(笑)。

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明日、明後日と、こんな感じで・・・。
小さな小さな増孝商店ですが、織物力はたっぷり織り込んで。(・・・つもり笑)

iwasakiの仕事をご覧いただけましたら嬉しいです。



# by senshoku-iwasaki | 2018-09-07 22:25 | 増孝商店 KM
台風一過の青空の。
切れ端のような水色は、神戸のRさまの杉綾織りの着尺のタテ糸になります。

昨日の大型台風は、神戸・大阪にも大きな被害をもたらして。
お世話になっている染織こうげい・神戸店さん、Rさまはじめお客様や皆さまのことを・・・
思いめぐらしながら、ニュースを見ながらそわそわ。
富士宮市の一時間の最大降水量が120ミリを超えたと聞けば、南部町の家も心配になり。。。

そんな曇り気分を吹き飛ばすかのように・・・昨日クニヒサが染め始めたのがこの水色。
今朝のり付けをしまして。
ぐんぐんとお天気の回復とともに乾きはじめまして・・・。
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パンパンと、カセをさばくクニヒサも大忙し(笑)。
あっという間にパラリとキレイに乾きあがりまして。
昨日の大嵐は何だったのと、憎らしいほどの青空に。。。

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昭和製のゼンマイと呼ばれる糸巻きで、ぐるぐると一度木枠に巻き上げまして。
ここからは手動で、回転数で長さを確認しながらクニヒサが巻き返すのですが。
それがガラガラと。
この機械よりよっぽどうるさいので、別の作業中の私・・考え事も出来ません(笑)。

Rさまの杉綾織りの着尺。
この青空をタテに、ヨコには淡いグレーの予定です。

今日のお天気のように、被災された全ての方々にどうか一日もはやく青空が戻りますように。

# by senshoku-iwasaki | 2018-09-05 23:37 | 工程
クニヒサが取り掛かったのは・・・。
以前制作した杉綾織りの『砂とラピス』をご覧になられたお客様から・・・。
「この色合いで地紋のタイプに出来ますか?」とのリクエストを頂きまして。
Sさまの地紋版『砂とラピス』制作中です。。。

写真ではわかりにくいのですが。タテは明るめの紺、ラピスブルーでして。
ヨコはつむぎ糸で、ちょうど・・ラブラドールとゴールデンレトリバーの中間のような!?砂色です。
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ニュアンスは似ているのですが。
地紋のシリーズは平織りですので、杉綾のときとはまた違う表情になります。
それとヨコ糸が太い細いあるつむぎ糸なので、越し数で丸を作るのですがそれが不均一になるところも。
織物の面白さはこういうところかもしれません・・・。
タテヨコともに生糸を用いれば、キッチリと上等な織物に。
こうしてヨコにつむぎ糸や、座繰りの玉糸を使うと揺らぎが生まれて不完全なところが愛おしいのです。
私(エツコ)の個人的な好みでいうと、圧倒的に後者でして。
このヨコにつむぎ糸を使ったSさまの着尺も。
私が取り掛かっているKさまの黒っぽい杉綾織りの羽尺も、赤城の座繰り玉糸がヨコなので。
どちらも無地っぽいんだけど、あぁ愛おしい(笑)織物力にあふれております。

地紋のシリーズは、ヨコ糸の越し数を数えながら織るので無口になります(笑)。
黒くて糸が見えにくいKさまの杉綾も、無口になります。
今週末の金・土・日は、小さな増孝商店の営業日ですから、せめて私のほうだけでも織り上げて。
織り途中でも機から立ち上がれる(!?)織り半襟のタテ糸が、隣りの機にセットされまして。。。
「早くしてね」クニヒサからの無言の圧が・・・。




