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ファンタジーがある。
1969年生まれのイワサキ夫婦。
20年ちかく一緒にいるせいか、もともとだったような・・・好きだと思うツボがだいたい同じ。
工房では、1950年代~70年代の北欧デザインの椅子を使っている。
特に北欧好きではないけれど。(なんて言いながらYrjo Kukkapuroのremmi sofaは最高!)

音楽をずっとかけて仕事をしてるけど、語れるような音楽好きな訳でもない。
たまに、ムショーに60~70年代ソウルなんか聴きたくなったり・・・。
Sly & The Family StoneのCDを引っ張り出してきてかけると「イイネ!」と盛り上り・・・、

「エツコさん、これはやっぱりファンタジーでしょう!」
「そうかぁ!ファンタジーがあるんだ!この時代って。」
「なんか息子(小1)くらいのときくらいから、近未来って宇宙みたいなイメージじゃなかった?」
「そうそう!ドラエもんみたいなんだけど、電気自動車に車輪なんかついてなかったよね~!飛んでたもん。」
「そういうときに、Earth, Wind & Fireの「Fantasy」なんかが兄の部屋から聞こえてきたんだよなぁ・・。
まさにイメージにピッタリで。なんか、早く大人になりたかったんだよなぁ・・・私。」
「イメージに近いのが携帯電話なんだろうけど、オレは持ってないし・・・。持っても使いこなせない(笑)」

イワサキで作っているものは、全くそんな近未来のイメージとは違うみたいだけど(むしろ逆!?)
こんな古臭い自家織物のなかにこそ、ファンタジーを感じるものにしたいなとつくづく思っています。
by senshoku-iwasaki | 2009-06-29 22:21 | 岩崎のある日
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