![]() iwasakiをお召しくださったHさま。 BagもekkaのおにぎりBagで! お着物は、太織りシリーズの単衣です。 ここ3年ほど、日常的に紬を着て暮らしているのですが、 そうなるとダンゼン単衣がオススメ。自分で洗ってお手入れ をして、そのうちトロンと絹ならではの風合いが増します。 だから 私は、いつでも単衣で半巾帯が定番でして・・・。 同世代のHさま、 そんな私のデニム感覚の紬に共感してくださって、 2年前の夏じたく展でご注文くださって、この日に初おろしに。 太織りは、絹糸量があるので光沢が美しいです。 やっぱり とてもお似合いで・・ウレシイです。 Hさまは 今度は青木間道をモチーフにした8寸で帯を ご検討中と・・・いろいろご希望を伺いました。 こんなふうに ゆっくりゆっくりと永くお付き合いいただけたら 私たちはとても嬉しいのです。なんせiwasaki、 ファストファッションとは真逆の 思い切りスローファッション。 どうかどうか・・・おばあちゃんになるまでたっぷりと このお着物を楽しんでいただけたら・・と切に願うのです・・・。 ![]() もうお一方、やはり同世代のKさま。 4年ほど前にグレー地に小さな格子の紬をお選びいただきました。 お仕事がお忙しくて なかなか出来たお着物をお見せできなかったからと、 この日はとても暑かったにもかかわらず、袷のこのお着物をわざわざ お召しくださって来てくださいました。ありがとうございます!! 同じような色のグレーの絹織りの着物ですが、HさまのとKさまのとでは 全く規格が違います。そのあたり・・今回の夏じたく展でも何人かの方には お気づきいただいたようで・・・ちょっと嬉しかったです。 同じ無地でも表情が変わる、同じ格子でも印象が違う、手触りが違う。 まるでヒトの個性のように、ちょっとずつ違う織物を・・・。 Kさま、このところ茶道を始められたそうで。 クニヒサが この春織った、吉野間道の九寸『ビターチョコ』を お求めくださいました。間道とお茶とは古くからつながりがあります。 コスチュームとしてだけでなく、時間をかけて 侘びも寂びもにじみ出てくるような、そんな帯になっていってくれたらなぁ・・ と思っているのですが。 Kさまもこの格子の紬、袷で存分楽しんだら 単衣にしたいとおっしゃって くださって・・HさまもKさまも(そして私も・・!?)着物もヒトも共にこれからうんと 年を重ねて さらに美しく変化していけたら!!イイですね~。
by senshoku-iwasaki
| 2010-05-25 22:48
| 着尺・帯
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