# by senshoku-iwasaki | 2018-09-03 22:51 | 着尺・帯
かなりストイックな・・・黒い杉綾織りを制作中です。
Kさまにご注文いただいたのは羽尺。
男性の方なので生地巾があり、タテ糸本数は約1600本。

タテヨコともに黒いとなると・・・糸目が見えない(涙)。。。
老眼鏡をかけて、時には更に拡大鏡をかけて(笑)、一寸ずつ。
一寸を「チョット」と読むと知ったときは、一寸がこんなに長いなんて思わなかったなぁ。
織物では鯨尺なので、一寸は約3.78㎝。
それが長く感じるくらい、中2娘の夏休みの宿題に例えると「地味に終わらない」かと(笑)。
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Kさまからのリクエストは黒っぽいんだけど、真っ黒ではなくて切り替えしの織り柄が見える感じ
ということで。先にタテ糸を濃いグレーで経ててヨコ糸に黒を入れて織ったのですが・・・。
タテの密度が高いので、全体的にはグレーが強く出てしまいまして。
これはもう一回、タテ糸をやっぱり黒にして織り直してみたところKさまのイメージに近いものに。
あぁヨカッタ。
それにしても。一度でたどり着けないのは、やっぱりiwasaki(涙)。
これが一度でキマルと(たまーにそういう時もありますが・笑)スカッとイイ気分になるのだけれど。
ナカナカそうはいきませんで。

美術系の高校に進みたいと思っている娘。
夏休みの宿題のポスターや、美術の課題がどうも気に入らないらしく。
描きなおすために近所のシモジマに画用紙を買いに行ったと思ったら、翌日は切らしたポスターカラー
がシモジマに無いと新宿の世界堂まで行き・・。翌日ひとつ足りなかった~!とお茶の水の画材屋さん
まで行き。特別に絵が上手いわけでもないし、要はカタチ!?文房具好きなだけなのかもだけど(笑)。
確実に彼女がボツにしたものよりかはよく描けているみたいなので・・・やっぱり彼女も。
幼少の頃から不器用といえば、アニキのほうだけかと思っていたけれど(トホホ・・・)
一度でたどり着けない、不器用な血を引き継いでしまったのねぇ・・・と。
ただ・・・。
娘も私も。
地味に終りそうもない・・・(涙)。




# by senshoku-iwasaki | 2018-08-28 23:43 | 着尺・帯
つばめちゃん(5歳)からのタイムトンネル。
蔵前の自宅部分のリノベーション設計施工をしていただいた、つみき設計施工社の河野ご夫妻。
5歳と1歳の可愛いお嬢さんたちがいて。
先月河野さんにお会いしたときに、
「つばめが大好きな絵本があって。そこに出てくるもぐらのズボンが欲しいというので、
(つみき設計施工社の)夏目さんに同じようなズボンを作ってもらったんですョ。
あ、もしかして岩崎さんも『もぐらとずぼん』ご存知ですか?とてもいい絵本なんです。。。。」

我が家の子供らは、特に息子のほうはチビッコ時代に絵本が大好きで。南部町の図書館で随分と
イロイロ借りてきては読まされた記憶がありますが・・・つばめちゃんくらいの頃は、長新太さん
のキャベツくんシリーズばかりだったような・・?う~ん。10年も前のことになるのかぁ。。。
「『もぐらとずぼん』、どんなお話しなんですか?」iwasaki夫婦。

そんなやりとりがあって、お盆の前に。
河野さんご一家が現在暮らしている、市川の瑞々しい梨とともに届いた絵本。うわぁ!
おおぉ。なるほどぉ。。
ある日もぐらくんが見た、大きなポケットのついたズボンが欲しくて・・それを作るために様々な
工程や、手(といっても、登場人物は虫や、植物に動物たちなのですが・・)を経て亜麻(リネン)
を育てて繊維をとり、クモくんたちと糸を績んで、コケモモくんが青く染めて、アリさんたちが
機織りしてくれて布にして、エビガニくんが生地を裁断して、ヨシキリくんが縫い上げて。
もぐらくんのズボンが出来るまでの物語は、モノづくりの原点。
決して一人で完結するものではなくて、曼荼羅のように関わりあってより良いモノに。
つみき設計施工社さんの建築に対する考え方も、iwasakiの織物づくりも同じです。

作者のエドアルド・ペチシカさんと作画のズデネック・ミレルさんはチェコスロバキアの方。
コットンではなくリネンというのもチェコらしくて。
景色が少しずつ春から秋に向かってゆく画も素敵で。
そしてびっくり。初版は1967年。あら、私より2歳年上。
なんと2016年に90刷とあり、ロングライフロングセラー。

