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お盆の間 工房に泊まり込んで・・・
お盆の間 工房に泊まり込んで・・・_f0177373_21221882.jpg
私はアサガオ(というか・・パントンカラーの)太織りを織り進めて。
クニヒサは新作のコート地をセットアップして・・・
ちょろっと!?息子の宿題を見て・・・と予定していたものの。・・・ほら。

なーんということでしょう!!あると思い込んでいた糸の在庫が無くて、
取扱店はお盆でお休み。こうなったら急きょ、次作の着尺の絹糸の精練や
染色に切り替えて・・・。
私のほうは、子供らがいると以外に多い家事の合間を縫って織っていたら、
柄を間違えて1時間で織ったところを、5時間かけてほどくような
ヒジョーに虚しい時間をくりかえしておりまして。(泣)

今度の太織り、たてにもよこにもグラデーションしておりまして、
おまけに宮坂製糸所のとっておきの玉糸をたてているから、ほどくのが困難。一越一越数えながら、ずっと自分自身に疑いを持ちながら織る、という おしゃべりな私が無口になるシロモノ。
暑くてやかましいお盆にこんなコト、するんじゃなかった・・・。と、かなり落ち込み・・後悔していたら

なんともスゴイぶどうが届きまして!!神奈川のNさんから。お盆も大人はお仕事、お子さんは宿題をがんばって!・・・と。なんでもお近くでお知り合いがつくられているものだそうなのですが・・・。
粒がとっても大きいのです。『藤稔(フジミノリ)』と『紅伊豆』という、変わった品種で、しかも完熟と書いてあるので、我が家のチビッコ大興奮っ!この写真を撮ってる傍から手が出てくるほど・・・。
そのチビドロボー二人も「・・・!!!うまっ!コッチのも!・・・!!!すごっ!」・・・もちろんエンドレス。
それじゃぁ大人も・・・。「・・・これはっ!!・・・うわっ!」と全く同じリアクションで・・・結局、チビッコと同じくらいテンションが揚がりました。
明日からまたガンバリマス。Nさーん。ありがとうございました。
by senshoku-iwasaki | 2010-08-16 22:25 | 岩崎のある日
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