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織物の面白さは、やっぱり組成の面白さのような気がします。
今月は 娘(保育園)のおイモ掘りやら、息子(小学校)のイベントやらで・・・。
私(エツコ)は半日つぶれるコトにガッカリしながら・・・・。
ポケーっと!?車を運転しながら出た、結論。

着物や帯に限らずだと思うのだけど。
ただ色だけでコーディネイトすると、たぶんキット・・・飽きてきてしまわれるコトが多いのでは!?
紅葉した木の葉が美しいのは、いろんな色がいろんなふうに入り込んでいるからで、
たった1色で構成されているワケではない・・・ということだろうと。

植物で染めた糸を、1本ずつたくさんの色調でたてると、大抵 地味になります。
赤やピンクが入っていても、黄色や茶、グレーなんかにのみこまれちゃう感じで。
私自身は、そういう多色使いの『地味』も大好き。
逆に 初めから『地味な』色ばかりで構成した、『地味』も大好き。
たまには目の覚めるような『パッ!とした』明るい色もイイかも。

いろんな人がいるから、人が面白いように。
いろんな糸の特徴を活かして、調和がとれてるような、とれていないような・・!?
そんな、ビミョーな織物も作ってみたいと思うのです。

最初はあんまり好きじゃなかった人が、いつの間にか大好きな人に変わっていた・・・みたいな出来事が、
織物にあったら、なんてステキなことかしら!?

一目惚れがずっと続いたら、それはそれでステキなコトですが、
iwasakiの織物が、後からしみじみ・・・コレ、ヨカッタじゃ~ん!みたいなコトになってくれたら最高だなぁ。
なくても全然困らない、贅沢品だからこそなんだけど(笑)。
by senshoku-iwasaki | 2010-11-09 21:38 | 骨子・背景
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