この物語、最初にもぐらくんが土の中から宝物を見つけます。その宝物をいつも入れていられそうな
大きなポッケに惹かれたズボンなのですが。。。
宝物は、縄に安全ピン、折れた釘に毬、割れた鏡。どれも人間の捨てたゴミなんだけど
それを大切にしまうポッケのついたズボンを素材からつくるって??
という現代人が忘れてしまった過程を追う物語でもあります。
エドアルドさんが鳴らした警鐘は、50年もここ日本でも愛され語り継がれて。

iwasaki夫婦がもし、5歳のころにこの絵本に出会っていたら・・・?
でもやっぱり。
織物屋になっていたかな・・。
それにしても。
鶴の恩返し、狸の糸車、そしてアリさんかぁ・・・。
私たちにとって織物は、結構・・いやかなり難しいんだけどなぁ・・・(涙)。

5歳には戻れないけれど。
河野ご一家さんのお蔭で。
あらためて26年前のiwasaki結成時の初心に返ることが出来たお盆でした。
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# by senshoku-iwasaki | 2018-08-22 22:42 | 岩崎のある日
9月の小さな増孝商店のお知らせ。
4月に蔵前に引っ越しをしてきまして。
この引っ越しが(覚悟はしていたものの・・・)大幅に仕事を遅らせまして(涙)。
ナカナカ「年に数回のiwasakiのshop・増孝商店」をオープンさせることが出来ませんでしたが。
ようやく少し落ち着きまして。。。

とはいっても。機道具でshop部分はかなり狭くなってしまったので。
来月から『小さな増孝商店』として3日間だけオープンしようと思っております。
9月は、7日(金)・8日(土)・9日(日)の3日間。
昨年の梅雨場所以来ですので、あらあら1年以上経ってしまいました・・・(汗)。

今回はご案内はがきもなくて、このブログでの告知のみなのでひっそり(!?)とですが。
よろしければお出かけください!
織りたてホヤホヤの最新作から、制作途中の機上のものまでご覧いただける工房shopです。


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写真は今日の景色。
増孝商店をいつも楽しみにして下さっているTさまのご注文の着尺のタテ糸を染めました。
以前制作した深いグリーンのグラデーションの地紋の大きな格子の着尺をご覧になって、
Tさまのお好きな淡いターコイズグリーンのご希望で。

工房ですので今までに制作してきました着尺や帯地のサンプルも多々ございます。
Tさまのようなご希望も、打合せをさせて頂きながら制作することも出来ますので
お気軽にご相談くださいませ。

小さな増孝商店、しばらくは不定期で開店を予定しております。


# by senshoku-iwasaki | 2018-08-18 23:02 | 増孝商店 KM
新しい山形斜文の八寸帯地は、『となりの芝生』。
モフモフとした芝生のような。
写真ではわかりにくいのだけど・・・青々とした枝豆のようなヨコ糸は、国産のキビソ糸。

連日・・猛暑猛暑の今年の夏も。
立秋も過ぎて、残りの夏。
名残りを惜しむようなキモチにはまだまだなれそうもないけれど、脳内だけでもスズムシの音色。
う~ん。カラリとした秋風に、高い空。
イメージは、舟和の芋羊羹が一番美味しく感じるころかなぁ。。。
こっくりとした、濃い茶の紬なんかに合いそうな。
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この夏は私(エツコ)の妄想も。
暑さのせいか慌ただしさのせいなのか・・・ナカナカ旅に出ませんで(笑)。
どっぷりと、落ち着いて機に座り続けるコトが出来なくて。
なんやかんやと用事が。。。(涙)
織りばっかりは。イライラしてもなんの得も無いどころか、失敗したりの損しか無いものだから・・・。
余計な妄想時間が無くなっているのかもかも。そうだとしたらそれは良くないなぁ(笑)。

少しだけ。ささくれそうな心にオイルを塗って。
南部町の山の中の仕事場が恋しいなぁ。あの工房は最高だったなぁ。。。
あ、これってもしかして。
隣りの芝生は青くみえるみたいなものかしら!?
いやいや。蔵前の工房も。



# by senshoku-iwasaki | 2018-08-11 22:17 | 着尺・帯
芽が出たい?めでたい(!?)話。
先日・・・高1息子の誕生日に、中2の娘からのプレゼント。。。
いろいろと。落ち込みがちなアニキに対して少しでも癒しになるかと思ったみたい(笑)。
毎日部活で真っ黒けの息子に、確かに似ている・・・。
中学のときに始めた軟式テニス。
ヘタクソだけど面白くて、上手くなりたくて自分で選んだ高校で。
ガチで頑張っている・・・つもりなんだけど、どうもいろんな意味で空振りで。。。
生まれて初めて人間不信に陥り・・・(笑)。
「ソフトテニスは好きだけど、部活はもうムリかもしれない。」息子。
まぁ、それはそれでもどうであれ、人生の肥やしになるんじゃないかなぁ。

「兄ィちゃん、そのうち芽が出るョ。」娘なりのメッセージは、思いのほか早くカタチに!?
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意外にも息子は気に入って。自分の机に置いて霧吹きは欠かさず、昼間はカーテンを開けて・・・。
4日目には本当に芽が出まして。
「とりあえずヨカッタわー。コイツまで芽が出なかったら、マジで落ち込むとこだった~。」息子。
やっぱり気にしてたか。。。
先週末。奇跡的に(!?)息子も娘も部活が休みで、二人それぞれ南部町の仲間に連絡をとっていて。
久々に地元に帰省。親のほうは草だらけの庭と、閉め切ってカビだらけのリビングの大掃除(涙)。
クッタクタでヘットヘトの私たちにとは対照的に、息子は嬉々として。
たった1日半だったのに。
幼なじみメンバー、中学からの部活メンバー・・・そしてやっぱり。ソフトテニス。
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蔵前に戻ってきたらこんなに!
「帰るところがあるって、やっぱイイね。みんなそれぞれ頑張ってた。。。
オレもね、せっかくガット張り替えたばっかだし、次の張り替えまで頑張ってみようかな。。」息子。
そりゃヨカッタ。いや、嫌ならいつでも辞めたって構わないんだけどね・・って思いつつ。
来週から地獄の(!?)夏合宿が始まるらしいのだけど。辞めるタイミング逃したのかも(笑)。

娘のほうは。
やはりソフトテニス部だったけど、こっちの中学に無かったものだからバドミントン部に転向。
それがソフテニよりずっと面白かったそうで・・・。
ほらほら、そういうことだってあるから、何がイイってわからない。
息子の誕生日の1週間後に誕生日の娘、このプランツの3倍くらいのヨネックスの練習着をアニキに
買ってもらって。海老で鯛を釣ったばかりじゃなく・・・。
「よく考えたらあいつ、オレに借金3千円あんのよ。なんかチョット気の利いたプレゼントした気に
なってて、オレも不覚にも喜んでしまって・・・バカじゃん!って(笑)。」息子。





# by senshoku-iwasaki | 2018-08-07 23:00 | 岩崎のある日
生まれて初めて。
最初から最後まで・・・隅田川花火大会を堪能いたしました。
実はココ蔵前で生まれ育ったクニヒサも、(母も!)最初から最後まで花火を眺めたコトは無いそうで。
人が多い、暑い、そして何より面倒くさい(笑)の三拍子!?あはは。嫁の私(エツコ)も同じでして。
なので自ら率先して行くコトは・・・まず考えられないのですが。

今回は、町会婦人部のお姉さま(御歳84歳!)からのお誘いで。
私の実家の母と同い年のその方は、盆踊りが大好きで。
踊りは勘弁してぇ~な私だったのですが(涙)、あれよあれよ・・と揃いの浴衣を与えられ、参加した
ことのない母の代わりに!?参加させていただいたのが先週のこと(笑)。
会場は柳橋で、踊りも小粋で素敵な曲が色々あったのですが。結局何一つ覚えられないまま終わった
私の2018夏でしたが(笑)、ご一緒したこのお姉さま、2時間キッチリ二日間踊られて。
さすがに帰りには「足元がふらつくわ~」とおっしゃって。「じゃ、一緒に帰りましょう」と私の太い
腕をお貸ししまして(笑)・・・。そのお礼にと、花火に絶好のロケーションの場所3席のうちの2席を
くださいまして。本当は娘と一緒に・・と思って下さったようなのですが、娘も息子も夏期講習や部活
で家にいないものだから・・・結局クニヒサと二人で初花火。

台風の影響で、予定より一日遅れた日曜日。
厩橋近くのリバーサイドのその屋上は、祖父が遠い昔に暖簾分けしていただいたお店のあったあたり。
隅田川からの風が心地よくて。。。
手前の第2会場と奥の第1会場の花火が同時に見られる、本当に最高のスポットでした。
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「ババちゃん、一緒に行きませんか?三婆婆で(笑)。来年拝めるかわかりませんよ・・・。」私。
「失礼ねー。あたしゃまだいつでも見られるわよー(笑)。涼しい部屋の中から見える花火だけで十分よ。」
と二つ返事で断られたけど(笑)、三婆婆でもきっと面白かったなぁ。
お話し好きの母。
幾度となく聞いている母の昔話(実子のクニヒサは全く聞いていない・笑)がこの頃なんだか愛おしく。
今の景色に、母の思い出話の景色を乗せて・・その名残りを追うのが最近の私のお散歩で。
ただ方向音痴な私、しょっちゅう辻を間違えては道に迷って・・・(笑)。
「あーた、それじゃまるで徘徊じゃない!(笑)」母。
通りだけにその通り!ババちゃん以上に来年あるかわからない私なので(笑)、盆踊りに花火大会に引き続き
今まで避けてきたコトにもトライしたいと思った隅田の花火でした。

# by senshoku-iwasaki | 2018-07-31 22:25 | 岩崎のある日
ウソのようなホントの話。
昨日のこと。
蔵前の自宅フロアのリフォーム設計施工をして頂いた、つみき設計施工社の河野さんから
建築雑誌の取材と撮影を依頼されていまして。。。

「家事は団体戦だ!」の私(エツコ)の掛け声とともに、一家4人でそれぞれ大慌ての大掃除(笑)。
いつもキチンとしていれば何も慌てるコトは無いのだけれど。それが出来ないのがイワサキ家。。。
約束の時間のころまでに・・・
どーにかホコリを払って、いつもは鞄や服で埋もれていた床も出てきまして(笑)。

時間通りにいらして下さったカメラマンさんは女性の方で。
まずは1Fの工房でクニヒサが「岩崎です。染織をしております。。」と言ったところ・・・。
「!!!染織のイワサキさんですか???私、イトノサキさんで帯を制作していただいたんです!」
「えぇっ~!?(頂いたお名刺を見て)ひょっとして、春にお納めさせて頂いたMさまで・・?」
「そうです!まさか今日の『蔵前の現場』が岩崎さんのお宅だとは夢にも思いませんでした」

あわわ。。。
私たちも本当にビックリ。
だって。iwasakiの織物は、私たち夫婦二人っきりで織っているものだから何といっても生産数僅か。
そんな極々少数派のiwasakiユーザーさんに、こんなきっかけで出会えるなんて!

今回は『リノベーションジャーナル』という専門書らしいのですが。取材も、そしてMさまによる
撮影も本当に丁寧にしていただきまして・・・。
なんといっても狭いので、すぐに撮影も終わるのかと思ったのは素人考えで(笑)。
狭く限られた空間のなかで、一家4人がチョットだけ気を使いあいながら暮らす『合宿所のような家』
は、私の家族の理想でもありまして。つみき設計施工社さんは、見事それを叶えてくださいました。

田舎からいきなり東京の高校・中学生になってしまった息子も娘もそれぞれに。
実は戸惑いも悩みもあって。でもそれは、自分で解決するしか方法は無いこともそれぞれに分かって
いて。だけど自分だけの殻に閉じこもれる個室は無いものだから(笑)、話し合うコトなんて無いけ
れど・・なんとなく家族でそのモヤモヤも共有できるのも小さな我が家の魅力だと思っています。
親として特に何かアドバイス出来るわけでも、また子のほうもそれを望んでもいないのだけど。
昨日はちょうど息子の16歳の誕生日。
婆婆ちゃんが買ってきてくれたケーキで、婆婆ちゃんも一緒に食卓を囲んで。
少し元気のなかった息子に、笑顔が戻って。合宿所のオバチャンも一安心。。。
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2月、南部町の工房で織り上げたMさまの山形斜文の八寸帯地。
息子よ、今はつらくても必ず夜は明けるから。
人生は、人との出会いだから。いい人と必ずや出会えるから。
だから毎日は、その日のために最善を尽くす価値だらけです。。。って、直接は言えない(笑)。



# by senshoku-iwasaki | 2018-07-28 22:34 | 岩崎のある日
こんな山形斜文八寸帯地も織っています。。。
タテ糸とヨコ糸の色が違うと、写真がとてもムズカシイ・・・です(笑)。
よくわからないかもしれませんが、以前制作した『煉瓦づくりの街』シリーズのような
ニュアンスのある一品となりそうです。
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この山形斜文や杉綾の織物は、iwasaki結成の頃より・・・かなり作ってきているハズなんですが。
まー思い通りにいきませんで・・・(涙)。
それは私たちが不器用というのもあるのだけれど、それだけじゃなくて。
ほんの少し糸が細かったり太かったり、ほんの一色濃かったり薄かったりしただけで
ガラリと表情が変わるのです。
タテヨコのコントラストが強くても、菱が見えにくいこともあればその逆もあって。
たぶんきっと。
経験の中からアタマの中で描いた風情と、実際織ってみて違うコトこそ
もどかしくも面白いポイントでして。iwasakiが今まで織りを放棄出来ない理由のひとつかと。

これは秋に向けて・・・今までに作っていないカラーリングで作ってみましたが。
並行して取り掛かっている・・ご注文の山形斜文は、着地点が近いけれどどうも違う気がして。
ご注文の場合は出来るだけ。ピタッとブレずに着地しなければ・・・なので。
しばらく二人して悶々と・・・が続きそうです(笑)。

毎回ピタッと、自分の思ったところに着地出来たらもっとキモチイイのだろうけど。
そうじゃないコトも多々あって。
そうじゃなかったモノが、そうじゃなかったが故に気に入って頂けるコトも多々あって。
自分の良しは、良しとは限らない・・・を痛感しっぱなしの30年(笑)。









# by senshoku-iwasaki | 2018-07-24 23:10 | 着尺・帯
『御柱太織り』を織っています。
結成25年の昨年、ずっと作りたかった超太織りの『御柱』シリーズが生まれまして。
節が味わい深くて、その分織りにくくて(笑)。
糸は太いのだけれど、その分コストがかかりまして(笑)。
このような三つ崩しは一越ずつ杼(シャトル)を持ち替えるので、その分織り進まなくて(笑)。
厄介で高価で時間がかかるくせして、出来あがるモノは物凄く素朴でそっけなくて。
そのギャップこそがかなり面白くて。
正解なんて何一つ無いから・・・。まるで人生のようだと。
織物を志してホントにヨカッタ。
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濃いグレーと淡いグレーの組み合わせは、まるで江戸小紋のようなシックな三つ崩し。
前回のグリーン×グレーのときとはまったく違う趣です。
このシリーズ、第一弾の前作から色違いでイロイロ・・・ご注文を頂いておりまして。
これで・・・。色違いで何反か作って並べてみたかった夢が叶います!
何種か作って数を揃えたくても、ナカナカ作れないのが織物のもどかしさ。
でもお客様からのご注文となれば、俄然やる気が出ます!(笑)。

素材費のかかるこういう織物は、若い時には作ることが出来ませんでした。。。
50歳を目前に、願っていたことをまたひとつカタチに出来て。ほんとうに幸せです。






# by senshoku-iwasaki | 2018-07-18 23:30 | 着尺・帯
この夏は、ご注文の着尺、羽尺、帯地・・を缶詰で製造(!?)中。
南部町の築140年の木造家屋では、昭和製モーター付きの『ゼンマイ』を稼働させると「ブオォォ~ン」と
大丈夫かしら!?と心配になる音がしましたが。
築49年だけど鉄筋コンクリート造のこのビルでは、ものすごく静音。

奥の機では私(エツコ)が昨年からご注文頂いている『御柱太織り』に取り掛かりながら。
クニヒサのほうは、次に掛かる黒っぽい杉綾織りの羽尺の準備。
こちらは男性の方で、「黒っぽい無地なんだけど織り文様が出る」リクエスト。
綾織りはヨコが出る組成なのでタテ糸は濃いグレーで、ヨコ糸に黒を考えておりまして。
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今日はお向かいの神社から今年初のミンミンゼミの声を聞きながら。
早くも夏バテ気味のクニヒサの整経は、ややゆっくり。
実は夏バテは私も。
南部町にいた頃は、夜はエアコン無しで寝ていたのに・・朝から夜中までずっとエアコンが切れずに。
表に出れば猛暑。カラダもアタマもこの温度変化についてこれずに・・・。

高1の息子、部活中に右ひざの捻挫でこちらも動けずに自宅軟禁(笑)。
「せっかくの連休なのにぃ・・まずこのビルの3階の自宅から階段が降りられない(涙)の真実を、
たぶん部活の先輩も仲間も。みんなウソだと思ってるんだろうなぁ・・・。」息子。
息子の部活停止のお蔭で、5時半に起きなくても良い私も。少しゆっくりと。

不甲斐ないイワサキ家の面々(笑)。
それぞれ自分の不甲斐ないカラダを労わりながら・・・ゆるゆると、だけど歩みは止めずに進行中。








# by senshoku-iwasaki | 2018-07-14 22:47 | 工程
きもの睦月さんでの「手仕事四人展」、お陰様で終了いたしました。
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『手仕事四人展 染・刺繍・織・組』会期中・・・雨の中をお出で頂きましたお客様、
誠にありがとうございました。感謝申し上げます。

名古屋は実に久しぶりでして。
睦月さんでの展示は初めてでしたが、名古屋といえば。
JR名古屋タカシマヤが出来たころお世話になったことがありました。
現在高1の息子がまだ生まれてなかったから・・・
16年は経つのかと思うと、月日の早さに驚きながらそれでも少しずつ。。。
iwasakiの向かいたい方向に織り進んでいるのだと思います。
あの頃は帯、着尺を中心に制作するような40代になっているとは思っていなかったかも。
つくりたいモノを、作ることができるのはユーザーさんあってこそ。
そんなiwasakiと、ユーザーさんを出会わせてくださるお店やギャラリーさんあってこそ。
iwasakiと、iwasaki織物を育ててくださる全ての皆さまに感謝しながら・・・。
また一越一越ですが、前に進みたいと思います。

大好きな西日本の大雨災害の信じられないニュースに、心押しつぶされそうになりながら。
どうかこれ以上被害が拡大しないことを、強く強く祈りながら。
七夕の夜に奇跡を望むばかりの無力な自分にがっかりしながら。
今この瞬間も、困難に直面されている方々にどうしても。生きていて欲しいです。














# by senshoku-iwasaki | 2018-07-07 22:38 | 展示会・お知らせ
手仕事四人展「染・刺繍・織・組」
明日2日(月)より6日(金)まで・・・。
名古屋のきもの睦月さんでの『手仕事四人展 染・刺繍・織・組』にiwasakiも出展いたします。

「日本の夏じたく」のリーダー、アトリエ紀波さんを中心に、着物まわりのグループ展です。

iwasakiは、無地ライクの着尺や、定番の『銀河絹の山形斜文八寸帯地』などを出品いたします。
九寸帯地は、写真の吉野格子も。『板チョコに銀紙』のシリーズの色違い。
タイトルは、う~ん『ショコラティエの新作』!クニヒサがショコラティエではありません(笑)。
最近のチョコレート専門店では、スクエアでスタイリッシュでカラフルなチョコレートが。
ちょっとビターで、スパイシー。大人な板チョコ・・じゃなくて九寸帯地は、クニヒサの織りたて
ホヤホヤです!

2日(月)3日(火)は久保紀波さんが。
3日(火)4日(水)はクニヒサも睦月さんに在廊いたします。

お出かけ頂けましたら幸いです。



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手仕事四人展「染・刺繍・織・組」

7月2日(月)〜6日(金)

11:00〜19:00(最終日5時まで)

久保紀波/ アトリエkinami ・・・染色・扇子・日傘・夏の帯と着尺
飯島桃子 日本刺繍・・数奇屋袋・半襟
染織iwasaki・・・帯・着尺
峯史仁/工房野の人 高野野草染め組紐・・帯締め メガネ紐

名古屋市東区泉1丁目14-23 ホワイトメイツ3F


# by senshoku-iwasaki | 2018-07-01 22:32 | 展示会・お知らせ
先日の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会で、嬉しすぎる再会。後編。
クニヒサは3日間、私(エツコ)は間の1日。ちょうど中日は雨降りで。。。

東京を出るときには曇天でしたが、天竜川を過ぎたあたりで新幹線の窓にも雨粒流れて・・。
昨年こうげいさんで一目惚れして、履きやすさとともにとても気にいっている葡萄蔓表の下駄
からクロックスのサボに思わず履き替えたくらい(笑)の降りようで。

そんな中にも拘らずお運びくださいまして、本当に嬉しかったです!
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「今日は洋服で来ちゃいました」とiwasakiでは珍しく綿がメインで絹を散らしたショール
『港町parade』を纏って。昨年差し入れてくださった、はち切れんばかりに美味しいあんこ
が詰まった浜北の豊月堂さんの出来立ての柏餅を持って・・・。Tさま。
Tさまは何でもアリなiwasakiの織物を、こうげいさんでご紹介して頂いた5年前から色々
お使いくださっている・・・マニアックな(!?)お客様のおひとり。
クニヒサは元々・・木綿が好きで。(私はどちらかというと断然絹派ですが・笑)
ただ、木綿はどうしても使ううちに痩せるので(手紡なら尚のこと・・)ビンボー症の
iwasakiとしては着尺で作る勇気は無くて(笑)、でも肌に直接触れて永く使えるショールに
と思って生まれたシリーズがparade。マットな木綿に、キラキラと絹の部分が光ります。
やっぱり。よくお似合いだなぁ・・・。嬉しくて、うっとり眺めてしまいました。
「これは今日お家に持って帰って!」とずしんと重い柏餅は、美味しく家族みんなで頂き
ました。Tさまありがとうございました!!
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店長の佐浦さんは、この日は花倉織のお着物に緯吉野の『チョコミント格子』を。
花倉織の組織と、緯吉野の組織が地紋のようにリンクして見えます。。。
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チョコミントといえば、スタッフの金子さんは最初の展覧会のときに生紬『サヤサヤルルル』
を選んでくださって。帯は青木間道をモチーフにした八寸でして。どちらもチョコミントな
お色で涼し気で。カッコよくてぇ~。憧れの着こなしとお人柄なのです。
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雨の中『メンデストライプ』半巾帯を締めて、お母さまといらしてくださったOさま。
昨年の展覧会で、絞り絣の八寸帯地『HANA』をお選びくださって。
「今日はあの帯にしようか、この半巾にしようか考えていたんですョ。」お母さま。
あぁ。嬉しいなぁ、有難いなぁ。Oさまには昨年制作した『御柱太織り』をご注文いただいており
まして。お母さまが勧めてくださったそうで・・。これから掛かるのですが、Oさまとお母さま
お二人のお顔を浮かべながら・・楽しく進めてまいります!
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そしてその翌日。Oさま再び今度はお友達と。この日は八寸帯地『色硝子』を。
Oさまもいろんなiwasakiを、お使いくださる若いユーザーさんのおひとり。どうか長く永く・・
Oさまに寄り添う織物たちでいて欲しいなぁ。。。
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お若いユーザーさんといえばTさまも。Oさまの『メンデストライプ』の年代違いの半巾を、
素敵に締めて。Tさまはかなりのマニアックな「節系」の糸づかいの織物好き。
平織りでもヘヴィー級の『御柱』太織りを、更にヘヴィーに綾織りでご注文をくださっている
お方。この日も節糸の味が縞のように経っている、柿渋染めのお着物がお似合いでした。
「これくらいの雨でしたら、結構お着物で来て下さるお客様も多いですょ」と店長さんがおっしゃ
っていたのもわかりました。お着物も雨も楽しめる、日常の上級者さんが多いのです。
あらためてTさまの綾織りの『御柱』を想像しながら・・これから制作にかかるのが楽しみです。

今回はそうはいっても雨で、お洋服でいらしてくださった方も多くてお写真は一部なのですが。
素敵なユーザーさんたちに素敵にお使いいただいて。
本当に。嬉しくて、感謝しかありません。
いつもいつも思うことなのですが、織物を続けてこれてヨカッタ~。
これからも素材力を信じて、味のある織物を作りたいと思います。

ありがとうございました。



# by senshoku-iwasaki | 2018-06-29 22:41 | 着尺・帯